さてみなさん、今回の侍魂剛は、いよいよ本作のオリジナルヒロインたるメリアの後編パートをお送りいたします。凶事の中心たるペルシャ、そしてバビロニアに向かう中、いよいよ今作の世界観の一端を垣間見えることともなります。果たしてどういったことになるかこうご期待といったところで、それでは、ごゆっくり。
ちなみにベースストーリーはこちら
なお前編パートはこちら
といったところです。それでは、あらためてごゆっくり。
前編シナリオ補完
・対覇王丸
メリア「あなたがジパングで有数のお侍様ですね、私もしがない踊り子に過ぎませんが、あなたのお眼鏡にかなうでしょうか」
覇王丸「踊り子と言ってもあまたの侍顔負けの強さっていうからな、そんな強い奴と闘いたい俺の性分に付き合ってもらおうかな」
「強さだけでなく侍の心意気をも学んだ気も致します、覇王丸さまにはいつか最高の舞いをご披露いたします」
・対閑丸
メリア「その傘を用いた舞いを、そして闘技を用いるのですね、私の舞いがいかに通じるか試させていただきます」
閑丸「お姉さんの舞いの邪魔をするつもりはないけど、今は闘いに身を置かねばならないのは僕の性分ですね」
「闘いのみに身を置かねばならぬのはやはり寂しいものです、しかしそれより解き放てれば私の舞いも楽しんでいただけましょうか」
・対慶寅
メリア「さぞ名のあるお侍様でしょうが、私の舞いとあなたの剣の舞い、仕合わせれば華ともいえましょうが」
慶寅「あんたが“ぺるしあ”の踊り子さんか、この慶寅相手で踊りを披露してくれるならこれ以上の勝負はないさ、さあ存分に舞ってくれよ」
「勝負の厳しさの中にも華を持てればこれに勝る業もありませんね、私もその境地に至れれば本当の踊り手にもなれましょうか」
・対夜叉丸
メリア「あなたが黒き禽の剣士さまですね、その冥き刃を振るいながらも義しさのために闘わんとしているのですね」
夜叉丸「俺はただこの国の闇を斬らんとしているだけだ、お前がこれに関わらんとするならわが刃を通さねばならない」
「あなたの闇が世を糺さんとするならいずれは光にも赴かねばなりません、及ばずながら私もその一助となり得ましたか」
第七回戦(対シンバット)
・仕合前
メリア「ここで同じ郷の方と対することになることとなりますが、でもどこかで会った気がするのですが」
シンバット「俺もあんたが他人のような気がしないな、ましてその舞いは見覚えもあるかもしれないけどな」
メリア「どちらにしてもこの仕合を乗り越えなければ先にも行けない気がするのです、ここは行ってみますよ」
シンバット「どっちにしてもここは一勝負行こうか、勝っても負けても文句はなしだ、せめて悔いのない闘いにしような」
・仕合後
メリア「ここまで気持ちよく仕合えたなんて、でもこの宝玉は、まさか私の腕輪にも同じようなものが」
シンバット「何だって、これはやはり父さんの、まさか君は幼いころに生き別れた、俺の妹か」
メリア「ああ、やはりあなたが私の兄さんですね、もしやこの先に向かうつもりだったんですね」
シンバット「あ、ああ、そこに父さんたちの仇がいるんだ、でもこうなったらメリアに任せるしかないな」
メリア「こうなったら兄さんの想いも込めて行ってみます、必ず帰ってくるのでその後で一緒に暮らしましょう」
シンバット「ああ、くれぐれも気を付けてくれよ」
第八回戦
・仕合前
領主の城内にて子供たちが働かされている。
「オラァ、働け働け、手を抜いたら今夜のメシは抜きだぞ!」
メリア「ああ、この子たちは各地からかどわかされた子供たちですね、ここで働かされているなんて」
すかさずただなかに入っていくメリア。
メリア「ここまでです、今すぐに子供たちを放してください」
「な、なんだ貴様は、いずれこれを見たからには生かしては帰さんぞ」
そこに巨漢の大男が現れる。
「待てい、こやつはお前たちがかなう相手ではない、むう、よもやお前は・・・・・」
「ああ、ハッサム様」
メリア「あなたがこの人たちの頭目の人、ですね。でもどこかで見たような」
ハッサム「うむ、俺様がここを預かるハッサムだ。しかしお前さんがここに赴いて来るとはな、しかしいずれにしてもだ」
メリア「ここであなたと仕合い、子供たちを解き放ち、その後で」
ハッサム「ここでお前さんと仕合い、どれだけの力かを見極めるのも悪くはないな」
・仕合後
メリア「何とか勝つことができましたが、どこか手心が加えられた気もしました。ですが。これは」
ハッサム「強くなったな嬢ちゃん、俺はお前の父の友として、かつての争乱を生き抜くも、父を死なせてしまった。その償いとして機を見んとしたところだが」
メリア「ああ、兄さんだけでなくあなたまでも。この上はこの先の領主さまとお話をお付けさせていただきます」
ハッサム「うむ、気を付けて、な・・・・・」
第九回戦
玉座の間に踏み入ったメリア。そこには領主と日の本の商人がいた。
領主「な、なんだ貴様は、むう、ぬしはあ奴の娘子か」
商人「おやおや、ここまで参るとは流石ですね」
領主「やはりハッサムめ、ヘマをしおって、わしを討ち取らんとするか小癪な娘よ」
メリア「お父様の仇はともかく、人々を苦しめたことはやはり見逃せません」
商人「貴女の事情はともあれ、ここでお邪魔をさせるわけにもいきません、まずは貴女の実力を見込んでこの方々と闘っていただきます」
部屋の脇の柱から、商人が雇った用心棒が現れる(以下2組の中から選択で登場)
三九六「あんたが噂の踊り子さんか、侍顔負けというがこの俺様には通用しねえ、ひっ捕まえてせいぜい高く売り飛ばしてやるぜえ」
ドラコ「お噂の踊り子か、たしかに撃ち取るにはもったいない気もするがこれも因果だ、悪いがここで死んでもらおう」
(ペルシャへの移動時にシャンティと対戦後、以後の仕合後メッセージを飛ばして特別戦その2に移行可能)
・仕合後
メリア「まさか用心棒の方とも仕合わなければいけなかっただなんて、でもここで見逃すわけにもいきませんね」
特別戦その2(対リスキー=ブーツ)
・仕合前
勝ち残ったメリアのもとに青白い女が舞い降りる。
女「おおっと、派手にやってくれるじゃないか」
メリア「今度はあなたがお相手をするのですね、あなたも用心棒の方なのですか」
女「ハッ、冗談じゃないね、このリスキー=ブーツ様が、あんなチンケな下風に立つわけないだろう。このペルシャの地にたいそうなお宝があるって聞きつけてわざわざ参上したってわけさ」
メリア「リスキー、といえば先のシャンティさんが申したのはあなたなのですね」
リスキー「そこまで知ってりゃ話が早い、いずれにせよここで邪魔されちゃ元も子もないね、ここは片付けさせてもらうさ。
右手に銘刀“クイーン・オブ・パイレーツ”
左手に銘銃“クイーン・オブ・セブンシーズ”
これさえありゃ怖いものなしだ、さあ始めようか」
・仕合後
メリア「やはり名だたる剣士と劣らない手強さでした、あ、でも先に急がなければいけません」
第十回戦
・仕合前
地下の神殿にたどり着いたメリア。しかし倒れ伏した領主とそれを足元に立つ商人がいた。
メリア「ここまでたどり着けましたが、これは一体どういうことですか」
領主「き、貴様、裏切るのか・・・・・」
商人「ふふ、貴方には随分と働いていただきました。しかし貴方のお役目はここまでです」
メリア「なんてひどいことを、でもあなたにもよからぬ気が感じられますが」
商人「ふふ、これも面白き事ですね。しかし貴方がお相手とは光栄なることでしょうが」
商人が顔に手を当て、別の男の姿に代わる。
男「いずれにせよこの俺が直々に相手をせねばならぬ。我が名は由比正雪、貴様と刃を交えるは望外の悦び、さあくたばれや娘子よ!」
最終戦
・仕合前
メリア「これほどの術を弄するなんて、何とか対することができたのですが」
正雪「くくく、もうすぐ来る、この神殿の主にしてかの“ばびろにあ”の神の王が」
メリア「神の王、ですか、でも一体どういうことなのですか」
正雪「いかにお主とて神が相手ではどうかな。せいぜい闘い抜くがいいて」
と、正雪は去っていく。
メリア「ああ、逃げてしまいました、でもこの先に何があるのですか」
空間が歪み、そこに一人の人物が現れる。それは禍々しさよりも神々しさを感じられる姿だった。
メリア「このような強大な人が現れたなんて、よもやどこかの魔物の方なのですか」
男「我を魔物と同様に呼ぶ非礼は目を瞑ろう。我は王の中の王“ギルガメッシュ”今この地より再び世界を席巻すべく顕現したるもの」
メリア「どこかで聞いたようないにしえの神々が、はたして私が闘い抜けるものでしょうか」
ギルガメッシュ「うむ、汝がごときもののふと仕合えるとは、このギルガメッシュ、歓びに打ち震えているわ」
・仕合後
ギルガメッシュ「これほどとはな人の子よ、だがこれで勝ったとは思わぬことだ」
ギルガメッシュ、剣を床に突き刺し、地響きを起こす。
メリア「ああ、地面が崩れて、まさかここも崩れていくのですか」
ギルガメッシュ「我、再び眠りにつかん。縁があったらまた会おうぞ」
メリア「やはり崩れていきます、ここは立ち去らないと」
メリアが去っていくとともに神殿も崩壊していく。
エンディング
かどわかされた子供たちを乗せ日の本へ戻る船を見送り、メリアとシンバット、そしてアンジェリカとハッサムが港に立っていた。
メリア「これで終わりましたね、兄さん」
シンバット「うん、結局ジパングの策略やバビロニアの神やらが絡んでしまって、まだ実感が分からないよ」
ハッサム「こうして嬢ちゃん坊ちゃんたちとともにすることになろうとはな。あと子分たちは心を入れ替えてそれぞれまっとうな仕事に就くことになることになったが」
メリア「ところでアンジェリカ様はこれからどうするおつもりですか、できれば私たちと」
アンジェリカ「いや、そもそも私は旅に生きるのが性に合っている。だが困ったことがあればいつでも声をかけてほしい。その時も力になろう、今更ながら私も人のために、できれば人を傷つけずにいきたいが」
メリア「はい、どうかお気を付けて」
シンバット「さて、これからどうしようかな」
メリア「はい、寺院の人々にもまたご挨拶をしてから、兄さんがお世話になった街で働きたいです。これからもやることがいっぱいありますから」
シンバット「そうだな、これからが俺たちの本当の闘いだ」
シンバットの言葉にメリアもうなずき、いつしか水平線に沈む夕日を見守っていた。
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