ドラえもん

映画ドラえもん・のび太と空の理想郷(ユートピア)、ですか

さてみなさん、来る3月に劇場版ドラえもん『のび太と空の理想郷(ユートピア)』が公開される運びとなりました。
その予告映像も紹介され、小型の飛行機で空を自由の飛ぼうとするのび太くんたち、そこから広がる大空に浮かぶ陸地が、これから繰り広げられる冒険への期待を否が応にも高まることでしょう。はたしてその冒険の先にあるものとはいかに、といったところであとは来年の春まで待つことにいたしましょう。

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クリエイターの執念とは:藤子不二雄A・安孫子元雄先生編

さてみなさん、今回は先日亡くなられた藤子不二雄Aこと安孫子元雄先生について一言二言と語りたいと思います。それでは、ごゆっくり。
藤子A先生といえは今の若者からみれば「もう一人の藤子不二雄」といった認識でしかないやもしれない。
そもそも藤子A先生は藤子F不二雄こと藤本弘先生と小学生のころに知り合い、後にともに上京して漫画家の道を歩み、長じて藤子不二雄の名で世出したのはご存知のところ。
それから各自の代表作をA先生は『怪物くん』『忍者ハットリくん』『プロゴルファー猿』と次々と送り出していった。
そんな中、両者合作というのもしばしば行われ、パーマンとハットリくんとの合作も2本上映され、ドラえもんにてもハットリくんから『ニンニン修行セット』、怪物くんから『怪物くん帽子』などのエピソードが生まれた。
それが80年代半ばになり、いわゆる藤子ブランドも肥大化して利権というものも出来てしまったこともあれ、それぞれの仕事と著作権を分化しようとあえてコンビを解消してしまったということであった。しかしその友情は終生変わらなかったことはここで一マンガファンとして明記したい。
そんな藤子A先生の作品について、まず『怪物くん』は人とは違う生物の怪物たちが住む怪物ランドからやってきたランドの王子様怪物くんが人間界にやってきて奇想天外な活躍を見せるお話で、『忍者ハットリくん』は伊賀の里からやってきたハットリくんが奇想天外な活躍を見せるお話でもある。
他にも、ゴルフに際して天才的な才能を持つ猿丸が裏のゴルファー組織と死闘を繰り広げると『プロゴルファー猿』や、自身の漫画人生を描いた『まんが道』も忘れてはならない。
その反面『魔太郎がくる!!』は生来いじめられやすいほどの気弱な少年魔太郎は実は魔族の血を引いていて、夜な夜な「うらみ念法」なる魔術でいじめっ子たちを凝らしめるというお話である。これはひとまずの勧善懲悪が成されているからいいけれど。
同じく『笑ゥせぇるすまん』は、現代社会の片隅でいろいろな悩みや鬱屈抱える人たちに喪黒福造なる人物が取り入ってその心の隙間を埋めるべく様々なサービスを提供するも、やがてはその欲望に呑み込ませて破滅に追い込むといったある程度の陰鬱さがうけたものだった。
そういった作品群もあれ、F先生に対してA先生はある程度の陰を背負っているとも受け止められる。
ともあれマンガ史の一時代を築いた藤子不二雄A先生に際し感謝の言葉を添えて、この記事をしめたいと思います。
藤子不二雄A先生
数多くの作品を我々の感動とともに
お送りしていただき
本当にありがとうございました。

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なくて七くせワルいくせ:置きっぱなしにご用心<本当は怖いドラえもん>

よくドラえもんのひみつ道具の中で、おもむろに置かれていたのを、のび太くんあたりがたまたま動かしてお話が進むシチュエーションがある。
結論から言ってしまえばこれも「お約束」の類いであろうというのはいまさら述べるまでもない。
これまた知る人ぞ知るものだが、ドラえもんのひみつ道具は四次元ポケットにあらかじめ収まっているものや、途中で未来のデパート等にて購入したり借りたりするものがある。今回取り上げるのはそれら後者のものでもある。これは先に述べた事情から、のび太くんが何らかの問題にあってからドラえもんと相談の末ひみつ道具を出してもらうということの簡略化だろう。
と、そこまではいいけれど、問題はその置きっぱなしでトラブルにつながるといったことである。
その代表が大長編の『のび太の大魔境』にて空き地に置きっぱなしの“どこでもドア”を近所のおじさんたちに燃やされたり(原作)壊されたりして(新旧映画)帰れなくなり、『魔界大冒険』では置きっぱなしの“もしもボックス”をママが捨ててしまい、もとの世界に戻せなくなったというくだりである。
これは物語の中で冒険における「退路を絶つ」つまり「後戻りができなくなる」というシチュエーションで、それなりの緊張感を得られたこともある。
それはそうとこれら二つの事柄をまじめに検証すれば、別に置きっぱなしにしなくてもよかったのではないか。そうしないと道具の効き目がなくなる、とも描かれていないのでそう考えられる。
とはいえこれも最初の事情も相まっての、結局は作者の藤子F先生の漫画を描く際の、あえて言えば悪いクセから生じたものであったともいえるかもしれない。これを持ち味ととらえるかどうかはやはり読者の判断に任せてもいいことだけれど。

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ドラえもんオリジナル:しずかとミノタウロスの皿(その2)

さてみなさん、今回のドラえもんオリジナル大長編は、前回に引き続きズン類の星に連れられたしずかちゃんたちがズン類たちの歓待を受けるいきさつをお送りする運びです。しかしそれを追うのび太くんたち。はたしてどうなることやら。といったところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみに前回のお話はこちらから。
しずかとミノタウロスの皿(その1)
というわけで、あらためてごゆっくり。

一方でウシ型の宇宙人ズン類の宇宙船に乗せられ、アルデバランへと旅立ったしずかちゃんたち、どれだけの時間が過ぎたのだろうか、しずかちゃんたちは案外と広い宇宙船の中で時を過ごしていた。
途中ズン類の一人から勧められ、シャワーで体を清めてから、あらかじめ用意された白い服に着替えたのだ。
立花「でもどうして着替えが用意されてるのかな」
乙梨「それに私たちの服はしまっちゃいましたのですね」
麗子「これからのパーティーにふさわしい服を用意したのですわね。ちゃんとした服装で臨まなければならないものもありますから」
そこにズン類の一人がしずかちゃんたちに話しかける。
「さあみなさん、もうすぐアルデバランですよ。そこで大事な儀式が控えておりますので、皆さんご用意のほどを」
「はーい」
と、立花さんたちはそろって返事をする。しずかちゃんもそれに倣ったのだが、しかしどこか煮え切らないきらいがあった。
こうしてアルデバランの星についたしずかちゃんたち。あらためてズン類の一人が開けた景色を紹介する。
「ようこそ、ここが僕たちの惑星ですよ」
立花「ここがズンルイさんたちの惑星かしら」
しずか「でもちょっとさびれているなあ」
「昔はウスやズン類たちがともに栄えていたからね。ほら、ここがミノタウロスの神殿です」
神殿の中に入るしずかちゃんたち、そこには端整な顔立ちの女性の像が立っていた。
しずか「きれい」
乙梨「こんなりっぱな女の人がおられたなんて」
「そう、彼女こそがウスの中のウス伝説のミノタウロスの皿“ミノア”なのだよ」
「今じゃ僕らの星のウスも絶滅しちゃって、あのお祭りを行うには他の星のウスを探すしかなかったんだよ」
麗子「それで私たちが選ばれたのですわね」
「そう、あらためて言うけど、君たちこそ今の時代のミノタウロスの皿、すなわち現代のミノアなのだよ」
立花「でも私たちでつとまるのかしら」
「もちろんだよ、そのために宇宙中を探し回って、ようやく見付けたのか君たちなんだ」
そこでもう一人が現れて告げる。
「さあさあ、控えの間でエサ、もといごちそうが用意しているから」
「あ、はーい」
立花さんたちも心なしか心を弾ませながらも控えの間に招かれるまま足を運ぶ。
ところで並べられた料理の皿は控えめに言ってサラダの類と雑穀のおかゆを中心、ワルく言えば、そう牛のエサみたいだった。
立花「でもごちそうといっても、お野菜ばっかりね」
しずか「ほら、牛のズンルイさんたちも草食だから、自然とお野菜中心になっちゃうかもしれないわね」
立花さんたちが軽く不満を述べるのをしずかちゃんがなだめるも、
麗子「でもお野菜というよりは干し草見たいですわね、でもシャキシャキしていておいしいですわ」
一方の麗子もフォークとナイフを巧みに操ってごちそうを味わうのだった。
しずか「せっかく出されたお料理だから、ゆっくりと食べましょう」
立花「うん、そうだね・・・・・」
というわけでみんなが料理を立てたのだが、そのうちに眠りこけていったのだ。
「みんな寝入ったようだね」
「よし、直ちに皿に運んでいこう」
と、ズン類たちはゆっくりと眠りこけたしずかちゃんたちに近付いていくのだった。

一方地球から発った宇宙船がアルデバランに向かっていく。その宇宙船の中でのび太くんたちはおそるべき報せを受けていた。
のび太「なんだって、しずかちゃんたちが、そのズン類に食べられちゃうの」
リイナ「ありていで言えば、そういうことなのよ」
ドラえもん「でもズン類っていうのはウシの宇宙人でしょ、でも何で人間を食べちゃうの」
リイナ「実はアルデバランのズン類は人間型のウスを食料として共存していたの。それがある時を境にそのウスが絶滅しちゃって、ズン類も衰退をしつつも細々と暮らしていたの。でもあなたたちの考えも分かるけれど。アルデバランの人たちにもそれなりの生き方があったのよ。問題は今しずかさんたちを連れて行って食料にしようとすることなの。何としてもそれを止めなきゃいけないわ」
ドラえもん「そのために僕たちの力を必要としたんですね」
のび太「だったら一刻も早くしずかちゃんたちを助けなきゃ」
リイナ「そうこなくっちゃね、それじゃあ、飛ばすわよ」
こうしてリイナの宇宙船はアルデバランに向かってワープ航行に移るのだった。

どれだけの時間が過ぎたのだろうか、しずかちゃんたちが気が付いたときには、何やらの祭壇の山車の上の巨大な皿、周りに菜っ葉らしきものが盛り付けられ、自分たちはそれぞれ背中合わせで皿の周りに並べられていた。
立花「え、なに、これってどういうこと」
乙梨「どうして私たち、お皿に盛りつけられているんですか」
麗子「ちょっとしずかさん、これでは私たちが料理されるようじゃないですか」
しずか「あの、どうしてこんなことに、ちょっと、ズン類さーん」
その一方のズン類たちは、何やらの祭典の準備に余念がなかったのであった。

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禍福のアンバランス:逃れられないのが運命なのか<本当は怖いドラえもん>

繰り返しながらも元来のドラえもんの目的といえば、不運つづきでどん底の運命を送りそうなのび太くんを助けてより良い運命を歩ませるといったことであった。
それに関連してそもそも“運命”というものは「はじめから定まっているもので変えようもない」ことがある。その前提というのは『ミノタウロスの皿』やら『ノスタル爺』やらの運命を変えようとして結局ままならなかったといったお話から読めることだろうけれど、ドラえもんのお話についてもそれに近いお話がいくらか掲載されていて、それらを紹介してその問題点について述べたいと思う。

『あとから日記』
日記をつけようにも三日坊主でなかなか続かないのび太くんのために“あとから日記”を出して今までの行動を書くことができた。ところがこれから起こりうる事柄も書いてしまい、その中に「スキーですべってけがをした」という事項があり、何とかスキーでけがをするのを防ごうとスキーを部屋にしまおうとして、階段ですべって結局けがをしてしまったそうな。

『タイムマシンで犯人を』
その日のび太くんは学校の窓ガラスを割った犯人に仕立て上げられ、その無実を晴らそうとタイムマシンで犯人を見付けようとするも、隠れて見張った際にぶつけられたボールを投げ返した際に、結局自分がガラスを割ったことに相成ったそうな。

とまあ代表的なお話を挙げてみれば、結局初めにあげられた事柄の因果関係、つまりどのように起こってしまったかをつきとめるといったお話で、最初にあげられたお話よりは深刻なことになるまでもなく、分かってみれば「ああ、そうだったのか」と思った読者の人も少なくはないはずである。
それでも最悪の事態をひとまずは回避しようとするお話もある。その代表としてこのお話をば。

『災難予報機』
その日電話型の道具でジャイアンに連絡をしようとするも、受話器から「ふみつけられる」というメッセージが流れ、はたしてジャイアンは母ちゃんにお尻で押しつぶされてしまった。
これは誰かの災難を予報する道具で、しかもそれを回避することはできないという。それでもしずかちゃんの災難を知ることができ、何とか回避しようと見守ったところ、のび太くんがゴキブリの着ぐるみをきたタレントにぶつかったことでしずかちゃんの災難を回避したそうな。

といったところで「災難は回避できなくて、それを無理やり回避しようとすれば自分に災いが降りかかる」といったシチュエーションを描いたお話も終わってみればいつものズッコケオチにもつながるという、つまりは笑い話ということにもなり、先の悲壮感はそうそう感じ得ないものでもある。
そんなこんなで、日頃災難に囲まれがちなのび太くんでも、そうそう回避しえなくてもひとまずの努力次第でそのダメージを抑えられる。つまりは心がけ次第で悪い事態も防ぎえることができるというのが結果として描いたものではないだろうか。

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ドラえもんオリジナル:しずかとミノタウロスの皿(その1)

さてみなさん、今回の大長編ドラえもんは本編ドラえもんのオリジナルエピソードということで、しずかちゃんがお友だちと一緒にウシ型の宇宙人に招かれてお祭りに参加するというけれど、そのお祭りにはある恐るべき秘密が隠されているという。そしてそれに対するドラえもんとのび太くんの活躍やいかにといった内容です。はたしてその結末やいかに。といったところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみにこのお話の前にこれらも読んでいただければ一層楽しめると思います。
のび太のサファリパーク
前編後編

のび太とお嬢様
前編後編

といったところで、あらためて本編をごゆっくり。

その日しずかちゃんはお友だちの立花さんと乙梨さん、そしてなぜか麗子までも遊びにやってきた。実はしずかちゃんのママと母親の兼子さんともお付き合いが深く、前の二人とはいつも通りながらも、麗子さんの場合は少しもてあまし気味に付き合っていた。たしかに自慢話は少し食傷気味だったが、それでもスネ夫よりはしつこくはないのでひとまず聞き流せられるものだったが。
そんな彼女たちに異変が訪れたのは源家に何やらの光が降りかかったことから始まるのだ。
しずか「あれ、ちょっとまぶしくなってきたかな」
麗子「いったいどうしたのかしら」
そこに窓から何やらの人影が舞い降りたかと思えば、それがなんと二本足で立っていた2頭のウシが姿を現した。
「おめでとうございます、あなたたちは厳正なる審査の結果、栄えあるミノタウロスの皿に選ばれました」
しずか「え、何なのこれ・・・・・!」
麗子「ウ、ウ、ウシぃ・・・・・!」
「いやいや、ウスは君たちのことですよ。わたしたちははるかアルデバランからやってきたズン類の者です」
立花「そ、それでそのウスとズンルイの人が私たちに何の用なの」
「はい、前にもいいましたが、わたしたちの星の大事なお祭りである“ミノタウロスの皿”にあなた方を招くべくまかり越したのです」
しずか「でもアルデバランといえばおうし座にある星でしょう。そんな遠くの星まで行ったら、ママたちが心配しちゃう・・・・・」
「大丈夫ですよ、この星の時間は止めたままですので、帰ったころにはそんなに時間も経ってはいません」
「だから安心してお参りください、さあ・・・・・」
というわけでしずかちゃんたちは半ば強引に招かれるままに彼らアルデバランのズン類の宇宙船の乗り込み、はるか宇宙のかなたまで飛び去っていったとさ。

一方野比家ではのび太くんが部屋で横になり、ドラえもんも少しあきれ顔で本を読みつつンのび太くんを見守っていた。
ドラえもん「のび太くん、まっぴるまからそんなに横になっていいの、まだ宿題も残っているでしょう」
のび太「だって毎日ソーメンばかりでおなかがもたれちゃう、たまにはお肉も食べたいよ」
ドラえもん「そうは言ってもママも今月も赤字だって言ってたじゃない。毎月の家賃にあわせて食費やら電気代やらでパパの給料でも間に合わないっていうから」
のび太「ねえ、どうせならしずかちゃん家に遊びに行こうかな」
ドラえもん「だめだよ、まだ宿題が残っているし、うかつに外へ出たらまたママに怒られちゃうよ」
のび太「ちえっ、それなら宿題を終わらせる道具だして、ほら“ハッスルねじ”やら“ノーリツじょう”やら」
ドラえもん「だめ、むやみに道具にたよっちゃきみのためにならないよ」
のび太「なんだ、あ~あつまんない」
ドラえもん「のび太くん」
と、半ばふてくされて再び横になるのび太くんと、なんとか宿題をさせようとするドラえもんだったが、さきのしずかちゃんの件で時間を止められてしまった。かに思われたが、すぐさま元通りになる。
ドラえもん「あれ、どうしたのかな」
のび太「どうしたのドラえもん」
ドラえもん「いや、一瞬動きを止められたかと思ったけど、気のせいかな」
その時、部屋の窓の外が光ったかと思いきや、窓の外に小さな宇宙船が浮かんでいて、そこから誰かが出てきたのだ。
「お久しぶりね、ドラえもんにのび太くん」
のび太「あ、どうも、こんにちは、ってあなたは誰」
「ほらほら、前にアフリカで世話になった宇宙捜査官のリイナよ」
説明しよう、彼女こそ先のお話で密猟者の潜入捜査を行い、のび太くんたちを助けたゴリラ型宇宙人の宇宙捜査官リイナである。
ドラえもん「そのリイナさんが、今度は何の用なの」
リイナ「実はしずかさんたちが何者かにさらわれて、助けるためにあなたたちの力が必要なの」
のび太「ええっ、しずかちゃんが、一体どういうことなの」
ということで、二人は部屋にあがってきたリイナの説明を聞くことになる。もちろん周りの時間は止まったままに。

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ザ・ドラえもんズオリジナル・トラえもん編:こーちゃんとダメな子奮戦記(その2)

さてみなさん、今回のザ・ドラえもんズオリジナル小説は、大阪のトラえもんにて、ドラえもんでもおなじみの多目くんとこーちゃんが張り合う中で頑張る姿をお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

ちなみに前回の記事はこちらです。
トラえもん編:こーちゃんとダメな子奮戦記(その1)
それでは、あらためてごゆっくり。

えらく不機嫌で学校から帰ったこーちゃんは、めずらしくトラえもんに文句をたれる。
こーちゃん「まったくおもろないわ、僕だっていろいろがんばったけど、なんで多目くんばっかチヤホヤされるんや」
トラえもん「まあまあこーちゃん、こういうの目立ったもんの勝ちやで、ほな、これで機嫌直してや」
と、ポケットからまた道具を取り出す。
こーちゃん「今度は何なのトラえもん」
トラえもん「この前東京のドラえもんから借りた“配役いれかえビデオ”や。これで今日のこーちゃんと多目くんの活躍をこうして入れ替えて、と」
こーちゃん「またドラえもんから無断で借りてんの、あんまり迷惑かけちゃダメだよ」
こーちゃんにたしなめられつつトラえもんがビデオのスイッチを入れる。ビデオには今日のこーちゃんと多目くんの活躍を、多目くんをこーちゃんに、こーちゃんをゆうちゃんにと入れ替えて映し出される。
トラえもん「どうこーちゃん」
こーちゃん「どうって、見とるうちなんだか自分がさらに情けなくなっちゃうなあ」
トラえもん「そうかなあ、ほなこれなんかはどうかな・・・・・」
と、さらに画面を切り替えようとした時、
こーちゃん「あれ、何これ、多目くんと、あれって東京ののび太くんやなあ」
トラえもん「ああ、昔記録したもんやな」
もちろんこの映像もオリジナルが記録されていて、それをもとにのび太くんとスネ夫を入れ替えた映像を編集したのだ。
こーちゃん「トラえもん、他にものび太くんの映像ない、そのままのやつでいいから」
トラえもん「うん、いいけど」
こうしてのび太くんと多目くんがいろいろ活躍した映像をみて、さっきまでの不機嫌さから次第に心苦しさを覚えていく。
こーちゃん「こうして見とると、なんだか僕の方が恥ずかしくなってきたなあ。あれ、これは・・・・・」
そしてジャイアンとスネ夫に責められる多目くんをかばうのび太くんの映像が映し出される。
こーちゃん「そうか、多目くんががんばれたのはのび太くんのおかげだったのか、それに引き換え僕はほんと情けないなあ」
トラえもん「まあまあこーちゃん、次がんばればええよ」
こーちゃん「いや、僕の方がいままで少し怠けてたんや。その次に備えてもっともっとがんばらなきゃ」
トラえもん「えらい、さっすがこーちゃんや」
というわけで、こーちゃんも元気を取り戻したのだった。

次の日体育の授業、ドッジボールの練習試合が行われる運びとなった。
くしくもこーちゃんはいさむとゆうちゃんの味方チーム、多目くんは相手側のチームに分けられていた。
先生「それじゃあ、みんなで元気にドッジボールいきましょ、あとやりすぎないように気を付けて」
とみんなでドッジボールの試合に取り組むことになった。
はじめこーちゃんと多目くんは投げられたボールをまずまずよけ続けたが、やがて少し甘めに投げられたボールを多目くんが受け止め、それをなぜかこーちゃんに投げつけ、自分に向かって投げられたボールをこーちゃん胸で受け止める。
こーちゃん「やったな、多目くん」
こーちゃんも半ば本気で多目くんに投げつける。はたして投げたボールが多目くんの顔面に当たり、その後で転げ落ちたボールを両手で受け止める。
顔面にあたったショックでしばらく止まっていたが、気を取り戻してからやはりこーちゃんに投げつける。
これもこーちゃんの体にあたるもなんとか受け止め、こーちゃんも多目くんに、多目くんもこーちゃんにボールをぶつけ続ける。
そんなやり取りをトラえもんが見守り、というよりも前もって仕掛けた人間コントローラーで二人をあやつっていたのだ。
トラえもん「昨日のことで分かったけど、こーちゃんも多目くんも頑張っとるから、僕もこうやって背中を押して」
しかしそんなトラえもんをなぜかこーちゃんのお父ちゃんが現れた。
お父ちゃん「おいトラ、いくら頑張っとるといって、いらんことしたらあかんで」
と、コントローラーのスイッチを切るようたしなめるのだった。
しかしこーちゃんも多目くんもコントローラーを切ったにもかかわらずボールを投げるのを終業のベルが鳴るまでやめなかった。そのベルが鳴るのを機に、
「お、終わったぁ・・・・・」
と、二人ともその場に倒れこむのだった。
ちーちゃん「大丈夫、こーちゃんも多目くんも」
いさむ「ようがんばったなあ、功太のくせに」
これにはちーちゃんはともかく、ゆうちゃんといさむも感服せざるを得なかったのだ。

こーちゃん「た、多目くんもがんばっとるから、僕ももっとがんばらなあかんと思うて・・・・・」
多目「う、うん、先の学校でのび太くんが親身になって僕のこと見守ってくれたから、僕もがんばらなきゃって思って・・・・・」
こうしてお互いの健闘をたたえ合い、二人の仲も一層深まった。
しかし一月後多目くんはお父さんの都合でまた広島の方に引っ越さなければならなくなったのだ。
多目「この一か月こーちゃんたちと一緒にいて本当に楽しかったよ。思えばトラえもんが東京のドラえもんとお友だちだこともあって、のび太くんと同じく付き合えたのはよかったよ。さようなら、きみのことも忘れないよ」
こうしてこーちゃんたちの見送りで大阪を後にするの多目くんだった。
しばらく見送った後でこーちゃんも多目くんと過ごした日々をしばらく思い起こす。
「こうやって思い起こすと、多目くんもようがんばったんだな。今になって僕も顔から火い出るくらい恥ずかしくなったわ」
その時、こーちゃんの顔面が勢いよく燃え出したのだった。
こーちゃん「わっ、何、なに・・・・・!」
ちーちゃん「ど、どうしたのこーちゃん。あ、トラちゃん、またなにかやったの」
トラえもん「またこーちゃんが元気なかったからこの“ソーナル錠”を飲ませたんや」
こーちゃん「ええっ、ちょっとトラえもん、なんとかしてえな」
トラえもん「ええからええから、最後は楽しくしたほうがいいんよ」
ちーちゃん「もう、トラちゃんたら」
こうして最後も大騒ぎの大阪の下町だった。

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新・禍福のアンバランス:小さなしあわせの代償<本当は怖いドラえもん>

さて今回も不運から脱して幸運を得ることと、いわゆるその代償のある意味必要性をひとまず述べることとしたい。ということで今回挙げるのはこの二本をば。
 
『アヤカリンで幸運を』
その日も何かと不運に見舞われっぱなしののび太くん。いつかはいいことが起きるとドラえもんがなだめるも、そういつかは待てないとゴネた末に“アヤカリン”なるクスリを出す。これは何かいいことがある人に触れるとその人と同じ幸運がもたらされるという。しかしその時期が過ぎるほどその効果は低いので、こればかりは自分で探さなければならない。こうして紆余曲折、さまざまな困難の末に今回もテストで好成績を残したしずかちゃんに触れることができ、のび太くん自身テストの0点を免れることができたそうな。
この道具は他人の「しあわせにあやかって」自身の幸運を得るというものだが、やはり時間の関係でその幸運の度合いが違ってくる。それをいかに得るのかが今回挙げる小さなしあわせの代償というところだろうけれど。
少し横道にそれるけど、途中しずかちゃんのお風呂場に入るシーンにてのび太くんが「これではさわれない」と怒ったシチュエーションについては、お話に変化をつけるためのことで、つまり藤子F先生がちょっとひねって描いたものだろうというのが率直な意見なのだが。
そんなこんなでひとまず苦労したおかげで小さなしあわせを得ることができたということであったが。
 
『しあわせトランプの恐怖』
ある日のび太くんは部屋で一組のトランプを見つけ、たまたましずかちゃんと遊びたいとこぼすと、なぜかしずかちゃんが遊びに来て一緒にババ抜きを楽しんだ。
後でドラえもんが来てこのトランプは、いろいろ望みを叶える“しあわせトランプ”でカード1枚ごとに願いを叶えるものだが、最後に残ったジョーカーの札が今まで叶えられた願いによる幸運の分の災難をもたらされる代物でもあったのだ。
その後もトランプは友達の手に渡るも結局のび太くんの手に戻り、ついにはジョーカーの札のみが残った。このままでは大きな災難が降りかかってしまうが、たまたま金庫にしまわれたトランプをひったくりに奪われて、自身は突き飛ばされただけで済んだが、残りの災難はそのひったくりが引き受けてくれたそうな。
この道具は初期の『ラッキーガン』に近いものだが、ラッキーガンがいわゆる運試しのお遊び道具であるのに対し、トランプは実際「願う」ことによって幸運をもたらす道具である。
そのトランプの厄介なところは、ラッキーガンが成り行き上不運に見舞われたとはいえ途中やめることができたのに対し、トランプは誰かに渡して受け取らない限りそれ自体が取り付き続け、途中やめることができないものである。さらにはガンが4発に対してトランプは53枚、その分の揺り戻しの不運は激しいものだろう。
あともう一つあげたいのは、ジョーカーの札における不運災難の説明にての「世の中あまくないんだぞ、いいことずくめでおわるはずがない」というドラえもんのくだり。
確かに世の流れが甘くはないというのは、戦後の困難な時代を生き抜いた藤子F先生の認識もあって、多少は正しいものでもある。
これも『サイオー馬』のお話に述べた「禍福はあざなえる縄のごとし」という文句にもつながるのだが、実際は禍の方が太くあざなわれているかなというのも率直な意見だけれど。
それでも世の中が甘くないならそれなりにしっかりと生きていけばいいだけのことで、それが小さなしあわせにもつながるものだとも思う。
とにもかくにもたとえ小さなしあわせでもそれなりの苦労をすればきっと報われる。そう思わないと将来生きていく上での希望を持って生きることもできないではないか、と大げさながらも述べておきたい。

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ザ・ドラえもんズオリジナル・トラえもん編:こーちゃんとダメな子奮戦記(その1)

さてみなさん、今回のザ・ドラえもんズオリジナルは、かつて旧々アニメ版に登場し、最近は虎ノ門ヒルズのマスコット“トラのもん”として再登場した“トラえもん”を、大阪の下町を舞台に、東京から転校したダメな男の子の奮戦を通じての交流をお送りいたします。それでは、ごゆっくり。
さて今回登場するキャラクターについて、
こーちゃん(士莉功太・のび太):トラえもんがお世話になっている家の男の子、これといって取り柄がないものの、いつかは立派な人間になりたいということで、多少のドジを踏むもののいつも努力を怠らない。
ゆうちゃん(幹枝祐介・スネ夫):近所の少しお金持ちの子でいつも自慢話をするがやはりとても寂しがり屋。
いさむ(巌勇・ジャイアン):近所の雑貨屋の子供でガキ大将的な存在で強引にこーちゃんたちを引っ張っていくがいざという時には頼りになる。
ちーちゃん(平千重子・しずか):お風呂屋さんの看板娘的な女の子みんなの憧れの的だが本当はこーちゃんが一番好き
しゅう君(冴渡秀一・出木杉):弁護士の息子であり標準語で話す物知りの男の子で、クラスの女の子にも人気がある。こーちゃんも少しうらやましくは思っているが、これまた頼りにしている。
以上の面々でお話を進めていきます、あらためてごゆっくり。
 
お話は一人の男の子の説明から入る。
「僕は士莉功太(しまりこうた)、みんなはこーちゃん呼ぶけど。大阪の下町に住んでるんよ。勉強もスポーツも苦手やけど、僕もそれなりがんばっとるんよ。ところが最近けったいなのがうちに住み着いていて、トラえもんいうんよ。結構面倒ごとばっか起こしとるけど、結構僕も役に立ってるんよ」
そこにトラ柄のヘンな生き物がこーちゃんに近付いてくる。しかし彼こそが未来の世界からやってきたネコ型ロボット“トラえもん”なのである。
トラえもん「おーいこーちゃん。今から遊び行こ」
こーちゃん「うん、今日は何しようか」
そこに一人の男の人が呼び掛ける。
「おーい、功太、トラ、今からお説教の時間や、ちょっとこっちきなさい」
「あ、はーい」
と、少し力なく応え、部屋を後にする。ちなみに声の主はこーちゃんのお父ちゃんで、毎日説教を受けるのが日課でもある。とはいえ、のび太くんのママみたいにガミガミではなく、整然としたまさにお説教でもあった。
いずれにしてもトラえもんとこーちゃんにとっては少し疲れるお父ちゃんのお説教が終わり、今度こそ遊びに行くこととなった。
いつもの空き地に行くと、少しさえなさそうな男の子が佇んでいた。何かなと思いその男にこに近付いていくと。
「あれ、きみはまさか・・・・・」と、こーちゃんに呼び掛ける。
こーちゃん「え、僕がどうしたの」
「あ、うん、以前東京で知り合ったことそっくりだから」
こーちゃん「うん、そうなの」
その子はトラえもんの方にも向いて告げる。
「そういえば、そこの人もあの青い人と似ているなあ」
トラえもん「え、まさかあいつのこと知ってるんか」
トラえもんとしてもとあるあおいネコ型のロボットとは面識はあったのだ。
「うん、あの青い人と一緒に知り合った子が、僕のことを親身になって付き合ってくれたんだ」
その男の子は話をしていくうちに元気が出てきた感もある。そのうち母親らしき人に呼ばれてこの場を離れようとする。
「それじゃあ、僕も近くの学校に転校するから、また会えればいね」
こーちゃん「うん、そうだね」
と、その男の子は去っていく。
 
次の日、こーちゃんたちが通う学校にて、先生があの男の子を連れて入ってきた。
先生「はい、今日は新しいお友だち紹介します。多目くんいって東京から引っ越してきました」
多目「多目です。よろしくお願いします」
と、恭しく一礼する。
先生「さしあたって席は、功太くんの後ろ座って」
多目「はい」
と、こーちゃんの後ろの席に座る。
多目「これで、一緒に勉強ができるね」
こーちゃん「うん、そうだね」
というわけで、多目くんとこーちゃんたちの学校での生活が始まったのだ。
ちなみに説明すると、こーちゃんが通う学校の生成は少し若い女の先生で、こーちゃんのお父ちゃんと同じように学校の授業はともかく、いかに努力をするかを淡々と説明するタイプなので、こーちゃんたちもひとまずはやる気を出てくるのだ。
たとえばある日こーちゃんがうとうとと眠気に襲われそうになると、
先生「はい功太くん、ちょっと気が抜けそやけどもうちょっとがんばって」
というふうに頭ごなしに叱りつけずにさりげなく発破をかけるといった具合である。
 
いくらか日にちを重ね、今回のテストの答案が返された。
先生「はい、功太くん、今日は35点、前回よりはようなっているからもうちょっとがんばりましょ」
こーちゃん「うん、35点か、まだまだがんばらなきゃなあ」
先生「はい、多目くんは30点、もうちょっとがんばりましょ」
多目「はい、引っ越しで勉強の時間がなかったからこんなものかな、でも次はもっとがんばれるかな」
変わって体育の授業では、グラウンドのランニングで、こーちゃんと多目くんがやはり周回遅れで足取りはやや遅い。
体育の先生「おい、功太に多目くん、もうちょっとでゴールやからもっとがんばれ」
こーちゃん「は、はい・・・・・」
やがて二人とも息も絶え絶えっぽく、まずはこーちゃんが、そして多目くんがゴールに着いたのだった。
体育の先生「おお功太前より50秒ほど早くなったぞ、次はもう少しがんばれ」
続いて多目くんには、
体育の先生「ようがんばったな、たとえ遅くても最後まで走れたのはえらかったぞ」
そしてクラスのみんなが多目くんを気遣ったのだ。
ゆうちゃん「頼りなかったと思ったけど結構しっかりしてんやな」
いさむ「やっぱ功太よりしっかりしてんなあ」
と、周りからちやほやされている多目くんに、こーちゃんは少し不満げだった。

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それにつけてもおカネのほしさよ:野比家の経済事情<本当は怖いドラえもん>

今回はお金に絡むお話と関連して、野比家の経済事情についても語らなければならない。
ドラえもんのお話の中で、ママが家の家計簿を記しているときに「また今月も赤字だ」ともらすことがある。これは後述の借家の件と同じく、のび太くんの“ダメ”の要素の一つに数えられたものともいえる。
そもそも家の収入もとでもあるパパの稼ぎと裏腹に、支出のもとである家の借り賃や生活費等、ことに物価の高さがかさんでの赤字ともいえるだろうけれど、これもいわゆる昭和30年代にかけての高度経済成長に対する物価の高騰に生活が追い付かないといった警鐘だろう。たしかに赤字:収入より支出の方が多いのも生活がままならないという意見があるが、これもまた先述の、いわゆるドラえもんのお話の上でのダメの要素からくるデフォルメといえるだろうけれど。
それからもう一つ「家の借り賃」からくるダメのファクターとして「野比家は借家だった」というものであるのだが。たしかに借家等の賃貸住宅については今でも珍しい事でもない。これは当時30~40年代の時代背景を理解をしなければならない。
これもまた高度経済成長において地方からの集団就職で上京した学生たちが成長し、中には家庭を持つ者もいて、彼らが生活するための家を持つために首尾よく自分たちの持ち家を購入できた人、さもなくば借家かアパートやマンション等の集団住宅を借りて生活する者もいて、特に彼らは月々の家賃等が家計に大きな影響を及ぼしたのは言うまでもない。ついでに言えば前者の中には『重力ペンキ(コミックス5巻)』の巻に見られるように、マイホームとは名ばかりのあばら家で家族が肩を寄せ合って暮らしているものもいただろう。そういった点では現代における賃貸住宅等のファクターを考えれば別に驚くべきことではない。とはいえ最近では住む家を追われ困窮している人も年々増えていることは最近の社会問題化としても当時の経済事情にも通じているかもしれない。
戻ってのび太くんの家の事情では、のび太くんが成長する際についには家を手放し(跡地はトイレになっているが)、アパートに引っ越したいきさつがある(のび太のおよめさん:コミックス6巻及びのび太の結婚前夜:コミックス25巻)。ちなみに未来の世界ではマンションでも一般住宅並みの住環境だとか。
ともかくも、これらはすべて昭和40年代初頭を背景とした事情で、今時の子供たちはともかく、ご年配の方は少し納得している反面、少し大人の方と同じく若者の方にとっては、最近のアニメで描かれた借家やらあばら家やらの描写についてはちょっと頭を抱える問題だったかもしれない。これもまたご都合的に昭和のお話を描いたものと割り切れるだろうけれど。
これらの問題の根本的な解決についてはまた別のことと割り切っておいて、ドラえもんのお話においていかに今日の生活の困難を乗り切るのか。まずはそれからいろんなことを考えてもいいかもしれない。

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