月刊ストロングワーズ新世界編(創作)22年度6月号
さてみなさん、今回のストロングワーズは、永年ワノ国を悪意と力で支配してきたカイドウ一党、その支配を己の能力を覚醒して、ついには討ち倒していくルフィ。その攻防の様をお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
・悪意の言葉
「“能力”が世界を制することはない!!!
世の中はうまくできてる。ロジャーが能力者じゃなかったように・・・!!!
覇気だけが!!!すべてを凌駕する!!!(カイドウ)」
第1047話:都の空
ニカに覚醒し四たびカイドウに挑むルフィ。それに対し己の実力、そして覇気を誇りルフィに対しようとするカイドウ。その中で能力よりも覇気をと吐き捨てるカイドウ、すなわちロジャーの偉業を合わせて能力を補助として覇気こそ真の力だと信じて発した言なのだが。
・戦う言葉
「修羅場でござる・・・(傳ジロー)」
第1048話:二十年
おでんが討たれ、オロチ、そしてカイドウの支配に落ちたワノ国、その支配はオロチの怨念に根差したまさに地獄そのものであった。
その地獄で苦しみのたうち回り、否それすらも許されずに偽りの笑いで封じられ更なる苦しみを強いられていく。それを嘲り笑い続けたオロチ。しかし人々の怒りを込めた業炎にその身を焦がされつつも最後の執念で日和に襲い掛からんとするも、これまた人々の思いと己の無念を込めた最後の一閃でオロチ最後の首が斬り落とされる。
ここにワノ国二十年の怨恨の一つは斬り落とされるのであった。
・戦う言葉
「「貴族」として生まれただけの!!平和ボケした権力者たちを戦場へ引きずり降ろせ!!!
それが「自由」だ「平等」だ!!!「戦争」だけが人間の価値を決める!!!(カイドウ)」
第1049話:目指すべき世界
幼き頃より己の力を頼りに時代を渡り歩いたカイドウ、国を追われロックス海賊団に見切りをつけ己の海賊団を旗揚げした彼が、己が築き上げた武力をもっていずれ世界に挑戦せんとここに宣言をした。しかしいつしかその力による支配は権力者たる世界貴族:天竜人ではなくワノ国の民に及ばんとしたのは当然の成り行きだというのか。
・智慧の言葉
カイドウ「お前は一体どんな世界を、作れる!!?麦わらァ~!!!」
ルフィ「おれは・・・友達(ダチ)が・・・!!!
腹いっぱい!!!メシを、食える~!!!世界!!!!」
第1049話:目指すべき世界
最後の一撃を叩きこまんとするルフィに、最後の抵抗を仕掛け、そして今度こそ仕留めんとするカイドウの吐き捨てた問いの言葉に、ルフィも渾身の力と意志を込めて応え、カイドウにありったけの拳を叩きつける。それはまさにカイドウらに虐げ続けられた、ルフィたちと知り合い、友達と認めた人々の思いを込めた最後の一撃でもあったのだ。
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