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愛しの魔女の記憶<今更ながらルパンレビューPART6>

さて今回はスケジュールの都合上こちらでの公開と相成りましたが。

偶然か必然化はともかく鉢合わせとなったルパンと銭形。マティアを追ってこの地まで来た銭形はアリアンナのメッセージをルパンに託す。彼女自身がルパンにとのことだった。彼女のメッセージでアリアンナとヘイゼルに手をかけたのがマティアだと知り、彼女のいまわの際に遺した言葉がルパンを激しく動揺させる。いわく「永遠の愛」だというのだが。
問い質す銭形に母親のもとに行くともらしつつ、阻もうとする銭形らに発砲までして先に行こうとするルパン続けて発した言葉は明らかにルパンの言葉ではなく何者かが吹き込んだものだった。
何とか取り押さえんとする中、今度はマティア自身が襲いかかってきた。そしてルパンにトモエの処へと促し、そのままルパンは去っていく。そんな中マティアの目的がルパンにトモエを殺させることと語るが、たしかにルパンはかつてトモエからその言葉をトモエに刷り込まれたのだが。
ロンドンに手ルパンの手がかりが入ったと知り聞き出す次元たち。そのもとにあるのが“教授”だという人物。一方銭形は収監中のメルセデスに、やはりトモエのことを聞き出さんとするが彼女の方はやはり口は堅いか。
指定された植物園にて教授と名乗る青年、そうホームズの件でわずかに姿を現した彼、これからの彼の計画のためにルパンが必要で、ルパンが向かうであろうトモエの居所を推察しているというのだが。そのトモエ、催眠や暗示のスペシャリストだといい、かつてのルパンにも先の言葉と共に暗示をかけたのだというのだが。
街中を暴走しつつ、トモエとの思い出の中に火たるルパン。はたしてルパンが求めるものは、トモエがルパンにとって母親ならば、彼女が欠けた暗示が自身を殺すものだとすれば、はたしてその真相はいかなるものなのか。
いつしかルパンは雨の中の裏町で佇み、それを憐れむでもなくただ見守るのみの不二子。たとえ一部とはいえ、ルパンのことを知っている彼女なだけに、彼女だからこそルパンのことを気にかけていた。それを知ってかルパンも不二子のもとを去っていく。
再びメルセデスを訪ねる銭形。壁の絵葉書に写された村の写真。魔法の村と呼ばれたその村の写真はトモエが昔住んでいた処だという、その名前から場所を特定し、その足で彼の地へと向かう。
そして向かった先はおそらく日本、しかしルパンはアジトを一足先に発っていた。そのルパンは今や廃村となっていた馬毘子村に向かっていた。そしてたどり着いた先は一軒の屋敷、そこに住んでいたのは一人の老婦人。彼女こそがトモエで、一族の者に追い詰められ身を投げたのは、彼女の身代わりとして暗示をかけた家のメイドだった。
そこにマティアも現れ、彼女の真意を質さんとする。止めんとするルパンをためらいなく撃ったマティア。
トモエをルパンの母親と刷り込んだのは一族のために祖父の一世が封じさせたものであったならば、トモエの目的がルパンを我が物にしようと一族の秘宝を手に入れて屋敷を脱しようとするも、ルパン自身がそれを拒んだという。
そこでルパンの意識を呼び起こさせるために、後に長じて世界的大泥棒となった彼、成り行き世界各国の言葉にも精通することとなり、そこで彼女も各地を回り各国の言葉を話す多くの人々、女性たち。メルセデス、ヘイゼルとアリアンナ、マリエルにフィン、そしてマティア。さらには今までのエピソードに関わってきた女性たち。そんな彼女たちにルパンと関わらせるように刷り込んで己の計画を確実なものとせんとしたのだ。
すべてを聞き終えたと思ってか、ついにはトモエにも手を掛けんとしたその時、撃たれたはずのルパンが再び現れる。そのことを見越して手を打ったまでのことだった。
あくまでトモエを、そして邪魔者のルパンを消さんと刃を向けるマティア。そんな二人をあやしげな笑みで見守るトモエ。ともかくも総ての決着をつけたその先にあるものは一体なんだというのか。

というわけで、次回は最終回。12月ごろに予定しております。

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