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メリア~さすらいの舞踏少女(前編)<サムライスピリッツ剛!>

さてみなさん、今回の侍魂剛は本記事のオリジナルキャラにして本作のヒロイン格であるメリアの前編パートをお送りいたします。
手に持った帯であまたの侍とも渡り合い、自らの運命をも立ち向かう様をここにお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

ちなみにグランドオープニングはこちら

あと彼女のプロフィールをば、
名前:メリア
流派:イスタンブール式舞踏術(基本)
武器銘:シェヘラザード(帯)
誕生日:12月3日(15歳)
身長:55インチ(140㎝) 体重:88ポンド(40㎏)
三体数:70・40・75
血の型:AB型 出生地:バグダッド
趣向:踊ることと食べること
宝物:赤ん坊のころに身に着けていた腕輪(実は母親の形見)
好きなもの:観客の笑顔
嫌いなもの:踊りの最中に体を触る人、あと乱暴な人や酔っ払い
尊敬する人:踊りの師匠、あとアンジェリカ様
家族構成:生まれた時から一人ぼっち、でも兄が生きているとか
コンプレックス:ちょっと人見知りが激しい
剣の道について:自分の踊りが侍にかなうのかちょっと不安
好みのタイプ:優しくて若い男の人
現代社会では:若手の新体操選手

ベースストーリー
「ありがとうございます、おかげで助かりました」
「いや、例には及ばない。一人旅ならば道中には気を付けることだ」
ある日、道行くゴロツキに襲われそうになった時、一人の女剣客に命を救われた彼女メリア。
もとはイスタンブールの寺院に行き倒れた女性に抱かれた赤ん坊で、みなしごとなった彼女をその寺院にて育てられ、長じて近所の踊り手から舞踏術と護身術を学び、やがて育てられた寺院から母親の手紙を託される。それは亡き母親が自分宛てに託されたものであり、もとはある商人の家に生まれ、とある領主により父を殺され、逃げ延びた母親がメリアと共に寺院まで逃げ延びたというのだ。
己の出生を知ったメリアは、もう一人の肉親たる兄と再会することを夢見てアラビア界隈を旅して回ることとなり、今回の騒動に遭遇することとなる。
そして同じく旅を続け彼女を助けたアンジェリカなる剣客と旅を共にする。
その途中界隈の子供たちがさらわれたこと、それがはるか東方の国ジパングの抜け荷事件が絡んでいることを知ることとなる。
「ジパングといえばやはり縁があるな。それではここでお別れだ」
「あ、待って下さいアンジェリカ様、ジパングに赴くなら私も」
「待て、ジパングといえば侍なる凄腕の剣士がひしめく地だ。それにおまえは兄を探す旅をしているのだろう」
「いえ、抜け荷やらかどわかしやらの事件を捨てておくわけにもいきません。それは私にとっても自分の生まれの秘密が分かるかもしれませんから」
「そうか、それなら好きにするといいさ」
といった具合で、ふたたびアンジェリカの旅に同行する形でメリアのジパング行きへの旅路に向かう。それが彼女の運命を決めることとなるのは夢にも思わなかったのだったが。

オープニング
イスタンブールよりペルシャ界隈と旅を続けている彼女は、放浪中のアンジェリカに助けられたのを機に彼女と半ば強引に旅を続けている。手に持った帯と舞踏術をもって並み居る戦士たちとほぼ互角に渡り合う彼女は、今回のかどわかしや抜け荷の件でアンジェリカがジパングへと旅立つのを機に、彼女もまた戦いの場に身を投じるのであった。

第一~三、第五・第六回戦(抜粋)
・対ナコルル
メリア「大自然を護る巫女にして侍の方と見受けました、できることならばお互いを磨くためにお手合せいただけますか」
ナコルル「やはりあなたの舞いにも力を感じますね、私の拙い武でよろしければお付き合い致しましょう」
「いかなる苦難をも耐えられる芯の強さを感じ入りました、女といえども闘う抜くには必要なことでしたね」

・リムルル
メリア「精霊とともに闘われるのですね、それなら私もまたそれに見合う舞いを披露しなければいけません」
リムルル「流れるような舞いはコタンの小川を思い出すね、その流れに乗れるようあたしもいってみようかな」
「水の流れと氷の業でしたね、いずれあなたの元気さも私の舞いに取り入れればいいでしょうね」

・対千両狂死郎
メリア「ジパングの歌舞伎の噂は聞いておりました、是非とも私の拙き舞いを見ていただけますか」
狂死郎「あいや“ぺるしあ”の踊り手か、この狂死郎の前にまかり越すとは、我が命の舞いを、あ見てもらおうかのおう」
「歌舞伎の舞にも命を感じました、いずれ狂死郎さまのように私も己が命を舞いに込められましょうか」

・対チャムチャム
メリア「野生のお力以上にあなたにも巫女の感じがしますね、その元気さに私もついてこれるでしょうか」
チャムチャム「もしかしてお姉さんも追いかけっこがしたいの、ボクも素早いからお姉さんもついて、これるよね」
「野生の力からの元気さもまさに炎の如くでしたよ、元来炎は力強きもので人に益なすものでしたね」

・対風間葉月
メリア「私の舞いも魔を抑えるものなら、葉月さんの忍の業もまた魔を抑えるべきものでしたね」
葉月「忍の業はともかく魔を抑えるのも今一つですが、私を頼るのなら遠慮なく胸を貸しましょう」
「あたかも大地に根を下ろす樹のごときでした、私もさらに地を踏みしめての舞いを極めたく思います」

・対色
メリア「これほどの深淵を感じるとは、あなたの中に何があるかは分かりかねますがここは一つお手合わせを」
色「貴女も、舞いを、嗜むのね、私の中の、闇に、興味があるなら、あなたの、命をかけて、いらっしゃい」
「どれだけ闇が深くても、自分の足で踏みしめられれば、やがては明ける日もありましょう、それを信じて下さい」

・対真鏡名ミナ
メリア「その弓はともかくそれを引くあなたにも力を感じます、私でよろしければ試してみましょうか」
ミナ「本当にいいの、私の弓矢からは逃れられないけれど、あなたの舞いならついていけるのかしら」
「弓矢を見切るだけでは闘い抜くこともできませんが、矢の先に込められた想いを受け止めることができました」

・対いろは
メリア「この舞いにも大いなる力を感じます、これだけの舞い手の方ならさぞや名のある方でしょうか」
いろは「私も名もなき鶴仙に過ぎませんが私の舞いを頼りに来られたなら、このお手合わせも受けなければいけませんね」
「護るための舞いなら私としても受けねばなりませんでした、私もあなたのような舞い手になれればですね」

・対鈴姫
メリア「ジパングの姫にしてはオチデントの感もありますが、その剣を頼りに闘われるなら私も受けて立ちますよ」
鈴姫「あなたもあの女の知り合いなら容赦しないわよ、この剣の力を怖れないならかかっていらっしゃい」
「剣の力を振るえるなら私も己が舞いの総てを込めて闘い切れました、結構な吹っ切れ具合でしたよ」

・対呉瑞香
メリア「清國の風水師の方なら自然の流れとともにあるならば、私もその流れに乗っていきましょうか」
瑞華「私の風水の力に乗るのですか、私とても力を制しきれませんのでどうなっても知りませんよ」
「ある意味ままならないことがあるのが人の生です、どんなことがあろうとも落ち着いてかかりましょう」

・対紅椿のお遊:本作のオリキャラにして街道の女親分さん
メリア「ジパングでも名のある女の人と見受けました、ここは私の舞いも見ていただけねばいけませんね」
お遊「あんたが“ぺるしあ”の踊り子さんかい、このお遊さんを頼って来たんだ、やはりじっくりと相手しないとねえ」
「これこそ本当の侍の気迫でしたね、女性ながらそれ以上の方もおられるからなお励みになりました」

・対セレナ・D・ウェラー:ガルフォードの妹の保安官見習い
メリア「やはりアメリカの保安官さんも参ったのですね、この事件に当たるために仕合わなければいけませんか」
セレナ「私も見習いですがこれも保安官としての任務ですから、でもお互いの修行なら最後まで付き合えますね」
「お互い義しきことのために闘えるなら尊いものです、その心をいつまでも持ちたいものですね」

第四回戦(対アンジェリカ)
・仕合前
メリア「やはりこんなところで会えましたねアンジェリカ様、この様子だと手合わせをしなければいけませんね」
アンジェリカ「これも致し方がないな、しかしここで手を引いてもいいか、誰かは分からんがジパングの目的も果たされたからな」
メリア「それでもここで退いたら私の目的も果たせない気もします、ここはあえて対することにします」
アンジェリカ「これも仕方がないか、しかしこれについては私も手を抜けない、おまえも全力でかかってほしい」

・仕合後
メリア「アンジェリカ様のお力もやはりお強かったんっですが、私もなんとかがんばって仕合えました」
アンジェリカ「私も気を使ったつまりだが、やはりこれほどの強さとは、しかしこれならこの先任せてもいいが」
メリア「はい、やはり抜け荷の件もペルシャにも連なったので、これもかたを付けたいですね」
アンジェリカ「うん、これも期待をさせてもらう、無事兄とも会えればいいが」

第四回戦終了後
(ここまでストレート勝ち、もしくは武器破壊技もしくは秘奥義でフィニッシュ3回以上で特別戦に移行可能)
メリアのもとに1枚の大型じゅうたんが舞い降りる
メリア「あら、こんな所に絨毯が、これはまさか」
メリア、じゅうたんに乗り、そのまま空を飛ぶ。
メリア「ああ、このままペルシャまで飛んでいくのですね」

(条件未達成時:そのまま共通パターンに移行)
メリア「やはり私の他に乗っている人もいるんですね。この人たちとも力を貸していただければ」

(条件達成時)
突然、天空から何者かが落ちてくる。
「うわああああ!」
それは頭からじゅうたんにめり込み、それから起き上がる。
「いたたたた、もうリスキーったら、有無を言わさずぶっ飛ばすんだから」
メリア「あら、あなたも私と同じ面持ちのようですが」
「あれ、ええと、私はシャンティ。歌って踊れるガーディアンジニーでーす」
メリア「というと名のある舞い手とお見受けしました、是非とも私の舞いも見ていただけますか」
シャンティ「うん、舞いだったら手合わせしてもいいかな、それじゃあお願いしますね」

特別戦(対シャンティ)
・仕合後
メリア「ああ、ちょっとやりすぎましたね、でもこれならいい仕合でしたよ」

(共通パターン)
魔法のじゅうたんはやがてペルシャにたどり着く。
メリア「やっぱりペルシャに戻れたかな、でも私が闘い抜けるかな、でも最後までやってみようかしら」

つづく

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