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第10話:礼節は・・・人であると認められてからだ<異世界おじさんのレビュー>

うだる暑さの中アパートを訪れた一人の少女、沢江。藤宮を護らんとおじさん宅を訪れんとするも、そこに一人の男が寄り添っていく。さらにはたかふみも現れなし崩しに部屋へと向かう沢江。その男とたかふみの怪しそうな動画を交えての会話になおも不安を募らせるが、まず動画はカブトムシで、その男は藤宮の弟の千秋なのだが。
しかしそうとは知らず珍奇な連中と珍奇な供え物に怯える沢江。これ以上怯えさせんと気遣う藤宮だが逃げ出さんとする中に一番怪しそうなおじさんも帰ってきた。動画云々をひとまずフィクションと断りつつおじさんになだめられ落ち着いたが。
この場で藤宮がたかふみ目当てで訪れているのを知った沢江。とりあえず旅行の写真を見せて歓心を買おうとするが、一見藤宮の胸に気を取られたかと思いきや背景の男に気になってそれどころじゃないか。それにしてもたかふみの藤宮観の変わりようは流石についていけないか。
そして弟の千秋のこともあらためて確認し、ようやく状況を把握したかと思いきやその落胆も小さからぬものがあったか。さらには藤宮も入り一時険悪な雰囲気に。
さらにはおじさんも入って過去のことを映し出さんとするが思いとどまり、その時の記憶を消さんとするもたかふみに止められ、千秋とともに部屋から出されてしまった。
改めて釘をさす藤宮に、記憶の魔法に関しての過去を語るおじさん。温泉の話題に移りこれはあまり期待はできないか、これは記憶の精霊の配慮もあるやもしれないが。ていうかおじさんの映像だけで女湯そのものには興味はないのは仕方がないか。
ともかくその温泉での出来事、異世界で何故に浴衣なのかはともかく、先の冒険での魔法やらエルフが王族の出やら、それに関係なく付き合っているおじさんやらと話が進んでいるが、肝心の二人の会話はかみ合っていないのはやはりミソか。
たどり着いたのは何と日本語で“煉獄の湯”と記されている宿。つまりは先に転生した者もいてそれもかなり齢がいっていたとか。しかしここでもセガゲーが絡んじゃったな、まあこれもともかく。宿屋の主人とエルフとのやり取りで宿ごと転生したかの事実も分かったかと驚きを禁じ得ない二人。しかし背後のおじさんは何やらアイテムを色々出し入れしてるが。これもゲームの影響で前の会話はそもそも興味はないということだな。
宿の主の妻子の応対に際してのドライな態度も、そういえば礼節云々のことはやはりオーク顔について根に持っていることも影響してるのか。あと異世界の貨幣はえらくレートが低いか。
ともかく湯上りの二人。浴衣をはじめ着物の着方は何と本に記載されていてそれを頼りにしていた。あと宿は相部屋だというがこういうのは業に従うしかないか。宿の子を遠回しに追い返しつつおじさんと共に部屋に入らんとするエルフ。しかし奥の間の狭いスペースに布団を移しそこに落ち着くおじさん。これも性分かもしれないが。
しかし何故か寝入らんとするエルフの足をもむおじさん。これもおじさんなりの心遣いだが、傍から見れば少しアブないシチュエーションになるな。しかしさらに気遣わんとしてますますアブなくなる。仕返しにとエルフも反撃し事態はますますややこしくなる。これには二人も気まずい状況になるのは言うまでもないか。
しかし何かに気付いてかふすまを暴いた先にはなんと同じく宿泊していたアリシア一行がのぞき込んでいたではないか。アリシアもエルフの関係が気になってのことでひとまず聞き出したが、気を良くしたエルフもアリシアが勇者だと分かりいい雰囲気になりつつあった。一方のおじさんも先の報酬を受け取りつつ、エドガーとライガの二人をひとまず信頼していると告げる。
その上でエルフもアリシアに、それまでの経緯を省いて贈られた指輪を見せ、続いて二人にもアリシアとの関係を聞き出さんとするも、二人の応えもそっけない。
アリシアたちの目的が修行なのは分かるが、先のダンジョンで手に入れた秘宝についてあっさりと塗り替えたことに失望するエルフ。その一方で二人の修行の成果を見て格ゲーと喜ぶおじさんも結構なものだ。しかし聖剣の鞘を物干しざお代わりに使う様に激昂したか、その聖剣のありかの山へと向かうのだが。
この宿も神の加護で守られている宿というが、突如巻き起こった火事と共に魔物たちが襲いかかってきた。これもただ事ではなさそうだ。

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