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第1話:魔女と花嫁<機動戦士ガンダム・水星の魔女レビュー>

先のPROLOGUEから数年後のこと、学園への編入にあたり、準備に余念がない一人の少女、彼女こそスレッタ=マーキュリー。辺境の地たる水星からやって来たのだ。
その彼女スレッタは先のPROLOGUEにてのエリシアが成長した姿だというが、それについてはさまざまな憶測がある、でもそれはさておき。
入港途中で衛星外郭にて漂流者にあわてて救助しようとするスレッタ。そのうろたえようはかつての幼子とはまるで似ても似つかないのだが。
ともかく船から発ち、その漂流者に近づくも、もう少しで脱出出来たと文句を言われる始末、何から脱出せんとするかはともかく、あまりいい出会いではない二人の少女だったが。
ともかくもアスティカシア高等専門学校に到着したスレッタは、頭頂部にハロを乗せたナビゲーターに案内され校舎に向かう。そこは人とMSが共存するまさにMS工学の最先端の学園であった。
女生徒ニカの案内を受けるスレッタもやはり対応がおぼつかず、ただただ言葉をつまらせるばかりであった。
他の女性ともからかわれつつもひとまず打ち解けられるも、さきに救助した彼女にも顔を会わせることにもなった。
そこに何やらの警報が鳴り響き、おそらく校外のフィールドにてMS2機の戦闘が繰り広げられる。学園内が承諾した決闘だというが。その一人グエルのMSが相手MSを圧倒し勝利を納め、その様を呆然と見守るスレッタも巻き込まれそうになるが。
そしてそのグエル、件の少女ミオリネを手に入れんと豪語する。当のミオリネも不愉快げに去っていく。これは何かあるというのか。
庭内の菜園に戻ったミオリネを訪れるスレッタ。先の決闘はミオリネ自身をかけてのものだったという。その決闘そのものもミオリネの父デリングが定めたものだという。
ベネリットグループの本拠地にて、総裁のデリングが系列社の処分を行いつつ娘にも監視を付ける報告を受ける。たしかに彼自身手に余る娘であるのだが。
戻ってミオリネが育てたトマトを受け取り、それを頬張るスレッタ。ミオリネの母が作った品種だという。
そこでスレッタも母親から水星の改良のためにと学園によこされたというが、はたして。
そこにあのグエルが現れ、ミオリネを自分たちの寮に無理矢理引き入れんとする。先にミオリネもそれが嫌で学園から脱出せんとしたのだったか。なおも拒絶され腕ずくでものにせんとするグエル。取り巻きはともかく、周りの人たちもなに食わぬ態度、おそらくデリングの監視役もそうだろうが。
そこでスレッタが意を決してしかし及び腰ながらもグエルを止めんとし、成り行き決闘を申し出るのだった。
こうして様々な人々の思惑をはらみつつスレッタとグエルの決闘は執り行われる。一方でベネリット内部でもデリング排除の陰謀が執り行われんとしていた。
戦術試験区域にて対峙する2機、しかしスレッタはそれを見守っていて、彼女のエアリアルに搭乗していたのはミオリネだった、先にスレッタの端末を操作してのことだったのだ。戦闘が開始されミオリネも武器で応戦するが、その威力に対処しきれなく、やがてはグエルに圧倒されてしまう。一方でグエルの父ヴィムもデリングへの陰謀も実行されんとするが。
ミオリネのエアリアルのもとに駆け付けたのはやはりスレッタ、自分の家族と言い切るスレッタもミオリネからコックピットを奪い返す形で搭乗する。ここに来て本気モードに移行したか。ともかく決闘は続行され、血気盛んなグエルに本気を出したエアリアルもビットを展開し応戦、シールドの防御から展開しての砲撃でグエルを圧倒、ついには頭部のアンテナを撃ち取った。
決闘に勝利したスレッタ、しかしそれはなんとミオリネの婚約者に選ばれることでもあるのだ。それにともないヴィムの陰謀もひとまず中止されることにもなるが、はたしてこの先どうなるというのだろうか。

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