JOJO

月刊ジョジョ17年度4月号

・決戦の行方:エニグマの少年

豊大からもたらされた康一を襲う敵の情報から、まず倒した噴上から交渉の末居所を割り出す。まあ噴上も多少はナルシストで寂しがり屋で怖がり屋の彼、結局はこれといって悪人だったというわけではなかった、不良ではあるが。

ともかく居所を探った先にはカバンと謎の男がいた。仗助が追うがそこには気を失った母親が入れ替わっていた。それはすべてを観察するスタンド、エニグマの仕業だった。前もって母親のもとを訪れ、彼女と、康一のクセを見抜いて取り込んだのだ。そして今、仗助のサインを観察し取り込まんとするも、エニグマの少年、宮本自身が自分の能力を語りすぎたこともあり、闘いを拒みながらも結局仗助を助けることとなった噴上、奇妙な利害が絡んでいるとはいえ、やはり潜在的に宮本への嫌悪がものをいった。様々な罠の末シュレッダーで迫られ紙にさせられたところに機転を利かせた噴上によって仗助たちは助け出され、シュレッダーごと宮本を倒して本にしてしまった。

そもそも人の怖れさせクセを観察するといったイタズラ絡みの趣味から高じて、悪意にまで堕ちていった。結局は彼も根っからの悪人で、母親を盾に仗助を狙ったことで彼の逆鱗に触れてしまったのだ。

結局彼もアンジェロと同じ運命をたどったということで。

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月刊ジョジョ17年度3月号

・猫草

吉良を追って仗助たちの追跡行が続き、物語も錯綜する中、とりあえずかかわっていくキャラを一人ずつ述べたいと思う。

まずは猫草。川尻浩作として潜伏中の吉良に父吉廣がよってスタンド使いとなった猫を川尻しのぶが誤って死なせてしまい埋葬した後で植物と一体化したものである。

ネコと植物の本能が一体化し、気まぐれかつマイペースに暮らしていたが、とあるトラブルによって吉良と接触、そのまま彼に保護される形となり、後に彼の恐るべき力となり仗助たちに立ち向かうというのだが。

結局これも第3部のイギーとおんなじような立ち位置といったところか。

 

・鋼田一豊大

ある日使われなくなった鉄塔に佇んでいる一人の男、鋼田一豊大。興味を持って近付いていたら彼が住んでいる鉄塔に取り込まれてしまう。実は彼も吉廣によってスタンド能力を引き出されるも、かえってスタンドと化した鉄塔に彼自身も取り込まれてしまい、解放されるために仗助を倒さなければならなくなった。その点では彼も吉廣の犠牲者ともいえる。とりあえず仗助と戦うも返り討ちにあう。とはいえもともと悪人ではなく多少の変人だったので、その後は人畜無害な生活を送りつつ、多少は仗助の手助けをするのだった。

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月刊ジョジョ17年度2月号

・吉良を追って:ハイウェイスター

支倉の件で当てが外れた吉良吉廣、彼が差し向けた次なる刺客、トンネルを通り過ぎたバスにてそのトンネル内に奇妙な扉や窓が映っていた。居合わせた露伴がその異変を知るも先の事件もあり同乗した仗助に告げんとするもらちが明かない。仕方なく一人で調べるも謎の足跡に襲撃される。一方の仗助も一応気になり件のトンネルを調べんとすると、出てきたのは露伴のバイクだけと、ひとまずの異変に気が付く。

スタンドの名はハイウェイスター。部屋に入った者の“養分”を吸い取るスタンドというが。

駆け付けた仗助も部屋に取り込まれた露伴に気付き、敵も露伴に助けろと言い渡す。しかし露伴も自らの意地と強い意志でそれを拒絶する。

「だが断る」と。これは編者も好きなセリフだ。

逃げるようにと呼び掛ける露伴だが、仗助もそこは彼を助けんと乗り込んでいく、やはり腐れ縁ゆえの仕儀ということか。ひとまず仗助を逃がし取り込まれる露伴。スタンドから逃げつつ本体を探さんとする仗助。

まあスタンドはともかく無灯火のトンネルそのものが問題になっているのは間違いないのだが。

さておき逃走の末に活路を見出さんとするもスタンドはたるところに張り巡らされこれもらちが明かない。偶然携帯を持っている人がいてその人には気の毒だが失敬して康一に連絡を取る。さしあたりトンネルで事故に遭った男について割り出せた。現在重傷のその男が養分を必要としていること、同じくスタンドそのものは本能のみということで、ひとまずその男の手がかりを求める。

排水口にまで逃げ延びるも今度ガス欠で足が封じられる、と思いきや近くの車にスタンドを封じ、ついでに車からガソリンを失敬し今度こそ逃走に成功する。

病院では性格の悪そうな看護師のお姉さんを康一があしらって男の病室を調べている。そこに仗助が現れ件の病室を教えられる。

本体の名は噴上裕也。ひとかどの暴走族のヘッドで事故の際に吉廣にスタンドを目覚めさせられ、病室では族の女を侍らせ悠々自適な日々を送っていて今まで悪事を働いていた。とはいえ実害を被ったのは露伴と仗助自身、しかしその分の借りはキッチリ払わせてブチのめした。これで一つの脅威は去ったのだが。

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月刊ジョジョ17年度1月号

・吉良を追って:僕は宇宙人

吉良が己の衝動を抑えつつなり替わった川尻になりきろうと苦悩している間、吉良の父は更なる妨害の手を伸ばさんと一人の青年にスタンドの矢を打ち込むも、矢は青年をかすれてしまう。同じ頃仗助と億泰は謎のミステリーサークルを発見する。さらにその真ん中には件の青年が。訝って調べようとする仗助たち。近付いたところいきなり起き上がった青年は、自分が宇宙人だと語る。当然信じられず一笑に付す仗助たち。それを意に介さずついていくうちに様々な不思議なしぐさをする彼。ひょっとしなくてもスタンド使いかと怪しみだす仗助たち。

消防車のサイレンの音に苦しみだす彼、支倉をひとまず助け、お礼がしたいとする彼にとりあえずその変身能力~仗助はスタンドと思っている~でサイコロに変身させ、露伴をハメようとするが、結局露伴自身の意地と、玉美の介入でうまくいかず骨折り損、とはいえ実際損害はないが露伴自身はいい迷惑だった。

大局的に見て支倉が本当に宇宙人かどうかは結局明らかではないが、それはどうでもいいことかもしれない。いずれにせよ仗助の仲間となったことは間違いないか。しかし吉良の刺客はこの時にもその手を伸ばしていた。

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月刊ジョジョ16年度12月号

・吉良を追って>ジャンケン小僧

逃がした吉良の行方を探らんと、彼の生家にて手がかりを探すも、そこでは彼の体質と合わせての奇癖を知り得る。彼は自分の伸びた爪を集めていて、殺人衝動もそれに連動していたのだ。

さらに彼には亡き両親の溺愛、それが彼の性格的屈曲に関わったかは知らないがともかく父親の霊が何らかのきっかけでスタンド化し、写真に乗り移ってしまい、スタンド顕現の弓と矢を持ち去ってしまう。結局振り出しに戻ったかに見えたが。

その後吉良父は息子の味方、というより仗助の邪魔をさせるべく数人の人間に件の弓矢でスタンド使いと化した。

初めは一人の子供、人呼んでジャンケン小僧が露伴と対峙。彼は純粋にジャンケン勝負をせんとしたが、露伴もそれなり緊迫していて半ば真剣勝負で退ける。そして力を封じんとするも小僧は潔く死を選ぶ。これは子供ゆえの衝動ゆえだろうけれど、露伴も彼の心意気を認め多少の戒めを交えつつ彼を助けることにする。

かくして仗助たちの吉良追跡行は新たなる展開と相成ったのだが。

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月刊ジョジョ16年度11月号

・吉良吉影

さて今月は成り行き第4部の最後の敵となった吉良について述べたい。

彼はもともと平穏な生活を望み、できる限り目立たずに、少しばかりの活躍と心の充実を図る男だった。

しかしそれだけなら単なる小市民なのだが彼にはとんでもない裏の顔があった。彼には殺人癖があり、ことにきれいな手首を持った女性には手をかけずにはいられないといった具合で今まで犯罪を繰り返してきたのだ。

だがそれだけなら単なる小悪党、かつてのDIOやカーズに比べるのもやはりおこがましい。強いて挙げるなら自分の生活や行動を干渉されたり、ことに異を唱えるものを断固として拒絶するエゴの強さ。しかしそれも臆病と受け止めてもよいが。

そこでネタバレながらで恐縮だが、結局後半のストーリーは仗助たちと吉良の追跡行がメインとなった感もする。たしかにサスペンスとしてはできている方だったが。

実際仗助たちの仲間も幾人かは彼に倒され、一旦は追い詰めるもしぶとく生き延びたのだから。

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ジョジョ実写映画化、ですか

さてみなさん、あの『ジョジョの奇妙な冒険』が2018年に実写映画化する運びとなりました。手がけるのは第4部:ダイヤモンドは砕けない、とか。

編者的には、否多くのファンとしては第4部よりも第3部をドラマ化してほしかったのが正直なところ。とはいえ実際製作するとしてもアジアからエジプトのロケはおろかそれ風に撮影するのはやはり困難が伴うだろうから、ここは舞台が純日本といった第4部が無難なところでいったか。まあそれはさておき、

たしかに実写化といっているけれど、まずJOJOのウリといえばスタンドを駆使したアクション、昨今のCG技術をもってすれば派手なエフェクトもいくらかこなせられることだけれど問題は実際の俳優さんのドラマ。いかにあのJOJOならではの粋を見せてくれるか、目の濃いファンに認めてもらえるかが一般の視聴者としても気になるところ。これもひとまずは期待はしたいところだけれど。

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月刊ジョジョ:16年度10月号

・老ジョセフ=ジョースター

さてジョジョ第4部も核心に迫るかといったものの、今回は第2部の主人公にして第3部にても大活躍をしたジョセフについても述べなければならない。

たしかに前作では若者顔負けの行動力で承太郎たちを助けたが。今作では衰えが目立ちはじめ、今や普通のご老人ともいえる。

そういえば第2部にてジョセフの母親リサリサは50近くの年齢ながら波紋の力で若さを保っていた。その影響が第3部のジョセフにも影響した。対して今作の老いようは妻のスージーに対する思いからであったといった説が有力だが、そのスージーもリサリサの元付き人、加えて波紋の影響もあるので多少の若作りも可能かと思うけれど。

ともかく仗助の“父親”としてご登場と相成ったわけだけど、透明な赤ちゃんをなんとか引き取って、あといくらかのアドバイスを与えただけでそんなに活躍の場は与えられなかったかなといった想いもしないでもないのだが。

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月刊ジョジョ16年度9月号

・岸辺露伴・後編

仗助たちの訪問以来、半ば腐れ縁で疎ましく思いながらも杜王町の諸事件を解決していくうち、とある小道に通りかかる。それは振り向いたものを異界に引きずり込む、おそるべき通りであった。

そこで出会った一人の少女、彼女との出逢いが露伴の記憶を呼び起こし、それが町を巻き込むささやかだが重大な事件へとつながるのだった。

思えばその通りも、とある怨念の集合体が、通りを媒体としてスタンド化し、道行く者を巻き込んでいく、とある目的のために。

彼女はその妄りに近づかぬようそこの守り人を引き受けたのだろう。

ひとまずその通りを脱し、とあるお寺でとある殺人事件の被害者が自分の知人であること、それはすなわち小道で出会った彼女であることと知る露伴は、何か因縁めいた感慨を受ける。それは後の事件で思い知ることにもなるのだが。

さておきそんな彼のキャラクター性も相まって後にスピンオフ作品として『岸辺露伴は動かない』という短編漫画が時折掲載されジョジョ本編に負けず劣らずの人気を博したことは述べるまでもない。

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月刊ジョジョ16年度8月号

ある日杜王町に最近人気を博していたマンガの作者が住んでいるということで、仗助たちはその家に遊びに行こうと乗り込んだ、その漫画家の名は岸辺露伴。彼は大変な人間嫌いで知れた人物でもある。

そう言えば漫画といえば第3部にボインゴがいたけれど。かくいう編者も子供の頃彼のイメージで臨んだ経験がある。一時その露伴がボインゴの成長した姿だと勘ぐったりもしたけれど。

さておき彼もまたスタンド使いで、人体をまるで本のようにめくって心を読み、そこに今度の行動と心情を書き込んで操るといったこれまたはた迷惑な能力の使い手であった。

露伴はひとまず追い返そうとまず康一を能力をもって調べ上げるが、その能力を訝った仗助が乗り込んだところ、よせばいいのにその独特の髪型に興味をもってひとまず調べようとしたところ、やはり仗助の逆鱗に触れてしまう。

そこで分かった事実として、かつて承太郎がDIOと戦った頃、もちろん仗助は知らないことだったが、ホリーと同じくスタンドの悪影響を受けて病に倒れる。そこに現れたとある男が病院に連れて行ったことで以来彼の髪型をまねるようになる。

もちろんその男については描かれなかったようで、もしかするとあの時意識が薄かった仗助がぼんやりとした記憶からあの髪型に行き付いたかもしれない。

いずれにしても髪型と彼の誇り、そして恩人へのある意味侮辱に対して露伴をブチのめし、成り行き上マンガの休載に追い込み、その意味で仗助たちへの恨みを買ったのだ。

しかし彼の物語はここまででは終わらなかったことはいちいち語るまでもない。

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