アニメ・コミック

スケバン刑事・概要と予想ストーリー(前編)

さてみなさん、今回のホームページ更新は、スケジュールの都合でスケバン刑事の独立記事をお送りする運びとなりました。予定されていたジガ(人我)の記事はまた後程といったところで。

80年代前半を中心に少女漫画ながらも少年漫画にも通じるアクションと人間ドラマを繰り広げた当作品、同年代半ばにてはテレビドラマ、90年代はじめにてはOVAと、ひとかどの人気を博したことでしょう。

そんな一時代を築いたこの作品を現代風にアレンジした予想ストーリー記事も含めてひとまずお送りする運びとなりました。和田先生が亡くなられて後、有志のみなさんにてのコミカライズをひとまず期待しつつ。それでは、ごゆっくり。

 

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから

ENTER>マンガ・ノベルス>スケバン刑事

となっております。

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銀英伝オリジナル・真ヴァーリモント氏放浪記(番外編)

さてみなさん、今回もスケジュールの都合でこの記事をお送りする運びとなりました、それでは、ごゆっくり。

 

リップシュタット戦役、続く同盟領侵攻を経て、やがてラインハルトがローエングラム王朝を開き、新たなる皇帝に即位して後も様々な事件を経て、かのヴァーリモント氏が一冊の白書を出版するいきさつを語る前に。このエピソードを語らなければならない。

 

その若い官僚はオーディンの大学を卒業し、はじめ内務省に内定するも、ラインハルトの即位に伴い新設した宮内省に入官が決定した。

そもそも宮内省はゴールデンバウム王朝における典礼省が解体し、その職務を内務省が一部引き継ぐという形で形式的ながらも設立されたものであった。

その官僚も、フェザーン遷都に伴い、職務引継ぎの手続きの書類を整理する役目に忙殺されながらも職務に精励した後に、皇帝直々に招集が下ったのだ。つまりは若い官僚なら誰でもよいというラインハルトの意を受けてのことなのだが。

彼としても勅令は光栄なことながらも、その皇帝は激しい人となりと知らされ、もしも粗相があり皇帝の勘気に触れることがあることがあればと思うと、自然と足取りは重い。それでも自らの責任感を引きずって皇帝の執務室へと足を運ぶことができた。そして扉の先の皇帝は彼が入るなり、こう言い放つ。

「どうした、予の顔に魔物がとりついていると言いたそうだな」

「いえ、そのような滅相なことを、お赦し下さい」

彼もその場にひざまづき応える。それに対するラインハルトの受け答えは実に軽快だった。

「冗談だ、そう緊張されては予もやりにくい、まずは息を整えるがいい」

そう言われて彼もいささか緊張がほぐされた。その上でラインハルトは手紙を机上に差し出し告げる。

「卿に重要な任務を与える、この手紙をオーディンにおられるご婦人のもとに送り届けよ。くれぐれもご婦人には粗相なきように」

「は、ははっ!」

手紙を受け、その命令の意味をつかみかけながらも彼は用意された艦艇でかつての首都星オーディンへと旅立ち、指定された場所、閑静な住宅にたどり着く。

訪れた住宅には二人の老婦人が住んでいて、彼が携えた手紙に宛てられたクーリヒ、フーバー両夫人であるのかと容易に理解できた。

彼は恭しく「皇帝陛下のお手紙です」と婦人たちに渡す。

「まあ、金髪さんからよ」

「ああ、それを言うなら皇帝陛下でしょう、不敬罪で捕まっちゃうわよ」

二人の会話からおそらく過去皇帝が一士官である頃に懇意になったことがあろうと想像し、婦人たちをなだめんとしたが二人の陽気さに圧され、何も言えない。

その手紙に目をやってクーリヒ夫人がその手紙を読む。

「親愛なるおばあ様がた、私ことラインハルトは、この帝国の皇帝として多忙なる日々を送り、お便りを寄越す暇もありませんでした。この度国情が安定したのを機に、多忙の中時間を割き、このお手紙を寄越す儀とあいなりました・・・・・」

ラインハルトの手紙は多少ぎこちなかったが、両夫人には心のこもったものであった。一文づつ読み返すごとに喜ぶ夫人たちに、彼もまた快さを覚える。

そのうちに一人の女性が割って入るように訪れる。皇帝の姉、アンネローゼ大公妃の友人ヴェストパーレ男爵夫人マグダレーナである。

「ご機嫌いかが、おばあ様がた」

「まあ、男爵夫人、今皇帝陛下からお手紙が届いたのよ」

「まあ、皇帝陛下からのお手紙ですって、珍しいものもあるものね」

その口調から即位前の皇帝のことを知っている、というより大公妃の友人であることは彼も知っているのだが。こうして手紙をめぐる談笑は男爵夫人をも交えて続けられた。

「・・・次のお手紙がいつ送るかは約束いたしかねますが、おばあ様がたにはいつまでもお元気でお過ごしいただけるよう切に願うものであります。 ライハルト・フォン・ローエングラム」

「形式的ながらも本当に心がこもっていらっしゃるわね、あのお方らしいわ」

「ほんと、わたしどもも長生きしなきゃねえ」

そうこうとしているうち、ふと男爵夫人は彼の方に気付き声をかける。

「ところであなた、こんなところで立っているのもなんだし、少しお茶に付き合っていらっしゃいな。皇帝陛下もそれくらいの時間はお許しいただけるはずよ」

「はっ、それではお言葉に甘えまして」

と、彼も男爵夫人の誘いに乗ることになる。不思議と彼女の言には抗いがたいものがあったのだ。

こうして彼も男爵夫人とともにお茶と談笑に付き合い、有意義な時を過ごす。

その後彼はオーディン駐在を希望し、ほどなくしてそれは認められ、以後閑職の傍ら老婦人たちと男爵夫人の良き相談相手となる。

ちなみにラインハルトの夫人らへの手紙はそれが最初で最後となり、老婦人らはその後数年間、金髪と赤毛の君の思い出とともに余生を過ごすのだった。

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銀英伝オリジナル・真ヴァーリモント氏放浪記(その3)

ラインハルト陣営と貴族連合軍が激突したリップシュタット戦役は当初の予測通り、ラインハルトの完勝に終わった。

その後ヴァーリモントは子爵領にて以前と変わらず、否、日々を過ごしつつかねてからの考えを実行に移すに至る。

朝は領民たちとともに労働にいそしみ、昼は自室にこもり執筆にとりかかり、夜は近隣の酒場で帝国をはじめ情勢について領民と話し合うといった日々を送る。

そんな中彼にとっても捨て置けない情報を入手する。それは戦役の最後期にこの子爵領とさほど遠くない星系に位置するヴェスターラントにての核攻撃事件についての疑惑がそれであった。

「まさかローエングラム公がかの地の核攻撃を黙殺したというのか、いや彼ならばやりかねぬこと、しかしあの当時大勢は公に傾いており、ブラウンシュヴァイク公の妄動は阻止して然るべきではないか、いや・・・・・」

なぜかヴァーリモントは思案を一時止める。たしかに今や帝国を掌握したラインハルトにとってのスキャンダルにも値すること。それにに対しては詳しい事情もあろうが、それに抵触することはヴァーリモント自身の身の危険も伴うこともあった。ともかくも今は深く突き詰める必要はなく、現在の目的である全銀河の行く末についての考察に専念するのだった。

そんな彼にも、ハーゼのほかにもう一人のサポート役を得るに至る。ハーゼと同じく子爵領に流れ着いた青年だというのだ。裏表のない誠実そうな性格で、必要な情報や噂やらを整理してヴァーリモントにしばしばたらしていた。

そんなわけで、それらの情報がヴァーリモント自身も自らの考えを一冊の白書にまとめ上げる一助となったのだが。

 

その夜、その青年が夜道に佇んでいたところ、ハーゼが近付いてきた。手には護身用のブラスターが握られていた。

「さて、何のつもりですか、ハーゼ君、いや、どうやら卿も私の素性に気付いているきらいがありますが」

「ええ、あなたがローエングラム公からの監視役であることはうすうす、いえ先生もあなたのことを」

実は彼こそ、先任の失脚に伴い憲兵総監となったケスラーの当初からの部下の一人で、シュタインメッツの要請でヴァーリモントの監視役を任じられたのだ。

「これもひとえに少尉のため、といっても卿には信頼には値しませんか」

「いえ、かつてのミューゼル先輩、今やローエングラム公たるあの方には大恩があります。かつて私はオーディンの幼年学校にて将来にひとかどの嘱望を得ていましたが、とある事件にて目の障害を指摘され、幼年学校を去らざるを得ず、さらには辺境への流刑同然の身をローエングラム公、正確にはキルヒアイス提督が生活の保護のためこの地を落ち着き先と定めてくれました」

その監視役の青年士官も静かに頷いたのを見計らい、ハーゼは続ける。

「はじめ私も同盟を敵、叛乱軍とした見ていなかったのでしたが、先生のお考えと今まで行動を鑑みて、真に人民のために働いておられると気付き、人が生きるのに帝国も同盟もないという考えにも至りました。公がいずれ同盟を併呑し銀河を統一した後で、帝国と同盟の人民がともに生きるための社会を造るために、先生のような方のお力が必要なのです」

「よく分かりました、あとハーゼ君、卿の誤解を解く必要があります。私が派遣されたのはローエングラム公、ではなくシュタインメッツ提督の要請を受けての憲兵総監のケスラー閣下のご指示によるものです。たしかに今の少尉のお考えには多少の軋轢もあることでしょうから、その意味でも少尉を保護するべく監視の形で・・・・・」

「よく分かりました。では私も銃を引くことにしましょう」

と、ブラスターを懐にしまい込む。両者の対峙は終わり、それぞれの家路につくことになった。

そんな二人のやり取りを知ってか、ヴァーリモントも著書の執筆に思案を巡らせる。

「彼のおかげでヴェスターラントの裏面の秘密を知り得ることができた。やはりオーベルシュタイン参謀長の進言が黙殺の一員となったか。たしかに人民の統制がマキャベリズムの目的でもある。しかし平和な時代へと向かわんとするのに過度の統制がはたして必要となるのか。そもそも公の、帝国政府の側にある彼が、俺にその情報をもたらしたのはどういうことか。

いやいや、早々に結論を急ぐ必要もなかろう。もっと情報と熟考が必要だ、そしてそれに必要な時間も・・・・・」

後に刊行される彼の著書『ヴァーリモント白書』の執筆には、またさらなる時間が必要だった。

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ガメラ新作コミックス、ですか

さてみなさん、今やゴジラと並ぶ日本特撮映画史上に燦然と輝く、怪獣ヒーローの一角たるガメラ。それがアメコミにて発売され、このたび邦訳して上陸する運びとなりました。

気になるストーリーはいわゆる平成ガメラ三部作をベースにした外伝的なストーリーということで。ある程度原作とは違うストーリー展開が楽しめるということで。

そういえばガメラも今や東宝さんが版権を受け継いでいるということで、その点に関し映画の新作も期待できるかもしれないか。

ともかくもこの夏はガメラのアメコミ漫画で楽しむのもいいかもしれませんね。

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シン・エヴァ製作、ですか

さてみなさん、90年代のアニメ業界に大いなるムーブメントをもたらしたエヴァンゲリオンの新作『シン・エヴァンゲリオン』が20年に公開される運びとなりました。

思えば90年代のテレビシリーズの中途半端ながらもひとまず心に残ったあの終わり方、その後壮大なクライマックスがらもラストは少し肩透かしだった感もした劇場版。さらには前作のストーリーを改変した新シリーズがリリースされた運びとなり、さらにはコミック版の完結もひとまず落ち着いている感もあったことも記憶に新しいところ。

そんな中でも新作は今までの新シリーズの完結編と位置付けられるものでしたが。はたしてシンジたちの運命、そして世界と人類の命運やいかに、というわけでこれも一応の期待はしたいところですが。

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銀英伝オリジナル・真ヴァーリモント氏放浪記(その2)

さてみなさん、今回の真ヴァーリモント氏放浪記は行事スケジュールの都合上、今週公開の運びとなりました。なお今後の記事については追って公開と相成りますのでご了承のほどをお願いいたします。それでは、ごゆっくり。

 

アムリッツァ会戦の後、皇帝フリードリヒ4世の死去に伴うローエングラム侯ラインハルトの登極に反発した貴族連合との内戦、いわゆるリップシュタット戦役。

当初の予測通り、戦いはラインハルト側の優位のまま、貴族側勢力をの本拠地ガイエスブルクにまで追い込んだ。

一方で辺境星域にてはラインハルトの腹心キルヒアイス提督が貴族側の副将リッテンハイム侯を打ち破り、平定は時間の問題となりつつあった。

ところが件の辺境惑星において一つの問題が持ち上がった。

「ガイエスブルクから籠城戦に備えての物質提供の要請とは、あくまでローエングラム侯と対せんとするためのことだが、かの御仁にその手段が通用するのか」

ここの領主たる某子爵は苦悩していた。実はその子爵はブラウンシュヴァイク公とは懇意の仲だったのだ。

「とは申されましても我が領土も物資が乏しく、少尉どののおかげで食料の生産量が上がったとはいえ。連合軍に送る物資と申されましてもなかなかには」

いつしかヴァーリモントの素性も子爵の知るところとなるが、懇意が故それは伏せていったのだ。

「しかし受けねば不忠の謗りは免れぬ。いやそれ以上に何をされるかがはかり知れぬ。あのブラウンシュヴァイク公のことだ。あの方の怖ろしさは私自よく分かっているつもりだ」

「そういえば先日も謀反を疑われ処刑された将官どのがおられたとか」

「そうだ、公を取るか、民を取るか、いずれの路も茨の路か。はたしてどうしたものか・・・・・」

一方で民衆側も貴族側の搾取に反発する声が沸き起こりつつある中、それらに対するためヴァーリモントに調停役を依頼する。はじめ自分は役不足だと固辞したが、民衆の真剣かつ切実な願いについには折れてしまった。たしかに民を喰いものにする貴族たちに対する反感もあるが、それに対するローエングラム候への反発は未だ消え去ったわけではなかった。

「・・・たしかに候は民衆側に立ち貴族連合と対している。しかし自らの野望のために、場合によっては民衆をも利用せんとする。今後もそれを成さないとはだれが保証できよう。ともかくも俺は、候の覇業に協力できるのか」

その苦悩は誰にも明かさないが、それを察しているのは、今や助手となっている青年ハーゼと最近ヴァーリモントの子供を身ごもったテレーズだった。

それぞれが対処に苦しむ中、子爵のもとに一つの報せが届いた。

「閣下、辺境警備にあたっていたシュタインメッツ提督の艦隊が当惑星に接近しつつあります」

「なんと、それであちら側は何と申している」

「はっ『我々はローエングラム候にお味方するもの、当方が候にお味方するのならば、領土を安堵する』とのことです」

「そうか、これでこの惑星は救われる。しかしそのために首を一つ差し出さねばならないな」

「か、閣下、まさか」

「私も小なりといえど門閥貴族の一員だ。それらを打倒し、人民のための国を築くのが候の大義のなすところ。そのために私の命など安いものだ」

「閣下・・・・・」

「提督にお伝えせよ、我が領土の安堵に際し、我が身柄は貴艦隊にお預けすると」

こうして子爵は一時シュタインメッツ艦隊の預かりとなった。ややあってその報は民衆側、ことにヴァーリモントにももたらされた。一宿一飯の恩義がある身でもあり、子爵の身柄を守らなければならない。

こうして子爵の投降に遅れてヴァーリモントも旗艦へと向かうのだった。

「閣下、民衆側の代表がお目通りを願いたいと申しております」

「うむ、して何の用があるというのだ」

「はっ、領主閣下には恩義があり、御助命を願いたいとのことです」

「そうか、こちらも始めからそのつもりだが、目的はそれだけではなかろう、ともかく通せ」

「はっ」

というわけでヴァーリモントはシュタインメッツと会見の場を得るに至る。シュタインメッツも彼を見るなり単なる一領民ではないことを見抜いていた。

そんなヴァーリモントもシュタインメッツを会うなり、こう切り出した。

「まずは、お人払いをお願いいたします」

その真剣な表情にシュタインメッツも副官いったん下がらせる。ともかく会見が始まりまず自らの素性を明かす。

「私は、元自由惑星同盟第七艦隊所属、フランツ・ヴァーリモント少尉。故あってこの地に落ち着き勤労に従事しているものです」

ただ者ではないと思いつつも彼の言に軽い驚きを見せつつも、シュタインメッツも軽く頷いた。

続いて先の焦土作戦においてこの地に流れ着いたいきさつに重ね、その後の会戦においてもはや恨み言をいう筋もないとも告げる。対するシュタインメッツも、ラインハルトの野望~彼の言では帝国を改革せんとする立志~をほぼ正確に述べるに至る。帝国の社会の不公正をただし、より人民のための政治を開くことこそがラインハルトのよって立つことだと。ヴァーリモントもこれには大いに感じ入ったかにみえた。

会見の後にシュタインメッツは一言問う。

「これからどうするつもりだ、小官が候に申し上げ、帰国の便宜を図ってもよいが」

「今更同盟本国に戻るつもりはありません。この星で領民の方々とともに働くのも悪くはありませんから」

「そうか・・・・・」

と、二人は軽めながら固い握手を交わす。

後にシュタインメッツは、警備のための艦艇を数隻残したのち、他星系の平定のために惑星を発っていった。当然領主もその際に解放され。ヴァーリモントとともに帰還の途に就いた。

「少尉、卿には感謝の言葉もない。この戦役が終わったら、私も一人民として卿とともに働かせてもらうよ」

「閣下がご無事に解放なされれば何よりです。これからもこの地のために働かせて頂ければ、いえ、今はこの帝国、そして同盟がこれからどうなるか、まずは腰を据えて考えていきたいと思います」

この時ヴァーリモントの脳裏に一つの思案が浮かび上がる。ひとまずはこの地にとどまることを決心したが、あらためて自分の懸念とともにラインハルトの望む未来、すなわち野心を理解したかにみえ、対して自分がこれからどうするべきかということを。

一方、星へと帰っていくシャトルを見守るシュタインメッツに、副官が問う。

「よろしいのですか、閣下」

「何がだ」

「あの少尉ももはや軍と祖国に未練はないと申しておりますが」

副官の問いに軽くうなずき、シュタインメッツは応える。

「彼の言には偽りはなかろう、帝国はもとより候に対する叛意も表わすこともない。たしかに野放しにしておくわけにもいかないが、はたしてどうしたものか」

シュタインメッツもひとまずの試案の後、次の任務のため艦橋へと戻る。

かくして辺境星域を平定した後にシュタインメッツ艦隊はキルヒアイス艦隊と合流するのだった。

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けいおん!Shuffle、ですか

さてみなさん、かつての学園音楽系アニメ『けいおん!』が装いも新たに『けいおん!Shuffle』として連載を開始する運びとなりました。

今回一新された舞台と主人公といううことで、また新しい物語が繰り広げられるのですが、やはり前作のその後もファンならずとも気になるところだけど、それはさておき。

今回の主人公はドラムのポジションで、他の作品おいてはイナズマイレブンの円堂といったところか。はたして他のメンバーをどう引っ張ってくれるか。そしていかなる学園生活を見せてくれるのか。前作の件を含めて大いに楽しみに待っていきたいとは思いますが。

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銀英伝オリジナル・真ヴァーリモント氏放浪記(その1)

さてみなさん、今回より先にHPにて公開した『ヴァーリモント氏放浪記』を当ブログにおいてもう少し掘り下げ、一つの作品として掲載する運びとなりました。

最近新アニメ版も放映されたこともあり、旧アニメ版のオリジナルキャラたる彼について、前々から詳しいストーリーを書きたいと思ったこともあり、この企画の立ち上げと相成りました。とはいえあくまでも概要なので、ひょっとしたらもっと詳しい表現もなされるかもしれないけれど。ひとまずのご了承をお願いいたします。

まあなにはともあれ、それでは、ごゆっくり。

 

自由惑星同盟技術将校 フランツ=ヴァーリモント

帝国領侵攻作戦に伴う開拓事業に従事するも、その後のアムリッツァ会戦に先立つ焦土作戦によって開拓惑星を追われ、開拓事業で知り合った領主の娘テレーズ=ワーグナーとともに近隣の惑星で労働者に身をやつしていた。当然ながら素性を隠し、表向きは焦土作戦に伴う暴動で追われた一難民として。

その後のアムリッツァ会戦において同盟軍が帝国に惨敗したことに関し、帝国軍に対する憎しみも起こらず、加えてささやかに雪辱を果たしたヤン提督に際してもあまり関心がわかなかった。もっともそれ以前にヤン提督自身にはある程度の好意を持ってはいたのだが。

そんな彼自身は俗世を離れ、静かな場所で暮らしたかったのだが、生活の都合上それが許さず、テレーズの勧めでこの地に落ち着いたのだ。

はじめは流れ着いた難民ということで領民も彼をいぶかったものの、その勤勉さと誠実な人柄と何よりも付き添っていたテレーズの献身的な手助けもあって次第に打ち解けるようになった。それに伴い、彼に先立ってこの地に流れ着いた、多少目の不自由な若者と知己となり、何かと彼らの手助けをしていくようになる。

加えて領主たる某子爵は領民からは開明的な人物と慕われていて、先に流れ着いた難民の中に顔馴染みだった領主ワグナーの娘テレーズの姿を認める。かの地の焦土作戦に伴う暴動でワグナーが命を落としたことを知りえ、何とかして彼女の手助けをしたいと思い、ある日お忍びでテレーズのもとを訪れる。

「お父上のご不幸は聞き及んでおります、ここは私どもでお世話をしたいのですが」

テレーズも子爵の行為を受け止めつつ、一礼ののちにこう応えた。

「ご厚意は感謝に堪えませんが、今ここでそれに甘えますと、先に命を落とした父たちの努力を無駄にしてしまいます。それに・・・・・」

テレーズの言はひとまず途切れる。ややあって子爵の方も傍らのヴァーリモントのほうに目を移す。彼の静かに刺すがごとき視線に何やらを悟ったかのごとく彼に向かい。

「では、彼女のことは卿にお任せしよう、我々も力になりますが、よろしくお願いする」

「御意」

子爵の要請にヴァーリモントも厳かに応えた。

 

こうしてヴァーリモントは子爵をはじめ領民の信頼をも得て、いつしかそこの地域の顔役にもなるに至る。

しかし彼の心の奥底では、つねに故国の同盟の行く末を常に案じていた。おそらくはローエングラム候が帝国の実権を握りやがては同盟をも征服するだろう。ともすれば同盟が掲げた自由と自立の精神もまた損なわれるやもしれぬと、先の焦土作戦もありそれらの懸念が彼の脳裏にこびりついていたのだった。

そんな静かな苦悩を抱いた彼にも、帝国内での争乱の影響を受けることになるのだった。

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ニンジャバットマン、ですか

さてみなさん、今やアメコミヒーローの代表作たるバットマンが新作アニメとして登場する運びとなりましたが。今度の舞台は昔の日本を舞台に、バットマンやジョーカー等おなじみのキャラクターが縦横無尽に暴れまわるといったぶっ飛んだストーリーとなりました。

そのアニメを制作したのはほとんどが日本のアニメスタッフ。世界観を中心としてそうそう勘違い感は少ないとは思いますが。

そんなこんなでこのニンジャバットマンも心躍る作品として期待はしてもいいかと思います。

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クリエイターの執念とは:黒岩よしひろセンセイ編

さてみなさん、先日漫画界において隠れた巨匠とうたわれた黒岩よしひろセンセイが心筋梗塞でお亡くなりになりました。まだ50代という若さということでまさに日本の漫画界において大いなる損失ともいえるでしょう。

まず黒岩センセイといえば、『ウイングマン』『電影少女』などで有名な桂正和先生のアシスタントを経てのデビュー以来、ヒーローもののマンガを中心に数多くの作品を手掛けました。しかし諸般の事情でいずれも短期間での連載が終了となかなかにヒット作に恵まれなかったものでした。

それでもそのヒット作というのが『変幻戦忍アスカ』と『鬼神童子ZENKI』の二つを上げたい。黒岩センセイのもう一つの特徴なのは、やはり魅力的なキャラの作画であり、アスカの場合は主人公アスカのセクシーさに加えて魅力的なアクションと伝奇色が濃い敵との熱き闘い。ZENKIの場合はアスカ以上のアクションと伝奇性で絶大なる人気を博し、テレビアニメ化したことも挙げたいところ。

しかしそれ以降はやはりパッといかなかったのは惜しいところ。やはりジャンプでは先の二作を除いてヒーローとして型にはまりすぎていたのが一因だったか。

ともかくもその後も細々と作品を送り続け、それなりに支持を集め、次第に再評価されつつあった上での訃報であった。思えばセンセイなりに理想のヒーロー像を求め続けたマンガ人生だったなというのが今の率直な思いでもあるけれど。

ともかくも漫画界において一時代を築いた黒岩センセイのご冥福をあらためてお祈りいたします。そして、もしかしてセンセイの作品からそれぞれの理想のヒーローを生み出す若きクリエイターの方が出てくることも重ねて願うとともにこの言葉でシメたいと思います。

黒岩よしひろセンセイ

いろいろな意味でもヒーローの夢を与えて下さって本当にありがとうございます。

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