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わたしのママの記憶<今更ながらルパンレビューPART6>

 

その日何やらのデータに目を通すルパン。勉強だと嘯いているがその真意はいかに。
変わってどこかの機内。新しい学校へ臨まんとする少女フィン。傍らには母親の写真が添えられているのだが。
祖父に連絡を取りつつ、その北国にたどりつたフィン。一軒の家で厄介になることになるが、出迎えた紳士ダニエルはともかく老婦人は何やら探していて、フィンを母親と見間違えてしまったが。その母親はフィンが産まれてすぐに亡くなったとか。自分の父親と母の足跡をたどるため、母の日記を調べんとするのだが。
まずは学校のフットボール部のショーンのことが記されているページに目を通すフィン。
夕食を済ませ、未だ母親と思い込んでいる婦人を気遣う一方、ショーンの電話のことも気になるフィン。
続けてアレンという何も気に掛けるがその後の日記が何も書かれていない。先生のことを口にする婦人アンナだがその眼差しがやはり気になる。祖父がよこした家庭教師というが肝心の祖父は古い知り合いというが、アンナの記憶にはなぜか和服の女性が、彼女はよもや。
そのうち部屋の出窓椅子に気付き、その中に母マリエルとショーンの写真と共にマリエルの声を録音したテープも見つけ、早速再生しようとするが。そこで現れた家庭教師。何を学びたいかを問う女性。それは奇しくもルパンと同じ考えに至ったが。
二日目の“授業”にて何故かマリエルがショーンを避けていた。それにその女性はマリエルの母親の先生も受け持っていたか。そこで“着物の家庭教師”のキーワードをルパンがキャッチしたのだ。
いつも通りの生活の中、3日目の“授業”にマリーゴールドなるゲストがアクセスしてきた。やはりそれは。それと同じくルパンもそのフィンのメッセージを聞くのだが。
さておき“授業”の前のマリエルの声、自分の出生のことを話すうち、あの“先生”がアレンのこと、そしてキャサリンなる女性のことを語ってきた。動揺するマリエルを“先生”はなだめんとするが、どこかその心を揺り動かさんとするが。
やがて“授業”の第六夜、おそらく出産を間近にしたマリエルに語り掛ける“先生”のこと、同じく線路を歩くマティア。戻って“先生”も一枚の写真を見せるが、傍らの男については知らないとマリエルは応えるが。彼こそがマリエルの相手だと語る“先生”、しかしそこにルパンが介入してきた。
そのルパン、フィンやマリエルのことを調べるうち、まず3基の墓標の写真が写るのだが。そんなルパンはアジトを離れ彼の地へと赴く。同じくマティアも、そしてリンファの連絡から銭形もそこへと赴くのだった。ついで次元たちもルパンを追ってきたのだが。
奇しくもフィンの誕生日、その日第七夜のテープを再生することとなったフィン。そこにてマリエルは意を決しショーンと電話で話さんとするが、もう一人の男アレンが割って入りそのまま悶着となり、その様に苦しむマリエル。
一方マティアが見ていたのはその悶着が映し出された映像、そこには二人を撃った一人の女。その様に動揺するフィン。それを見計らってかマティア、そして着物の女が動き出す。
戻ってあの映像で二人を撃った後その女は自ら命を絶つ。トモエという名を口にして。
電話越しでその惨劇を聞いたマリエル、テープを聞いたフィンも苦しみだす。その様にすかさずルパンがフィンのもとに駆けつける。
フィンを介抱するルパン。その後でフィンをアンナに任せ、マリエルのことを思い起こしつつ、ようやく正気に返ったかフィンを気遣いつつその無事を喜ぶ。そしてフィンが産まれた時、日記の後半で付けられた名前、多くの中から選んだのが“フィン”だった。
そしてルパンは誕生日のお祝いと花束を贈り去っていく。ほんの通りすがりと称しながら。ひとまず終わったと告げるルパンは帰り道銭形と鉢合わせとなるのだが。
しかし一方雪の中でたたずむマティア、彼女の脳裏にはトモエの声が。彼女の本当の心の内ははたして。そしてトモエの真の目的は一体なんだというのか。

 

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