ONE PIECE反省会:ワノ国編第三幕
大看板クイーン、キングを筆頭に、大半の百獣海賊団幹部、そして四皇ビッグ・マムをも倒され、残るはカイドウただ一人、しかし鬼ヶ島はまさに崩壊の一途をたどりかつ祭に興ずる花の都にも落ちんとしていた。すべてに決着をつけんとするべく最後の決戦に挑むルフィだったが、CP-0の横やりでまさか三度の敗北を喫してしまう。
いくばくかの失望とともに侍たちに最後の攻勢をかけんとするカイドウだったが、名とまたまたルフィが覚醒とともによみがえり、その秘められた能力でカイドウを圧倒し、今度こそ決着をつけんとするのだが。
今回の反省会で特に取り上げたいのはまさかの三度の敗北の後の、ルフィの覚醒である。 それはかつてのドフラミンゴの覚醒とはまた一味違う、まさに新たな力を得た本当の意味での覚醒なのである。一見するとデタラメな戦闘力ながらもカイドウを圧倒し着実にダメージを与えていく、否それ前からもダメージは与え続けていたか、どれも決定打には欠けていたのだが。しかしその激闘の最中での島の落下が迫り、まさに絶体絶命の危機の中、関わる人々もその対応に迫られていた。
・ルフィの覚醒とジョイボーイ、そして太陽の神ニカ
ルフィの能力たるゴムゴムの力、それは覚醒した能力の一側面にすぎなかった。
それが覚醒し真の能力が顕現したその力こそが、世界政府がもっとも危惧した「ヒトヒトの実」の太陽神ニカの能力だった。その太陽神ニカのもうひとつの呼び名こそが、たびたび作中にも名前が出てきた「ジョイボーイ」でもあった。
そういえばジンベエと対した飛び六砲フーズ・フーが魚人の伝説にてのニカについて問おうとするも、にべなくはぐらかされたが、これについてもジンベエの口から明かされることがあるだろうか。
・ジェルマ外伝
今回の扉絵外伝について、サンジの家族たるジェルマ66率いるヴィンスモーク一族。あわや取り入られんとしたホールケーキアイランドから抜け出さんとするも、イチジら兄弟がマムの一族にとらわれてしまった。ジェルマの居所を聞き出すべくいろいろ拷問を受けるもやはり動じない。そこからどのような動きを見せることやら、ついでに今後来るべき大決戦にてどちら側につくのかもこれも興味があるということで、ひとまずの期待を持ちたい。
・決戦のゆくえとこれからの展開
太陽神ニカ、ジョイボーイ、いずれならずと究極に近い能力に高まり、カイドウと互角に、ともすれば圧倒もするであろうルフィだが、首尾よく夏までに決着をつけ、ワノ国を解放すればとは思うけれど、かの五老星が危惧した通りなら、海軍ひいては世界政府もだまってはいられないか。
それに伴いワノ国のポーネクリフとをあわせて、かつての海賊王の最終目的地たるラフテルへの路が拓けるだろうが、先にCP-0によるロビン捕獲の指令があり、その点について一波乱があるかもしれない。
その腕で世界政府との直接対決もいずれ必然であろうが繰り広げられることだろうが。
いずれにしてもそれまでの展開を次回夏の反省会で述べたいと思う。
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