アニメ・コミック

マンガレビュー:ムジナ

さてみなさん、今回のホームページ更新は、マンガレビューとしてムジナ(竹熊健太郎・相原コージ著)をお送りいたします。
本当は過酷な忍者の世界においてたとえ格好悪くても生きることのみに執着した主人公ムジナを通じ、現代社会において生き抜くとは何かを訴えかけた作品でもあります。はたして我々は彼の生き様に何を見出すのかをあらためてご一考あれ、といったところでそれでは、ごゆっくり。
 
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
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となっております。

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タツノコプロ60周年、ですか(訃報あり)

さてみなさん、この年日本のアニメーション業界の老舗たるタツノコプロが創業60周年を迎えることとなりました。
タツノコプロといえばイラストレーターたる吉田竜夫氏が立ち上げたアニメ制作会社としてみつばちハッチをはじめとする子供向けアニメからガッチャマン、キャシャーン、ポリマー等アメコミ張りのアクションヒーローものアニメを手掛け、その当時のちびっ子の心をつかんだものだった。
そして70年代後半にてタイムボカンシリーズを世に出し一時代を築いたことは今更述べるまでもないけれど。
その後80年代の足踏み状態からOVAをはじめとするガッチャマン等のリメイク作品のリリースで細々と活動を続けて今に至りました。
その上で迎えた60周年ということですが、そういえばヤッターマンの主役1号ことガンちゃん役の太田淑子さんが先日お亡くなりになりました。太田さんはガンちゃんをはじめ数多くのヒーロー、ヒロインを演じられたことでも有名で往年のアニメファンとしても忘れてはならない存在でもあります。その一時代を気付かれた太田さんに敬意を表して、当ブログ、HPにおいてもあらためて形にしたいと思います。そして太田さんの冥福を謹んでお祈りいたします。そして本当にありがとうございます。
あとタツノコプロさんもこれからも数多くの作品を現代の老若男女のアニメファンに伝えて下さい。

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メガトン級ムサシ、ですか

さてみなさん、LEVEL5が誇るロボットアニメ『メガトン級ムサシ』が今絶賛放映中ですが。
この作品は数年前に雑誌等で公開され、最近になりクロスメディアで展開される運びとなりましたが。
ストーリー等の舞台背景は、先に宇宙からの侵略者のよって蹂躙された地球にて生き残りかりそめの生を強いられた若者たちが巨大ロボットを駆使して自らの誇りと人類の尊厳をかけて侵略者に再び立ち向かうといったひとまず王道の巨大ロボットアニメを目指したものですが。
以前ダンボール戦機でひとまずのヒットを受けて今回のムサシに挑戦したわけですが。これがどう受け止められるかはやはり視聴者の反響次第なので、これも見守っていきたい。

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我が友<今更ながら銀英伝ノイエテーゼレビュー>

自由惑星同盟首都ハイネセンにて、救国軍事会議のクーデター鎮圧を祝しての式典が開かれる運びとなった。誇大に過ぎる戦勝式典はむろんトリューニヒトの政治ショーであることはいくらかの人間は理解できた。おそらくもっとも理解し得た人物は我らがヤン提督であろうが。いずれにしても彼にとって空虚なる時間が過ぎるも、最後の議長閣下との握手、これが彼にとって最も不快なひと時であったのだろう。その虚構の式典が過ぎ降りかかった穢れを祓うがごとく入念に手を洗うヤン。それを気遣うユリアンとともにイゼルローンからとある来客が訪れたことを知らされる。何と先のリップシュタット戦役の指揮官で貴族どもの敗滅後、亡命してヤンを頼って亡命してきたのだ。メルカッツの勇名はヤンも知れ渡っていたので、これからの帝国、ことに実権を握ったラインハルトとの戦いを控える身としては彼の助力は貴重に思えたのか、自らを頼ってきたメルカッツを受け入れるのだった。
一方の帝国では、ラインハルトが貴族連合を一掃し、自らの権力を確立した。しかしあらためてその代償はあまりにも大きかった。
キルヒアイスの死で姉アンネローゼは郊外の別荘に引きこもり、ラインハルトと一定の距離を置くこととなる。
当のラインハルトはキルヒアイスの墓標に“我が友”と銘を打った。いかに公式での称号で労おうともキルヒアイス自身へのはなむけにはこの言葉が精いっぱいだったのだ。
その一方ヤンとしても、アスターテ以来過酷な運命に散った男女、ラップとジェシカの墓標を参る。こちらも自らの運命を乗り越えんとする誓いを新たにするのだったが、帝国軍、ラインハルトとの戦いはともかく、同盟首脳部、すなわちトリューニヒトの取り巻きの政治家たちが足を引っ張ることは今更述べるまでもないのだが。
いずれにしてもヤンとラインハルト、この二人を中心に戦乱の嵐が再び吹き荒れる頃もまた述べるまでもない。そして今や忘れられた惑星地球ではそこの支配者として宇宙にその影を落とさんとする地球教もその陰謀の手を伸ばさんとしていた。
こうして銀河系宇宙は新たな時代の渦を待つことになる。
といったところで銀英伝ノイエテーゼのレビューはひとまずお開きということになりますが、いずれ放映される次回シリーズでもレビューをお送りするかもしれません。それまでまた会う日まで。

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今更ながら伝説巨人イデオンについても語る

さてみなさん、今回は少し遅れつつ80年代伝説のアニメとうたわれた『伝説巨人イデオン』について少しばかり述べることといたします。それでは、ごゆっくり。
 
はるか未来、宇宙に進出した人類は、辺境のソロ星にて一体の巨大ロボットと宇宙船を発見し、同じくそれらを調査していたバップ・クラン人と接触、その後紆余曲折の末に地球とクラン間での宇宙戦争にもつれ込み、ついには巨大ロボット・イデオンの力の開放で宇宙は崩壊し、また新たな宇宙へと再生していく。というのが大まかなあらすじなのだけれど。
まず話のベースが従来のロボットアニメに戦記の要素を取り入れた、ガンダムの形式を引き継いだものでもあった。
それに伴い敵味方の人間ドラマ、これはあの当時路線より以前にも描かれてはいたが、ことにガンダムやイデオンあたりで顕著になっていった。
それが当時の情勢にて万人受けとはいかず、テレビ放映は最後のパートを残して打ち切りの憂き目とあいなった。その後ガンダム同様に徐々に反響も高まり劇場版の公開に伴い最後のパートも公開される形となった。
さてこのイデオンのベースストーリーの一つでもある宇宙戦争。敵の宇宙人であるバップ・クラン人は、生態的に地球人とさほど変わりはないが、やはり習俗等で地球人と大きな隔たりがあり、個々の歩み寄りがあったものそれが一連の軋轢を生み最終的な破局へと繋がったのだろう。それ以前にこのイデオンも冨野監督の悪名高い『皆殺し三部作』の一角であることも根底にあるのだが。
次にロボットものの醍醐味ということで主役メカのイデオンとそれに対するクラン軍の重機動メカ。いわゆる人型とは欠け離れたデザインに心動かされた人もおられたことだろう。
さておきイデオンは、地球やクランのテクノロジーとは違う無限力(ちから)なるいわゆる宇宙エネルギーを駆使して機動し、その源のイデたる精神体が秘められていた。それが両者の破局を通じてそれぞれの命を次の宇宙へと導いたりもした。そのラストは大いなる感動とともに幼き日の甘酸っぱい想いをも抱かせたことだろう。
もう一つ述べるに、原作アニメはイデオンは一見巨大ロボットそのものだったが、小説版では擬似的な生命体にも見えた。これはイデオンを造ったものたち、あるいはそれ以前のものたちもイデの無限力とその体現たるイデオンに導かれたりもしたのかと考えられ、それを肯定するならば多少の複雑な想いもしないでもない。
ともかくもこのイデオンにて突き詰めれば人がいかに生きるか、ひいては人と人がいかにつながるかを考えるのもいいかもしれない。

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アニメ・平家物語、ですか

さてみなさん、来年頭頃にフジテレビ系で、日本古典の名作『平家物語』がアニメ化される運びとなりました。
一概に平家物語といえばもとの原作から吉川英治先生の小説や横山光輝先生のコミック、10数年くらい前に大河ドラマでも放映されたことでもなじみがある方もおられることでしょう。
それがこの度のテレビアニメ化と相成りひとまずの期待も持てることでしょう。
全体的なイメージとしては、かつて映画公開された『かぐや姫の物語』のイメージにも通じているかもしれず、これはかぐや姫を手掛けた高畑勲監督を意識してのことかもしれない。
そして気になるストーリー、とはいっても大まかな設定は変わりはなく、一人の少女の視点からのストーリーテラー方式を取り、これまた新たなる視点からの物語を描く狙いだろうということで。
ともかくもそんな新たなる平家物語も一見の価値はあると述べておきたいです。

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さらば、遠き日<今更ながら銀英伝ノイエテーゼレビュー>

リップシュタット戦役にて貴族連合軍を廃滅させたラインハルト、その戦勝式典にて。
まず警備兵に携帯した銃器を取り上げられるキルヒアイス。これは先のラインハルトとの確執からきたものだというが、そういえば前作ではそれに伴ってキルヒアイス自身の過去の回想がストーリーの半分を占められたことがあったか、まあそれはさておき。
その後で捕虜となったファーレンハイトがラインハルトに引き入れられ、続いて自決させられたブラウンシュヴァイクの遺体がアンスバッハに引き連れられる。しかし公の遺体の中からハンドキャノンが取り出され、それでラインハルトを狙わんとした。しかし砲弾はわずかにそれ、アンスバッハ自身はキルヒアイスに阻まれる。しかしキルヒアイスは隠し持った指輪型の光線に貫かれる。
こうしてキルヒアイスは駆け付けたラインハルトに自らの意思を伝えその短い生涯を終える。そしてラインハルトは自らの半身ともいえる友を永遠に失ったのだ。
この悲劇がラインハルト軍にとっても深刻な打撃を与えたことは述べるまでもなく、その隙に首都のリヒテンラーデに好機を与えることは想像に難くない。そもそもキルヒアイスの死の遠因ともいえるオーベルシュタインは、帝都の宰相に暗殺の容疑をかけて排除を持ち掛ける。はたしてリヒテンラーデは拘束されひとまずは後顧の憂いは断ち切られた。しかし今にして思えばリヒテンラーデが実際にラインハルトを排除せんとしたかは甚だ疑問もある。彼も彼なりにこれからもラインハルトを利用せんとしたのだろうが、しかしラインハルトの究極の目的のため有力貴族としてのリヒテンラーデもやはり邪魔な存在なので結果的に排除に踏み切らんとしたのだろう。
続いてオーベルシュタインは、キルヒアイスの死を報せたアンネローゼを使いラインハルトを立ち直させんとした。しかしそれは彼からアンネローゼとの距離を置かせることにもなる。
こうしてラインハルトの中に大いなる空洞が開かれ、それを満たさんとさらなる戦いを求めることになる。それが永遠に満たされぬものと知っていながらも。
そしてこの事件がさらに多くの人に影を落とすことになるだろうとひとまずは述べることにするが。

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おためし紀行:岡崎市美術博物館の水木しげる・魂の漫画展

さて今回遅ればせながらも岡崎市美術博物館に赴く運びとなりました。
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岡崎市街から東公園を経て岡崎美術博物館へと車を走らせ、赴いた博物館では水木しげる先生の魂の漫画展が開催していました。
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水木しげる先生は『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』を世に著された妖怪漫画家として日本マンガ史にその名を刻まれました。
編者が知るところでは、不思議なものへの憧れを芽生えた幼少期、過酷な戦争に従事し、後に貸本漫画家として貧困の中から先述の作品を世に送り出し、鬼太郎のヒットを受け今の地歩を築かれたものでした。
そして晩年妖怪と世界を通じて悠々自適な生涯を過ごされたものでした。
そんな水木先生の激動の歴史とともに今まで表された作品が展示され、あらためて先生の作品の魅力、そして先生の想いをを感じることができました。

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今更ながらサマーウォーズについて語る

さてみなさん、今回は細田守カントクの名作『サマーウォーズ』についてひとまず述べることにしましょう、それでは、ごゆっくり。 コンピューターネットワークが人の生活に密接に関わっている近未来、数学が得意な反面愛好的な少年健二は、学校の先輩であるなつきに誘われて、信州の旧家に身を寄せることになった。しかしそこで謎のメールの応対から、やがては世界を巻き込んだ争乱に巻き込まれることとなる。 そんな主人公の健二ははじめ先輩の夏希の恋人だと公言されちやほやされていたが、先述の事件に巻き込まれて嘘がばれて一時険悪なムードになるも、次第に自身の居場所を築くにいたり、やがては事件の元凶たるネットワーク世界のOZに巣食うラブマシーンと紆余曲折の末に陣内家を巻き込んで戦うことになる。 続いてひょんなことで顔を合わせた佳主馬、実はネットワーク世界でのゲームチャンプ“キングカズマ”と謳われるほどの有名人でもあり、はじめ健二とは冷淡だったが、先のいきさつを通じて次第に通じ合っていく。 続いて陣内家の面々、時には足を引っ張ることもあるがいざとなれば家族が一致協力して健二とともに敵に立ち向かう。 そんな一家の主たる栄ばあちゃんは、かつての教え子で今や政府の中枢に名を連ねている連中を叱咤激励しつつ状況の打開を呼び掛ける。残念ながら途中病で他界してしまったが、その影響が、ことに残した手紙から家族を力づけたことは言うまでもない。 そして爺ちゃんの連れ子の侘助はラブマシーンの開発者としてはじめ家からはつまはじきにされるも、幼い頃より慕っていた夏希の説諭で舞い戻り、マシーン打倒の協力する。 こうして健二と陣内家とラブマシーンの幾度かの対戦で、次第に強大化した敵にも最後まで立ち向かい。その熱意が世界中の人々にも伝わり、力になっていきついには敵を倒すに至る。決め手はまず花札勝負で無力化に尽力した夏希と、落下する人工衛星を得意の数学で軌道を曲げ、被害を最小限にとどめた健二だろう。 こうして世界の危機、ひいては陣内家の面目も保たれ、平穏な日々とともに栄婆ちゃんの葬式並びに誕生日に、はれて二人はひとまず結ばれたのだった。

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黄金樹は倒れた<今更ながら銀英伝ノイエテーゼレビュー>

辺境星系を平定し、ラインハルトの陣営に帰参したキルヒアイス軍。一方でラインハルトはビデオレターにてヒルダとアンネローゼのメッセージを受ける。姉の最後の一文がラインハルトの心に妙に引っかかる。
そんな中キルヒアイスと再会したラインハルトは先のヴェスターラントの件を問われる。そもそもがかの強行を黙殺したことから始まり、それについて政治的効果をもたらすなら未遂でもよかったではないか。それはそうとしてキルヒアイスは凶行を止めなかったことを咎めラインハルトはそれに反発した。それが言葉がこじれ二人の間に隙が生じた。
一方でその政治的効果で追い詰められた貴族連合軍は半ば自棄で最後の決戦に臨む。勝ち目なしとみてのファーレンハイトの制止をよそに無謀な突撃は、それを待ち臨んだラインハルトの綿密な戦略に大敗し、まず急進派のフレーゲルはなおも抵抗を続けんとするも結局部下に射殺され、形式の司令官たるメルカッツは部下の進言で戦場を離脱し、同盟へと亡命する。
そして盟主のブラウンシュヴァイクは、結局腹心のアンスバッハの手により自決させられた。
こうしてリップシュタット戦役は終結した。それは単に貴族の反乱にとどまらず、ゴールデンバウム王朝そのものの屋台骨の倒壊、そしてミッターマイヤーがいう新たな時代の幕開けでもあった。しかしその扉を開くにはさらにより濃い血が必要だったのだ。

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