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2023年11月

12月のおしらせ

さてみなさん、いよいよ12月、思えば今年も大変な1年でした、まああとひと月ありますが。
そんな中でも1年のお仕事の総仕上げにかかる人、来年の受験勉強にいそしむ方などなど年末に向けての準備に余念がないことでしょう。
かくいう編者も上半期の体調の不調でブログ制作が滞りがちになり、なんとかその埋め合わせをしようとできるだけ頑張っているつもりです。
ともかく自分も静かに年を越したいと思い、まずは書き残した記事も含めて創作活動を行いたいと思います。
それでは、12月もごゆっくり。

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猛千代~大望ある若き剣客(前編)<サムライスピリッツ剛!>

さてみなさん、今回の侍魂剛は、侍魂閃より大望持つ若き剣客、猛千代の前編パートをお送りいたします。木刀片手に並みいるつわものたちと渡り歩きつつ争乱で知り合った姫を守る様に共感を覚えた人も少なくはないはず。そんな彼も腕を上げ本格的な侍魂の世界に乗り込んでいくことを期待しつつこの記事をしたためた次第です。はたして霊木の力を得た彼はいかに闘い抜くかもこうご期待、といったところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみにグランドオープニングはこちら

ベースストーリー・オープニング
天降藩の争乱から始まる欧州の争乱をひとまず切り抜けるも、愛用の木刀を失ってしまった。しかしある人物の導きで霊木から切り出した新たな木刀、それにより並みいる侍たちとも対等に渡り歩き、いつしか自らの腕も上げていった。こうして意気揚々と天降藩に舞い戻り、みやげ話を知り合った姫と城下で働く妹に語ろうとした矢先、藩内の子供たちがさらわれる事件が勃発。それが抜け荷事件とも関連することから、自らも乗り込もうとする。しかしそれが後の“ぺるしあ”の争乱につながってしまうのだった。

第一~第三・第五・第六回戦(抜粋)

・対柳生
猛千代「柳生の旦那か、俺の剣の腕がどれだけ上がったか、いっちょ旦那に見てもらわねえとな」
柳生「わしの新陰流をもってお主の剣を試さんとは、その意気は買うが若造に後れを取る剣ではないぞ」
「ただブッ叩くだけが剣の道じゃねえのは分かってるぜ、だからこそあんたの新陰流に鍛えられてよかったぜ」

・対幻十郎
猛千代「さて牙神の旦那、ただ叩っ斬るだけのあんたの剣を越えなきゃならねえ、いっちょ相手してもらうぜ」
幻十郎「ふん小僧が、この俺に喧嘩を売ることがどれだけ愚かしいことかを思い知りながら死んでいけ」
「確かに生きた心地がしなかったけどよ、それだけに生きることを考えて剣を振りゃなんとかなったな」

・対慶寅
猛千代「まだまだ一人前とはいえねえが、ここらで慶寅さまに鍛えられるのも悪くはないと思って参じましたぜ」
慶寅「まだ腰が引けてるようだが、前よりいい面構えだ、こいつは期待が持てそうだな、どっからでもかかってきな」
「ちょっと手荒になっちまったがその分俺も鍛えられた気がするぜ、縁があったらまた手合わせ願いますぜ」

・対鈴姫
猛千代「よお鈴姫、相変わらず城を抜け出して楽しんでいるのか、まあいいや、今度は気の済むまで付き合ってやるぜ」
鈴姫「だいぶ腕を上げたようね、でも言っておくけど私だからってくれぐれも手加減しないでよね」
「剣はともかくおてんばぶりも上がっちまったようだな、だがそいつが鈴姫らしくってかえって安心したぜ」

・対紅椿のお遊
猛千代「紅椿の姐さんも世話になったが、ここで俺の剣の腕を見てもらってもバチは当たんねえかな」
お遊「そいつもいい度胸だね、あんたの腕だったらこのお遊さんを満足してくれるのかねえ、さあとっととかかってきな」
「相変わらず姐さんの腕にゃかなわねえが、それだけに後れを取っちゃあ姐さんに合わせる顔もねえぜ」

第五回戦(対閑丸)

・仕合前
猛千代「おおっ閑丸じゃねえか、お互い強くなるために修行してきたが、ここらでその成果見せる時が来たようだな」
閑丸「そうですね、その剣から猛千代くんの強さを感じます。不躾ながらもぶつけてもらいますよ」
猛千代「おうよ、この剣にふさわしい強さに到ったかは分かんねえが、俺も全力でいかせてもらうぜ」
閑丸「そうだ、僕も自分の中の鬼を制するために、自分の強さをものにしなければいけないんだ」

・仕合後
猛千代「いい仕合だったぜ、心なしかおめえの中の鬼ってのを垣間見た気がするぜ。だがこれがすべてじゃねえよな」
閑丸「でもまだ僕の強さとは言い切れないかな。でもこれでまた一つ強くなれた気がします」
猛千代「そうだな、今度会う時はまた強くなっているだろうから、その時はまた仕合ってくれよな」
閑丸「うん、これからの武運を祈っていますよ」

第四回戦終了後
(ここまでストレート勝ち、もしくは武器破壊技もしくは秘奥義でフィニッシュ3回以上で特別戦に移行可能)

(プレイヤー)のもとに1枚の大型じゅうたんが舞い降りる
猛千代「おっ、何だこの敷き物は、まさか南蛮渡来のじゅうたんだってのか」
猛千代、じゅうたんに乗り、そのまま空を飛ぶ。
猛千代「なに、どこへ飛んでいくってんだ」

(条件未達成時:そのまま共通パターンに移行)
猛千代「おいおい、俺の他に乗ってる奴がいんのか」

(条件達成時)
突然、天空から何者かが落ちてくる。
「うわああああ!」
それは頭からじゅうたんにめり込み、それから起き上がる。
「いたたたた、もうリスキーったら、有無を言わさずぶっ飛ばすんだから」
猛千代「おい、何なんだ、おめえは」
「あれ、ええと、私はシャンティ。歌って踊れるガーディアンジニーでーす」
猛千代「まあこうなっちまったのも何かの縁だぜ、いっちょお手合わせ願いてえな」
シャンティ「うん、ちょっと荒っぽそうだけど眼差しが真っ直ぐだから、ここは仕合っていいかなあ」

特別戦(対シャンティ)

・仕合後
猛千代「ちょっと手荒になっちまったが、早めに逃げてくれてよかったぜ。でもいい腕してたぜ、あんた」

(共通パターン)
魔法のじゅうたんはやがてペルシャにたどり着く。
猛千代「ここが“ぺるしあ”ってとこか、どんな奴らが待っているか今から腕が鳴るぜ」

つづく

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第1話:異形の機体たち接触編(その3)<ビルドダイバーズ番外編2・サンプラの反乱>

さてみなさん、今回のダイバーズ番外編はサンプラの反乱・異形の機体たち接触編、その3をお送りいたします。
リクたちダイバーズがガンプラとは違う異形の機体たちと激闘を斬り広げる末、かつての強敵にして今や重要なアドバイザーたる人物から重大な事項をしらされる。はたして彼らは何者なのかをとくとご拝読あれ、といったところで、それでは、ごゆっくり。

なお前回までのストーリーはこちら、
第1話:異形の機体たち接触編

(その1)

(その2)

といったところになります。あらためてごゆっくり。

そしてリクに対するは、銀白色の機体を中心とした“三本脚”の本隊ともいえる大群だった。
まず僚機の紫色の機体数機がリクに向かってくる。片手のミサイルでけん制しつつもう片方でサーベルを繰り出し、リクとよくよく対していく。
ひとまず紫を数機倒し、やがて銀白色と対することとなるリク。突然の襲撃ということでかくいうリクもはじめ動揺もしたが、こと戦闘いに関しては堂々としているので苦戦を感じつつもよくよく対することもできる。
「やはり流石だな、ダイバーズ」
「そちらも、結構真っ直ぐなんですね。でも・・・・・」
「やはり、気付いたか」
「ええ、これらの機体も結構強いことは分かります。でも、あなた方は、ガンプラじゃない」
「そうだな・・・むう・・・・・!」
その時、リクたちが出撃した方向から、巨大な機体が接近してきた。宇宙戦仕様のシャンブロである。
「大丈夫か、リク」
「ああ、ツカサさん」
それはかつてのブレイクテカール事件の首謀者ながら、コーイチとキョウヤらの説得もあり今やELダイバーの保護等裏方で支援してきたシバ・ツカサだった。
「俺としてはあまり気が向かなかったが、奴らの正体について調査を依頼され、俺としても心当たりがあってこうして赴いた」
「・・・・・」
ツカサの声はユッキー、アヤメ、モモらと対する機体群にも伝わり、彼らも一時停止することとなる。
「たしかに機体そのものにはGBNとしては何ら違法性はない。それでも言ってしまえば、お前たちはやはりガンプラじゃない」
「うむ、その通りだな」
代表で銀白色が応える。
「どういうことですか」
リクもまたツカサに問いかける。
「そうだな、詳しい話は今は差し控えるが、奴らはガンプラとはまた別系統の、いわばサンプラの一部でもあるんだ。
「サンプラ」
「サンライズのプラモデルの総称だ。これも言ってしまえばガンプラも総体的にサンプラの一系統ってことだ」
「ふふ、そこまで言われればこちらも引き下がるしかないな、今や運営の一人でもある君にそこまで言われればな」

こうして銀白色が頭頂部から信号弾を発すると、他の機体もそれに倣って撤退を始める。
「もうちょっと遊びたかったけど仕方がないわね、楽しかったわよボウヤ」
「君らにとっては不本意だろうが、いい勝負ができたな」
「結構耐えられたじゃない、少なくとも僕としてはこれで終わりじゃないけれどね」
「そ、それはどういたしまして、あ、頭がクラクラする」
それぞれの機体もアヤメたちに告げつつ宙域を離れていく。ことにモモは敵の精神波攻撃で半ば意識を混濁させていたのだ。いずれにせよこの宙域の戦い、陸たちダイバーズとガンプラじゃない異形の機体との戦闘は終わりを告げた。

ホームに戻りこれからのことをツカサ、あとから駆けつけたサラとコーイチを交えて話し合うことになる。
「何とか切り抜けられたけど、やはり彼らの目的がまず戦うことにあるというのなら」
「まったく今思い出してもあったま来ちゃうわ、あそこまでバカにされちゃ」
「まあまあ、これから彼らにも気を付けなきゃいけないのは分かるけど」
「でも彼らがサンプラって名乗るなら、それと同じ連中がまだまだいるということね」
「その通りだ」リクたちの懸念にツカサが応える。
「でも前に言ったように、彼らの目的が戦うことそのものなら、それに関して他のチームにも伝えなきゃいけないな。たしかに運営そのもので警鐘を鳴らすのにも大きい問題というわけではないけど」
「そうだな・・・・・」
ともかくもこの問題に関しては各チームの連絡で対処を呼び掛けることで話をつけることになった。
「それなら“あの人たち”には私が伝えるわ。まだ“彼女”を探すのに余念がないから」
サラの言葉にみんなが頷く。しかしそんな“あの人たち”すなわち新ダイバーズにもリクたちにあたった者たちとは別のサンプラたちが襲来してきたのだ。

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今週の神様23年度52号:目の前は何するものぞの巻

さて今週のジャンプレビューは、

<ONE PIECE>
無法の王を退け、しかし悪名をもその身に受け人々を、そして娘を守るくま。その娘の病を治す手段をベガパンクに求める。それは己の身を引き換えにするのもなのだが。そしてその魔の手がクマを覆うのだが。

<あかね噺>
聴くものを圧倒させるこぐまの掘り出しの噺。一方であかね、そして関西で芸を磨き直すぐりこ、そしてあかね。はたしてその芸の行く突く先やいかに。

<WITCH WATCH>
ひとまず幼稚園に通うことになったニコ。友達を魔法で振り回しつつもよくよく引っ張っていくか。はたしてモイたちともうまくやっていけるか。

といったところでまた来週。

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今更ながら後宮小説:雲のように風のようにについて語る

さてみなさん、先日亡くなられた酒見賢一先生の代表作『後宮小説』とそのアニメ化作品たる『雲のように風のように』について語りたく思います。それでは、ごゆっくり。
この作品は、古代中世の中国王朝をベースに執筆された、王朝の後宮を中心に描かれた興亡記である。
その中国王朝に似た異なる国の皇帝の崩御にともない、全土にての後宮に仕える宮女を募ることとなり、その一国に住む田舎の少女が大望というか今よりよい生活のためにその宮女に申し込む。その後宮に入った主人公は周りを騒がせながらもその交流を育み、偶然知り合った皇子とやがて結ばれるも、偶然勃発した動乱に巻き込まれ、その渦中にても生き抜いていくというのが主なあらすじである。
そんな後宮小説だが、30年前の特番アニメ『雲のように風のように』として放映され人気を博した。
そもそも三井不動産が優れたファンタジー小説をアニメ化しようと企画された番組からの放映だったけれど、次回の作品以降放映されなかったのはこれも惜しいところ。
編者としてもその幻想的な歴史絵巻はもちろん、近藤勝也先生の魅力的なキャラクターデザインに惹かれたものだった。そのキャラクターたちが画面狭しと躍動する様は後の『海が聞こえる』や『山賊の娘ローニャ』などの作品にも活かされ、アニメ史にその名を遺す作品群として知られるようになった。
そんな当作品も古代中世の中国に浪漫を覚える人にとって心に残る作品というべきではないだろうか。

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八神沙姫<餓狼伝説3FORCE>

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さてみなさん、今回のホームページ更新は、餓狼伝説3FORCEより八神沙姫の記事をお送りいたします。
庵の妹として考え出し、イラスト等で発表したこともある彼女、今回ゲストキャラかつ隠れキャラとして餓狼の世界に乗り込んだ形と相成りましたが、そもそも兄の庵が初登場したKOF95(Ⅱ)より以前に原作の餓狼伝説3がリリースされたいきさつもあるので、リブート作品ながらも3にてはその設定を隠してのリリースということでまずはご了承を。
はたして彼女の闘いの先にあるものやいかに、といったところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>餓狼伝説3FORCE>八神沙姫
となっております。

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各誌レビュー23年度11月号(その4)

さて今週の各誌レビューは、

<MAO(サンデー)>
百火、華紋の力を合わせ、総力戦で白眉力を封じて人形を倒した、しかし事態はそれだけではないだろうけれど。

<君は008(サンデー)>
己の底力を出し切り完全抜けつの精身体に進化したドグラ。しかも自らのスペアも用意しているからこれは絶望的、と思いきや活路がエイトにあると野原が言うのだが。

<浦筋(チャンピオン)>
抑えきれぬノムさんの食欲に春巻が介入し見事誤魔化せた。まあ春巻の場合は目当てがノムさんが買った食べ物目当てだろうけれど。

<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
筋トレにいそしむ大祐だったが、やはり催眠術でその気になったのでいい気になっただけか。

そして<ルパン三世>
吸血姫シメネーを追い詰めたルパン、しかし敵も不死身なだけになかなか手強いが、ここは機転と細工を施した武器で動きを封じ勝機をつかまんとするのだが。

それから今回掲載のAIブラックジャック。原作連載時からはや40年近くたち、医療技術も格段に進歩しようとも、やはり決め手は人の技術と心だということか。

そういったところでまた来週。

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ガンダム 銀灰の幻影、ですか

さてみなさん、ファン待望の機動戦士ガンダムシリーズの新作、ともいえる『機動戦士ガンダム 銀灰の幻影』が製作される運びとなりました。
その制作にあたるのはフランスの制作会社でVR方式の映像で制作するということで、未だ海でも山でもないこの作品、一体どのような激闘やドラマが繰り広げられるか。これも追って期待をしたい。

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第1話:異形の機体たち接触編(その2)<ビルドダイバーズ番外編2・サンプラの反乱>

さてみなさん、今回のダイバース番外編はサンプラの反乱・異形の機体たち接触編、その2をお送りいたします。リクたちダイバーズの前に現れた謎の機体。はたして彼らとの闘いの先に何があるのか、といったところで、それでは、ごゆっくり。

なお前回のストーリーはこちら、
第1話:異形の機体たち接触編(その1)

といったところになります。あらためてごゆっくり。

「な、なにこれ・・・・・」
それらの機体、たしかにMSとは違う、かといってMAにしてはやはり異様すぎる。
「まさか、噂の異様な機体っていう」
「有り体にいえばそうだな」
その異様な機体群の代表格、銀白色の流線形、何より特徴的な三本脚の機体を操るダイバーが応える。
「それはそうと、あなたたちの目的は、いったい何なんだ」
その三本脚にリクが向き合い問う。
「目的か、今のところは何もない、とも言えるが。まあしいて言えば我々の存在意義といったところだ」
「存在意義・・・・・」
「そのためにこのネット世界の名だたる者たちと戦って名を上げる。それこそが目的だな」
「そのために、でも」
やがて三本脚も少し引いてから言葉を結ぶ。
「さて我々も言いたいことは言ったな、ならばやるべきことはひとつ」
やがてすべての機体が構える。
「このGBNにその人ありとうたわれた、本家ビルトダイバーズ、勝負を挑ませてもらうぞ」
と、機体群は一斉に襲い掛かる。
「来るぞみんな、気をつけて」
リクの呼びかけにそれぞれが応えつつ、それら機体群に応戦する。

まずユッキーは小型の機体〜ドラム状の本体に脚パーツが取り付けられたものの大群に囲まれてしまった。
敵は一斉に砲撃し、その光条をかいくぐりながら着実に応戦し敵機を撃ち落としていく。しかし多勢に無勢、ユッキーの方もわずかながらに被弾しダメージを重ねていく。
「結構やるのね坊や」
いずれかであろうか機体群からの通信が入る。
「ほめられたって何も出ませんよ」
丁寧な口調ながら少し苛立ち交じりの声でユッキーが応える。実際ユッキーも苛立っていたのだ。彼としては速やかにリクたちのもとに戻らなければならない。はじめの攻勢で散開したっきりみんな散り散りになってしまったのだから。
ともかくも消耗戦の様を呈しつつもユッキーは砲撃を続けるのだった。

アヤメもまた個々に離され先の筆頭格よりは少し小型の機体、これもまた三本脚だった。
手足にビームサーベルを繰り出し攻めるもの、両腕のヒートロッドで攻めるものと、結構多彩なる攻撃を仕掛けるもので、さしものアヤメも手こずってしまう。
「ダイバーズのアヤメならば是非とも手合わせしたいとは思っていたのだ。この場は尋常に勝負してもらうぞ」
繰り出したロットをリボンで受け止めつつ相手の通信が入る。
「こちらも、掛かる火の粉は払わなければいけないわ」
「我らを火の粉程度と思ってもらっては困るな。先に言った通り、これは我々の存在意義がかかっているからな」
もう一方の機体が繰り出すサーベルを苦無の巧みな捌きで受け止める。
そんな具合でアヤメもまた押されつつもよくよく戦い抜いていく。

モモの場合はある意味一番苦戦したともいえる。
対するはモモのカプルより一回り二回り大きな、言ってしまえば巨大な戦闘機ともいえる機体揃いであった。
「こんなにおっきいだなんて聞いてないよお、まともにぶつかればひとたまりもないじゃない」
「これてもダウンサイジングしているんだ。カプルのモモも歴戦の勇士というからね」
敵機の中の1機のダイバーらしき声が応える。しかしモモにとっては今更褒められても状況下あまりうれしくない。しかし見知られたからにはここで引き下がれない。ひとまずは踏みとどまって応戦なりいなすなりして対しなければならない。
ともかくもそれら機体と対するモモ、対する敵も分離するもの、合体するもの、本体をパージして人形に展開するものと多彩に攻撃していくのだった。それを受けてというより圧倒されながらかわし続けつつなんとか攻勢に転じようとするも相手の猛攻でなかなかに掴みかねているのが実情だったのだが。

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今週の神様23年度51号:一歩ずつ着実にの巻

さて今週のジャンプレビューは、

<あかね噺>
掘り起こした噺を披露するこぐま。かつて自らの居場所を模索する彼の背を押したのは兄弟子の志ん太だった。その彼の想いを込めこぐまもふたたび噺を進めるのだった。

<WITCH WATCH>
いまだ幼いままのニコをいつもそばにいたモイが支えるという。それは自らが引き起こした過ちを埋めるためでもあるが、その想いを少しずつニコも応えつつあるのだが。

それから呪術廻戦について、どこか殺伐としたイメージをぬぐい難かったので敬遠していたけれど、ここ最近クライマックスが近付きつつあり少しずつ面白くなっていくのもまた事実。そんな当作品、今回は夏油とのコント合戦に終始してギャグ回の体を成していましたが。

まあそんなこんなでまた来週お目にかけましょう。

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神代タケシ対龍虎、MOW系キャラ<CAPCOM VS SNK・namco>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、CSNから神代タケシ対龍虎、MOW系キャラのシナリオをお送りいたします。
子供ながらに本当の武道家、格闘家を目指すタケシにとって、彼らとの対戦はその試金石ともいえる仕合ぞろいでいやがうえにも意気も上がる様をここにお送りできればと思います。
ひとまずはこういったところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>CAPCOM VS SNK・namco>神代タケシ>VS SNK KING OF FIGHTERS系キャラ
となっております。

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各誌レビュー23年度11月号(その3)

さて今週の各誌レビューは、

<MAO(サンデー)>
突如現れた白眉、散々利用した男は後回しにして男の人形を駆使して追ってきた真緒たちに襲い掛かる。はたしてその攻略やいかに。

<君は008(サンデー)>
中野の反撃はドグラの電脳部にも及んでいた。対するドグラもこの期に及んで更なる自己暗示によって抵抗を試みるのだが。

<刃牙らへん(チャンピオン)>
昂昇と花田のスパーリングマッチ、あくまで格闘技の花田に昂昇は実戦形式。さしあたり手応えを観た本部も試合を切り上げるのだが。

<浦筋(チャンピオン)>
忘れられたキャラが久しぶりに登場するシチュエーションもいいけど、こう一斉にかかればたしかにうざったいな。

<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
研究部全体でバランスボールに挑戦するのはいいけど、こちらははまりすぎに注意しないと。

そして<ルパン三世>
黒幕の吸血鬼のもとに向かうルパンたち。しかし件のケンタウロスも気になるが、いずれも真相に近付いていくといいたいが。

といったところでまた来週。

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ゼルダの伝説実写映画化、ですか

さてみなさん、ファミコン時代より今やアクションRPGの名作として名高いゼルダの伝説が、この度ハリウッドにて実写映画化される運びとなりました。
そのゼルダ、形態が実写となれば不安要素も重々にありますが、ここはゼルダならではの世界観を昨今のCG技術と合わせて制作すればとも思いますが。これも作品を完成させて後の評価に任せるしかないのですが。
ともかくもこのゼルダ、スクリーン上にていかなる冒険が繰り広げられるか乞うご期待、といったところで。

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新企画・ビルドダイバース番外編2・サンプラの反乱

さてみなさん、今やSFアニメの金字塔たる機動戦士ガンダム。
そこから派生したガンプラを媒体として描かれたガンダム・ビルドシリーズ。
それについて新たなる物語をここにお送りする運びですが、ビルドダイバーズ及びビルドメタバースを軸に、それぞれのダイバーたちに異形の者達が戦いを挑み、それを受けて立ちリクやヒロトたち歴戦の戦士たちとの熱い戦いを繰り広げることとします。はたしてその闘いの果てにあるものやいかにといったところで、それでは、ごゆっくり。

異形の機体たち接触編(その1)

GBN:ガンプラバトル・ネクサスオンライン
ネット上の仮想世界におけるガンプラバトルを中心とし、様々な物語が語られてきた。
今回もまたその一つ。しかし今回はある意味世界そのものの危機ではなく、世界の重要ファクターすなわちガンプラそのものの存在意義を問われる事項だったのだ。
それは今やGBNにおいて一目置く存在たる“彼ら”からはじまる。

久しぶりにGBNを訪れたリクのもとに、大勢のダイバーたちが訪れていた。
「あの、みなさんどうしたのですか」
彼らのただならぬ表情にリクが問う。
「うん、話というのはほかでもないんだ。ここにいる大半の者が、いわゆる奇妙な体験をしたんだ」
代表のダイバーが重い口調ながらも明快に応え、自身をはじめこれまでの出来事を説明する。
ここ最近になって、各地のダイバーが改造されたガンプラにしてはやけに異質な機体に勝負を挑まれ、それらに打ち負かされ、あるいは引き分けの形ながらもあしらわれるといった事件が相次いでいたのだ。
「ともかく気をつけてくれ、特別危害は見受けられないが得体の知れない奴らだ。これからどう出て来るのかも気になるところだが」
「え、ええ、こちらも気をつけます」
と、言うべきことを言ったのち、一同は去っていった。しかしその様を数人の異様な風体の男女が遠目から見守りつつ、やがてはこの場を離れていくのだった。

「たしかに噂だけは聞いているわ。最近異様な機体のことは。一言で言えばガンプラとはちがう異質なモデルのことを」
「ガンプラとは、ちがう・・・・・」
その後アヤメが最近のGBNについての諸問題について自らが知り得た情報を中心に語り出す。
「たしかに、GBNはガンプラ以外の機体は受け付けないことになっているけど、それでもこのGBNに入るのに何かの手段を用いるとすれば」
アヤメの懸念にみんなが一瞬息を呑む。
「ま、まあ、ともかく今は今回のミッションに取りかかろうよ、せっかくみんなが集まったんだから」
一瞬張り詰めた雰囲気を紛らわそうとモモが入ろうとするも、その重さはやはり晴れない。それでも今回のミッションに取り掛かろうと、みんなは各々の機体に搭乗する。

今回のミッションは宇宙空間の小惑星にて重要アイテムを入手するもので、つまり腕試しともいえるのだったが。
要塞内の防衛システムや罠等をかいくぐりつつ、お目当てのアイテムをゲットする。それ自体なら今のリクたちにとっては片手間でしかなかった。しかし異変は要塞から出たとき、アヤメや先に訪れたダイバーたちが語った件の謎の機体の大群が大挙してリクたちを待ち受けてきたのだ。

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今週の神様23年度50号:したたかなるものたちの巻

さて今週のジャンプレビューは、

<ONE PIECE>
快進撃を続ける革命軍、くまのもと、さらわれたジニーが天竜人に捨てられ、更に奇病に斃れてしまう。しかし残されたボニーも革命軍を離れたくまにすくすくと育てられるもそのボニーも同じ奇病に冒されていた。そして故郷の国では更なる争乱が。
今回作画に乱れがあったから一回休んで調子が戻ればいいけれど。

<あかね噺>
四人会に臨むひかりにも、対する噺家たちのシノギの削り合い繰り広げられていた。そしてその中でのこぐまは一番一物を含んでいるか。

<WITCH WATCH>
子どものニコを何とか元通りにすべくモイたちも悪戦苦闘。しかしそれだけに引き続いての共同生活もあらたんる希望に満ちていたか。

といったところで今週はここまで。

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おためし紀行・小原和紙のふるさと(愛知県豊田市小原)

さてみなさん、今回のおためし紀行は愛知県の奥地ともいえる小原地区の小原和紙のふるさとに訪れる運びとなりました。
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小原は子供の頃何度も訪れましたが、ここ最近はその機会も少なくなり、今回訪れる機会を得た次第です。
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西尾から岡崎・豊田市街を経て、咲き誇る四季桜を追いつつ、ようやく和紙のふるさとへとたどり着きました。
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そこでも四季桜が咲き誇り、それを追っての散策と相成りました。かつてはそこで和紙の作品を製作しましたが、今回は散策にとどめ別の機会に。
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その後豊田に戻る際に最近話題となったココマートに訪れて、ささやかにショッピングを楽しんでから西尾への帰途につきました。
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やはり日常の喧騒に疲れた時は、日本の田舎風景に赴いて郷愁に浸るのもいいかもしれませんね。

 

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ONE PIECEレビュー総集編:103~105巻

さてみなさん、今回のホームページ更新は、ONE PIECEレビューの総集編:103~105巻をお送りいたします。
ワノ国の争乱を集結させ、いよいよ最後の海への公開を始めるルフィたち。それはひとえに世界政府の中枢との激闘を意味するものであった。そして訪れた科学の島にて出会った海賊ボニー、そして科学者ベガパンクとの出会いもまた物語に急展開を見せるのだが。
といったところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>アニメ・テレビ番組・映画>ONE PIECEレビュー総集編・その7
となっております。

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各誌レビュー23年度11月号(その2)

さて今週の各誌レビューは、

<MAO(サンデー)>
白眉が操る案山子兵の殺戮劇に魅入られ、その動力を偶然手に入れた人形遣いの男、いつしか暗殺を生業とするようになり、今まさに真緒たちに追い詰められ、ついには当の白眉にも見つかってしまう。はたしてその運命の帰結するのは何か。

<君は008(サンデー)>
学園の危機に任務をそこそこに駆けつけたエージェントたち。それに発奮してかついに校長も己の刃を抜く。それはまさに学園をも切り裂く伝家の宝刀、そしてもろ刃の剣ともいえる代物だった。

<刃牙らへん(チャンピオン)>
昂昇と花田のスパーリングが開始され、ひとまず本気を出した昂昇が花田を切り裂かんとするのだが。

<浦筋(チャンピオン)>
すっかりチンペーさんをストーカーの餌食としたか仁ママ。これで追悼企画となればいと哀れかもしれない。

<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
不健全なマンガと取り上げるも、ひとまずの興味を持ち、さらには取り上げた本人が作者ということでひとまず惹かれちゃったか。

そして<ルパン三世>
吸血鬼の追跡行の途中、ケンタウロスとの競走に参加するルパンたち。それはそうと車だけならともかくファンタジーならではの改造は少しずるかったな。その後で吸血鬼のシモベを退けたかつての強敵と再会するのだが。

とりあえず今週はここまでで。

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ゴジラ対メガロ、そしてジェットジャガー、ですか

さてみなさん、今年も開催されたゴジラフェス。そこで上映されたのがいわゆる令和版『ゴジラ対メガロ』そして『オペレーションジェットジャガー』
まずメガロは古代文明の守護神的な怪獣として地上に侵攻し、ちょうど同じく地上で暴れ回るゴジラと対戦するストーリーで、続くジェットジャガーは、暴れ回るゴジラを止めるべく現れた。その対戦の中、なんと新たなる脅威が現れるのだ。
はたしてその危機の先にあるものやいかに、その後は皆さんで確かめてください。

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ドラえもんオリジナルストーリー:連発式不運光線銃(前編)

さてみなさん、今回の大長編(というべきか)は、今までの拙記事たる<本当は怖いドラえもん>における一連の研究の成果ともいえるお話です。
やはりドラえもん本編において、いわゆるのび太くんがどちらかというとひどい目に遭って終わるオチが専らになった時期があり、こういった展開も当時の編者としても辟易としたことがあった。
とはいえこれも当時の藤子F先生の事情もあったことで多少は理解はしていると思うし、その反面いっそのことこういった事情を踏まえてオリジナルのお話を組んでみようと考えて、この度なんとか形になった次第です。
まずは先ほど挙げた「のび太負けっぱなし」のお話の代表格ともいうべき『しかえし伝票』のお話の続きという形でお話は始まります。まずは前編パートから、はたして仕返しはうまくいくのか、その後でのび太くんもどんな目に合うのだろうか、といったところで、それでは、ごゆっくり。

その日もボロボロになってのび太くんが帰ってきた。
のび太「ドラえも~ん」
しかしその日のドラえもんはどこか冷淡だった。
ドラえもん「まった、今日もジャイアンにいじめられたんだろう」
のび太「うんそうなんだ、ここのところ顔をあわせるたびにぶんなぐってくるんだ」
ドラえもん「それでしかえしをするために僕を頼って来たんだろう。この前“しかえし伝票”のことでこりてなかったの」
のび太「そう、それなんだ、やっぱり人に頼るからいけないんだ。僕自身の力で仕返しできるよう。そのための道具を・・・・・」
ドラえもん「だめ、結局僕のひみつ道具を使って仕返ししようとするんだろ」
のび太「そ、それはそうだけど」
ドラえもん「そうやって誰かに頼ろうとする気持ちを改めない限り、絶対になにも貸さないから」
のび太「そ、そんな・・・・・」
ここにきて二人が言い争いになる。
のび太「僕だけの力でジャイアンにかなうわけないだろう」
ドラえもん「できなきゃがまんすることだね」
のび太「もう、がまんできないんだ」
たまらずドラえもんを突き飛ばすのび太くん。
のび太「しまった、気を失ったか。でもこのすきに何か役に立つ道具があれば」
と、ドラえもんのポケットから何かを取り出そうとする。いくらかのガラクタを出した末に何かの銃らしきものを取り出した。
のび太「これってどこかで見た銃だな、そうだ、空飛ぶくつや“ハンディキャップ”を使った時に僕をこらしめるために撃った銃だ」
そんな折ドラえもんも少し目が覚める。
ドラえもん「ま、待って、これは“連発式不運光線銃”だ、これは使っちゃいけないんだ」
のび太「どうしてさ、これなら人に頼らずにジャイアンに仕返しできるんだ」
ドラえもん「これは使いかたがむずかしいんだ。へたに使ったら大変なことになるんだよ」
のび太「さんざんひどい目にあったのにこれ以上大変なことなんて起こるわけないさ。だいいち僕に使えてジャイアンに使えないなんて不公平だよ」
といってのび太くんはついでに取り出したタケコブターで窓から飛んでいく。ドラえもんも止めようにも体が動けなかった。
ドラえもん「ま、待って、のび太くん・・・・・」
そして再び気を失うのだった。

空を飛ぶのび太くん、銃を背中に背負っていざジャイアンを探そうとするが。
のび太「これでジャイアンに仕返しができるぞ。さてどこにいるんだろう」
そのうちふと歩いている先生の姿を見かける。
のび太「あっ先生だ、そういえば顔を合わせるなりお説教ばかりだからな、よおし・・・・・」
背中の銃を取り出し、目盛りを一番下に合わせて銃を撃つ。しばらくして先生は自転車にはねられてしまったのだ。
「わっ、すごい効き目、いちばん下でもこれだけの力なんだ」
先生のもとを離れるのび太くん。あらためてジャイアンを探していくのだが。
今度は道端で友だちの康夫、春雄の二人を見かける。
康夫「しかし最近ジャイアンの乱暴も見られないな」
春雄「それもそうさ、最近はのび太をかかりっきりだからな」
康夫「ほんと、当面は安心して暮らせるな」
その言葉にのび太くんも腹を立てる。
のび太「なんだと、僕の気も知らないで」
と、目盛りを一つ上げる。しかし下の康夫たちに声を掛けるものがいた。
「そんなこと言うもんじゃないよ」
康夫「あっ、出木杉じゃないか」
出木杉「今の剛田くんの乱暴は目に余るんだ。そんな中で野比くんが中心にいじめを受けてるなら、そのうち君たちにも乱暴が降りかからないとも限らないよ・・・・・」
そんな出木杉くんたちに、目盛りを合わせた銃でのび太くんが撃ってしまった。
こうして出木杉くんたち三人は、通りがかったトラックのロープが外れた荷物の下敷きになってしまったのだ。
のび太「うわっ、目盛り一つ上げただけでここまでの効き目になるなんて、大丈夫かなあ」
すかさずこの場から離れるのび太くんだった。
のび太「出木杉には悪いことしちゃったな。やっぱりこの銃は力のめもりが細かいから使いかたもむずかしいんだなあ」
今更ながら不運銃の危険性に気付いてか、少し思い悩むのだが。
のび太「でも、もともと僕をこらしめるために使った銃だけど、でもジャイアンをこらしめるために使う銃だから・・・・・」
そのうち地面に下りて歩きながら考え事をしているうち、いきなり殴りかかられる。結局運悪くジャイアンに出くわしてしまったのだ。

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第3話:TRY&FIGHT<ガンダム・ビルドメタバースのレビュー>

ついに開催されたバトルイベント200テリトリーバトル、200機対200機のまさに総力戦の体を成していた。
より多くのテリトリーを制したものの勝利となるが、その中には実力者の能力をコピーした機体もあってそれらとの激闘も予想される。
そしてその参加者には、あの仮面の女性マリアと、リオも互いのチームに参加していたのだ。こうしてバトルの幕は切って落とされる。
先日よりの調整にてセリアに励まされ、ついでに祖父からの連絡もあり、リオの意気も上がっている中、それぞれの激闘が繰り広げられ、中でもヒロトとセカイもその刃と拳を、向かう敵を倒し尽くさんとするオーガたちの前にギャン子たちが立ちはだかりまさに混戦の体と成していった。そんな中カワグチもまたしびれを切らしたのか己の機体に乗り込まんとするが。一方でレッドチームの総大将はクジョウ。向かう相手を退けつつもあえて自らも前線に立たんとする。
そしてリオ、マリアのもとへと向かわんとする中、なんとセイが加勢することに。しかしそれに対するのはカワグチだった。クジョウ同様己の血の騒ぎを抑えきれなく参戦したのだ。リオを先に進ませつつもセイもまたかねてからの目標たるカワグチに挑むのだ。
ようやくマリアのもとへとたどり着き、セリアのことを放さんとするも、ここは戦うしかない。しかしいざ戦端を開くもマリアの攻勢に翻弄されてしまう。
それでも食らい付くリオにマリアも自身のパーツを呼び寄せ全力で叩き伏せんとする。
試合も中盤に差し掛かり、特別席で見守るセリアが見守る中、マリアの猛攻をかわしつつも攻略の糸口をつかみかねる中、まさに戦場を蹂躙するマリアの攻勢に捕らえられてしまう。
一方でセイとカワグチの激闘もまさに全力と全力でのぶつかり合い。一瞬の隙を突いてカワグチが決めんとすれば、唐突ながらもレイジも加勢しこの祭りに参加することに。もはや一切の理屈もここでは不要、あとは戦い抜くのみか。

リオを追いつめるマリア、そんな二人を案ずるセリア。そこにサラが現れリオの戦意が尽きていないことを示唆する。その言葉通りに、まずは先の祖父の言葉を思い起こし、そこから己のいわゆるサムライ魂をもって再びマリアに挑む。その砲撃をかいくぐりつつ、装甲や武装を解き続ける。それはあたかもあの時から常に孤独とともにありそれを糧に強くならんとするマリアの心をも解きほぐさんとするかのごとくに。
こうして戦意をもそがれたかにみえたマリアにリオが諭す。こうしてマリアも閉ざされた心を開きつつあり、それに誰もが感じ入らんとする中、今度はクジョウがカワグチに挑む。たしかに試合はまだ終わっていなかったのだが。
こうして各々の闘いを愉しみ続けていく中、リオもまたマリアに手を差し伸べる。自らのガンプラの道、そして本当の意味での彼女の戦いに向けて。

というわけで、最後全体の雰囲気に呑み込まれながらも自分の闘いを貫いたリオ。彼の物語はまだまだ続くことは述べるまでもないし、今後彼の出番も出てほしいのも正直なところ。
本来歴代ガンダム作品を中心にその派生作品はじめガンプラそのもののアレンジを含めたまさに夢の対戦を実現したこの作品。そしてこのメタバースは歴代のキャラや機体が一堂に会しての夢の対戦を実現したいわば集大成的な作品でもあった。これからのガンダムをはじめビルドシリーズも繰り返しながらもまだ語られるべき物語も出てくるだろう。それらを期待してひとまず本記事をしめたいと思います。

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今週の神様23年度49号:遠き日からの声の巻

さて今週のジャンプレビューは、

<ONE PIECE>
月日は流れ、平穏だったくまとジニーの日々は終わりをつげ、ドラゴンとの出会いを経て革命軍を発足させる。そして運命の転機の時が、何とジニーがさらわれたのだ。

<あかね噺>
対峙するちょう朝と泰全、対面を拒む泰全にしん太のことをほのめかすが、一方であかねもいかに集客を増やすかを模索する、その眼差しの先には先に行っているひかりの姿が、しかし彼女も大きな壁にぶつかっていた。

そして<Dr.STONE>
実は先の連載時に手を付けていなかったのですが、ひとまず挙げる運びとなります。
文明を取り戻した千空も新たなる研究を始め、異変を通じての過去からの声を聞く。それは父百夜の声だった。それに発奮した千空は研究を大成することができるか。

といったところでまた来週。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):23年度11月号

さてみなさん、今回のストロングワーズはかつて事項だけを記したゴッドバレー事件の真相(の一部)とそれに関する名ゼリフに値するかの強い意志をここにお送りしたく思います。それでは、ごゆっくり。

・智慧の言葉
「希望があるから逃げ惑うんだろ!?絶望で座り込む人間を殺して何が楽しい!!?
このクソみてェなゲームの中で生き延びることを夢見るな!!!
このゲームから逃げ出すんだよ!!!(エンポリオ・イワンコフ)」
第1096話:くまちー
実は天竜人の殺戮ゲームともいえるゴッドバレーの惨劇。その中で奴隷たちも生き延びたら自由の身になると告げられるも、とどまれば当の天竜人に、逃げおおせても海軍にそれぞれ殺され、生存の道はほぼゼロといってもいい。そんな中、あえて逃げ出すことを告げるのが奴隷の一人だったイワンコフだったのだ。

・生きる言葉
「生まれた時からえらいなんておかしいよ・・・
生まれた時から奴隷なんて生きてる意味がない。
ぼくに今何かの力がついたのなら―ぼくは“ニカ”のように・・・
こんなかわいそうな人達を一人でも多く救いたい!!!(バーソロミュー・くま)」
第1096話:くまちー
ゴッドバレーの殺戮ゲームは、ロックス、ロジャー両海賊団の介入とそれを追うガープの乱入で混乱の体を擁し、そのどさくさでついにくまが悪魔の実を食い“ニキュニキュ”の能力を身に着けるに至る。その直後五老星サターンが乗り出し、そのくまを取り押さえんとする。生まれながらの奴隷と言い募るサターンに異を唱えるくま。その中で“ニカ”の名を耳にしてか、対してサターンもくまに消えるべき存在と返す。
その対峙の結果はおそらくロジャーらの介入からのくまたちの脱出で幕を閉じたのは述べるまでもなかったのだが。

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朝霧しずく対マジカルドロップ系キャラ<バトルコロシアムD.A.S>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、バトルコロシアムD.A.Sより朝霧しずく対マジカルドロップ系キャラのシナリオをお送りいたします。
マジドロの妖精のコミカルバトル、そしてDECOのボスキャラたちの熱きバトル。いずれも彼女のノリとひとかどの格闘バレーのテクニックで切り抜ける様をここにお送りできればと思います。それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>バトルコロシアムD.A.S>朝霧しずく>VS DECO・ADK系キャラ
となっております。

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各誌レビュー23年度11月号(その1)

さて今週の各誌レビューは、

<MAO(サンデー)>
生き人形を創り出して操った男、彼自身語降家、白眉を利用したと言っているが、はたしてどちらが利用しているかはともかく、すんでで逃げ延びた先に何が待ち受けるというのか。

<君は008(サンデー)>
ドグラとの死闘の一方、校長のもとに、任務よりも人情を優先したエージェントたちが駆けつけてきた。しかしそれもまたドグラの想定内というのか。

<浦筋(チャンピオン)>
帰り道そのまま真っ直ぐ行くというのもこれまたベタな。最後不滅のヒーローがカタを付けてくれたか。

<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
いわく付きのラーメンをあの手この手で見事完食。しかし後味の方が良くなかったか。

そして<ルパン三世>
眠りの美女はバンパイアだった。不死鳥の守りをかいくぐり、実は美女に操られた貴族に安息の眠りを与え、ルパンが久しぶりに本気を出すか。

といったところでまた来週。

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マルチマニア両さんとくたびれゴルフ<ナイス!なチョイスこち亀10月>

さてみなさん、今回のナイス!なチョイスは、両津とゴルフに絡んだお話を中心にお送りしておりましたが、これもご多分に漏れず多額の賞金目当てで悪戦苦闘した挙句、悪態がたたってくたびれ儲けとなったオチが専らとなっている感もありました。まあ多額の賞金はプロゴルフの大会を意識してのデフォルメとなっているだろうし、ゴルフもまたスポーツの一種なのでアスリートネタの派生でのオチとなっている感も強いかもしれない。
その一方でなにかの流行ネタに関しては両津が何やらの評論家風のオヤジに扮してウンチクをたれるくだりもあった。それらキャラクターも一種のギャグとして受けはいいとは思うけれど。今回のネーミングはその髪型と同じく少しうざったい感もしないでもない。やっぱり気に入ってたのかなあ秋本先生。

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紅椿のお遊~街道一の女親分さん(後編)<サムライスピリッツ剛!>

さてみなさん、今回の侍魂剛は、当記事にてのオリジナルキャラたる紅椿のお遊さんの後編パートをお送りいたします。
ついに凶事のただ中たる“ぺるしあ”までたどり着いたお遊さん。はたしてどう闘い抜くのか、そしてその闘いの先にあるものやいかに乞うご期待といったところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみにベースストーリーはこちら

また前編パートはこちら

といったところです、それでは、あらためてごゆっくり。

第七回戦(対徳川慶寅)

・仕合前
お遊「こいつは若様かい、てっきりあんたが将軍様になると踏んでたけれど、やっぱりそちらの方が性になってたのかねえ」
慶寅「まあ、堅ぐるしい城住まいよりも、こうして喧嘩と風流に明け暮れる毎日が楽しいってところなんだよなあ」
お遊「まあこんなところでなんだけど、此度の仕合、このお遊さんと付き合ってもらおうかしらねえ」
慶寅「そいつは面白そうだな、街道にとどろくお遊さんなら大いに楽しめそうだぜ、さあ始めようか」

・仕合後
お遊「まあこんなものかねえ、しかしこれからの闘いを想えばこいつも序の口ってところさね」
慶寅「本気出さなかったのがもの足りなかったかい、でもこれからのことを考えれば肩慣らしってのも悪くはないだろ」
お遊「そうさねえ、だったらこのお遊さんもこれから本気を出させてもらおうか。まずは先に行かせてもらうよ」
慶寅「おう、あんたなら間違いねえと思うが、くれぐれも気を付けてくれよな」

第八回戦

・仕合前
領主の城内にて子供たちが働かされている。
「オラァ、働け働け、手を抜いたら今夜のメシは抜きだぞ!」
お遊「なんてこったい、子供たちにこんなむごいことを」
すかさずただなかに入っていくお遊。
お遊「お待ちよあんたたち、これ以上の仕打ちはこのお遊さんがただじゃおかないよ」
「な、なんだ貴様は、いずれこれを見たからには生かしては帰さんぞ」
そこに巨漢の大男が現れる。
「待てい、こやつはお前たちがかなう相手ではない」
「ああ、ハッサム様」
お遊「おやおや、あんたがこいつらの頭目かい」
ハッサム「うむ、俺様がここを預かるハッサムという者だ。奴隷の子供たちを相手にしていたから久しく腕がなまるばかりよ」
お遊「どうやらあんたもできる御仁みたいだねえ、このお遊さんも腕が鳴るってもんさね」
ハッサム「うむ、お前も女ながらジパングの侍と見た、なれば俺も武人として対することとしよう」

・仕合後
お遊「やはり“ぺるしあ”の中にもいっぱしのもののふもいるもんだねえ。さて次行こうか」

第九回戦

玉座の間に踏み入ったお遊。そこには領主と日の本の商人がいた。
領主「な、なんだ貴様は」
商人「おやおや、ここまで参るとは流石ですね」
お遊「さあて抜け荷やらかどわかしやらで結構派手にやってるじゃないか。でももう悪だくみもそこまでだよ」
商人「あいにくそういうわけにもいきませんが、しかしあなたの実力を見込んでこの方々と闘っていただきます」
部屋の脇の柱から、商人が雇った用心棒が現れる(以下2組の中から選択で登場)
三九六「久しぶりだな、紅椿の姐ちゃん。ここであったら何とやらだ、今日こそこの三九六様に倒されてもらうぜえ」
ドラコ「久しぶりだな女侠客、だが所詮お前も剣を頼りに生きる者か、なら俺の銃に屈してもらおうか」
(ペルシャへの移動時にシャンティと対戦後、以後の仕合後メッセージを飛ばして特別戦その2に移行可能)

・仕合後
お遊「たかだか飛び道具に頼って闘おうだなんてこのお遊さんも甘く見られたもんさねえ」

特別戦その2(対リスキー=ブーツ)

・仕合前
勝ち残ったお遊のもとに青白い女が舞い降りる。
女「おおっと、派手にやってくれるじゃないか」
お遊「あんたもあいつらのお仲間か、今度はあんたがお相手してくれるのかい」
女「ハッ、冗談じゃないね、このリスキー=ブーツ様が、あんなチンケな下風に立つわけないだろう。このペルシャの地にたいそうなお宝があるって聞きつけてわざわざ参上したってわけさ」
お遊「“りすきい”、そういやあんたにぶっ飛ばされたという嬢ちゃんが言ってたのはあんたのことかい」
リスキー「そこまで知ってりゃ話が早い、いずれにせよここで邪魔されちゃ元も子もないね、ここは片付けさせてもらうさ。
右手に銘刀“クイーン・オブ・パイレーツ”
左手に銘銃“クイーン・オブ・セブンシーズ”
これさえありゃ怖いものなしだ、さあ始めようか」

・仕合後
お遊「あの嬢ちゃん同様に久しぶりに楽しめる仕合だったね、おっとこうしちゃいられない、あいつらを追わなきゃねえ」

第十回戦

・仕合前
地下の神殿にたどり着いたお遊。しかし倒れ伏した領主とそれを足元に立つ商人がいた。
お遊「こいつは、どうしたんだい」
領主「き、貴様、裏切るのか・・・・・」
商人「ふふ、貴方には随分と働いていただきました。しかし貴方のお役目はここまでです」
お遊「まさか仲間割れ、いや利用するだけして始末とはますます気に入らないねえ、やっぱりあんたがお相手するのかい」
商人「ふふ、これも面白き事ですね。しかし貴方がお相手とは光栄なることでしょうが」
商人が顔に手を当て、別の男の姿に代わる。
男「いずれにせよこの俺が直々に相手をせねばならぬ。我が名は由比正雪、貴様と刃を交えるは望外の悦び、さあくたばれや女侠客!」

最終戦

・仕合前
お遊「このお遊さんも焼きが回っちまったねえ。まさかこれほどまでに手こずっちまうとは」
正雪「くくく、もうすぐ来る、この神殿の主にしてかの“ばびろにあ”の神の王が」
お遊「おやおや、しっぽを巻いて退散かい、さっきの威勢はどうしちまったんだい」
正雪「いかにお主とて神が相手ではどうかな。せいぜい闘い抜くがいいて」
と、正雪は去っていく。
お遊「何だいこれは、なんか得体のしれないのが近付いてくるじゃないか」
空間が歪み、そこに一人の人物が現れる。それは禍々しさよりも神々しさを感じられる姿だった。
お遊「今度はどんなバケモノのお出ましなんだい」
男「我を魔物と同様に呼ぶ非礼は目を瞑ろう。我は王の中の王“ギルガメッシュ”今この地より再び世界を席巻すべく顕現したるもの」
お遊「バケモノどころか神さん相手とは、このお遊さんの腕が鳴るってもんさねえ」
ギルガメッシュ「うむ、汝がごときもののふと仕合えるとは、このギルガメッシュ、歓びに打ち震えているわ」

・仕合後
ギルガメッシュ「これほどとはな人の子よ、だがこれで勝ったとは思わぬことだ」
ギルガメッシュ、剣を床に突き刺し、地響きを起こす。
お遊「今度は何が起こるってんだい」
ギルガメッシュ「我、再び眠りにつかん。縁があったらまた会おうぞ」
お遊「ここはあたしも退散した方がいいかもしれないねえ」
お遊が去っていくとともに神殿も崩壊していく。

エンディング

後に日の本に戻る船上子供たちとともにあるお遊の姿があった。
「こうして“ぺるしあ”並びに“ばびろにあ”の争乱を収めたお遊は、子供たちとともに組の子分たちの待つ故郷へと戻っていき、また界隈の治安を守るなどの日々を送っていく。
最近ではとある遊び人風の優男、軽い性格ながらも一本気な彼にさしものお遊さんも面倒を見るようになり。その優男も一宿一飯の御恩ということもありひとまずお遊さんと組のためにと一肌脱ぐこととなる。
こうして新たな組の大活躍が見られることとなるのだが、それはまた別のお話に譲るとして、紅椿のお遊さんの剣劇譚はこの辺でお開きということで」

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