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第6話:鬱陶しい歌<機動戦士ガンダム・水星の魔女レビュー>

プロスペラの前に姿を現したその技術者ベルメリア。かつての事件以来の仲だというのだが、たしかに彼女が“魔女”ならGUNDの研究を重ねてきたいきさつも納得できるのだが。そんなベルメリアもエアリアルとスレッタのことを問うも、かえってプロスペラもファラクトのエランについて問い返す。たしかに何人目という言葉も少し引っかかるが。
あと21年前の復讐についての言葉もまた引っかかるといえばそうだけど、ここにきてスレッタとエリクトが別人だという事項が顕現しだしたか。

寮内では先のエランの冷ややかな態度に憤るチュチュたち。対してミオリネは軽々しく決闘を受けたスレッタに対して憤っていたが。その一方で先の敗戦を受けグエルがジェターク寮を追放の憂き目にあい、やむなくそれに従う彼、はたしてその行く先やいかに。
ともかくも決闘の日取り等について決まり、場所はエリア外の宙域だという。求める者としてエランはエアリアルをかけるが、スレッタは当日までの保留ということで話をまとめたが。
宙域外の戦闘ということで推進ユニット等の装備が不安要素となり、それを整備させなければならない事情からスレッタの状況は非常に不利なのは言うまでもない。
さしあたり中古品、というより廃棄物からユニットを製作することになるのだが、ともかくもスレッタはともかく地球寮の存亡にもかかわる事項なのでみんなの意志は高くそれだけに真剣さもいや増すのだった。

一方のエラン、心の中に灯されたろうそくの炎とともに目覚め、ベルメリアの忠告をよそに自身も限界を感じているきらいを口にするが。そこに何とエランと瓜二つの少年が現れ、自身の代わりとエランと呼ぶ、彼とは対照的に挑戦的なその少年。さておきエラン自身の事情もあれファラクト自体を呪いと称していることから、エラン自身が創られた存在だということか。

スレッタの方はエアリアルのフライトユニットもなんとか完成し、その機能についてのテストを行う。明日のエランとの決闘に対しニカやミオリネが意気込みを問い、その上であらためて決意を促す。スレッタもまた人とのかかわりを求めているのを見透かしていることを二人も感じているが。
そこでエランに会いにペイル寮を訪れる。最初に応対した寮生の言葉通り、まず呼び掛けても応えないエラン。そこで何を想ったのかバースデーソングを歌うスレッタ。それに対しエランの心にあのろうそくの炎が灯ったかに見えたが、そのままエランも拒絶の言葉を伝える。たしかにそのまま黙っていることもできなかったか。
こうして決闘の日は訪れ、出撃に際しニカたちはあらためて決意を促す。対してスレッタも求めるものを決めたというが。
出撃するスレッタ、そしてエラン。一方決闘委員会では追放されたグエルに変わり弟のラウダが立ち合いに参加しているが。
対峙する双方、そこでシャディクがスレッタに求めるものを問い、スレッタもエランのことを教えることをと答えるが。かくして決闘は始まったのだ。
はじめの砲撃戦からまずエランが自らのことを使い捨ての駒と返す。それがスレッタにどう伝わるのか。その上でスレッタは自分にはないものをたくさん持っているとも伝え、この決闘の勝利を求める。この時点でエラン自身の感情がスレッタにぶつけられた。
裏の事情もあれシャディクも意外に思うエランの熱さ。スレッタも彼の熱さをよくよく受け止め、しかし反攻の機会をつかみかねていた。
そのうちエランのビットが展開され、一気にエアリアルを封じんと試みる。その一方でおそらく野宿状態のグエルも事の成り行きを見守っていて、エランの優勢と見ているか。
スレッタもビットを加速形態に変形しエランを追っていく。お互いのスピードの限界にも近付き、流石に互いの体も負担がかかり、ことにベルメリアもエランを案じていた。このままではエランの肉体も持たない。その上でエランもスレッタを倒すため反攻に転じ、まずはエアリアルのフライトユニットを封じる。
そして件のビットがスレッタを捕らえてエアリアルの機能を封じんとするが、エアリアル自身の何かが発動し、ビットはもとよりファラクト本体の動きをも封じられた。体の負担に耐えかねる中、エランの目には何かの姿が映し出されたのだが。
その直後、エアリアルのビットの砲撃により、ファラクトは大破。ここに決闘はスレッタの勝利に帰したのだ。
うつろな意識の中、たしかに彼自身の誕生日を祝う、おそらく母親の記憶だろうか。そこにはケーキに飾られたろうそくの炎も灯っていたのだ。
その母親の姿に合わせ、エランを助け出すスレッタの姿があった。そこでエランも自分の誕生日を祝った人のことを語るのだった。

後日改めてエランと会う約束を取り付けるも当のエランは来ず、立ち合いのミオリネも早々に場を外し、スレッタ一人が待つことになった。
しかし当のエラン、強化人士4号たる彼は、用済みということで廃棄処分となったのだ。奇しくもお互いが口ずさむバースデーソングとともに。そんな彼の魂はどこに向かおうというのか。

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