ガンダム

PHASE3:とりかえす命<機動戦士ガンダムSEED CRISIS>

さてみなさん、今年最初のホームページ更新は、機動戦士ガンダムSEED CRISISよりPHASE3:とりかえす命をお送りいたします。
先のささやかな英雄同士の対峙から、今や大西洋連邦の議員となったサイが提示したデータディスク。そこから大いなる人類の復興計画とサイ自身の贖罪から生じた一人の女性の復活劇をここにお送りする運びです。そこから編者自身が考察する、SEEDにおける“命のものがたり”にもつながることでしょう、と述べておいて、それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>アニメ・テレビ番組・映画>機動戦士ガンダムSEED CRISIS>PHASE1~7
となっております。

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第4話:見えない地雷<機動戦士ガンダム・水星の魔女レビュー>

グエルとの決闘を再び制するも、彼に求婚されることになるスレッタ。にべもなく断って去っていくスレッタ。結局振られることとなったグエルはどうなるのか、そしてスレッタ、ミオリネは。
融資先の各社から今回の事態を受け今後のことに釘を刺され、たいそう御立腹のヴィム。一方のスレッタもグエルの件を再び問われ困惑を禁じ得ない。そのグエル、ミオリネのもとを訪れ先の件での謝罪をする一方で先の件でスレッタには素直になれない。たしかに彼なりに気持ちの整理もままならないこともあろうが。
変わってMSの演習授業。教習用のMSにての実践訓練だというが。その演習に際しスレッタはメカニック等が用意できずに不合格となる。一方のチュチュ、先のふわふわの髪の少女、あれでよくヘルメットに収まったなと勘繰りつつそれなり準備してたかということで、ともかく彼女の演習だが、順調に進めていく中、突然視界が閉ざされその先の地雷に引っ掛かってしまう。その際に彼女をあざける他寮の生徒の姿を見かけるが、おそらく彼女らの工作の仕業と見抜くも今はどうすることもできないが。
結局スレッタと一緒に追試と相成るも、スレッタの方はメカニックやオペレーターについて訪ねんとするもこれもままならない。そこにニカたちが近付きスレッタも彼女を訪ねんとするも彼女もチュチュの件で手が回らなかった。その代わりに地球寮に案内されるスレッタ。ヤギやらニワトリやらが飼っている獣舎が併設された、学園から半ば隔離された施設の中寮の生徒たちを紹介されるが、先の件でご機嫌斜めのチュチュに追い返されるのだった。
一方で度重なる失態で父の不興を買い続けるグエル。スレッタの方も追い返され途方に暮れる中エランが訪れる。半ば彼に誘われんとするがそれをミオリネが阻む。父親の縁の御三家の息がかかってるだけあって油断ならない相手である。そこで自身がメカニックに名乗りを上げる。校舎の中に居を構えるが生活そのものは雑だったミオリネの自室。さておき学業に関しては非凡な才能を発揮していたが。ともかく彼女のサポートで次回の実習にあたるのだが。
そのころ地球では昨今の宇宙からの搾取のために住民たちが苦しい日々を過ごしていた。抗議の声も強硬な実力で制圧される様を地球寮の生徒たちも苦々しく見守っていた。同じくチュチュは故郷の知人たちとの連絡を取っていたが。そしてスレッタ、ミオリネから学校に来た目的を問い、水星に学校を造ると応える。ひとまずの目的がそれだが、本当の目的というのはやはり彼女の知るところではないのか。
明けて実習の時間、昨日と同じく絡んでくるチュチュに向かっていくミオリネ。何とかスレッタが取り繕わんとするが。そういえば先の生徒がMSに何か小細工をしていたようだが。
ともかくも再試験が開始されミオリネのサポートでスレッタが試験にあたるが、やはり途中視界が閉ざされていく。教官の指示で中断もできずそのまま試験を続行せざるを得なくなったが結局時間切れで不合格となる。
続いてリトライを刊行しミオリネの指示で歩を進めんとするも視界がおぼつかないままに不合格を重ねていく。
たまらずチュチュが抗議する中、ついにスレッタも心が挫けただ泣きじゃくるのみとなった。ミオリネの叱咤もままならずに。
スレッタの失敗を嘲笑う女生徒についにチュチュも怒りを爆発させ一人を殴り倒す。もう一人との乱闘にもつれ込み、スレッタの制止もきかずに結局二人目も殴り倒すに至る。
今回の結果がスレッタ、チュチュともに後日再試験と相成り、煩わしさを禁じ得ないチュチュに対し、ニカは痛快さを感じスレッタを地球寮に招かんとする。ここにきてチュチュもスレッタを受け入れんとし、スレッタも新たな居場所を得るに至る。

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第3話:グエルのプライド<機動戦士ガンダム・水星の魔女レビュー>

なんとか隔離室から抜け出せたスレッタだが、ここにきて決闘を躊躇するきらいがあるもひとまずハッパをかけるミオリネ。まあ結婚についてはいろいろ問題はあるが、前にも言ったようにあくまでも形式のことだろうから。
一方のグエル、使用するMSの性能に関していろいろ文句もありそうだが、父親の言いつけならばそうも言ってはいられない。彼自身の実力を越えるところがプライドにも抵触しているのは確かなのだが。
着替え中のスレッタは母プロスペラと通信での会話を行い、ガンダムと魔女について聞き出すが、そのプロスペラ、素顔はいたって普通だがこれもいかに。
さておき学園でのスレッタもニカにエアリアルについていろいろ聞き出されるが、これについては彼女自身もそう応えられるわけでもない。
そこにグエルが現れ前回の決闘の無効と次回の決闘の相手が自分だと告げる。スレッタは相変わらずだがグエルは闘志みなぎっている。先の𠮟責で気が立っているだけに。
一方で何やらの資料をヴィムに手渡すプロスペラ、サリウスもデリングを通じプロスペラの動向についてシャディクとともにさらに探りを入れんとする。さしあたりシャディク自身はミオリネを探らんとするが。
肝心のスレッタ、ミオリネとは相変わらずぎこちないが、そこに現れたエランに対しては連絡先の交換やらお友達になるやらとひとまずいい線言っていると思うが。そのエラン、決闘委員会のメンバーとしてスレッタを呼び出さんとするなど冷めた態度を取ってはいるが。
その決闘委員会、シャディクのひとまずの歓待と待ち構えたグエルに怯えつつも、まずは宣誓の儀が取り行われる。スレッタはミオリネへの謝罪、グエルはミオリネ本人をかけ、決闘の儀は結ばれるに至る。
直後取り巻きにからかわれ激昂しかけるもスレッタがひとまずなだめ、彼女なりに闘いの意義をグエルに語る。グエルも表面上煩わしく思いながらも感じ入るきらいがありそうだが。その上でジェターク家の誇りにかけこの決闘の勝利を己に誓うのだった。
かくして決闘は取り行われ、出撃にあたるスレッタにミオリネが自分のナンバーを登録するとともに、あらためて決闘の意義を告げる。一方のヴィムも当社のMS性能を確認する名目で決闘に立ち会う。その際弟にMSの工作をたしかめるが。
ぎこちない口上で相手のグエルを苛立たせつつも、両者闘いの火ぶたが切って落とされる。
まず着実な砲撃でグエルを狙い、かわしつつグエルも応戦する。しかし放ったランスやシールドなど、グエルの見知らぬ性能で攻勢をかける。これこそヴィムが仕組んだ性能でもあるのだが。続いてのグエルの攻勢をかわすスレッタだが、こちらも支援機にて阻まれる。結局他者(というか父と弟)の力で決闘を進められることに憤りを隠せないグエル。そんな時廃熱処理のスプリンクラーが降り注ぎ、肝心のビームを減衰させる。これもヴィムの思惑でもあるが。
そうこうと剣戟戦に持ち込まれるスレッタ。みるみる追い込まれる中、ミオリネが決闘中止を求めるも、これもルールの範囲と却下される。これもまた企業間の実力がモノを言うということか。そこでミオリネもスレッタのサポートということでスプリンクラーを止めることになるのだが。
そしてスレッタ、ミオリネの、陰ながらエランの期待に応えるべく何とか防戦に専念するが。やはり敵の性能で追い詰められてしまう。
しかしミオリネによって取り巻きの工作を突き止め“雨”を止めることができた。こうして反撃に転じビーム砲撃によってみるみる追い詰めるスレッタ。一方で追い詰められるグエルも父の発破にて自分の実力が信じられないことにさらに憤りを禁じ得ない。それでも最後の意地とばかりにエアリアルの斬撃を受け止め最後の攻勢にかかる。そんなグエルの意地とそれに根差した強さを感じ入りつつ自分の想いをグエルにぶつけるのだった。
こうして互いの意地と誇りをかけた最後の勝負はスレッタに軍配が上がり、先の退学の件は取り消しとなった。しかしこれでスレッタ、ひいてはエアリアルの疑念は晴れたわけではないのだが。
さしあたりこの決闘の勝利を喜ぶスレッタとミオリネ。一方敗れ去ったグエルは何とスレッタに結婚を申し込むのだった。

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第2話:呪いのモビルスーツ<機動戦士ガンダム・水星の魔女レビュー>

今回の決闘にてグエルを退け、ミオリネの婚約者に選ばれたスレッタ。しかしあくまでも形式上で、やはり本音はグエルはもとより父デリングからの解放、そして地球へと向かうためでもあった。
しかし決闘が終わるや否や、突然のジャミングとともにカテドラル管理局のMSに包囲され、そのままエアリアルとスレッタは拘束されてしまう。誰もがかのMSエアリアルを差して呼ぶ、GUND-ARM:ガンダムと。
エアリアルとスレッタに対する憶測が流れると合わせるかのごとく、スレッタ自身にも執拗な尋問が執り行われていた。この事態に上層、そして総裁のデリングが動き出す。

後日無効となった決闘を通じ、スレッタに対する批判や同情も流れ、ジャディクら決闘委員会もひとまず動向を見守ることにするのだが。
一方ミオリネが温室を修繕中に弟のラウダたちが顔を出し、取り巻きがスレッタの処遇について言い出してきた、その言葉に鬱陶しく思いつつこの場を離れる。
そんな中ニカたちアーシアンすなわち地球出身者は水星のシン・セー社について調べているうち、他の生徒に爪弾きにされていく。ニカとしても余計な争いは避けたいが仲間のチュチュは納得していないのだか。
戻ってミオリネもスレッタに面会を求めるもにべなく拒絶され、さらには父から学校の退学と新たな結婚相手を決める旨を知らされ激昂し飛び出していく。そこに通りすがりの婦人が引きこもるミオリネに顔を出し、以前果たせなかった地球への脱出の便宜を図らんとするのだが。
ひとまず輸送艇で脱出をはかるミオリネ、デリングもその対処を言い渡しつつ審問会の準備にかからんとする。
その一方でグエルは父ヴィムの叱責を受けていた。そのヴィムのもと、シン・セーのプロスペラ代表が訪れる。その仮面の彼女はたしかにどこか面影があるのだが。さておき彼女、先の審問会に関連ありでヴィムに交渉を持ち掛けるというのだが。
逗留されたスレッタに食事を差し入れたのはエランだった。よほどおなかがすいていたか、度重なる尋問がこたえたのか、涙ながらに食べ続ける。そんな彼女に興味があると告げるエランの真意やいかに。
その審問会にて、座長のデリングはプロスペラにかつての魔女なのかと問う。対するプロスペラもあくまで魔女の機体:ガンダムではないと主張するのだが。
先の決闘にてのデータからそれに近いデータを検出されるも、これも技術的に違うと主張していく彼女。
あくまで嫌疑をかける幹部たちに自らの義体をひけらかし水星の過酷な環境での必要な技術でもあると主張するも、デリングの判断でかのMSをガンダムと見なされる。たしかに彼ならずとも見え透いていた主張と思うのだが。
いずれにしてもエアリアルの処分が決まろうとしたとき現れたのは、娘のミオリネだった。地球行きの途上貸しを作る形で立ち寄らせたというのだが。
そのミオリネが父デリングが余りに身勝手にルールを変えると抗議するも、自らの力をひけらかし娘の意見を遮らんとする。この時点なら単なる権力志向者に見えるがこれもいかに。
そんな重圧にミオリネも父に決闘を挑まんとする。そこにヴィムとプロスペラがそれぞれの機体、すなわちエアリアルとの再戦を提案する。
ややあってスレッタのもとになんとミオリネが飛び込んできた。結局決闘は承諾されることになり、スレッタ、そしてエアリアルの進退をかけた闘いが始まろうとするのだ。
宇宙空間にて敵を屠り去る赤い機体それがエアリアル、スレッタの敵となり得るのか。

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第1話:魔女と花嫁<機動戦士ガンダム・水星の魔女レビュー>

先のPROLOGUEから数年後のこと、学園への編入にあたり、準備に余念がない一人の少女、彼女こそスレッタ=マーキュリー。辺境の地たる水星からやって来たのだ。
その彼女スレッタは先のPROLOGUEにてのエリシアが成長した姿だというが、それについてはさまざまな憶測がある、でもそれはさておき。
入港途中で衛星外郭にて漂流者にあわてて救助しようとするスレッタ。そのうろたえようはかつての幼子とはまるで似ても似つかないのだが。
ともかく船から発ち、その漂流者に近づくも、もう少しで脱出出来たと文句を言われる始末、何から脱出せんとするかはともかく、あまりいい出会いではない二人の少女だったが。
ともかくもアスティカシア高等専門学校に到着したスレッタは、頭頂部にハロを乗せたナビゲーターに案内され校舎に向かう。そこは人とMSが共存するまさにMS工学の最先端の学園であった。
女生徒ニカの案内を受けるスレッタもやはり対応がおぼつかず、ただただ言葉をつまらせるばかりであった。
他の女性ともからかわれつつもひとまず打ち解けられるも、さきに救助した彼女にも顔を会わせることにもなった。
そこに何やらの警報が鳴り響き、おそらく校外のフィールドにてMS2機の戦闘が繰り広げられる。学園内が承諾した決闘だというが。その一人グエルのMSが相手MSを圧倒し勝利を納め、その様を呆然と見守るスレッタも巻き込まれそうになるが。
そしてそのグエル、件の少女ミオリネを手に入れんと豪語する。当のミオリネも不愉快げに去っていく。これは何かあるというのか。
庭内の菜園に戻ったミオリネを訪れるスレッタ。先の決闘はミオリネ自身をかけてのものだったという。その決闘そのものもミオリネの父デリングが定めたものだという。
ベネリットグループの本拠地にて、総裁のデリングが系列社の処分を行いつつ娘にも監視を付ける報告を受ける。たしかに彼自身手に余る娘であるのだが。
戻ってミオリネが育てたトマトを受け取り、それを頬張るスレッタ。ミオリネの母が作った品種だという。
そこでスレッタも母親から水星の改良のためにと学園によこされたというが、はたして。
そこにあのグエルが現れ、ミオリネを自分たちの寮に無理矢理引き入れんとする。先にミオリネもそれが嫌で学園から脱出せんとしたのだったか。なおも拒絶され腕ずくでものにせんとするグエル。取り巻きはともかく、周りの人たちもなに食わぬ態度、おそらくデリングの監視役もそうだろうが。
そこでスレッタが意を決してしかし及び腰ながらもグエルを止めんとし、成り行き決闘を申し出るのだった。
こうして様々な人々の思惑をはらみつつスレッタとグエルの決闘は執り行われる。一方でベネリット内部でもデリング排除の陰謀が執り行われんとしていた。
戦術試験区域にて対峙する2機、しかしスレッタはそれを見守っていて、彼女のエアリアルに搭乗していたのはミオリネだった、先にスレッタの端末を操作してのことだったのだ。戦闘が開始されミオリネも武器で応戦するが、その威力に対処しきれなく、やがてはグエルに圧倒されてしまう。一方でグエルの父ヴィムもデリングへの陰謀も実行されんとするが。
ミオリネのエアリアルのもとに駆け付けたのはやはりスレッタ、自分の家族と言い切るスレッタもミオリネからコックピットを奪い返す形で搭乗する。ここに来て本気モードに移行したか。ともかく決闘は続行され、血気盛んなグエルに本気を出したエアリアルもビットを展開し応戦、シールドの防御から展開しての砲撃でグエルを圧倒、ついには頭部のアンテナを撃ち取った。
決闘に勝利したスレッタ、しかしそれはなんとミオリネの婚約者に選ばれることでもあるのだ。それにともないヴィムの陰謀もひとまず中止されることにもなるが、はたしてこの先どうなるというのだろうか。

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PROLOGUE<機動戦士ガンダム・水星の魔女レビュー>

さてみなさん、今回から始まる水星の魔女のレビュー、先の鉄血も問題作だったけれど、今作もかなりの問題作との触れ込みということで、まずはこれからのストーリーの根幹をなすPROLOGUEをストーリーを追って述べたく思います。それでは、ごゆっくり。

闇の中、何かの装置を機動せんとするパイロットらしき女性、幾度か軌道を試みるもすべてうまくいかない。やがて起動実験の終了を告げられ悔しがる女性パイロット。それをなだめる主任らしき初老の女性。続いて幼い女の子が迎え入れる。その子も件の機体が動かないのが気になるようなのだが。このエリィと呼ばれた女の子は今日が4歳の誕生日だという。
この世界において宇宙に進出した人類が身体機能の低下に対するための身体補助システムとしてGUND-FORMATなる技術が確立されるも、早い話サイバネティックス技術ということで倫理的な問題ありと物議をかもしており、やがてはそれが軍事技術に転用され、GUND-ARM、略してガンダムと名を冠する機動兵器・モビルスーツも確立された。しかしこれまた技術的に問題があって人的損失もバカにはならない。さらには地球、諸惑星間の軍事バランスの影響もありその存在もある意味危惧されていたのだ。
それをよそにエリィの両親水入らずで誕生日パーティを開こうとするのだが。
エルノラたちの危惧どおり、評議会サイドでは件のオックス社の排除を目論んでいた。
誕生日パーティーは程なく進められるかに見えるがエルノラの左手が異変を起こす、彼女の腕もGUNTの義手だったのだ。調整を済ませるも今度はナディムか本社の連絡を受けなかなか進められない。
その本社から、評議会の陰謀が伝えられる。それと同じく一隻の輸送船が入港せんとする。
ややあってエリィが件のMSのもとを訪れる、そこにはカルドが待ち構え、試しにルブリスとのコンタクトを試みされる、実際ルブリスに話しかけるエリィの一方で、評議会の会見の報せがもたらされる。それはGUND-ARM、すなわちガンダムタイプのMSの開発を凍結するとのものだった。同じ頃入港した輸送船から謎の一団が基地を襲撃し、同じく接近する戦艦からも数機のMSが発進する。戻ってデリングの演説が始まり、同じく基地の襲撃も進められる。
エリィとエルノラを気遣いつつ、ナディムもMSで迎撃にあたる。敵MSとよくよく渡り合うが、やはり体への負担はバカにならない。それでもその負担すらたのしんでいるきらいを感じるのだが。そこに先に僚友を撃たれたウェンディがMSで加勢し再び攻勢に移る。しかし敵も新型のMSを投入し、血気盛んなウェンディをまずは討ち取っていく。
一方で襲撃者はカルドにも銃口を向け、対するカルドもGUNDの未来への希望を唱えつつ抗わんとするが。
そして戦火はルブリスのエリィのもとにも広がりそこにエルノラが駆け付け、一緒に脱出せんと試みんも、実際に動かしたのはエリィであることにエルノラも驚愕する。
攻防ともに完璧な攻勢でルブリスはエリィの指示で敵MSを撃破していく。エリィは誕生日のろうそくと同じとはしゃいでいるが、その本当の意味を完全には理解していないだろう。いずれは理解していくのだろうが。
そこにケナンジもあらわれ、エリィたちを徐々に押していくも、そこにナディムが体を張って食い止めエルノラたちは戦域を離脱する。それを見届けたあとでナディムも力尽きるかのごとくMSの機体を爆散する。エリィに向けられたバースデーソングとともに。それは折しもエリィの誕生日の4本目のろうそくのごとくだった。
そしてデリングは宣言する。「すべてのガンダムを否定する」と。
そして数年後、大いなるガンダムとそれを操る魔女の物語が始まるのだった。

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機動絶記ガンダムSEQUEL、ですか

さてみなさん、今秋の水星の魔女の放映を楽しみにしている方もおられるでしょうが、同じくWEBコミックにてなんと『機動絶記ガンダムSEQUEL』なる作品が配信されているではありませんか。
主なあらすじとしては、かつての戦乱の時代で活躍したガンダムなる機体、ある程度平和な時代になって無用の長物となり多くが打ち捨てられた。
しかし時が流れ、一人の女性が暗躍し新たな戦乱の時代が引き起こされんとしていた、といったものだけれど。
しかし気になるのは舞台設定はガンダムと冠するだけあっていわゆる近未来的な雰囲気と和裏腹の、これまたいわゆる中世風の、ゲームでもおなじみのファンタジー世界風、主人公もまず炎の魔法を使うまさに魔女風の風体だけれど。ともかくガンダムと冠する作品なだけにこれは一種のオーバーテクノロジーであることは推察される。そんな彼女が失われたガンダムをめぐってどのような展開を繰り広げ、また時代を築くことだろうか。とまあもう一つの魔女の物語にもひとまずの期待をかけてもいいだろうけれど。

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PHASE2:古き英雄と新しい英雄<機動戦士ガンダムSEED CRISIS>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、機動戦士ガンダムSEED CRISISからPHASE2:古き英雄と新しい英雄をお送りいたします。
ひょんなことからザフトの調査隊と対峙してしまった主人公ディノスのもと、革新・運命両戦争の英雄にして父ディアッカの盟友たる男が彼の前に立ちはだかる運びとなりました。はたしてその運命やいかに、そしてこのSEED CRISISがいかに命のものがたりたりえるかをもお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>アニメ・テレビ番組・映画>機動戦士ガンダムSEED CRISIS>PHASE1~5
となっております。

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機動戦士ガンダム・水星の魔女、ですか(その3)

さてみなさん、今回はスケジュール調整を兼ねて今秋放映が予定される『機動戦士ガンダム・水星の魔女』の公開された情報をこの場を借りてレビューをしたいと思います。それでは、ごゆっくり。
今回の水星の魔女、世界観は宇宙世紀のガンダムとは別の、やはりいわゆるアナザーガンダム作品として描かれ、太陽系周辺に進出した人類が各地に勢力を張った世界。その中の一つに水星からやってきた主人公スレッタがそこで造られたガンダム・エアリアルを駆って活躍するというのは先に述べたところ。
今回はその主人公の設定をはじめ、彼女に関わる人物とエアリアル以外のMSが紹介された。それに伴う先述の世界設定と合わせて、彼女周りの人々と関わり時にはしのぎを削り、いずれは外の世界に冒険に出るか、あるいは世界観の抗争に巻き込まれつつも戦い抜くか。いずれにしても後にいかに彼女が魔女と呼ばれるのか、といった展開が期待されるとひとまずは踏んでいるが。これらについても来月に公開される動画を中心とした新たな情報を待ちたい。

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第14話:父と娘と(その1)<機動戦士ガンダム・クレイドルエンド>

さてみなさん、今回のクレイドルエンドは、中米での反乱組織にあたると同じく、隠された英雄とその娘の再会を手引きせんとする様をお送りする運びです。はたしてその親娘の再会はうまくいくか否かを皆さんもお見守り下さい。それでは、ごゆっくり。

ちなみに前回までのストーリーはひとまずここに(都合により一部割愛)。

イントロダクション
第1話:ホワイトベース最後の勇者(その1
第2話:生きるということ(その1
第3話:継ぐものたち(その1
第4話:月で待つもの(その1
第5話:ガンダム、行きます!(その1
第6話:忘れられた地で(その1
第7話:古き友来たる(その1
第8話:老兵は語らず
その1
その2
その3
第9話:リッド奮戦
その1
その2
その3
第10話:宿敵の刃
その1
その2
その3
第11話:望まれし子
その1
その2
その3
第12話:アルセス・リターンズ
その1
その2
その3
第13話:蠢くものたち
その1
その2
その3
それでは本編をば、あらためてごゆっくり。

連邦軍本部がジャブローからラサ、そしてシャイアンへと本部を移したのち、旧ジャブローの戦力の一部が近隣のマナウスで臨時の基地を築き中南米の不穏勢力にあたっていた。しかし先の事情がありマナウスの軍備が整わず、内外のマフィア勢力からなる反乱勢力と一進一退の攻防が繰り広げられるに至る。
そこでキッカの特務隊が派遣され、それらの対処にあたることとなるが。
マナウス近隣にTWを停泊させ、一路基地に向かうキッカとトーレス。クムのライエルもそれぞれの機体の調整のためにトーレスが同行していた。
「本当に申し訳ございません」
「いいえ、シャイアンの補給で装備も充実したけど、やはりその調整に大変だから」
「そういえばニュープラスはほとんどがアナハイムのオリジナルだから、その手の補給を待たなきゃいけないですね」
「うん、いつまでも今のままじゃ心もとないのも事実だからね。でもその分クムとライエルの機体をしっかり整備しなきゃ。もちろんリ・ガズイもね」
「さしあたり君たちの代理として俺ががんばらなきゃな。あそこはまだまだ治安が不安定だからね」
「はい、ご武運を」
「クム、戦闘に行くわけじゃないのよ、一応はね」
と、クムが用意したサンドウィッチを受け取り一路基地へと向かう。

未明の到着より早朝基地へと向かうためか、朝食がまだだったので、キッカは受け取ったサンドウィッチを頬張りながら、マナウスの近況をトーレスから聞くのだった。
「もともと多くのギャングがひしめいているこの地に基地を移したから、さらに混乱を招いたってわけね」
「先の騒乱でいくらかの組織が介入した後、いくらか解体されて現在は小康状態になったけどね」
「旧ジオンやティターンズよりも、彼らの存在が一番厄介ってわけね」
「戦力そのものは大したことはないけれど、戦術に関しては侮れないってノックスも言ってたから」
「そうね、それは気を付けなきゃ」
そうこうとキッカたちの地上車は基地へと到着していく。しかしそれを傍目で見守る人影がいた。

「やはり、戦力としてはジオンやティターンズより、土着のマフィアが中心としているのですね」
マナウス基地にて近況を伝えられるキッカ。とはいえこの地の状況は前から聞いていて、かつてジャブロー基地が建設される際も基地反対デモをはじめとするいざこざの陰に常にマフィアが絡んでいたし、一年戦争をはじめ戦乱の時期にはジオン、連邦問わず情報の売買にも一役買っていた。そして今に至り、先述の武装化したマフィアも旧ジオンやティターンズ残党の支援~というより利用~によって組織化されていたのだ。
「ええ、ここ数年の間先の“事変”にて活発化したのですが、ここにきて不協和音も現れています」
基地の司令官も慎重に言葉を選ぶがごとく、淡々と説明する。
「平たく言えば、組織間の集結か分散か、ですか」
「まあ、その両方ですな。ことに分散した勢力はその旧正規軍系の勢力でしておそらく次の一手のために、マフィアたちを捨て石にせんと企んでいると愚考しますが」
「おそらくは、そうでしょう」
こういうのは誰しもが考え付ける推測なので、司令官もあえて愚考と言ったのだろう。
「ともかくも時間稼ぎのために私たちが寄越されたのを機に、自分たちの戦力を整えんとするのでしょうが」
「その辺に関しては他の地区の基地にも連絡をいたします。大佐に関しても敵の動きに気を付けて任務にあたって下さい」
「了解しました」
キッカも敬礼で返し、任務を了承する。

時間も少し余っているので街の界隈にて情報を収集するべく、界隈を軽く散策していくキッカたちだったが、
「久しぶりだな、お嬢ちゃん」
物陰からいかにも人相がよくない中年男が現れる。それに対しトーレスが懐から銃を抜こうとするのだが。
「待って、この人はわずかに殺気があるけど、そう敵意があるわけじゃないわ」
キッカの言葉に男が手を組んで深く一礼する。男の腰の銀色の環~チャクラムという飛び道具~がかすかに音を立てた。トーレスも懐から手を放す。たしかにトーレスの方が緊張の度が強かった。
「かつてのホワイトベース隊のクルーたるあんたらだ。たしかにクスコの件では小僧どもと侮っていたが」
その男、ラジャはかつてマフィアの用心棒として雇われたが、アムロやハヤトに退けられ、あの時のラジャも環(チャクラム)を使うまでもないとおもい侮っていたが、彼らの力を見ていざ使わんと思うも、以前斃された兄のことを思いそのまま引き下がった経緯があった。ちなみに兄を倒したのが当時出奔中のシャアだと分かり、月日がたって様々ないきさつの後、自身も多少なりとも組織の長となった後で、キッカやセイラの近況も考慮し、自身の利害を超えて彼女たちに協力した方が得と、自らが赴いたわけであった。
「ともかくあんたたちに有益な情報を提供したい」
「それはいいが、その代償は」
トーレスの問いに、ラジャも軽くうなずき応える。
「あんたたちが対するだろう連中は俺たちの権益も脅かしていてな、それを除いてくれれば街もさらに潤って俺たちも安泰だってことさ。おっと、そろそろ本題に入るべきだな。そもそも“奴ら”はかつてジオン軍、最近まではティターンズやネオジオン残党などの援助で強大化して今まで俺たちも迷惑を被ったんだ」
「それは基地でも聞いてるんだが」
「まあ、あわてなさんな。最近になってその軍関係者がこぞって“奴ら”のもとを離れ、そこに降ってきたのがあんたたち特務隊ってことも了承済みだな。しかし肝心なのはここからだ。
近々この中米に凄腕の傭兵が訪れ“奴ら”の抗争に顔を突っ込まんとするって話だ。これを伝えたかった」
「その傭兵、というのは・・・・・」今度はキッカが問う。
「何せコードネームが“隠された英雄”だか、どこぞの姫に雇われたという噂も立って。今まで大小さまざまな小競り合いを収めたってわけだ」
「はい、今はそれだけで十分ですが」
「まああんたらにとって役に立つかは分からんが、ともかく戦乱が収まってこの街が安泰となれば、堅気の市民たちも安心して暮らせるし、俺たちもなるべく楽に裏を取り仕切れるってわけだ。つまりは持ちつ持たれつってわけだな」
言いたいことを言ってラジャも再び物陰に去っていく。それを見計らうかのごとく、トーレスが話しかける。
「凄腕の傭兵、隠された英雄、姫に雇われた男といえば」
「ええ、やはりあの人ね」
「それだけでひとまずは有益な情報ってわけだな。さて俺たちもここでの用も済んだことだし」
「そうね、ひとまず戻りましょう」
と、街の雑踏を後にし、一路TWへと帰還していく。

そして、マナウス郊外の村を潜伏先にした、ある男が借り受けた小屋で目を覚まし、森の某所に隠したMSのもとに戻っていく。
「さてと、あと一つ大きな仕事だ。これでミネバ様、そしてキッカ大佐の役には立てるだろう」
機体の計器のチェックを行いつつその男、コウ=ウラキは己の期待の胸を躍らせつつ独語するのだった。

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