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手加減両さんの小康状態<平成こち亀26年度上半期>

今回の平成こち亀は、ひとまずの小康状態を過ごしつつひとまずの大活躍も見せてくれた内容でした。たしかにズッコケ話ばっかりで辟易している中、たまには人情話をといった思惑もあるけれど、やはりどこか勘違いしているきらいがある。たしかに最後掣肘されることもあるけれど、大暴れしての痛快話こそが本来のこち亀の醍醐味であるはずだが、やはりこの時期まではドラえもんよろしくズッコケ話ばっかりなので、たまには痛快話をという読者も少なくないはず。やはり間違った痛快ごとでどこか違う感もしており、本当の痛快話ばかりではやはり困るのだ。
そんな点でも本来のこち亀としてのお話を掲載できたかなといった感さえあるけれど、これもまたいずれ来る40周年の衝撃の前触れであったかもしれない。

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