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エピソード17:仲間を求めて(その16)<namco×CAPCOM・SNK>

さてみなさん、今回のナムカプケイの仲間集めもいよいよ佳境、源平の幽鬼武者景清と病弱の剣士右京が織りなす剣劇をお送りいたします。それでは、ごゆっくり。

 

・荒涼とした大地に一人立っている右京。

右京「・・・・・」

そこに異形の武者が近付いてくる。

武者「・・・ぬしは、何者か・・・・・」

右京「(咳払いの後)・・・拙者は、橘右京。そういう御貴殿は、ここが彼岸でないのはたしかなれど・・・・・」

武者「我は、平景清、ここはぬしらがいう“幻想界”なり」

右京「・・・幻想界、この幽かなる気の流れ、わずかな癒しと、ならんか・・・・・」

景清「故ありて我、天空寺院まで赴かねばならぬ。ぬしも義あるものとみて、御同伴願いたし」

右京「・・・承知・・・・・」

 

・そこにガイコツ武者の大群が現れる。

右京「・・・これは・・・・・?」

景清「おそらく我の復活によりついてきた者ども也。ただちに鎮静せしめん」

 

・敵一旦殲滅後

景清「南無・・・・・」

右京「散りてのち、野さらす者の、哀しさよ・・・・・」

景清「我、源氏への恨みにより甦り、彼奴等を一旦鎮静せし後、幽世に還りたり。されど今、ひたすら己が信心のみが我を動かしたり」

右京「拙者はただ、一輪の花を」

と、ガイコツが倒れた跡の一輪の花を手にする。

景清「これぞ我が信心の証也・・・むう、ぬしらは・・・・・!」

・そこにレオが現れ、さらに任意でチームを選択できる。

レオ「うむ、そなたが景清どのか、してそちらの御仁は」

覇王丸「おう、右京じゃねえか」

右京「・・・久しぶりだ・・・・・」

覇王丸「大方迷い込んだフシだが、よけりゃお前もついてきな、と言いてえところだが・・・・・」

・突然、ディアボロス一群と謎の剣客が現れる。

覇王丸「フッ、“であぼろす”一行のお出ましか、しかし、こいつは」

右京「やはり、君か・・・・・」

剣客「ふふふ、みんな集まってくれてるね、さあ、始めようよ」

覇王丸「まだまだ迷ってるようだな、こうなりゃついでにお前の気が済むまでやってやるさ、破沙羅」

破沙羅「受け入れるなら散りはしなぁい!」

 

・次に武者二人に僧兵が現れる。

景清「やはりぬしらもか、義経、義仲、そして弁慶」

義経「ほほほ、我らも黄泉返ったぞえ、これなる異形とともにぬしを討ち取らん」

義仲「うぬへの恨みのみでは我らは黄泉返ること能わず、これはやはり」

義経「やはりあの二人かえ、あれらの元に戻る前にあ奴へ挨拶はせねばのう」

弁慶「おお、腕が鳴りますのう」

景清「こちらも、恨みのみでは、ぬしらは討てぬ、ただ信心あらば・・・・・」

 

・この戦闘では景清と右京の確保及び義経や破沙羅たちの撃破が最優先のクリア条件で、敵部隊の全滅は任意に行う。条件が完了すればこれまた任意で撤退が可能だが、この場合は数フェイズ後までに殲滅をしなければならず、天空寺院にて襲来する場合は必須で殲滅しなければならない。

 

・破沙羅撃破後

破沙羅「素晴らしい悪夢だぁ!」

覇王丸「しかしまだまだ成仏はできねえかな」

右京「やはり、彼女の魂なくば、か」

 

・弁慶撃破後

弁慶「これで勝ったと思うなよぉ!」

 

・義仲撃破後

義仲「やはり巴のもとに戻るまでは、この勝負一旦預けん」

 

・義経撃破後

義経「我もまた戻らねばのう、静にも会わねばならぬ」

 

・上記キャラをすべて撃破後、撤退が可能となる。

 

・撤退イベント

景清「ぬう、手強きなりや」

覇王丸「少し体勢を立て直そうぜ、ひとまずは足止めできたからな」

右京「少し、休むとしよう・・・・・」

 

・殲滅イベント

右京「倒した、か・・・・・」

覇王丸「ま、こんなところだろう」

景清「悪、これを極まば、我、信心をもってこれを送らん」

レオ「これはそのまま魔界に戻るのみだが、やはり景清どのの信心は本物かな」

 

MAPクリア

 

・インターミッション

タムタム「オ前モ俺トりっく同ジ、ア~オアオアオ~!」

リック(声なき叫びで雄たけびをあげる)

景清「・・・お、おお・・・・・!」

たろすけ「なんか楽しそうだね景清兄ちゃん」

チャムチャム「うん、戦いの後の宴はいつもこうだからね」

 

覇王丸「しかしお前まで来るとはな、詮無きことだが胸の方は大丈夫なのか」

右京「・・・・・」

覇王丸「・・・“散りてなお、華が残らば、悔いはなし”ってか。まあ、そいつがお前らしいがな」

右京「・・・ふっ」

ソフィー「しかし戦場でみなさんが討った敵のもとに咲いた華、いくらか摘み取りましたが」

タキ「かなりの美しさだが何かが足りぬ、ということか」

右京「・・・・・」

アイヴィー「私ごとき闇キに身を置く者にはちょうど良いが、そなたにとっては清楚さが足りぬ、ということかな」

右京「・・・いや・・・・・」

右京、懐から件の華を取り出す。

右京「“咲く華の、心を詠みて、愛求めん”」

覇王丸「愛か、俺たちもののふにとっちゃあ無用と思ったが、今更感じ入るとはな」

突然、右京がせき込み喀血する。

ソフィー「大丈夫ですか、右京さん」

タキ「労咳か、それもかなりの」

アイヴィー「ひとまずこの華を霊薬となせばよろしかろう。いかほどの効き目かは分からぬが」

右京「・・・かたじけない・・・・・」

 

TO BE CONTINUED

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