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第2話:土臭い鉄屑たち(その1)<ビルドダイバーズ番外編2・サンプラの反乱>

さてみなさん、今回のダイバーズ番外編はサンプラの反乱・土臭い鉄屑たちその1をお送りいたします。いわゆるもう一つのダイバーズとうたわれたヒロトたちにも、ガンプラ以外の機体群が対峙していく様をお送りいたします。はたしてその闘いの先にあるものやいかにといったところで、それでは、ごゆっくり。

なお前回までのストーリーはこちら、
第1話:異形の機体たち接触編

(その1)

(その2)

(その3)

といったところになります。あらためてごゆっくり。

新ダイバーズのヒロト
かつては若手ダイバーとして名を馳せていたが、知り合ったELダイバーのイブを失い、以後彼女の痕跡を探すため世界を放浪する。
そんな彼も自らの活躍の場を求めるカザミ、自身の再起の機会を求めつつ人との関わりを怖れていたパルヴィーズ、そしてイブやサラと同じELダイバーのメイとともに、異世界の惑星エルドアの事件を解決していく。
こうして事件後加入した、ヒロトの幼馴染のヒナタとエルドアの住人であるフレディを含めて、リクたちのダイバーズとは別の新ダイバーズとして人々に認知されたのだが。
しかしここ最近はチームとしての活動は見受けられず、かといって解散を宣言したわけでもない。もともと先の事情からそれぞれが一匹狼的な存在で、事件を機に共同で活動をしていたのだ。それでもそこから育まれた友情(みたいなもの)は誰しもが抱いていて、あの事件にての活躍の日々を誰しもが懐かしく思い起こしていた。
そんな中、仲間の一人メイから各々連絡が入り、久しぶりに新ダイバーズ一同が久しぶりに会することとなった。それというのも、
「やはり謎の機体が暴れまわってるのか」
「その噂は聞いていましたが」
「また、大変なことが起こるっていうの」
まず一通りの事情をメイが説明し、それにカザミ、パル、ヒナタが懸念を込めて応える。
「うん、騒ぎそのものはそんなに大規模なものじゃないが、戦力的には侮れない。実際リクたち本家も結構苦戦したという」
「ともあれ俺たちも油断はできない。こうして集まったのも何だから、それぞれの機体の強さを見るのも悪くないが」
「でもまた、リクさんたちがいう人たちが攻めてきたら」
「うん、攻めてくるのは先の連中とは限らない、あのツカサが言うには、彼らのみではないと」
「まあとにかく、俺たちが集まれば怖いものなしだ、まずはな」
ともかくもヒロトたち新ダイバーズは、後に来る予定のフレディを含めての、今までの成果を試すための戦闘訓練をとり行うことになる。
その会場たる荒野にて、今や味方としてエルドアの復興に力を貸したヒトツメの一機とともにフレディを待ち受けることとなった、のだが。
「ヒロトさーん、助けてくださーい」
遠方からの土煙とともに、ヒトツメの機体に乗ったフレディが数台の戦車に追われていた。しかしその戦車は駆動部のキャタピラの代わりに数本の脚が取り付けられて、大地を駆けている。
「何だありゃ、四つ脚といってもバクゥ(SEED)とはどこか違うぞ」
「それにフレディさんが追われているようです。早く助けないと」
そのフレディのヒトツメは、四つ脚に追われつつその砲撃にもあっていた。爆風にあいながら砲撃をひとまずかわしていくフレディ。しかし徐々に追い詰められていくのは目に見えていた。
「ここは、私が」
と、ヒナタのライジングヒナタをさらに改良したライジングヒナタゴッデス(カザミ命名)が、メイン武器のライジングビームボウを用いてフレディの救援にあたる。この武装もカザミ考案のものであった。
ヒナタのビームボウは弦を引くと真ん中の装置がビームの矢を発生させ、それを放つのだ。ヒナタが放った矢は四つ脚の脚部と砲座を確実に破壊して動きを封じ、その攻勢を挫いた。
しかしややあって、四つ脚の一機から何かが飛び出し、ヒナタに襲い掛かるも、すかさず回避する。
「ヒナタ!」
「うん、私は大丈夫。でもこの人も、ガンプラとは何かが違うみたい」
「でも何なんですかこの人たちは」
案ずるヒロトにひとまず無事を伝えるヒナタ。同じく逃げ延びて合流したフレディも懸念を伝える。
「流石は神弓の御子ヒナタだ、しかしこれなら初歩の闘法だな」
「やはり私を知っているんですね、でもあなたは一体」
「ああ、リアルでの動画は拝見させてもらったが、かつて君たちの友人が対戦した、つまりは俺達もサンプラの一員、その一人ひと呼んで“鉄屑”だ」
手に持った“スパイクロッド”を構える鉄屑、対するヒナタも弓を二つに分けて刀剣状に構える。
ヒロトも加勢せんとするが、ヒロトにも四つ脚から飛び出した機体が攻めて来た。
「新ダイバーズの探求者ヒロトだな、今はくわしく説明はしないが、あえて言うなら“青”と“緑”だ、いざ尋常に勝負してもらおう」
こうしてヒロトも二機がかりに対することとなり、残るフレディたちも同じく現れたサンプラ群の攻勢を受けていったのだ。

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