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第3話:叔父もいるなら叔母もいるものです、わ<異世界おじさんのレビュー>

ある日たかふみが部屋に帰ってくると、藤宮と一緒に謎の少女が立っていた。彼女はいったい何者かな。
それから少し前、おじさん宛のメールでおじさんの動画の広告収入が断たれて職を失う危険性が出てきた。一定の視聴時間と登録者を得なければという厳しい存続条件もまた重くのしかかる。視聴者からのコメントにて本人は真面目に応えているつもりだが、おじさんの反応そのものに問題ありとたかふみが指摘する。まあ現実世界での対応だからこれも致し方ないのだが。
ともかくも抜き差しならぬ事態であることには変わりはなく。その対応に悩むおじさんとたかふみ。ここにきて異世界の話をするのも余計気になるたかふみだが、そこでその話を思い起こし、封印都市にて件のエルフとの出来事を語る。
その際「四面楚歌」の故事成語~ことわざについての異世界での解釈。現実での翻訳でもこういった事象もあるだろうけれど。
ともかくも近隣の強大な魔獣を封じるための結界、しかし思わずその結界を、なんとおじさんが破ってしまったのだ。はたして襲来した魔獣、なぜか「巨人」だけれどその意図はともかくおまけに霧の竜までも出てきてまさに絶体絶命の危機に。
さしあたりエルフが向かわんとするもなぜか新たに張られた結界に阻まれる。ここはおじさんが張り直したか。あいかわらず空気が読めない、というよりも我が道を行くタイプだったな。ともかくも街の危機はひとまず食い止められたが。一方でエルフも恩に着せないつもりだったが、結界の古さに街の人たちもやけに冷めてしまった。
結局エルフとの付き合いを突っぱねて、さらにはたかふみの失望をよそに街を去るおじさん。そこで打って変わり視聴者の要望を聞かんとするが、たかふみとしてはそれはやってはいけないことだという。しかしこれで登録者数が増えたのだから世の中分からなくなるたかふみとそれを真に受け悦ぶおじさんだった。
しかしそこに訪れた藤宮がチューバーとして活躍するおじさんに懐疑的な意見を述べる。たしかにその当時はチューバーについて懐疑的なのも分かるけれど。
あと藤宮とたかふみとの関係も考慮に入れているのも分かるがこれも考えなしに述べるものじゃないだろうが。
藤宮の過去にも相談に乗ると言って聞き出そうとするも拒絶されるが、たしかにあんな顔ですごまれるとしょうがないが、まあ本人が真面目に接してくれるのも分かるけれどなおさらだから。
そこで一旦場を外し、再び現れたのは件の少女、見た目エルフでたかふみの叔母と名乗って入るのだが、それこそがまさか、とそれはさておき。
ともかくそんな「彼女」、藤宮に先の質問を問おうとする。それが冒頭の事態に至ったわけだが。
「彼女」が言うには変身の魔法はだんだんと自身の喪失を招くという。そこでたかふみもこの場を取り繕わんとゲーム動画の配信を進める。
動画の収録を済ませ、藤宮とたかふみの過去を見てみることにするが、映像の魔法をホログラムと解釈するのはともかく、映像に映っているヘンな子供は一体。ってこれが藤宮だったのか。まあこれもたかふみのイメージだろうけれどねえ、本人の反応を考えれば。
ともかく映像を楽しんでいる中、収録した映像のコメントが寄せられた。それはゲームそのものよりもそれをプレイする「彼女」に注目が集まったといったものだった。
結局ゲームへの感想はなおざりになった失望から魔法が解け、「彼女」の正体がおじさんだったのに気付いた藤宮のショックはただならないものだった。それと同時にたかふみの喜びようもただならないもので、おじさんの失望もただならないものだったのは述べるまでもなかったそうな。

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