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KOFヒドゥンストーリー・ギース=ハワード編97

さてみなさん、今回のKOFヒドゥンストーリーは、少々飛躍した形となりますが、ギースのシナリオをお送りいたします。まあ96にてボスチームとして活躍したことの延長ということで組んだつもりです。
そういうことですので、それでは、ごゆっくり。

オープニング

先の大会にてオロチの力に興味を示したギース。
ビリーに山崎の動向を調べさせる一方、自らも再び大会に潜入し、裏面の動向を確かめててみるのだが。

対暴走庵戦

庵暴走デモの後にプレイヤーの目の前に現れる庵
ギース「何者だ」
庵「・・・・・」
ギース「なるほど、これが血の暴走とやらか」
庵「ぐうおおおゥゥ!!

対覚醒レオナ戦

レオナ覚醒デモの後にプレイヤーの目の前に現れるレオナ。
ギース「何者だ」
レオナ「・・・・・」
ギース「なるほど、これが血の暴走とやらか」
レオナ「ウゥゥゥゥ・・・・・」

対オロチチーム戦

ギース(対暴走庵戦後)「血の暴走とやらもこの程度か、つまらぬな」
(対覚醒レオナ戦後)「この程度とは、ハイデルンもさぞや失望しような」
「血の暴走か」
ギース「そこにいるのは誰だ」
シェルミー「面白い出しものだったわ」
ギース「貴様らは」
社「オロチと言えば分かるか」
ギース「オロチか、何を企んでおる」
社「企み、ほとんど済ませちまったぜ、お前らがな」
ギース「どういうことだ」
社「オロチの覚醒はゲーニッツが成功させた。その覚醒を完全にするのに必要なのは多くの精神力だ」
ギース「精神力、だと」
社「多くの精神力が一時に集まる『場』これを探すのが俺たちの役目だ」
シェルミー「並々ならない精神力を持った格闘家がぶつかり合う『場』わかるでしょう」
ギース「このキング・オブ・ファイターズを利用した、か」
社「お前たちが必死に闘う。その間にオロチは復活に十分なエネルギーをお前たちから頂戴するって寸法だ。ちなみにあんたはすでの俺たちと同じ血をひく者たちと闘ったからな」
ギース「まさか、山崎か・・・・・」
シェルミー「ふふ、ご名答。彼のおかげで結構力をためられたわけよ」
ギース「いずれにせよ、この程度でわたしを利用したつもりか、こざかしい」
社「いや、俺たちもこれほどうまくいくとは思わなかった。しかしまだツメが足りない。俺たちと闘ってもらうぞ」
ギース「よかろう、3人まとめて地獄に送り返してやろう」
社「ま、勝ったところでお前たちに待っているのはその地獄だろうがな」

対オロチ戦

・仕合前
社「俺たちを打ち負かすとはな、だが所詮は逆効果だ」
ギース「フッ、負け惜しみか」
シェルミー「もうすぐだわ」
ギース「今度はどんな手を使うのだ」
クリス「時は来た・・・・・」
ギース「ほう、何かがとりついたというのか」
クリス「・・・オ・ロ・チ・・・・・」
社「これでオロチ一族の願いは完遂される」
ギース「のぼせあがるな、ついでに屠ってくれよう」
オロチ「お前たちではわたしは倒せない。お前たちが何をしようとしているかは手の取るように分かる。裏世界といえど所詮は人の営み、真の闇には敵わない・・・・・」
ギース「心を読むのか、こざかしい」
オロチ「お前たちの心ばかりではない。わたしにはすべての人間が何を考えているかが分かる・・・・・。救い難いものだ、ここにいにしえの儀式を完遂させる」
ギース「いずれにしても同じことだ、今すぐ引導を渡してくれよう」

・仕合後
オロチ「わからぬものだ・・・1800年前もそうだった、何をあがく、お前たちには確実に滅びの日が来るというのに・・・なぜだ」
ギース「ごたくはいい、潔く消えるがいい」
オロチ「やはり、死をも怖れぬか・・・・・」
突然、辺りが闇に包まれる。
ギース「今度は何のまねだ」
オロチ「無の世界・・・・・」
ギース「何だと・・・・・」
オロチ「そう驚くこともなかろう、わたしが再び眠りにつくだけだ、しかし、どうなのだろうな。これから何千年か先の世界でお前たち人間に再び相まみえることがあるだろうか、楽しみだ・・・・・」
ギース「やはり逃げるか、それもよかろうて」
気がつけば、荒野のただなかに立っていた。
ギース「ひとまずは、終わったようだな」

エンディング
サウスタウン、ギースタワーでビリーの報告を聞くビリー。
ギース「よもや山崎までもがオロチの者であったとはな、しかしオロチ、あれで終わるということもあるまい」
ビリー「調査のためにマリーを利用したのはよかったのですが、その後奴の姿を見失いました、申し訳ありません」
ギース「まあいい、次の機会というものもある、焦ることもなかろう・・・・・」
突然、オフィスの扉を破り、山崎が現れる。
ビリー「貴様・・・・・!!
ギース「こんなところにまで現れるとはな、何の用だ・・・・・?」
山崎「直々に参上したぜ、ギャラをもらいによ!!!
山崎、ギースに向かって襲いかかるも、軽く弾き飛ばされる。
ギース「この程度か、しかし封じられたというわけではないようだな」
山崎「チッ、くだらねえ・・・・・」

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