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第6話:「こうして俺は見世物小屋の地下にぶち込まれたんだが・・・」<異世界おじさんのレビュー>

件の冒険家たちにつかまり売られてしまったおじさん。しかもその値段が銅貨3枚だという。ついで同じく売りに出されたたわしは銅120枚だと、その格差は問題なのはともかく、異世界にたわしとはこれもまたいかに。それに対するたかふみと藤宮の動揺はいかばかりか。
しかも直後その事実におじさんとたかふみがかつてのイヤな想いを思い起こされ鼻血を出してしまう。そういやイヤなことを忘れる魔法でその事項を封じていたな。あとたかふみもメモを読んでのことで忘れようとしたのもあったか。
ともかくも魔物たちが囚われた牢獄の一つにぶち込まれ、悶々とした思いの中、なんと差し込んだ光をつかみ、それで光の剣を作っちゃった。それに伴ってその間の独り言から精霊との交信を得られたのか。その時の表情たるややはりイっちゃってるにしか見えないなあ。でも精霊交信においても先の翻訳能力のおかげだからどこで役に立つかこれまたわからないものだ。
こうして手に入れた光の剣で地下牢から脱出、しかし同じく解き放った魔物をも解き放ったのだからこれがまた騒動を引き起こしてしまう。解き放たれて本性を現した魔物たちに襲われ、何とか撃退してから小屋の主を安全な場所に吹っ飛ばす。その表情は何とも鬼気迫ってるか。そして倒した魔物の肉を喰らい己の血肉にって、どこかで見たようだがひとまずこれは置いておこう。しかしこれでうまくいった部類とはたしかに序の口といえばうなづけるけれど。

その日の思い出を語り終えるついで語ったのが、竜に襲われたのを助けたのが件のエルフだった。
夕食をキャンセルして続きの話を聞くこととなった藤宮をまじえ、エルフの話をするおじさん。強敵のはずの魔毒竜を一撃で倒したことであっさりとしすぎて失望するも、その前にエルフが攻撃を加えてそこを突いてのことだったそうな。
あられもないエルフを気遣うもオーク顔で警戒するエルフの悪態にいちいち嫌がるおじさん。たしかに動揺して刃を向けられたら誰だって嫌がるよね。でもひとまずなだめて刃を収めるも、その収め方でまたひと悶着が。どこに収めたのかと服の中を調べたのだからさらにあられもない姿にさせられて、もう傍目から見れば完全に襲われているように見えるよね。結局この時点からエルフとの腐れ縁のはじまりとなったのか。
その一方で先にメイベルに凍結封印された後、解凍後の体のダメージに苦しめられるおじさん。それをなんと一肌で解放したエルフとメイベルがいた。先の件で責任を追わんと知るも素直になれないエルフにいまいち受け切れないおじさん。これまたたかふみたちももどかしい気持ちもわかるな。
そんな中メイベルの寝言で何やらただならぬ事態になりそうだが、実は母親のせいで引きこもりとなってしまい結局おじさんのせいで村を追われてしまった。結局己の恥部を明かされ激しく動揺するメイベル。かといって贈られた指輪をうかつに売り飛ばすわけにもいかず、エルフもエルフでこんなお荷物を扱いかねているみたいだし。
というわけでツンデレとダメ人間、あらためて自己紹介を行うも、メイベルはともかく、エルフとおじさんはうかつに名乗れないか。そのあとでとりあえずエルフは指輪を売った街へと向かわんとし、メイベルはおじさんと行動を共にせんとするも夜型ゆえ昼過ぎまで寝て夕方に外を出ることに。
というわけで本日のお話はここまで、その後おじさんのおごりでラーメンをごちそうになったそうな。

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