第9話:氷の精霊がクーラー魔法の対価を要求してるんだよ<異世界おじさんのレビュー>
うだるような暑さにただうだっているおじさんとたかふみ。気晴らしにゲームをやろうにもサターンの調子がおかしい。うろたえるおじさんにたかふみが原因を調べ、とりあえず修理を済ませてから藤宮の差し入れのアイスで涼み、ついで藤宮の忠告で氷の魔法を使ってさらに涼む、というか凍死寸前まで行きそうだな。でも前回の竜の件まだ引きずってたか。
そろそろ新しいネタをと異世界の出来事を配信する提案をなぜかたかふみが却下する。さしあたりたかふみの考えからモンスター退治も結局おじさんの虐待に見えかねないとか。
そのうち藤宮が精霊について聞いてきたのでその説明に入るおじさん。そもそも精霊とは自然界の集合意志で、イメージとは大違いとか。その声を聞くおじさんも傍から見ればさらにアブない人に見えてしまうか。そんな精霊だがなんと牛の頭なるものを対価として要求してきた。ネットでの注文はともかくどっちにしろとんでもない代物なのはいうまでもない。たかだか涼取るくらいで世界を凍らせるからな。と言ってるうちにアイスのついでの魚の頭で話付けてもらったとか。
人類存亡の危機に直面しかねない事項なのにおじさんも落ち着き払っていたけれど。90年代のゲームでは日常茶飯事だったというが、編者的には心当たりはあまり多くないかな、まあそれはさておき。
その魚の頭の食い気を起こしかけたことで竜のいきさつを語りつつ、かつて魔炎竜になって戻りづらくなったことについて、その戻ったいきさつがあのエルフだったというが。
ともかくもエルフと竜の死闘が繰り広げられ、傍から見るたかふみたちもやけにシリアスな戦いになったと感心していた。ひとまず竜の攻撃を退け、ひとまず元に戻したエルフ。その膝の上で横になるおじさんだったが、何やら怪しげなイケメン男とその兵隊が現れた。エルフはその男に借金をしているというが、ちなみにエルフが王国の王女様ということを珍しがらないのはこれもゲームのやりすぎというか。
まわりの挑発に激昂せんとするもその男ハーゲンの呪縛で手も出ない。しかしいつの間におじさんが目を覚まし、その呪縛を切り払う。しかし相変わらず空気を読まないおじさんはこの場を去り、それを引き止めつつ追いかけるエルフ、あとに残されたのは呆然と立ち尽くすハーゲンとその兵士たち。
あと引き止める時のエルフの言い訳も少し苦しくもかわいらしいかも。対しておじさんもどこか鈍いか。
しかしハーゲンに雇われた用心棒らしき大男も現れ襲いかかろうとしたのだが、なぜか指輪をハーゲンに贈るおじさん。たしかに借金のカタということなのだが、これも傍から見ればアブないどころじゃなく、当のエルフも怒り心頭に達し、大地を崩壊させてしまったが、今度は崩れる足場からおじさんが助けたのだった。しかし本当に割りが合わないのはあのハーゲン。たしかに彼にとってはあの指輪は呪縛ともいえるかもしれないが。
指輪といえば買い戻した指輪のために借金したというが、ついつい甘い言葉に甘えようとしてもここはおじさんの鈍さからどうしても冷めてしまったな。異世界の冒険者と現実の生活環境。この違いも読めないのも難儀なことだろうけれど。
そのうち温泉の話題に移らんとするも、氷の精霊の暴走はなおも進み、部屋中は一面氷の世界となり、さしものおじさんも身動きが取れなくなってしまったそうな。
しかし一方で街に戻ったおじさんはある事件に巻き込まれんとしていた。なんか寄生型の魔物が住民を食い荒らしているとか。
そこでメイベルやエルフを調べようとして彼女たちの不興を買ったのは当然と言えば当然なのだけれども。ていうかおじさんが被害にあったのか。
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