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ドラえもん大百科~ドラえもん版東スポ・改訂<本当は怖いドラえもん>

さて、今回は視点を変えてドラえもんの関連作品をお送りするということで、まずはコロコロコミック創世期より連載されたという『ドラえもん大百科』についてお送りしましょう。
そもドラえもん大百科というのは、藤子F先生のアシスタントだった片倉陽二先生で、確かF先生の翌年に鬼籍に入られたとか。
はじめに総評を述べるに、タイトル通りに、コロコロコミックという主力子供向けコミック誌中のタブロイド誌的マンガといった位置付け、と評するはちょっと酷かもしれない。
まあはじめのうちは多少のパロディを織り交ぜながらも、ドラえもんの世界観やらキャラクターの魅力やらを分かりやすく解説をする内容だった。しかしドラミちゃんの特集を組んでいくうち次第に内容もおかしくなったとか、とあえて述べるならば。
まあそれでも、原作にてドラミちゃんのタイムマシンの『チューリップ号』が採用されたのは知る人ぞ知るということで。
そういえばタイムマシンの操作についてある程度の許可がいるというくだりには、はじめて見たらそうかなと思ったけれど・・・・・。
後にその間違いを指摘されてのドラえもん(と片倉先生)のうろたえようも、見ようによってはなかなか楽しいものだった。
あと、映画の解説もいくらかはしたけれど、まあこれもパロディ混じりといった具合で。

まあ一応古本屋にての知識はこれくらいで、よくも悪くもドラえもんの応援マンガとしては一応の評価が持てるだろう。

あと最後、このくだりを述べることとする。これこそがドラえもんが抱える『問題』の一つとして、のび太くんと一緒に暮らしているドラえもんですが、実はちゃんと職業を持っていたのですね。それは「特定意志薄弱児童監視指導」という肩書きです。まあ早い話が子守りである。でもまあ、結局F先生もその気になって友だちから子守り役へと流れたことを想えばやはり引きずっちゃったなあともうなづけることだけれども。

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