鉄血のオルフェンズDAWN・設定資料補完
さてみなさん、今回オルフェンズDAWNのストーリーをお送りする予定ですが、編者のスケジュールの都合と健康状態、しかしなにより現在進行中のウルズハンズのストーリーとの兼ね合いもあり、ひとまずは見合わせる運びとなり。この場を借りて今まで語られなかった設定を述べることといたします。
もともとオルフェンズDAWNの物語はある程度「原作へのリベンジ」の要素も含まれています。たしかに世界の歪みに呑み込まれて終わるも、暁に代表される次代への希望が描かれ、それなら彼が前作(原作)の落とし前をつけてもいいじゃないかということで制作した次第です。
そんな彼を中心とするMSがどのようなものかをあらためてご紹介いたします。それでは、ごゆっくり。
ちなみに今までのストーリーもこの場を借りて紹介したいと思いますので、ご興味があればそれらもお目通し下さい。
第1話:暁に立つ
第2話:汚名
第3話:世界を知れ
第4話:アステロイドの猫
第5話:テイワズの息子
第6話:マクギリスの遺産
第7話:散る命、守る命
第8話:鉄血の志
第9話:クアールのガンダム
第10話:再び赤き星へ
第11話:出会いと再会と
第12話:復讐こそ我がのぞみ
第13話:明日への誓い
第14話:女神再臨
第15話:ラスタル・エリオン
第16話:天のいかづち
以上をもとに今回の設定補完をお送りいたします。あらためてごゆっくり。
ガンダムバルバトス・フェンリル:マクギリス・ファリド事件末期の、いわゆる鉄華団殲滅戦において大破したバルバトス・ルプスレクスをギャラルホルンが回収した機体で。両腕部をダウンサイジングしかつ高機動化し、さらに厄災戦にて保存していたハシュマルのテイルブレードを合わせ、背中から両肩部に二基装備することとなりあたかも翼が生えている感さえある。さらに最近研究を進めていた高振動化プログレッシブブレードを装備、さらにバルバトスとともに回収したパイロット、三日月・オーガスの脳を疑似阿頼耶識システムに組み込み、パイロットである暁・ミクスタ・オーガスの操縦補助を担う役目を負う。主な武装は先述のツインテイルブレードに加え、先に暁が回収した大型メイス~鉄華殲滅戦において放置されたもの~がある。
ガンダムグシオン・ミッドガルツ:鉄華殲滅戦において大破したグシオンリベイクをGHが回収した機体で、両腕部のいわゆる隠し腕をリベイクの2基から4基に増設し、更には先述のプログレッシブブレードに加え、後に装備される貫通弾キャノンを装備、攻防一体の戦闘を得意とする。さらにグシオンとともに回収したパイロット、昭弘・アルトランドの脳を組み込み、パイロットであるラッシュ・ミディの操縦補助を担う。
ガンダムフラウロスヘル:事件初期のGH艦隊戦にて大破したガンダムフラウロスをGHが回収した機体で、外見上の装甲こそは先のフラウロスとは変わりはないものの、ある程度の高性能化を施され、さらには同じく回収したパイロットであるノルバ・シノの脳を組み込み。パイロットの菊千代・カッサバの操縦補助を担う。主な武装として二門の高出力発射装置を装備していてほぼ“ダインスレイヴ”と同等に近い威力を誇る。
レギンレイズ・ジュリアカスタム:かつての殲滅戦においてバルバトスを討ち取ったとされる当時新世代型のレギンレイズのカスタム機にさらに改良を加え、さらなる重装甲、高機動化を目指した指揮官用MS。主な武装として蛇腹剣ジュリアンソードを二門装備し、攻防一体の布陣を擁する。当初このカスタム機にパイロットであるアルミリアと名付けようとしたが、当人が固辞しジュリアの名をそのままにまさに動く要塞として敵を圧倒する機体足りえた、はずだった。
クアール・ロディ:正式にはマンロディのカスタム機だが、パイロットのクアール・カデルの趣向により頭部に巨大なセンサーを取り付けており、その姿はまさにネコ型の機体として一部マニアの好感を得ている。主な武装として巨大なメイスも獣の手の意匠を施しているが、これまた一部マニアには“猫の手”とか“肉球”とかの呼称で親しまれているとか。歳星におけるMA攻防戦により大破、そのまま遭難したのをたまたま通りがかったGH艦隊に回収されるも、このまま破棄と相成った。
カッサバ・ファクトリー:かつての“事件”後に発足した、(公式に)事件前に脱退した鉄華団のメカニック、ナディ・雪之丞・カッサバを社長とし、専務のユリウス(ユージン)、常務のリチャード(チャド)、工務部長の山崎(ヤマギ)を中心に、火星圏在住の生活困窮者の救済を目的に発展していき、後にゴルドン商会壊滅を受け、アトモス商会、後に加わるザックが後を継いだロウ社とともに火星圏の発展に大いに貢献する。
桜農園:ビスケットたちの祖母、桜・プレッツェルが営んだ農場を、クッキーたちの留学中、桜の死後にロウ社社長ザックが譲り受け、後にクッキーたちの帰郷とともに拡大した農地とともに彼女たちに引き渡した。以後彼女たちがザックへの恩義でロウ社の傘下に入りながら広大な農地を経営する形となる。
以上先のストーリーでも語られなかったことをこの場を借りて述べました、あらためてDAWNのストーリーも佳境に入り、暁が次代を担う器と認められるかの戦いが繰り広げられる運びとなりますが。その前にウルズのウィスタリオとの関わりもあるのかを見極めたいところですので、もう少し間を開けてからの掲載となりますがその点をご了承ください。それではまた。
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