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ONE PIECE反省会:エッグヘッド編(その1)

最後の航海に赴くルフィ、それと前後してサボが落ち延びた島がおそらくマリージョアの手により消滅し、黒ひげの介入によりハンコック討伐にあたったコビーが行方不明となる。
さておきルフィのもと、最悪の世代たるボニーが流れ着き、それに伴い誘われるようにかのDr.ベガパンク擁するエッグヘッドにたどり着く。この島の科学力並びにベガパンクと名乗る男女に翻弄されつつ、ついにルフィも本物のベガパンクと出会い、彼からオハラをはじめ世界の真理の一環にも触れることになる。その一方でベガパンク抹殺のために乗り出したCP-0が介入し、図らずもルフィとロブ・ルッチが再び対峙することになり、麦わらの一味とベガパンクと、CP-0並びに海軍の包囲を受けることになるのだが。

さて秋より開始された最後の海エッグヘッド編、はじめからクライマックスの感もあるストーリーはやはり波乱含みの展開でもあった。今回も重要なキーパーソンを交えて述べたい。

・革命軍の行方、サボの疑惑、くまの動向、そして超兵器
ルフィの出航とともに革命軍界隈にて衝撃的な報せが届いた。なんと革命軍幹部サボがアラバスタの国王コブラを殺害したというのだ。たしかにアラバスタのネフェリタリ家はかつて世界政府を作った王家に連なるも、革命軍としてはサボの動向は容認ならざる事項でもある。しかし当のサボはあずかり知らぬ事項と伝え、それと同じくマリージョアの中枢にておそるべき事実を知ってしまった。そしてそれに関してマリージョアからか放たれた光の柱がサボが潜伏した島ごと消滅してしまったのだ。それはかの超兵器なのか、そしてそれを発動したのは中枢に存在する人物だというのか。加えてくま、そういえば世界会議において天竜人の奴隷として虐待されていたがやはりパシフィスタの量産とセラフィムの開発で用無しとなりこの事態に相成ったのか、そしてそれを見かねてサボが救出したついでに先の事態に陥った。あとビビも行方不明となったのがさらに気になるところなのだが。しかしこの時点では情報とストーリ進行の都合でここまで述べることとする。

・黒ひげの侵攻:ハンコックとコビー
王下七武海制度の廃止によりハンコックもまた討伐対象となり海軍が出動する事態になる。そこでコビーもまた女ヶ島に派遣され、なんとか穏便に事を運ばんとするが、そこに導入されたのはパシフィスタに続く海軍の秘密兵器セラフィム。それはかつての七武海をベースに創られた生体兵器でもあり、七武海廃止の決め手となったものたちであった。それらの導入で混戦の様を呈する中、更に四皇の一人黒ひげティーチが現れ更なる混乱へと陥った。結果レイリーの介入でハンコックは救出されたが、なんとコビーが黒ひげに拉致される事態に陥った。たしかにルフィにとって一番の好敵手でもあったコビー、今後の活躍をと期待していただけにこれには失望と不安を禁じ得ない。この事態に海軍特殊部隊SWORD中枢にヘルメッポたち救助を要請するも、拉致された先がかつての海賊島ハチノスなだけに難色を示すのみ。ところでヘルメッポの傍らのひばりという海兵。どこか気になるところがあるがとひとまず述べていきたいが。
それにつけても冒頭意気揚々と迎え討たんとするサカズキもここにきて慎重な態度に変わったのはやはり四皇の立場を考慮してのことか、あるいは上層部にたしなめられてのことなのか。

・黒ひげの侵攻:ロー
ルフィとともにワノ国を出港したローも自らが所持したロードポーネグリフをめぐって黒ひげの襲撃を受ける。かつて四皇昇進を機に悪魔の実の能力、ことに強力な能力者たちを狩り、強大な力を得てローたちに襲い掛かる。対するローもその強大な敵に果敢に立ち向かうのだが。
それにつけても気になるのは黒ひげの海賊船にとらわれたプリン、彼女に寄り添ったのはかの青キジ・クザンだった。なんと彼が黒ひげの配下となっていた。はたしてその真意は、先のコビーとも何か接点はあるのかといったところでひとまず結びたい。

・くまとボニー
航海の途上、エッグヘッドに上陸する直前、謎の暖流に呑み込まれた人影を救出した。それは最悪の世代の一人、ジュエリー・ボニーだった。
彼女についてはかつての頂上戦争後黒ひげに敗れ、海軍に囚われたりと、世界政府とは因縁深い関係である。そういえば世界会議において天竜人にいたぶられたくまに激昂した様が描かれ、その混乱の後の紆余曲折で彼の地にたどり着いたのだ。しかもくまを父と呼ぶボニー、そして当のくまも再びマリージョアへと移動する。はたしてその行末やいかに。
一方のベガパンク。悪魔の実の能力にて限りない知識を得ることを自らに課したベガパンク。自らの肉体がついていけなくなってか、頭脳をエッグヘッド中枢に移し、一方でそれぞれの感情を自らの分身というべきものたちをも創り出す。
その知識の収集の一環としてかつて政府に滅ぼされたオハラの知識とともに散っていった友、クローバーを偲ぶ一方で知己だった後に革命軍を率いるドラゴンとも出会い彼の決意を聞く。そういえば今でもドラゴンに自らの死期を語る一方で、そもそも革命軍の一員であったくまの改造を担った真意も語られるであろうか。

・エッグヘッドの冒険と7人のベガパンク、そしてCP-0
エッグヘッドにたどり着いたルフィとジンベエ。後にサニーの残った残りのメンバーもベガパンクたちに導かれた。先にルフィたちもボニーを伴って島を探索するが、そこは絵にかいたような未来都市。しかしそこを警備したパシフィスタとひと悶着し、それを抜けて大本のベガパンクと出会う。ちなみにそこでの悶着にて先の黒ひげと対峙したローと合わせ、性転換化やら少年期や老人期などの姿を見られるなどのファンサービスが描かれたのだろうが。
さておきそのベガパンクとの出会いの後にCP-0が島を急襲する。目的はもはや政府のコントロールを越えたベガパンクの抹殺が目的であったのは述べるまでもない。なし崩し的に再戦と相成ったルフィとルッチ、所詮はルフィ優勢のまま終わったが、ルッチも何とか耐えられたからやはり侮れない。しかもセラフィムの指揮権を掌握しつつある今、現在の脅威でもあるのも心配事でもある。はたしてその危機にどう切り抜けるのか、といったところで春の反省会にまたお会いしたい。

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