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今更ながら後宮小説:雲のように風のようにについて語る

さてみなさん、先日亡くなられた酒見賢一先生の代表作『後宮小説』とそのアニメ化作品たる『雲のように風のように』について語りたく思います。それでは、ごゆっくり。
この作品は、古代中世の中国王朝をベースに執筆された、王朝の後宮を中心に描かれた興亡記である。
その中国王朝に似た異なる国の皇帝の崩御にともない、全土にての後宮に仕える宮女を募ることとなり、その一国に住む田舎の少女が大望というか今よりよい生活のためにその宮女に申し込む。その後宮に入った主人公は周りを騒がせながらもその交流を育み、偶然知り合った皇子とやがて結ばれるも、偶然勃発した動乱に巻き込まれ、その渦中にても生き抜いていくというのが主なあらすじである。
そんな後宮小説だが、30年前の特番アニメ『雲のように風のように』として放映され人気を博した。
そもそも三井不動産が優れたファンタジー小説をアニメ化しようと企画された番組からの放映だったけれど、次回の作品以降放映されなかったのはこれも惜しいところ。
編者としてもその幻想的な歴史絵巻はもちろん、近藤勝也先生の魅力的なキャラクターデザインに惹かれたものだった。そのキャラクターたちが画面狭しと躍動する様は後の『海が聞こえる』や『山賊の娘ローニャ』などの作品にも活かされ、アニメ史にその名を遺す作品群として知られるようになった。
そんな当作品も古代中世の中国に浪漫を覚える人にとって心に残る作品というべきではないだろうか。

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