第12話:マキナ死す<今更ながらミルキーサブウェイレビュー>
チハルとマキナ、そして悪たれ連合による暴走列車での一騒動、その実は暴走AIオータムによる社会不適合者抹殺プログラムだったのだ。加えて来栖家の令嬢だったマキナ拒絶により、まとめて始末されることになり、召喚した警備ロボにより包囲されることに。この危機的状況に今度こそマキナたちは一致団結することになる。と、チハルのナレーションから物語は始まるのだが。
まずは一旦最後尾の制御キーを最前列のコントロールパネルに取り付けてから脱出をはかる。つまりは当初の計画そのものでもあったが、これも紆余曲折を経てのことでもあったが。
お気に入りのBGMとともにそれぞれの役割を担い計画は実行される。カートとマックス、そしてアカネは侵入したロボットを退け、チハルとマキナ、それにカナタはキーを片手に最前列へ駆けていく。途中の排除くんの力も借り、敵を一気に片付けて、ようやく最前列へとキーを取り付けたかと思いきや、倒れざまのロボが放った凶弾がマキナを貫く。
一巻の終わりかと思いきや、マキナの人格データが列車に取り込んで、列車そのものがマキナになってしまった。
何故か巨大サイボーグと化したマキナ列車は、後列の列車ごと暴走ロボとオータムを撃破する。ここに当事者から見れば迷惑千万の排除計画を退けることができたのだ。
しかし物語は冒頭の、マキナの残骸とともにリョーコに取り調べられるチハルのシーンに戻る。面倒臭がりつつも一通りリョーコに説明し、対するリョーコも他の面々、ことに帰還したマキナ列車ロボにも了解を取り付ける。それにしてもこのまま逃亡してもよかったのだが、やはり追われ続けるのもなんなので、警察署に戻ったほうがよかったと判断したのか。
いずれにしても未だ拘束中の面々だが、この腐れ縁は続いていき、対してマキナはいつまでも列車ロボではやはりいられないので新しいボディをいつか工面することになり、面倒臭いと思いつつもチハルも引き受けることになる。
といったところで『ミルキーサブウェイ』はひとまず完結と相成りました。3分弱の本編に重厚なストーリーが盛り込まれ、誰もがそのストーリーに共感したものです。そんなミルキーもコミック連載及び新作カットを含めた劇場版も制作される運びとなり、その人気もいまだ衰えを知らぬものでしょう。この調子でいずれ続編エピソードも創ってほしいと思うけれど、これも原作の亀山監督次第ということで、期待しないで待つことにしましょう。
それでは最後までご拝読ありがとうございます。


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