書籍・雑誌

梅雨の読書:十字軍物語

さて今月はどこかへ行こうと思いつつもここ連日の雨でままならず、仕方なく先に買いためた読書に洒落込もうそれについての感想をばお送りする運びです。
さて今回取り上げたいのは、塩野七生先生の『十字軍物語』
先の『ローマ人の物語』と『ローマ亡きあとの地中海世界』に続く一連の欧州史を題材にした歴史絵巻です。
台頭するイスラム世界に対しキリスト教ことにカトリックの威信回復のために結成された十字軍。一旦は聖地イェルサレムを奪取したが、やがてイスラム側の英雄によって奪回され、その後欧州各国の英雄の活躍やら各国の権謀術数やらに翻弄され、ついにはキリスト教側の敗北に終わり、その後のイスラムとの抗争にもつながって現在に至るといった流れを一気呵成、と言わないまでも読み通すことができました。
正しい戦争、といえるかは分からないけれど、こと宗教が絡む争いがいかに滑稽化も感じ入ることができましたが、歴史は歴史として冷静に見守るのはともかく、戦記として楽しむのもまた楽しみ方だなと思いますが。
この次は本書に関連する『皇帝フリードリヒの生涯』についても読破の末に述べたいと思います。

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春の読書2020年4月

さてみなさん、今日は趣向を変えて、というかここ最近のコロナ騒ぎで外に出られない日々と何かと話題がない日々とでやることといえば創作と読書しかない編者としてこの記事をお送りする運びとなりました。
今日あげたいのは塩野七生先生の『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』です。先の『十字軍物語』に引き続きこのたび文庫本化されたのを機に編者としても目を通したい1冊です。
十字軍時代にて当時のカトリック教会と対峙しながらもある意味近代化の礎を気付いた偉人の生涯を、先の十字軍を通じて知り得た方をはじめ、中世史をはじめ歴史や文学に興味がある方なら一読の価値もある一冊と思います。

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16年、春の読書

さてみなさん、今回は趣向を変えて春の読書について講釈みたいなものをお送りしたいと思っておりますが。

編者もいろいろと趣味がありますが、やはり活字中心の読書もたしなんでおります、とは前々からも述べておりますが。

ここ最近は先に立ち寄った名古屋学院大学さんの読書ブログというものを知り、学生さんならではのおすすめの作品をと参考程度ながらも拝見しております。

そこで、というわけではないですが編者もおすすめの本を紹介したいと思います。

それは塩野七生先生の『ギリシャ人の物語』

かの『ローマ人の物語』の前日譚的な作品でただいま第1巻が発売され、以降来年再来年と続巻が発売される運びとなります。

内容としては、かつてローマ人の第1巻で古代ギリシャの歴史を書いておりましたが、ここでもっと踏み込んだ事項を記載しており、古代の歴史好きにはおすすめの作品だということで。

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