ONE PIECE

月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度9月号

さてみなさん、今月のストロングワーズは、再び動く本編とともにエッグヘッドに侵攻する海軍並びに世界政府の思惑とひとまずお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

・智慧の言葉
「わっしは社畜だよ(黄猿:ボルサリーノ)」
第1089話:立てこもり事件
エッグヘッドへの侵攻に合わせ、旧知の戦桃丸との交渉にあたる黄猿、なんとか戦闘を回避せんと戦桃丸に降伏と投稿を持ち掛けるも当然の如く拒絶。逆に侵攻の真意を問われ、言葉をはぐらかしながらもすべては世界政府、暗に五老星の指示と返す黄猿だったが。

・悪意の言葉
「人間の命など“虫”だと思え、減ってもすぐに繁殖する・・・・・!!(ジェイガルシア・サターン聖)」
第1090話:黄猿
麦わらの一味が立てこもるエッグヘッド、そこで海軍を脅迫するルフィだが、それに対し陰ながら指揮を執る五老星サターンも目的のため犠牲を生むこともためらわぬ、それどころか人間を虫と称して斬り捨てんとする。その非情さに対応を求めるドーベルマン中将もまた戦慄を禁じ得ないでいたのだ。

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ワンピース反省会:マリージョア陰謀編並びに海賊島ハチノス編

未来島エッグヘッドにてルフィたち麦わらの一味の争乱の一方、聖地マリージョアにては世界会議後の混乱に合わせ革命軍が襲撃をし、先の四皇の侵攻と合わせて海賊島ハチノスに囚われたコビーを救うべく、SWORD並びにガープ中将が乗り込んでいくのだが。

今回の反省会は作者の尾田せんせいの体調不良等の影響で実質二月の進行ながら、内容的にはクライマックス的な内容な今回。ルフィたちの活躍の一方での争乱をお送りする運びと相成ったわけで、今回も章ごとの紹介にて進めてみましょう。

・マリージョアの陰謀:コブラ、そして革命軍
コブラをはじめとするネフェリタリ家、そもそも世界政府を開設した20組の王家の中で唯一天竜人に参加せず一王国の地位に甘んじているのだが。そんなコブラ、病身を押しての世界会議での参加に続き、政府の中枢、すなわち天竜人の頂点に立つ五老星と会見の場に立つ。
そんなコブラ、ネフェリタリ家の始祖たるリリィ王女のほかにイムなる王女がいたことを指し、それがあの空白に抵触したこともあって五老星の反感を買い襲撃されんとした。それを奇しくも潜入したサボが救出することとなるも、途中コブラは力尽きてしまい、ルルシアに逃げ延びたことに合わせて政府所蔵の超兵器にて島ごと吹き飛ばされるも、島の生き残りを伴っていち早く脱出し、革命軍本体に合流した。そしてそれらの事象がサボによるコブラ王暗殺の報にも連なることにもなるのだが。

・マリージョアの陰謀:ビビとワポルの災難
先のコブラ並びに五老星との会談を奇しくも盗み見する形となったワポル。全体から見れば単なる小悪党でもある彼にとってこの件はあまりにも大ごとだった。後に彼自身逃亡することとなり、加えてCP―0に囚われの身のビビまでも救い出すこととなり、現在モルガンズの預かりとなる。そのモルガンズも事件を大々的に誇張し、世界をかき回すことになるが、これもまた尾を引いてさらなる事件を引き起こすことは今更述べるまでもないのだが。

・マリージョアの陰謀:五老星、動く
コブラとの会見が決裂し、彼を粛正せんと襲撃する五老星。それはあたかも強大な異形の獣のごとくであったとか。
そして後に五老星の一人、ジェイガルシア・サターン聖がエッグヘッドに乗り込まんとする。それに合わせて大将黄猿:ボルサリーノが極秘裏に護衛をする形で。そもそも彼が後のエッグヘッド攻略の総指揮を執り、ジェイガルシアはあくまで内密の下向ということだったが。

・マリージョアの陰謀:チャルロスの再逆襲、そして神の騎士団
世界会議に前後してあのチャルロスが懲りずにしらほしを狙わんとするが、リュウグウ王家に恩義があるミョスガルドがもともと海賊であった八宝水軍に依頼しチャルロスを成敗することとなる。それによりしらほしは救われたものの、ミョスガルドは天竜人の裏切り者と断ぜられ神の騎士団の手によって処刑されてしまった。
その神の騎士団、革命軍のドラゴンですら畏怖する存在でもあり、その頂点に立つガーリング聖、かの緑牛:アラマキと同じく、あるいは彼とは違う意味で強烈な選民思想をもとに支配による正義を実行せんとする。いずれにしても彼ら騎士団が革命軍、ひいてはルフィたちの前にその強大な戦力をもとに立ちはだかるのは今更語るまでもないのだが。

・エッグヘッドへの侵攻、そして超兵器の秘密
それらの諸事件を経て今海軍を中心にエッグヘッドへの侵攻が進行中となるのだが、そんな折、ベガパンク本体並びに総体を裏切った“欲(ヨーク)”と五老星との交渉において、彼のルルシアを消した兵器の名が“マザーフレイム”で、それを製造することができるのがエッグヘッドであること・たしかに先に使用したのはそれ以前に秘蔵していたもので、それらを量産化することで世界そのものを焼き尽くすほどの戦力を保有できること、それを危惧しての侵攻でもあり、その上で“欲(ヨーク)”が交渉に出たのだが、すでにルフィたちに確保され、海軍並びに五老星との対峙は待ったなしの事態となった。
ともかくもただでさえ急展開の事態にさらなる拍車がかかるのは今更述べるまでもなく、年末までにどれだけ進行するかは分からないが、ともかくも来冬の反省会までお会いしましょう。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度8月号

さてみなさん、今月のストロングワーズは、海賊島ハチノスに囚われたコビーを救うべく、己の身を捨てて奮戦するガープの最期の男意気をここにお送りする運びです。はたして彼の命運やいかにといったところで、それでは、ごゆっくり。

・智慧の言葉
「うろたえるな・・・!!正義は勝つ(モンキー・D・ガープ)」
第1087話:軍艦バック
とらわれのコビーを救うべくかつての愛弟子クザンとのガチンコに挑んだガープ。途中シリュウ等の不意討ちで手負いとなりながらもクザンを退け活路を開かんとしていたが、同じく黒ひげの幹部ピサロのシマシマの能力で脱出する軍艦を叩き潰されんとするまさにその時、ガープが今までよって立った信念が絞り出されるように、言葉に出たのだった。

・別れの言葉
「わしゃ何とでもなるわい。お前達が無事な事が最重要事項じゃ!!そうじゃろ?
この一件がいずれ、海賊達の脅威となる!!前進せよ!!
―お前達が、海軍の“未来”じゃ!!!(モンキー・D・ガープ)」
第1088話:最後の授業
コビー救出作戦も最終局面に差し掛かり、シマシマのピサロの魔手が軍艦に延びんとした中、かのコビーが今までの修行の成果とばかりにピサロに渾身の一撃を与えて退けた。
その様を見届け、もはや自分の時代は終わったとばかりに脱出するコビーたちを見送りつつエールを送る。かつての授業で教えた一見無茶と見れるその応えを己の身をもって実践したかのごとくに。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度7月号

さてみなさん、今回のストロングワーズはマリージョア編の争乱からいよいよ世界を揺るがす大争乱へと移行する節目に突入せんとする中、ある些細な悪意より始まる先述の大争乱に到る様をお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

・悪意の言葉
「ゴミをかばう奴は・・・それ以下だ!!(フィガーランド・ガーリング聖)」
第1086話:五老星
マリージョアにて革命軍の介入からの争乱を経て未だ混乱冷めやらぬ中、一人の天竜人ドンキホーテ・ミョスガルド聖が処刑された。罪状は魚人族をかばい反逆の意を示したこと。そしてその刑を断じたのは神の騎士団の司令官ガーリング聖であった。
その中で魚人族を“ゴミ”と称し、刑に処されたミョスガルド聖をそれ以下とも断ずる。おそらくは地上の人間もそれらに準ずるものと見なしているのは明白であり、以後神の騎士団が地上はもとより海中までも猛威を振るうことは火を見るよりも明らかであろう。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度6月号

さてみなさん、今回のストロングワーズは久しぶりに本編、エッグヘッドでのルフィたちの争乱から離れ、周囲の人々の想いをここにお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

・戦う言葉
「縛られるなバカめ!!「今を生きろ」と教えた筈じゃ!!!
ええかクザン!!迷う奴ぁ!!!弱い!!!(モンキー・D・ガープ)
第1081話:黒ひげ海賊団10番船船長クザン
コビー救出のために乗り込んだSWORD並びに英雄ガープ。それに立ちはだかるんは元海軍大将にして黒ひげ海賊団の幹部となった青キジ・クザン。
かつての師たるガープと対峙し、揺さぶりを掛けんとするも、それに惑うガープではなく。己が強き意志でクザンに一撃を叩きつけるのだった。

・智慧の言葉
「ダシ抜きゃいいんだよ。お宝は“争奪戦”だ!!(道化のバギー)
・覚悟の言葉
「なあお前ら!!!お前らよォ!!!何を夢見て海に出た!?
次の瞬間死ぬかもしれねェお前らの命は叫んじゃいねェか!?
現状に甘えた腰抜け共よ、
一番欲しいものに手を伸ばせ!!!お前らにはおれがついてる!!!
取りに行くぞォ!!!“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を!!!!(道化のバギー)」
第1082話:取りに行こうぜ!!
四皇の一角としてクロスギルドを取り仕切る海賊、道化のバギー、だったが、
その実は同じ海賊であるミホークやクロコダイルに裏で掣肘される日々を送っていた。
しかし乗り出しと決めたらもはや止めるわけにはいかない。バギーも己の意地を込めて配下の海賊たちに海賊王の証“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を手に入れると公言する。
こうなればもはや彼の二人ですら止めることはできなかった、のだが。

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ONE PIECE反省会:エッグヘッド編その2

CP-0の介入を受け図らずもルッチたちのリターンマッチを受けることになったルフィたち。しかし同じCP-0のステューシーの裏切りによって一旦は難を逃れるも、今度は本来ベガパンクの支配下にあったセラフィムの攻撃を受ける。
一方でくまの真実を知ろうとするボニーも行方をくらまし、ベガパンク本人もなんと分身の一人“欲(ヨーク)”裏切りにあう。
そして海軍の中には本来マリージョアにて世界政府の最高権力たる五老星の一人サターン聖が乗り込み、否が応にも急展開の様を挺していく。

その一方で海賊島ハチノスにては拉致されたコビー救出のため海軍の精鋭部隊SWORD、そして英雄ガープが乗り込み、また一方で黒ひげ本隊の攻勢によりローのハートの海賊団は壊滅の憂き目にあう。
同じ頃四皇赤髪海賊団を襲撃せんとしたキッドもシャンクスの余地と覇気の力でこれまた壊滅の憂き目にあってしまう。

というわけで今期のストーリーは先に述べた通り一気に急展開の様を呈した感もあるが、これもまた一つずつ検証していきたい。

・ステューシーの裏切りとCP-0との共闘
ルフィとの激闘の中、同じメンバーのステューシーがルッチを裏切りその攻勢を掣肘する形となる。そのステューシー、なんとかつてのロックス海賊団のクルーの一人で現七武海ウィーブルの母バッキンのクローンでもあり、そしてベガパンクの間者でもあったのだ。その因果に関してもいずれ語られることもあろうか。
一方で本来自分たちの味方となりえるセラフィムたちの襲撃を受け、ルフィたちの共闘を余儀なくされるルッチたち。しかしルフィたちとしてもいつ裏切るかもしれない危険な奴らなのでこれも予断は許されない。しかしこれからが本当に予断が許されない事態にもなっていたのだが。

・“欲(ヨーク)”の裏切りとくまの真実、そして五老星
当のベガパンク本体は島内の一角にてなんと調査にあたったCP要員とともに監禁されていて彼のもとにたどり着いた分身の一人“正(シャカ)”をいきなり倒したのは、本来欲のままに行動し一見人畜無害の感もしていた“欲(ヨーク)”だったのだ。なるほどたしかに欲のままに行動するとなれば権力欲にも無縁というわけではなかった。そのヨークの最終目的が、他のベガパンクを排除した上で自らも世界政府の支配階級たる天竜人にものし上がることでもある。しかしそれに立ちはだかる形となるのが、包囲した海軍の中にある五老星サターン聖でもある。はたしてその邂逅の末に何があるのかが今後の展開上気になるところなのだが。
一方でくまの真実を求めんとするボニー。ベガパンクの危惧通りその真実を知るにはボニーには負担が多すぎた。それでも立ち止まることなく突き進んでいき、彼女もまたいずこかへと姿を消していく。同じくくま本人もマリージョアに近付かんとしていたのだ。

・四皇の侵攻:コビー編
そんなルフィたちの激闘とは別に他の四皇の侵攻に対する人々の対応について述べたい。
七武海の称号を破棄されたハンコックの攻略を担いつつ乱入した黒ひげに拉致されたコビー。海軍の一将校、しかも頂上戦争において赤犬に逆らい、後ににらまれながらも功績を上げ、今ではクロスギルドにても本来中将クラスに付けられる星五つが付けられるほどの逸材として敵味方から海軍の英雄の一人とも目される。本人は自らがそれだけの逸材だとは思っていないきらいがあるものの、それがゆえに黒ひげにさらわれたのだろう。ところがそんなコビーが所属した海軍の特務部隊SWORDは同時に海軍のはみ出し者部隊として海軍本部のコントロールから外れ、同じく人質の価値なしともみなされていた。それでも英雄たる面を見込んでそのまま駆け引きの道具にしようとしたのだ。
それがはたして、あれだけ難色を示したSWORD本体、そして英雄にしてコビーの師たるガープの救出を受けることになる。ついであのペローナの協力も得たことも偶然ではないだろうけれど。それでも後に述べるクザンの妨害に遭い足止めを喰らってしまうが、これをどう切り抜けられるかが今後の課題でもある。

・四皇の侵攻:クザン編
ガープたちのコビー救出を阻んだのが今や黒ひげの幹部となった、元大将の青キジ:クザンだった。コビーを救出したひばりを凍らせ足止めをくらわせガープらに立ちはだかる。
そもそも彼は先の決闘で赤犬に敗れ流浪の日々を過ごし、ティーチらにスカウトされる。当初拒絶した彼だったが、ティーチが述べる海賊の流儀、彼自身の利害の一致ゆえに黒ひげの傘下に入ったのだ。はたして彼の利害が何なのかも気になるが、いざガープとの対峙において、彼を敵とみなしたガープの強き意志が放った一撃で一旦は倒されたが、その決着はもとよりはたしてその後にそれらも語られる時が来るのだろうか。

・四皇の侵攻:キッド編
一方ルフィと同盟を組みながらも最後の手がかりを求めるべく同じく四皇の一人赤髪のシャンクスが逗留したエルハブに侵攻した最悪の世代キッド。
彼の傘下に入った海賊団が守りを担おうとするも、シャンクス自身の予見により多大なる被害を危惧し、彼自らがキッドに立ちはだかり、その覇気を込めた一撃でまずはキッドを撃破。後に海賊の流儀ゆえに戦意を喪失したキッドの部下たちをシャンクスと同盟したドリーとブロギーによって屠り去っていく。これでキッドの争奪戦の脱落が一応決まったのだが、これで彼が朽ち果ててしまうのか。

・四皇の侵攻:ロー編
コビー救出におけるガープとクザンの死闘と並び、ティーチ本体はローたちハートの海賊団を襲撃していく。そもそもハチノスのロッキーポート襲撃の落とし前を建前とし、その狙いはローのオペオペの実の能力でもある不老不死の能力が目当てなのは明白で、いずれ彼の特異性と合わせてその真意も語られるだろう。
さておきローの潜水艦を沈め、残るはロー本人と行くところ、同じく倒されたペポがチョッパーの作ったランブルボールの力で無理やりスーロン化して戦地を離脱する。一敗地にまみれた彼もこの先どこへと向かおうとするのか。

・まとめ
エッグへっと内外にての激闘により、何度も繰り返しながらも急展開の様を呈する中、いずれ立ちはだかるであろうティーチ、そしてシャンクス、ひいては世界政府にどう立ち向かうのかがルフィたちの今後の課題なのだが、まず島の脱出からが話が再び始まるのがのべるまでもない。これについても今夏の反省会にて詳しく述べられることだろう。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度2月号

さてみなさん、今回のストロングワーズは、新たなるファクターたるつくられた人間についての感慨を、これからの展開への懸念を込めてお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

・智慧の言葉
「たとえ世界が認めなくても彼女はこの世に生を受けた。紛れもない「人間」なのである!!成功したのだ。
私は確信してる。これは世界にとって、平和への大いなる一歩である!!
「平和研究所MADS所長Dr.ベガパンク」」
第1072話:記憶の重さ
かつて平和研究所なる施設の所長を務めたベガパンクが創造したものに対する感慨でもあるこの一分。これが世界の平和につながるだろうという彼自身の期待と願いが込められたことはあらためて述べるまでもない。
しかし想像された“彼女”が現在どのような行動をしているかは後々に分かるものだろう。それが新たなる争乱と災いをもたらすものであろうとも。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度1月号

さてみなさん、今月のストロングワーズは、ベガパンクが語る“悪魔の実”の存在意義を熱い意志で語る様をここにお送りいたします。そしてここにワンピースにおける世界の真理の一片をも垣間見えられることでしょう。それでは、ごゆっくり。

・智慧の言葉
「万物は望まれてこの世に生まれる!!例えば・・・・・!!
“悪魔の実”もそうじゃ・・・・・!!!
“悪魔の実”とは・・・・・!!誰かが望んだ「人の進化」の“可能性”である!!!
ああなれたらいいな・・・・・!!こうなれたらいいな・・・・・!!
多岐に渡る人類の未来が“能力”である!!!
従ってその“不自然”は、自然の母“海”に嫌われるという、罰を背負って存在する!!!
“能力者”とは・・・誰かが思い描いたいくつもの、異次元を生きる者達・・・!!!
これが私の「仮説」だ・・・・・!!!神がいるかいないかなど考えるまでもない・・・・・!!
面白かろう!!?この世界!!!(Dr.ベガパンク)」
第1069話:万物は望まれて、この世に生まれる
覚醒しパワーアップしたロブ・ルッチを翻弄しつつも闘い抜くルフィの姿を見ていにしえの神ニカの言葉と共に、悪魔の実の存在意義を語り出すベガパンク。
それは人の想いを具現化したものであり、それが本来ありえる自然の理に反した存在でもあるという、言うなれば現在の世界そのものを解くものであった。

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ONE PIECE反省会:エッグヘッド編(その1)

最後の航海に赴くルフィ、それと前後してサボが落ち延びた島がおそらくマリージョアの手により消滅し、黒ひげの介入によりハンコック討伐にあたったコビーが行方不明となる。
さておきルフィのもと、最悪の世代たるボニーが流れ着き、それに伴い誘われるようにかのDr.ベガパンク擁するエッグヘッドにたどり着く。この島の科学力並びにベガパンクと名乗る男女に翻弄されつつ、ついにルフィも本物のベガパンクと出会い、彼からオハラをはじめ世界の真理の一環にも触れることになる。その一方でベガパンク抹殺のために乗り出したCP-0が介入し、図らずもルフィとロブ・ルッチが再び対峙することになり、麦わらの一味とベガパンクと、CP-0並びに海軍の包囲を受けることになるのだが。

さて秋より開始された最後の海エッグヘッド編、はじめからクライマックスの感もあるストーリーはやはり波乱含みの展開でもあった。今回も重要なキーパーソンを交えて述べたい。

・革命軍の行方、サボの疑惑、くまの動向、そして超兵器
ルフィの出航とともに革命軍界隈にて衝撃的な報せが届いた。なんと革命軍幹部サボがアラバスタの国王コブラを殺害したというのだ。たしかにアラバスタのネフェリタリ家はかつて世界政府を作った王家に連なるも、革命軍としてはサボの動向は容認ならざる事項でもある。しかし当のサボはあずかり知らぬ事項と伝え、それと同じくマリージョアの中枢にておそるべき事実を知ってしまった。そしてそれに関してマリージョアからか放たれた光の柱がサボが潜伏した島ごと消滅してしまったのだ。それはかの超兵器なのか、そしてそれを発動したのは中枢に存在する人物だというのか。加えてくま、そういえば世界会議において天竜人の奴隷として虐待されていたがやはりパシフィスタの量産とセラフィムの開発で用無しとなりこの事態に相成ったのか、そしてそれを見かねてサボが救出したついでに先の事態に陥った。あとビビも行方不明となったのがさらに気になるところなのだが。しかしこの時点では情報とストーリ進行の都合でここまで述べることとする。

・黒ひげの侵攻:ハンコックとコビー
王下七武海制度の廃止によりハンコックもまた討伐対象となり海軍が出動する事態になる。そこでコビーもまた女ヶ島に派遣され、なんとか穏便に事を運ばんとするが、そこに導入されたのはパシフィスタに続く海軍の秘密兵器セラフィム。それはかつての七武海をベースに創られた生体兵器でもあり、七武海廃止の決め手となったものたちであった。それらの導入で混戦の様を呈する中、更に四皇の一人黒ひげティーチが現れ更なる混乱へと陥った。結果レイリーの介入でハンコックは救出されたが、なんとコビーが黒ひげに拉致される事態に陥った。たしかにルフィにとって一番の好敵手でもあったコビー、今後の活躍をと期待していただけにこれには失望と不安を禁じ得ない。この事態に海軍特殊部隊SWORD中枢にヘルメッポたち救助を要請するも、拉致された先がかつての海賊島ハチノスなだけに難色を示すのみ。ところでヘルメッポの傍らのひばりという海兵。どこか気になるところがあるがとひとまず述べていきたいが。
それにつけても冒頭意気揚々と迎え討たんとするサカズキもここにきて慎重な態度に変わったのはやはり四皇の立場を考慮してのことか、あるいは上層部にたしなめられてのことなのか。

・黒ひげの侵攻:ロー
ルフィとともにワノ国を出港したローも自らが所持したロードポーネグリフをめぐって黒ひげの襲撃を受ける。かつて四皇昇進を機に悪魔の実の能力、ことに強力な能力者たちを狩り、強大な力を得てローたちに襲い掛かる。対するローもその強大な敵に果敢に立ち向かうのだが。
それにつけても気になるのは黒ひげの海賊船にとらわれたプリン、彼女に寄り添ったのはかの青キジ・クザンだった。なんと彼が黒ひげの配下となっていた。はたしてその真意は、先のコビーとも何か接点はあるのかといったところでひとまず結びたい。

・くまとボニー
航海の途上、エッグヘッドに上陸する直前、謎の暖流に呑み込まれた人影を救出した。それは最悪の世代の一人、ジュエリー・ボニーだった。
彼女についてはかつての頂上戦争後黒ひげに敗れ、海軍に囚われたりと、世界政府とは因縁深い関係である。そういえば世界会議において天竜人にいたぶられたくまに激昂した様が描かれ、その混乱の後の紆余曲折で彼の地にたどり着いたのだ。しかもくまを父と呼ぶボニー、そして当のくまも再びマリージョアへと移動する。はたしてその行末やいかに。
一方のベガパンク。悪魔の実の能力にて限りない知識を得ることを自らに課したベガパンク。自らの肉体がついていけなくなってか、頭脳をエッグヘッド中枢に移し、一方でそれぞれの感情を自らの分身というべきものたちをも創り出す。
その知識の収集の一環としてかつて政府に滅ぼされたオハラの知識とともに散っていった友、クローバーを偲ぶ一方で知己だった後に革命軍を率いるドラゴンとも出会い彼の決意を聞く。そういえば今でもドラゴンに自らの死期を語る一方で、そもそも革命軍の一員であったくまの改造を担った真意も語られるであろうか。

・エッグヘッドの冒険と7人のベガパンク、そしてCP-0
エッグヘッドにたどり着いたルフィとジンベエ。後にサニーの残った残りのメンバーもベガパンクたちに導かれた。先にルフィたちもボニーを伴って島を探索するが、そこは絵にかいたような未来都市。しかしそこを警備したパシフィスタとひと悶着し、それを抜けて大本のベガパンクと出会う。ちなみにそこでの悶着にて先の黒ひげと対峙したローと合わせ、性転換化やら少年期や老人期などの姿を見られるなどのファンサービスが描かれたのだろうが。
さておきそのベガパンクとの出会いの後にCP-0が島を急襲する。目的はもはや政府のコントロールを越えたベガパンクの抹殺が目的であったのは述べるまでもない。なし崩し的に再戦と相成ったルフィとルッチ、所詮はルフィ優勢のまま終わったが、ルッチも何とか耐えられたからやはり侮れない。しかもセラフィムの指揮権を掌握しつつある今、現在の脅威でもあるのも心配事でもある。はたしてその危機にどう切り抜けるのか、といったところで春の反省会にまたお会いしたい。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):22年度12月号

さてみなさん、今月のストロングワーズは、かつての物語の重要事項にもかかわったベガパンク。その因縁を織り交ぜた人間模様から醸し出される意思をここにお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

・智慧の言葉
「私はすべての学問に精通している・・・・・!
学者の性だよ(ベガパンク“正(シャカ)”」
第1066話:オハラの意思
かつて世界の真理、ひいては歪み~“空白の100年間”~についての片鱗に振れ世界政府による“バスターコール”によって壊滅させられた学者の島オハラ。そこで蓄積された知識を、ある巨人たちによって回収され、それらをベガパンクも受け継いだのだ。
オハラの生き残りであるロビンもこの事実に感銘しベガパンクに感謝の言葉を伝え、ベガパンクも学者の性と流しつつも受け入れるのだった。

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