今更ながらゲッターロボについてひとまず語る
さてみなさん、今回は懐かしのロボットアニメたるゲッターロボについて各シリーズを追ってひとまず述べたいと思います。それでは、ごゆっくり。
ゲッターロボは永井豪先生の腹心の一人だった石川賢先生主導で制作されたテレビアニメ並びに原作コミック作品である。
突如来襲した太古の恐竜から進化した恐竜帝国から人類を守るため、特殊な放射線の一種たるゲッター線を組み込んだ三機の戦闘機が合体変形したゲッターロボで恐竜を改造したメカザウルスを中心とした帝国の攻勢に立ち向かうのだ。
激闘の末仲間のムサシを失いつつ恐竜帝国を討ち滅ぼすも、今度は太古より人類から“鬼”と忌み嫌われた百鬼帝国が先の恐竜帝国以上の戦力をもって攻めてきた。
対して新たな仲間ベンケイを得て、ゲッターロボから強化改造したゲッターロボGにて百鬼帝国に立ち向かうのだ。
これが初代のゲッターロボのあらすじであり、主役のゲッターロボは先述のとおり三機のメカの組み合わせ合体にて三種のロボに変形するのだが、当時としてもあまりにも突拍子もない変形たったので、超合金等のホビー化には結構頭を悩ませたが、当時からのファンやマニアの方等有志により合体変形を実現したこともここに述べておきたい。
こうして放映終了後も支持されてきたゲッターロボ、90年代初頭に新たなゲッターロボとして『ゲッターロボ號』が放映された。これは可もなく不可もなくと言った評価でそこそこに人気があった気がしたけれど。
またそれと前後してバンプレストから各作品のロボットが一堂に会して巨大な敵と戦う『スーパーロボット大戦』がリリースし、ゲッターロボもその一員として参加した。そのシリーズを重ねていくうちに強化改造した真ゲッターロボなるユニットが登場、思えばそれが90年代後半のOVA展開のゲッターロボシリーズのリリースにつながったといえるかもしれない。
その無限とも思われたゲッターロボのメディア展開は原作者の石川賢先生が亡くなられて落ち着くまで続けられた。否、今後のゲッターもいずれかの形で我々の前に姿を現すかもしれない。
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