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2022年5月

6月のおしらせ

さてみなさん、ようやく6月、この時期訪れ初夏の訪れを迎えることとなりますがそれも今は昔、先月半ばから真夏日でそれに対する慌ただしさに戸惑うこともあります。
さておき6月もマイペースながらも盛りだくさんの記事をお送りする運びですので、それでは、6月もごゆっくり。

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今週の神様22年度26号:あげろ、華麗な打ち上げ花火の巻

さて今週のジャンプレビューは、
 
<ONE PIECE>
カイドウ、マムを地の底に叩きこみあがったは海底火山。そしておトコは父康イエの真意を知り、その魂を見送らんとする。その上で傳ジローが日和とともにカイドウの撃破とワノ国解放を宣言する。しかし当のモモの助はワノ国開国は先送りとする。その真意はまた次回までの課題となるか。そして・・・・・。
 
<すごいスマホ>
タワマン襲撃の件は解決したが、その陰に蠢く黒幕、もう一人のすマホ使いの全一郎なる男、かなりの危険な曲者と見たな。
 
<あかね噺>
こぐまの噺で自らが挑む可楽杯のに込められた意味を知ることに。そして己を含め真の敵は待ち構えているというが。
 
<WITCH WATCH>
偶然生み出されたヒトカタの式神。カラとのふれあいで絆も深まり一応頼もしいパートナーとなったか。
 
<高校生家族>
今時コテコテの不良高校生に関わるゴメス、しかし不良の世界もまた奥が深いから大丈夫なのか。
 
といったところでまた来週。

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今更ながらマグマ大使についてひとまず語る

さてみなさん、今回は手塚治虫先生の描いたSF活劇たるマグマ大使について述べたいと思います。それでは、ごゆっくり。
マグマ大使は宇宙の帝王を名乗る怪物ゴアの地球侵略から守るべく、地球の守護神的な存在であるアースが創った人造人間である。彼はゴアが送り出す様々な怪物や引き起こされるさまざまな厄災と地球人のマモルとともに立ち向かうのだ。
といったストーリーでコミックと特撮番組で当時展開されたけれど、ひとまず人気を博したコミック版に対し、同じく制作されたテレビ版はウルトラマンに押される形となってしまう。やはり怪獣の襲来等の事件をウルトラマンは1話単位で解決するのに対し、マグマ大使は2、3話単位でじっくりととりかかったのだ。そういった重厚なストーリーもいいけれど、やはり子供には簡潔なお話がとっつきやすいのが実情だったろう。
そんな各メディアでの進行の後、90年代初頭にいわゆるOVAにても展開された。
主なストーリーはゴアとアース・マグマの抗争をベースにしたストーリーはそのままで、それなりの苦難を交えながらも戦い抜いていく。戦い続けていくうちやがては一時その身を砕かれたマグマにマモルが「君こそ本当の地球人だ」という賛辞を贈っていたのだが、冒頭ヒロインの命を生贄にして目覚めた事実はやはりいただけなかった。それについてもそれなりの哲学をもって、言ってしまえば『火の鳥』やら『ブッダ』やらの世界観をも組み込んだともいえるけれど、当時の手塚先生もここまでは描かなかったとは思う。
それからもその悲壮観なストーリーを引きずってほどよいカタストロフを繰り広げたりもした。もっとも後者については原作でも描かれたきらいもあり、それを顕著に描いたのだとも思うのだが。その具合で最後地球を守ろうというメッセージが少し露骨に描かれたのかなといった感もしないでもない。
ともかくも基本ハズレなしの手塚作品においてこのOVA版は少し頭をかしげるもののこれといった不可もないいわゆる佳作として名を刻んだことだろう。

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第11話:天、動く<北斗の拳・リュウ伝>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、北斗の拳・リュウ伝の第11話:天、動くをお送りいたします。
聖魔拳との対戦を前にそれにかかわる人たち、そして元斗を継ぐ少年との邂逅を通じての激闘をお送りできればと思います。それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>マンガ・ノベルズ>北斗の拳・リュウ伝
となっております。

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各誌レビュー22年度5月号(その3)

さて今週の各誌レビューは、
 
<MAO(サンデー)>
先の件を通じて流石には不知火すら扱いかねているきらいがある。それに続いて幽羅子が動き出すも、それを受けて駆け付けた真緒が見たものは魔物にとらわれた幽羅子じしんであった。一方で猫鬼とともにいる傀儡は何をものがたるか。
 
<君は008(サンデー)>
アンガストの怒涛の猛攻に傷を重ねるエイトたち、そこに校長がアドバイスを送り続けていくのだが、はたしてこの強敵に大丈夫なのか。
 
<浦筋(チャンピオン)>
禁煙デーもお構いなしの大鉄に世間に目はやはり厳しい。やはり構わず吸い続ける大鉄自身に問題ありなのは間違いないのだが。
 
<ジーニアース(チャンピオン)>
帰還したネロにかしずくフォルセティの者達に半ば食傷気味の中、鈴木のコンタクトを受け彼の説得を受けることに、はたしてどう応えるのか。
 
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
今回田中と一緒に図書室で勉強中の大祐、たしかに休める場所でもあるけどその休み方に問題があるからなあ。
 
そして<ルパン三世>
警備を固める銭形、そこにエルリールが現れ対峙することに。はたして銭形の十手は彼の件に通用するのか。
 
といったところでまた来週。

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新・信長の野望、ですか

今や日本のゲーム史にその名をとどろかせる、戦国シミュレーションゲームの大作『信長の野望』
自国の国力と兵力を上げて他国に攻め入り領土を広げ大名を中心に多くの配下武将を従え、商人の力を得て多くの武器やアイテムそして政策までも駆使して、ついには天下を統一するという流れはそのままに、30年以上の歴史を経て今回のリリースと相成りました。
それらのゲーム性にあわせて今回武将キャラごどの声が当てられ、よりドラマ性が高まってのプレイが楽しめるということで期待が持てること請け合いです、とも言ってみたり。
あとスマホ等での稼働ということで、まさに隙間時間でプレイするもよし、じっくりと腰を据えてプレイするもよしと幅もある程度広がることでしょう。
ということでこの作品も期待すべき一本になるかは盛り上げ様がカギとなるとは思いますが。

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ザ・ドラえもんズオリジナル・怪盗ドラパン編:セリーヌと産業革命(その1)

さてみなさん、今回のザ・ドラえもんズは、怪盗ドラパン・セリーヌと産業革命の第1回目をお送りいたします。
フランス革命から時が流れた頃、イギリスの産業革命のあおりを受け。セリーヌたちも騒動に巻き込まれる様をお送りする運びで。今回はそのさわりをお送りすることとなります。まずはセリーヌの産業革命に対する想いをお楽しみください、といったところで、それでは、ごゆっくり。

その日もセリーヌとソフィー、マイアたちはソフィーの知り合いが経営する近所の工場で洗濯仕事に精を出し、ドランことドラパンは工場の荷物の積み下ろしに従事していた。
それからややあって作業を切り上げ、工場長がセリーヌたちを労う。
工場長「いやあご苦労さん、ティータイムの前に汚れた体を洗いたまえ。隣に浴場があるから」
工場長の言葉に従ってセリーヌたちは少しぬるめのシャワーを浴び、体を清める。ついでにソフィーがドランの体を磨いていく。ドランもこれは苦手だが、きれい好きなソフィーの言いつけだからあまり文句も言えない。
その後で工場長夫人の主催でささやかなティータイムが催され、小さなマフィンと淹れたお茶でひと時を楽しんだ。
そこで工場長がある話題を切りだす。
工場長「最近となりのイギリスで工業などが著しく発展したという話題を耳にするけど」
ドラン「うん、それは産業革命ってやつか、むぐっ!」
心なしか口に出したドランの口をセリーヌがふさぐ。
セリーヌ「ちょっとドラン、ここでこの話はまずいでしょ」
ちなみにセリーヌもドランことドラパンが未来の世界のロボットであることを知っていることから産業革命のことはある程度分かっていた。だからこそここで産業革命という言葉を切りださされてはまずいと思ってのことだったのだが。
工場長「うむ、そのネコ君の呼び方は結構うまいな、いや革命という言葉も物騒だが、国民の生活が豊かになることは喜ばしいことだよ。たとえば洗濯にしても荷物運びにしても、イギリスで導入される機械の力があれば君たちもそう苦労しなくても済むだろうがね」
セリーヌ「あ、はい、でも、私たちも生活のためにお仕事も欲しいですし、あまり楽になるのも考えもの、だと思います、けれど」
工場長「そうだね、まあその時はその時で考えればいいさ、何せ君たちも若いから。さあさあ、お茶が冷めるから早めに飲みなさい。代わりのお茶も用意しているからね」
「あ、はい・・・・・」

というわけで工場長のはからいでお茶会の後に夕食にも招待され、ドランの先導で帰路につくのだった。
ソフィー「工場長さん、感じのいい人だったね」
マイア「でもセリーヌの言うことも一理あると思うよ。あたしだって体動かしたいし、家族の為にもおカネも欲しいしね」
セリーヌ「おカネねえ、でもそれだけで生活が豊かになるとも限らないからね」
マイア「へえ、いいこというじゃない、たしかにいい服と食べるものさえあればあとはそういらないからねえ」
ソフィー「そうねえ、おカネさえあれば何でもできる、ってわけじゃないから。でもたまにはパーッと使ってお遊びしたいからねえ」
セリーヌ「これもソフィーらしいわねえ、でも今は次の仕事をどうしようかを考えていきましょう」
帰路話に花が咲く三人をよそに、ドランも物思いにふけるのだった。
ドラン(でも産業革命か、たしかにこの時期に差し掛かっているけど、このフランスでも何かの動きがあるかもしれないな。でもその時はその時だし。そろそろ僕らの仕事も欲しいな)
ドランもドランなりに考えを巡らせつつ家路につくのだった。

次の日、セリーヌの部屋に届けられた新聞が二人の話題となった。
ドラン「なになに、イギリスのマイルス男爵が来訪。新たに開発した機械を紹介する。だって」
セリーヌ「そういえばドランが言ってた産業革命の機械の紹介ってところね。結構面白そうね」
先日の仕事で幾分懐が温かくなり、少しユタカな朝食をとることができた二人。食事をとりつつも新聞の話題に花を咲かせ、それに伴っての“次の仕事”に話題を移そうとした時だった、
ソフィー「ねえセリーヌ、マイルス男爵の機械の展覧会についてだけれど」
ピエール「今度の休日にぜひ一緒に行かないかな」
なんとソフィーとピエールが一緒にセリーヌたちのもとを訪れたのだった。
セリーヌ「そ、それはいいけど、めずらしいわね、二人一緒に訪れるなんて」
ソフィー「そもそもピエールがセリーヌ目当てで訪れたからね」
ピエール「え、いや、それは・・・・・」
ドラン「おおかた展覧会のことセリーヌに伝えようとしたら途中ソフィーにつかまったのか、ばかだなあ」
セリーヌ「そんなこと言うものじゃないわよ」
ドランを小突きながらもセリーヌが返す。
ピエール「ほら、せっかく僕も休暇をもらったからね。セリーヌも一緒にと思ったんだ」
セリーヌ「うん、でもたまの休日なら今回はみんなで行きましょう。最近仕事ばかりだったからね」
ソフィー「それじゃあ決まりね、マイアにも伝えておくから」
と、一足早くマイアのもとに駆け付けるべく部屋を後にするソフィー。
ピエール「僕も支度をしてくるから外で待っていて」
ピエールも部屋を後にする。
セリーヌ「行っちゃったわね」
ドラン「でも今回は機械の展覧会だから“仕事”はお預けかなあ」
セリーヌ「これもしょうがないわよ、さあ、私たちも支度をしよう」
というわけでセリーヌたちも外出の支度をしてピエールたちを待つことになる。
しかしこの展覧会でセリーヌたちもとてつもなく恐ろしくも恥ずかしい目にあうことは今はまだ知らないのであった。

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フェイクが嘘を呼ぶ(前篇)<今更ながらルパンレビューPART6>

後日傷が癒え、元の花屋で働くことになったマティアのもとを変装したルパンが訪れる。彼女を安心させるためかつての老人姿で訪れたが彼女自身ルパンの変装なのには気付いているというのだが。そんな彼女、じきにこの店を離れ旅に出るという。
マティアに会えないのを残念がりつつも、次元が読んでいた新聞に一人の女の写真が目に付き、何やらの行動を起こさんとするルパン。
その新聞の女、彼女の家庭教師に会うべくコトルニカへと赴くというが、奇しくもその家庭教師の名が“トモエ”ということでルパンもその真偽を確かめるために赴くのだ。
まずは動向を探るべく変装して張っていたが、また奇しくもあのマティアと再会する。政情不安なこの国にマティア自身も来てみたかったというが、さしあたって身辺警護にルパンをひとまず頼ることにする。
そして件のヘイゼルという女性、この国のレアアース産業の活性化をはからんと政敵議員と議論を交わす。そのバックの政党もどこか胡散臭い面々らしい。彼女にはボディーガードが付けられるがはたして、
帰路につく彼女も心休まる時はなく、ようやく自室に戻ったその先に、何とルパンが待ち構えていた。ルパンに面識があり警戒する彼女もルパンはトモエについて聞き出さんとする。
ひとまずトモエのことを語るヘイゼル。彼女もトモエから政治学を中心に教わり、トモエもまた彼女を我が子のようにいつくしんだのだ。その言葉に感じ入りつつも件の宝石のことを聞き出さんとするも彼女には面識がないと言うのだが。
そのうち立ち去らんとする時、何やらのメモリーが投げ込まれ、すかさず顔を出した際に先の男がカメラでルパンを捕らえる。
そのメモリーには人質を討つ傍らのヘイゼルの動画が映されたが彼女が言うにはこれはフェイク動画だという。だが目的のためには自ら手を汚すことをいとわないとも告げる。すべてはこの国のために。
後日マティアとともに昨夜のことが新聞に載っていたことを確認するルパン。一方のヘイゼルも突然のスキャンダルに困惑していた。そこに銭形が現れ、ひとまずの取り調べて一応追い返したと語るも、八咫たちはそれに裏ありと呼んでさらに捜査を進めんとする。
戻ってルパンもマティアをなだめる中、先のカメラマンの車を見かけ、マティアと一緒に追わんとする。その後にレストランで張る二人だが、そこにはヘイゼルの政敵の議員とそれに追い返されるカメラマンたち、さらにはそこに八咫たちと出くわす。やや気まずい中で会食を交えるルパンたち。談笑を進めた後にマティアがアリアンナとコンタクトを取らんとしてそれを利用とするルパンだったが。
ヘイゼルを張った銭形もパパラッチに写されるも一方、ルパンは彼らのアジトに忍び込むそこには同僚であるはずの議員が彼女の記事の捏造を見届けていたのだ。
ひとまず彼らを片付けた後にヘイゼルのもとを訪れ対策を促すが、肝心のヘイゼル自身に迷いが、しかしトモエに子供がいると告げその迷いはひとまず晴れ、ルパンとも別れると告げる。やはり議員として国のため自分の身を少しでも晴らすためでもあるが。
空港でマティアと別れを告げ一路機上の人となったルパン。自身の過去のことについて想いを馳せつつ、また一つの疑念が頭をもたげる。
しかし一方のヘイゼルは何者かに刺された後、駆け付けた銭形がその容疑を掛けられる。志半ばで斃れたヘイゼル。この国の行末はともかく銭形の安否やいかに、そしてルパンはどう動くか。

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今週の神様22年度25号:何かの支えの巻

さて今週のジャンプレビューは、まずワンピがお休みということで。
 
<すごいスマホ>
無法の塔となったタワマンに乗り込むQ、ひとまずは危機が訪れた結歌を助け出すことに成功したが、Q以外のスマホ使いがいるというからまた面倒だ。
 
<あかね噺>
ひとまず兄弟子こぐまのアドバイスを受けるも、話の深淵を理解せよとのこと、そこでこぐまの噺を観ることになるが。
 
<WITCH WATCH>
幼い頃の約束が恋への妨げになるのなら、ここは時間をかけていくしかないかな。
 
<高校生家族>
野球部の母はやはりマネージャーの立場で新入部員の面倒を病弱の兄弟ごと見たのだが。
 
といったところでまた来週。

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第14話:父と娘と(その1)<機動戦士ガンダム・クレイドルエンド>

さてみなさん、今回のクレイドルエンドは、中米での反乱組織にあたると同じく、隠された英雄とその娘の再会を手引きせんとする様をお送りする運びです。はたしてその親娘の再会はうまくいくか否かを皆さんもお見守り下さい。それでは、ごゆっくり。

ちなみに前回までのストーリーはひとまずここに(都合により一部割愛)。

イントロダクション
第1話:ホワイトベース最後の勇者(その1
第2話:生きるということ(その1
第3話:継ぐものたち(その1
第4話:月で待つもの(その1
第5話:ガンダム、行きます!(その1
第6話:忘れられた地で(その1
第7話:古き友来たる(その1
第8話:老兵は語らず
その1
その2
その3
第9話:リッド奮戦
その1
その2
その3
第10話:宿敵の刃
その1
その2
その3
第11話:望まれし子
その1
その2
その3
第12話:アルセス・リターンズ
その1
その2
その3
第13話:蠢くものたち
その1
その2
その3
それでは本編をば、あらためてごゆっくり。

連邦軍本部がジャブローからラサ、そしてシャイアンへと本部を移したのち、旧ジャブローの戦力の一部が近隣のマナウスで臨時の基地を築き中南米の不穏勢力にあたっていた。しかし先の事情がありマナウスの軍備が整わず、内外のマフィア勢力からなる反乱勢力と一進一退の攻防が繰り広げられるに至る。
そこでキッカの特務隊が派遣され、それらの対処にあたることとなるが。
マナウス近隣にTWを停泊させ、一路基地に向かうキッカとトーレス。クムとライエルがそれぞれの機体の調整のため出られないのに合わせてトーレスが同行するのだ。
「本当に申し訳ございません」
「いいえ、シャイアンの補給で装備も充実したけど、やはりその調整に大変だから」
「そういえばニュープラスはほとんどがアナハイムのオリジナルだから、その手の補給を待たなきゃいけないですね」
「うん、いつまでも今のままじゃ心もとないのも事実だからね。でもその分クムとライエルの機体をしっかり整備しなきゃ。もちろんリ・ガズイもね」
「さしあたり君たちの代理として俺ががんばらなきゃな。あそこはまだまだ治安が不安定だからね」
「はい、ご武運を」
「クム、戦闘に行くわけじゃないのよ、一応はね」
と、クムが用意したサンドウィッチを受け取り一路基地へと向かう。

未明の到着より早朝基地へと向かうためか、朝食がまだだったので、キッカは受け取ったサンドウィッチを頬張りながら、マナウスの近況をトーレスから聞くのだった。
「もともと多くのギャングがひしめいているこの地に基地を移したから、さらに混乱を招いたってわけね」
「先の騒乱でいくらかの組織が介入した後、いくらか解体されて現在は小康状態になったけどね」
「旧ジオンやティターンズよりも、彼らの存在が一番厄介ってわけね」
「戦力そのものは大したことはないけれど、戦術に関しては侮れないってノックスも言ってたから」
「そうね、それは気を付けなきゃ」
そうこうとキッカたちの地上車は基地へと到着していく。しかしそれを傍目で見守る人影がいた。

「やはり、戦力としてはジオンやティターンズより、土着のマフィアが中心としているのですね」
マナウス基地にて近況を伝えられるキッカ。とはいえこの地の状況は前から聞いていて、かつてジャブロー基地が建設される際も基地反対デモをはじめとするいざこざの陰に常にマフィアが絡んでいたし、一年戦争をはじめ戦乱の時期にはジオン、連邦問わず情報の売買にも一役買っていた。そして今に至り、先述の武装化したマフィアも旧ジオンやティターンズ残党の支援~というより利用~によって組織化されていたのだ。
「ええ、ここ数年の間先の“事変”にて活発化したのですが、ここにきて不協和音も現れています」
基地の司令官も慎重に言葉を選ぶがごとく、淡々と説明する。
「平たく言えば、組織間の集結か分散か、ですか」
「まあ、その両方ですな。ことに分散した勢力はその旧正規軍系の勢力でしておそらく次の一手のために、マフィアたちを捨て石にせんと企んでいると愚考しますが」
「おそらくは、そうでしょう」
こういうのは誰しもが考え付ける推測なので、司令官もあえて愚考と言ったのだろう。
「ともかくも時間稼ぎのために私たちが寄越されたのを機に、自分たちの戦力を整えんとするのでしょうが」
「その辺に関しては他の地区の基地にも連絡をいたします。大佐に関しても敵の動きに気を付けて任務にあたって下さい」
「了解しました」
キッカも敬礼で返し、任務を了承する。

時間も少し余っているので街の界隈にて情報を収集するべく、界隈を軽く散策していくキッカたちだったが、
「久しぶりだな、お嬢ちゃん」
物陰からいかにも人相がよくない中年男が現れる。それに対しトーレスが懐から銃を抜こうとするのだが。
「待って、この人はわずかに殺気があるけど、そう敵意があるわけじゃないわ」
キッカの言葉に男が手を組んで深く一礼する。男の腰の銀色の環~チャクラムという飛び道具~がかすかに音を立てた。トーレスも懐から手を放す。たしかにトーレスの方が緊張の度が強かった。
「かつてのホワイトベース隊のクルーたるあんたらだ。たしかにクスコの件では小僧どもと侮っていたが」
その男、ラジャはかつてマフィアの用心棒として雇われたが、アムロやハヤトに退けられ、あの時のラジャも環(チャクラム)を使うまでもないとおもい侮っていたが、彼らの力を見ていざ使わんと思うも、以前斃された兄のことを思いそのまま引き下がった経緯があった。ちなみに兄を倒したのが当時出奔中のシャアだと分かり、月日がたって様々ないきさつの後、自身も多少なりとも組織の長となった後で、キッカやセイラの近況も考慮し、自身の利害を超えて彼女たちに協力した方が得と、自らが赴いたわけであった。
「ともかくあんたたちに有益な情報を提供したい」
「それはいいが、その代償は」
トーレスの問いに、ラジャも軽くうなずき応える。
「あんたたちが対するだろう連中は俺たちの権益も脅かしていてな、それを除いてくれれば街もさらに潤って俺たちも安泰だってことさ。おっと、そろそろ本題に入るべきだな。そもそも“奴ら”はかつてジオン軍、最近まではティターンズやネオジオン残党などの援助で強大化して今まで俺たちも迷惑を被ったんだ」
「それは基地でも聞いてるんだが」
「まあ、あわてなさんな。最近になってその軍関係者がこぞって“奴ら”のもとを離れ、そこに降ってきたのがあんたたち特務隊ってことも了承済みだな。しかし肝心なのはここからだ。
近々この中米に凄腕の傭兵が訪れ“奴ら”の抗争に顔を突っ込まんとするって話だ。これを伝えたかった」
「その傭兵、というのは・・・・・」今度はキッカが問う。
「何せコードネームが“隠された英雄”だか、どこぞの姫に雇われたという噂も立って。今まで大小さまざまな小競り合いを収めたってわけだ」
「はい、今はそれだけで十分ですが」
「まああんたらにとって役に立つかは分からんが、ともかく戦乱が収まってこの街が安泰となれば、堅気の市民たちも安心して暮らせるし、俺たちもなるべく楽に裏を取り仕切れるってわけだ。つまりは持ちつ持たれつってわけだな」
言いたいことを言ってラジャも再び物陰に去っていく。それを見計らうかのごとく、トーレスが話しかける。
「凄腕の傭兵、隠された英雄、姫に雇われた男といえば」
「ええ、やはりあの人ね」
「それだけでひとまずは有益な情報ってわけだな。さて俺たちもここでの用も済んだことだし」
「そうね、ひとまず戻りましょう」
と、街の雑踏を後にし、一路TWへと帰還していく。

そして、マナウス郊外の村を潜伏先にした、ある男が借り受けた小屋で目を覚まし、森の某所に隠したMSのもとに戻っていく。
「さてと、あと一つ大きな仕事だ。これでミネバ様、そしてキッカ大佐の役には立てるだろう」
機体の計器のチェックを行いつつその男、コウ=ウラキは己の期待の胸を躍らせつつ独語するのだった。

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アムリタ対マジカルドロップ系キャラ<バトルコロシアムD.A.S>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、バトルコロシアムD.A.Sよりアムリタ対マジカルドロップ系キャラのシナリオをお送りいたします。
マジカルの妖精たちとの対戦にてアムリタが彼らの運命に触れて翻弄せんとする様をここにお送りする運びなのですが。はたしてどういった展開になるのか、それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>バトルコロシアムD.A.S>アムリタ>VS DECO・ADK系キャラ
となっております。

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各誌レビュー22年度5月号(その2)

さて今週の各誌レビューは、
 
<BLACK TIGER>
今度の標的はザウアーという男。彼は単なる悪漢か、それとも民衆に慕われる義賊なのか、答えは向き合った銃砲、そして二人の幼い兄弟が握っているか。
 
<MAO(サンデー)>
麺の一件は解決したが、それにしても流石という男、つかみどころのない反面空恐ろしい。いずれにしても強敵がもう一人増えたか。
 
<君は008(サンデー)>
名付けられたアスヤという名、しかし過去を封じられて今やドグラの刺客としてエイトたちに立ちはだかる。そんな彼の心にルルスの声は届くのだろうか。
 
<浦筋(チャンピオン)>
この日元気のないノムさん。しかし大食いより格闘技で挑まれればかないっこないのは分かるが。
 
<ジーニアース(チャンピオン)>
一色を宇宙に移したネロ、そこに謎の女性が本来いるべき場所での異変を告げ、それがネロを苛立たせるというのか。
 
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
女性の憧れはおっきな胸、やはり努力や小細工ではどうにもならないことだってあるか。
 
そして<ルパン三世>
不二子を退けた魔女を身に着けた気迫で何とか退ける王女。一方ルパンもなんとか潜入に成功する。それを迎え討つは銭形、そして召喚された怪物連中にどう出るのか。
 
といったところでまた来週。

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KOFⅩⅤ反省会:ネスツ編

さてみなさん、今回もKOF反省会ということで、K’たちを中心としたいわゆるネスツ編を中心にお送りしたい。
97(Ⅳ)の衝撃なエンディングより総集編的な98(Ⅴ)を経て、新シリーズである99(Ⅵ)がリリースされる運びとなった。
主人公のK’、少し陰があり彼なりの炎を用いた業で、相棒のマキシマとともに己の記憶をめぐり、かつて所属した秘密結社ネスツと対立するというのが主なあらすじであった。
後に怒チームに所属したウィップとK’と対極の力を持つクーラも交え、己の生を捻じ曲げたネスツの支配者イグニスとの決戦に臨む。その際登場したネスツのユニット(構成員)たるアンヘルと後にクローネンと呼ばれる男も今回のⅩⅤに登場しK’と再び対することになるのだが、やはりゼロやイグニスらネスツのボスももしかすると登場するかもしれないと淡い期待を置きたい。
といったのがネスツ編のレビューだけれど、それを含めてアッシュ編に関しての事情もゆくゆく語っていきたい。

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紅椿のお遊~街道一の女親分さん<サムライスピリッツ剛>

さてみなさん、今回の侍魂剛は、本作においてのオリジナルキャラたる紅椿のお遊さんの記事の前編パートをまずベースストーリーを添えてお送りいたします。街道を取り仕切る女親分たる彼女がはたしてどのような立ち回りを見せてくれることやら、といったところで、それでは、ごゆっくり。

まずはお遊さんのプロフィールをば
名前:紅椿のお遊
流派:街道流任侠道剣術
武器銘:銘刀・東海道
誕生日:4月23日(24歳)
身長:5尺8寸 体重12貫目
三体数:85・48・88
血の型:A型 出生地:東海道・遠海国
趣向:時折子供たちと遊ぶこと
宝物:組の子分たちと界隈の人々
好きなもの:子供たちの笑顔
嫌いなもの:面倒ごとと時折界隈を荒らしに来るゴロツキども
尊敬する人:親父の泥蓮の源五郎(先代)と先々代の祖父
家族構成:今は組の子分たち
コンプレックス:最近は婿のなり手がないこと
剣の道について:血は見たくないが周りの人を守るために必要
好みのタイプ:自らが守っていけるいい男
現代社会では:やり手のキャリアウーマン

ベースストーリー
「それでは、泥蓮の源五郎が一女、紅椿のお遊、三代目を襲名させていただきます」
遠州東海道を中心とした界隈を取り仕切る組の長として、彼女、紅椿のお遊が襲名することとなった。
かつて旅の博徒であった先代、泥蓮の源五郎が先々代の組頭の娘に見初められて婿入り、やがて先代の組頭として取り仕切るようになった。
後に生まれた一人娘のお遊も「弱きを助ける」という組の気質を受け継ぎ、界隈のいざこざを収めつつ常に町人たちの助けとなった。特に子供たちにはすこぶる人気が高い。
しかし最近日輪の大乱から天降藩の争乱などの事件が絶えず、先に一宿一飯の縁を得た浪人親子がかなりの手練れに斬られたのを皮切りに、界隈でも物騒な事件が後を絶たない。
前々からの修行でひとかどの剣士ともなっていた彼女自身もそれらに対せざるを得ず、その反面多くの剣士と刀を合わせてより手練れの剣客やら幕府の隠密、さらには異国の剣士や果ては将軍家の親類までも知己となり得たのだ。
こうして今や街道一の女親分となったお遊も、最近の抜け荷の一件や界隈の子供たちの誘拐事件を受け、立ち上がることと相成ったのだ。

オープニング
街道界隈を取り仕切る組の女組頭で、最近抜け荷の件で界隈が迷惑を被り、更には子供たちの誘拐事件までもが起き、日ノ本はもとより凶事の根幹たる“ぺるしあ”にまで乗り込む覚悟を決め闘いに身を投じる。
「このお遊さんの名にかけて、一連の凶事とやらも丸く収めてあげるよ」

第一~第三・第五・第六回戦(抜粋)
・対覇王丸
お遊「覇王丸さんかい、あんたも事件を聞きつけた口だろうけれど、ここは一勝負付き合ってもらうよ」
覇王丸「そいつも面白いな、あんたの強さは前々から聞いてたからな。俺の方こそよろしくお願いするぜ」
「天下にとどろいた剣の冴えは偽りじゃなかったねえ、でもこのお遊さんの剣も捨てたもんじゃないだろう」

・対緋雨閑丸
お遊「ちょいとお待ちよ坊や、その背中の剣を見たからにゃ、このお遊さんも勝負を挑まずにはいられないねえ」
閑丸「やはりお手合わせを望むのですか、無益な闘いは好みませんが僕も侍の端くれならば致し方ありませんね」
「どうも自分自身に怖れを抱いてるみたいだねえ、時には度胸を込めてドンといいかなきゃいけないよ」

・対シャルロット
お遊「異国の剣士さん、しかも同じ女ってところだ、こいつはお遊さんも腕が鳴るってもんさね」
シャルロット「これも光栄の至りだ、しかし其方の剣技はこのシャルロットを満足させてもらえるかな」
「時には女同士の仕合も楽しいもんさね、こうしたしのぎ合いでも女はみがかれるもんだねえ」

・対ダーリィ=ダガー
お遊「おやおやいつかの船大工さんも、またこのお遊さんとお遊びをしたいのかい」
ダーリィ「あんたが噂の女親分さんかい、あたしに勝負を挑まんとするなら誇りをもって受けなきゃいけないねえ」
「大雑把に見えて結構細かい仕合運びだねえ、やはり大海原の大工ってのは偽りじゃなかったようさね」

・対黒河内夢路
お遊「ちょいとお待ちよ神無想の、先の親子の件でちょいと聞きたいことがあるけれど顔貸してくれるかねえ」
夢路「先の親子ならば我が罪を贖わねばならぬところ、貴女との仕合もその一つと成しえましょうか」
「お侍の作法とはいえこいつは業深いよ、生きることが贖いならあたしも見守るしかないようだねえ」

第四回戦(対幻十郎)
・仕合前
お遊「おいでなすったね牙神の、ここ最近の人斬り騒ぎってのはあんたの差し金かい」
幻十郎「この俺が誰彼を斬ろうが勝手だ、いちいち恨み言を受ける筋合いはないわ」
お遊「あんたが良くてもこっちも面子というものがあってね、これ以上の騒ぎはこのお遊さんも黙っちゃいられないね」
幻十郎「あえて斬られることを望むか、のこのこ顔を出さねば無駄死にすることもなかろうに」
・仕合後
お遊「剣先ってのを見切れば、いかに人斬りの刃も怖るるに足りないってことさね」
幻十郎「ぐう、貴様ごときに」
お遊「今回の抜け荷じゃあ、あんたは部外者ってところだからね、ここらで引っ込んでもらった方が都合がいいさ」
幻十郎「・・・阿呆が・・・・・」

第四回戦終了後
(ここまでストレート勝ち、もしくは武器破壊技もしくは秘奥義でフィニッシュ3回以上で特別戦に移行可能)
お遊のもとに1枚の大型じゅうたんが舞い降りる
お遊「おやこいつは珍妙なじゅうたんだねえ。まさかこれに乗れってことじゃないのかい」
お遊、じゅうたんに乗り、そのまま空を飛ぶ。
お遊「こいつは驚いた、まさかこれで異国へと飛ぼうっていうのかい」

(条件未達成時:そのまま共通パターンに移行)
お遊「こいつはあたしの他に“ぺるしあ”に向かってる奴がいるもんだねえ、いずれ面倒も見なきゃいけないようだねえ」

(条件達成時)
突然、天空から何者かが落ちてくる。
「うわああああ!」
それは頭からじゅうたんにめり込み、それから起き上がる。
「いたたたた、もうリスキーったら、有無を言わさずぶっ飛ばすんだから」
お遊「いきなり空から降ってくるとはねえ、何者だいお嬢ちゃん」
「あれ、ええと、私はシャンティ。歌って踊れるガーディアンジニーでーす」
お遊「するってえと、あんたもこのお遊さんに勝負を挑もうというのかい」
シャンティ「うーん、こういうのも致し方ないかなあ、ここは一つ手合わせお願いしますね」

特別戦(対シャンティ)
・仕合後
お遊「おやおや、斬られたらあっさり消えちゃったねえ、でもこういったあっけらかんな勝ちも嫌いじゃなかったよ」

(共通パターン)
魔法のじゅうたんはやがてペルシャにたどり着く。
お遊「ここが“ぺるしあ”の地ってところかい、こうなりゃどこまでも付き合ってやろうじゃないさね」

つづく

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0.1秒に懸けろ<今更ながらルパンレビューPART6>

とある彫像を訪れた老紳士、と思いきやこれはルパンの変装で、あっさりと見破られひとまず撤退の憂き目にあう。そんなルパンのトリックを見破ったのはとある女性技術者が開発したセキュリティシステムでもあった。
大々的にテレビにて宣伝され一躍勇名をはせるそのシステムに当然ルパンも面白くない。しかもその“Lシステム”をひっさげてワンティックCEOリンファ直々に挑戦状を送られたとなれば、ルパンとしても受けて立たざるを得なくなった。
後日ネットで大々的に取りざたされた中、彼女がひっさげたお宝が保管されたビルには厳重に件のLシステムが張り巡らされていた。まず攻略の鍵はシステムの4つの電源、それらすべてを同時に落とすというのだ。次元、五エ門はともかく一番心もとない不二子を巻き込んでいざ作戦開始、といきたいがまずは電源解除の予行訓練を行わんとするもうまくいかない。たしかにルパンの指示通りに動ければいいのだが、はじめからそれができれば苦労はなかった。そのうち潜伏先近くにも宣伝カーがやってきて次元たちをいらだたせるが、それだけにルパンの闘志も否が応に高まるかに見えた。
一方本社ビルに銭形が乗り込んできて、彼女が言うゲームとはいえ、ルパン逮捕に関しては一歩も譲らない。これも警官としての気概というところか。
しかし一方の彼女も、いつはルパンにひとかどの愛情を持っていたのだ。それゆえに泥棒としてのルパンを屈服させ、男としてのルパンを堕とすことを至上の歓びとしたのだ。
対するルパン側も訓練がおぼつかず、結局次元たちもさじをなげることに、しかしルパンも連日流れる宣伝カーのコマーシャルに、何やらのひらめきを覚えるかに見えるが。そこに五エ門が舞い戻り、失敗を危惧するも、その失敗のリスクをも楽しみの対象とルパンは応える。その心意気に一旦降りた次元、そして不二子も再び戻ってきて、計画のために動き出すのだった。
こうして勝負の夜は訪れ、待ち受けるリンファはルパンのハートを手に入れんと意気込みは高い。
まずは警備の八咫たちのもとに、なぜかルパンたちのコスプレたちが、これはルパン本人が持ちかけたイベントの一環であった。警備の撹乱とシステムに揺さぶりをかけんとするのが目的であるのだが。
こうして野次馬たちを銭形たちにあたらせ、当のルパンたちは中枢へと向かっていく。システムはもとより人の判断力の曖昧さをついての作戦勝ちでもあった。
撹乱をすませメインの電源を狙うルパンたち、しかしリンファが放ったジャミングで連絡が絶たれ絶体絶命の危機に、しかしビルに近づいた宣伝カーのコマーシャルに、タイミングをつかんで見事電源の同時遮断に成功した。
駆け付けたリンファのもとには金庫を破りまんまと銀貨を手に入れたルパンが、なぜ完璧なセキュリティが破られたかと問うも、何事も完璧を目指した彼女だからこそコマーシャルのタイミングも完璧でそこを逆手に取ってのことだったのだ。こればかりはリンファも負けを認めざるを得ない。対してルパンも一時の楽しみを得たと感謝の言を伝え、一人の女として認めつつ去っていく。こうして一つの勝負を経てまんまと自らの心を盗みとられた一人の女がただ佇むのみであったのだ。
そしていつも通りの銭形との追っかけっこが始まりここでの物語はひとまず幕を閉じる。

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今週の神様22年度24号:たどり着いた先にはの巻

さて今週のジャンプレビューは、
 
<ONE PIECE>
ルフィ渾身の一撃がカイドウを捕らえ、対するカイドウも己の過去を反芻して崩れ落ちる。一方で鬼ヶ島を包む業火も鎮火、ワノ国20年の怨恨の支配は終わりを告げる、のか。
 
<すごいスマホ>
難事件を解決しつつ、日常の制約を受け入れていくQ。一方事件の密告者のあやしさを探らんと当局も動き出すのだが。更にはまた新たな争乱もまた。
 
<あかね噺>
来る選手権に臨み、課せられたお題目に備え特訓を受けるあかね、一方敵役たる一生もそれなりの信念を持っていた。いずれは父の真意も語られることがあろうが。
 
<WITCH WATCH>
遠き日の誓いが現在の二人の間の障壁になり得ているというが、それからどう発展するのかが見どころと言えばそうだけれど。
 
<高校生家族>
テニス部に新入部員が入ってきて、それなりの強プレイヤーだったが、光太郎もなんとか面目を保ち、新たなる仲間を得たのだが。
 
といったところでまた来週。

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おためし紀行:22GWのドライブ

さてみなさん、今年のゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたか。かくいう編者は3、4月からの体調不良から仕事はともかく創作もままならず前半は自宅待機を余儀なくされ、やっと後半で体が動けるようになりどこかへ行こうと思いましたが、やはり近場のドライブに落ち着きました。
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はじめ幸田から岡崎と車を走らせ、松平から岡崎サービスエリアにお邪魔し軽食をいただきまたドライブを続けました。
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続いて久しぶりに訪れたイオンモール岡崎は、各階ごとの店構えを楽しみ、これまた軽めのショッピングと洒落込みました。これもまた機会があれば。
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そしておなじみヴィレッジヴァンガード岡崎店、しばらく訪れないうち岡崎店ならではの品を楽しんだ後本を一冊購入。
こうしてひと通り楽しめたドライブでした。次回いつになるかは分かりませんが、またどこかに行きたいものです。

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テリー=ボガード<餓狼伝説EXCELLENT>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、餓狼伝説EXCELLENTよりテリー=ボガードの記事をお送りいたします。
ついに餓狼のヒーローたるテリーの登場でということで、多くのライバルとの闘いの後に本当の意味での宿敵との決着をつけるべく立ち向かう様をお送りできればと思い記事にしました。
なお本記事もコンプリートと相成りましたと言いたいところ、まだ隠しキャラ的存在が残っておりますが、これも後ほどに。
ともあれそんなところで、それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>餓狼伝説EXCELLENT>テリー=ボガード
となっております。

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各誌レビュー22年度5月号(その1)

さて今週、GW明けの各誌レビューは、
 
今回秋本先生の読み切り<デフォルマシオン(グラジャン)>から
若きビジネスマンの企業の物語といいたいが、やはり秋本先生ばりの大風呂敷と強引なズッコケオチが幅を利かせてしまったか。
 
<MAO(サンデー)>
真緒の水術もものともせず、肉体をも乗っ取った炎の仮面、しかしそんな強敵をそれ以上の水術で制した流石。このある意味難敵に真緒はどう立ち向かうのか。
 
<君は008(サンデー)>
圧倒的な存在感でエイトたちに立ちはだかるアンガスト。肝心のアララギ校長のアドバイスもままならず、それでも己を奮い立たせてエイトたちも向かわねばならなくなった。一方でルルスも名乗らんことアスヤの真意を質そうと体を張って試みんとするのだが。
 
<バキ道(チャンピオン)>
大自然へ敬意を示しつつも殺生石を蹴り割ったケバヤ。その名が示すとおりに蹴り技に定評がある彼に勇次郎が立ち向かわんとするのだが。
 
<浦筋(チャンピオン)>
暴露系チューバ―を目指さんとするも、各人のスキャンダルといってもみんな周知のものばかりだったな。
 
<ジーニアース(チャンピオン)>
フォルセティを訪れた能力者。戦いを挑んで返り討ちにあうものもいればひとまずくらいつく者もいる、はたしてその愛憎入り乱れる勝負の行方やいかに。
 
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
何かと犬が苦手な大祐に、妹と麗子がなんとかつき合わせんとするが、結局各人が遊んでしまったな。
 
そして<ルパン三世>
姫を連れて脱出を試みんとするも途中魔女と遭遇し不二子がどこかへ飛ばされる。はたしてどう抜け出さんというのか。
 
といったところでまた来週。

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KOFⅩⅤひとまずの反省会:オロチ編について

さてみなさん、今回は先のKOF反省会の一環として、特にいわゆるオロチ編に登場したキャラについてスポットを当てたいと思います。それでは、ごゆっくり。
いうまでもなくKOFの基本としていわゆるオロチ編の主人公として、当初94(Ⅰ)ではオリジナルキャラの一人であったが、ともかくこの草薙京。かつてヤマタノオロチなる怪物、実は太古より地球意志の体現と名乗るオロチ一族の暴走を止める役目を担った一族の末裔である。
そんな彼が宿敵として立ちはだかったルガール、95(Ⅱ)からの登場と相成ったもう一人の宿敵八神庵、そんな二人をまとめんとする96(Ⅲ)から登場の神楽ちづる、そしてオロチ一族のゲーニッツらの邂逅と激闘を経て、ついには97(Ⅳ)にて姿を現した社、シェルミー、クリスら、そしてオロチとの決着を付けんとし、オロチ編の物語はひとまず幕を下ろす。
ここでひとつ提議したいのは、その97においてデフォルトチームについてはひとまずオロチを封印してのエンディングだが、同じくデフォルトたるオロチチーム(表・裏問わず)は自らを犠牲にしてオロチを復活した直後のエンディングで、特殊チームでもある三種の神器チームはこれまた同じく身を挺してオロチを封印しようとする直後のエンディングでもあり、ある意味消化不良の感さえもある。ちなみに神器チームのその後はひとまず無事が判明したいきさつはその後のレビューに説明をするとして、
さておきⅩⅣからの新シリーズにて、顕現化しようとしたオロチを一旦封印して迎えたⅩⅤ、オロチ顕現化の原因を探るべく、ひとまず無事が判明したオロチチームに対抗するという形で神器チームとして出場することになった京たち。他のチームもそうだけどはたしてその力の根幹を体現するものやいかに、という疑問を投げかけてひとまずのシメとなるのだが、はたして京たちの運命もどう動くかをあらためて提議して、今回のレビューをお開きとしたい。

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FINAL EPISODE:無限の彼方へ(その1)<namco×CAPCOM・SNK>

さてみなさん、このナムカプケイもいよいよ終章。本当の意味での“神”を生み出すため最後の暗躍を行うザサラメール一党との決戦に向かうプレイヤーの様をここにお送りする運びです。はたして彼らが見たものはいかに、といったところで、それでは、ごゆっくり。

インターミッション
コブン「トロン様あ、前方に何層かの地面がありますう」
ロンベルト「なんだと、先に見た時はこんなものなかったぜ」
ヴァルドール「うむ、おそらく天へと至らんがため何層かの地面と塔を築いたというわけだな」
レオ「これも1層ずつ攻略すればいいな、たしかに骨が折れるが」
トロン「いっそひとっ飛びといきたいですが、敵の陣容の厚さを考えればままならぬところもありますわ」
ハイデルン「それに補給の関係もあるからこの船を失うわけにはいかない。我らが攻略するごとに進めてくれたまえ」
コブン「了解しましたあ」

MAP:天界へと至る路・底辺の入口

天空への塔
延々と続く荒野、そこには魔物や魔獣やら悪霊、死霊がひしめいている。
ロイド「流石に下層とはいえ、この陣容は伊逹じゃないな」
ユーリ「うん、魔物たちも一見無秩序な併存に見えるが、各界の要素が集められてそれなり共存しているってことか」
レオ「そういえば逢魔の乱の終盤において物質界にてそれと同じ事象があったと聞くが」
零児「ああ、沙夜を通じて九十九や一(はじめ)、ひいてはDEUSを復活させるための要素が集ったんだ」
小牟「それをワシらが一旦は阻止したんじゃが、ものの数日後にアヌ神の神罰を受けてしもうてのう」
ガンツ「しかしDEUSはともかく今じゃディアボロスやらアイオーンやらともっと物騒な奴らがひしめいてるっていうぜ」
イングリ「そやつらもひとまず片付けねばのう、じゃが幸いにもこの塔が物語っているようにほとんどの魔物が集っているから」
覇王丸「それらすべてを倒せばいいんだな、腕が鳴るぜ」
ハイデルン「うむ、ようやくこちらに気付き“敵”が集ってくるな。各員戦闘準備を忘れずに」
「おう!」

・敵の主な構成は、ドルアーガ系の魔物(スライム、ローパー等)をメインに、隊長格ユニットとしてナイト、クオックス系竜族が登場する。

・第一陣との対峙
ロイド「まず魔物のほかにどこか見たようなユニットぞろいだな」
リッド「勝手知ったるといいたいが、いつも通り着実にかかるほうがいいかな」
ユーリ「そうだな、戦いはまだ始まったばかりだ」

・第二陣との対峙
たろすけ「お次は死霊やゾンビの類だね、ここはオイラたちの出番そうだけど」
景清「頼朝亡き後これほどの軍勢とは、その“ぞんびい”どもの頭もなかなかのつわものなりや」
リック「・・・ジェニファー・・・・・」
あかり「ともかく片付けることに専念しよ」

・第三陣との対峙
ガンツ「お次は幻獣どもか、まったくうざってえな。どこかであいつらが待ち構えているかもしれねえ」
ロロ「リオ姉さん・・・・・」
クロノア「でも、まだまだ序の口だからね・・・・・」
ガンツ「ああ、そう焦っても仕方がねえ、ここは少しずつ片付けようぜ」

・一連の敵を倒した後、強大な魔物が現れる。
レオ「おお、あの塔を守りし魔物が現れたか」
ギルガメス「あれはクオックス等に近い竜族の類か」
ヴァルドール「うむ、ミザリーたちと同じドラゴンの類だ。いずれ手強い相手に変わりはないゆえ、俺も含めてだが全力でかかるしかない」
パコ「やはりやるしかないね」

・敵全滅後
クロノア「ふう、ようやくやっつけたね」
パコ「残る敵はなさそうだし、ここでの抵抗はなくなったかな」
レオ「なればすみやかに、ゆっくりと塔へと入ろう」
・インターミッション
ガンツ「なんだこりゃ、中に階段がねえじゃないか」
ヴァルドール「うむ、これは物質界でいうエレベーターの類だな。たとえば中央のホールだ。あれに進むならば」
ヴァルドール、中央に進み、光に包まれ上空に昇っていく」
レオ「うむ、我らも続くとしよう」
何人かもヴァルドールに続き、塔内の中央から上層へと昇っていく。
トロン「とりあえず私たちも上層に昇っていきますから、あなたたちもそこに向かいなさい」
コブン(通信)「はーい」
トロンがしんがりとなり、全員が塔の上層へと昇っていく。

TO BE CONTINUED

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サムライ・コレクション<今更ながらルパンレビューPART6>

北極の海で偶然五エ門を助け出した女性、彼女は今をときめくファッションデザイナー・ギャビー。後日取材陣に辟易しつつも帰途につく彼女の保護者も五エ門のことには気にかけていたが。
そんなギャビーを闇オークション関連で銭形、そしてルパンが目をかけているのだが。ルパンというよりは不二子が彼女の衣装目あてだというが、それ以上の価値を見出だしているのか。
そのギャビー邸にて、先に保護した五エ門を他の男たちとともに新たな作品のための振り付けを仕込む。彼女の感性に戸惑いながらもなんとかついていこうとするが、やはり己の生きざまだけは譲れず彼女を苛立たせる。
そんなギャビーも自分の仕事に行き詰まりを感じ、ただ心の空虚だけが覆うのみだった。

一方で五エ門も連日の練習の末ついに倒れてしまった。
その報せを聞き、さすがにギャビーも五エ門を気遣うも、彼自身の恩義もありショーそのものは出ると応えるが。結局はこれも修行の一環として無駄なことではなかったのだが。
そんな五エ門の終わりなき剣の道に、ギャビーも己の行き詰まったデザイナーの道を今一度思い起こさんとするが、そんな彼女に五エ門もさらに何かを伝えんとするのだが。
一方ルパン、ショーの日取りをもとに計画を練り、ギャビーも預かった斬鉄剣から新たなインスピレーションを見いださんとするのか。
かくしてギャビーのショーは開催され、招待されたセレブたちとともにそこにルパンの到来を予測した銭形も駆け付けていた。また五エ門もギャビーも準備を済ませ、あとは本番を待つのみだった。
様々な衣装に身を包んだモデルたちの中に五エ門もいたことに不二子も銭形も驚いていたが、ともかくショーも進められる中、唐突にルパンも乱入し、なぜかショーに参加しつつも真意を確かめんとする。半ばドタバタな活劇にもつれ込む様に、ギャビーもさらに過激な演出を試みる。
それに応えてか、五エ門を中心にモデル一丸となり最後のショーが進められる。しかしそのどさくさにルパンが衣装を奪い取らんとするも五エ門が阻む。
その際に衣装は台無しになり、結局ルパンの仕事は失敗に終わったが、これは座興的なものだったろう。しかしショーの合間に発せられたギャビーの言葉にルパンが何かを感じ入っていたが、まあそれはともかく、
ショーの後に旅立った五エ門を惜しみつつも、ともかくもギャビーは新たな道を見出だし歩み出すのだった。

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今週の神様22年度23号:因縁の彼方への巻

さて今週のジャンプレビュー、まずあの土肥田せんせいの新作<すごいスマホ>。弟の失踪と謎のスマホで難事件を解決するというサスペンスもの。はたしてどうストーリーが進むのか乞うご期待ということで。さておき各作品のレビューは、
 
<ONE PIECE>
最後の攻勢をかけるルフィにカイドウもその身を燃やし立ち向かう。一方で同じくその身を燃やし小紫ににじり寄る。それは20年間の怨念ゆえに人々を苦しめた執念も込められた。しかしその執念と怨念も傳ジローによって斬り伏せられていくのだが。ともかくもワノ国すべての怨恨に決着はつくのだろうか。
 
<あかね噺>
あかねの渾身の噺で何とか先生を伏せることができた。しかし肝心の新人戦はあかねにとっての宿敵が立ちはだかろうとしていた。
 
<WITCH WATCH>
子供の頃の漫画になり切ったモイたち、こんな体でもいつもの調子でたまに出くわした事件も解決しちゃったな。
 
<高校生家族>
実戦の裏将棋の使い手の子に立ち向かう春香。とりあえず正攻法でやり伏せて新しい仲間にしちゃったな。
 
といったところでまた来週お目にかかりましょう。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):22年度5月号

さてみなさん、今月のストロングワーズは、見事復活を果たし、太陽神ニカへと覚醒を果たしたルフィ。しかしそれに立ち向かうカイドウとの本当の意味での最終決戦にて語られる強き意志の言葉をお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。

・智慧の言葉
「懐かしいな・・・この鼓動(リズム)・・・ジョイボーイ。
なあ・・・ジョイボーイ・・・・・
まるでお前がそこにいる様だ・・・・・心が躍る・・・
運命を感じずにはいられない。彼を期待せずには、いられないんだ・・・・・(象主:ズニーシャ)」
第1046話:雷ぞう
ルフィの復活とともに響く太鼓のようなリズム、それをワノ国海上にて見守るばかりの象主:ズニーシャ。遠き日に想いを馳せかつての友であったジョイボーイに語り掛ける。それはルフィが新たなジョイボーイとなるのを期待したものでもあるのだ。

・戦う言葉
下のことは全部あいつらに任せてる!!俺はお前をブッ飛ばすだけだ!!(モンキー・D・ルフィ)」
第1046話:雷ぞう
激闘の中場内から屋上にかけて立ち込める煙に城内の炎でルフィたち反乱軍の焼死をほのめかしカイドウだが、ルフィもあっさりと返す。カイドウを倒すのにもはや余計なことは考える必要はない。覚醒し新たなる絶対の力を得たがゆえの強き意志であった。

・覚悟の言葉
「あの日以来・・・!!準備ならあった!!
あの日・・・!!おでん様をお守りできず!!燃ゆる城の中でモモの助様達を炎にさらし、
“忍術”を持ちながら何一つ守れぬ慚晦の大失態!!あのような想いは二度と・・・!!二度と・・・!!!
炎などにこの討ち入りに挑んだ者達を、死なせはしないっ!!!(雷ぞう)」
第1046話:雷ぞう
炎に包まれ、城内すべてを呑み込まんとする中、かつての炎によってむざむざ落城を許した無念慚晦の想いとともに業火鎮火の秘術を放ち、その大水流をジンベエに制御させるのだ。これこそ雷ぞう一世一代の大秘術と成すのだった。

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ワンダーモモ対各種格ゲー系キャラ<CAPCOM VS SNK・namco>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、CSNよりワンダーモモ対各種格ゲー系キャラのシナリオをお送りいたします。
ストⅤでも活躍するアキラを筆頭とするジャス学からいまだ復活が期待されるマッスルボマーまで、隠れた格ゲーヒーローたちが、ワンダーモモの前に立ちはだかることでしょう、とひとまず記しておいて、それでは、ごゆっくり。

ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>CAPCOM VS SNK・namco>アムリタ>CAPCOM・ストリートファイター系キャラ
となっております。

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第16話:天のいかづち<機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズDAWN>

さてみなさん、今回のオルフェンズDAWNは、ラスタルとの会談を終え久しぶりの休暇を楽しむ暁たち、そこにある意味本当の宿敵ともいえる指宿が接近し自体は一触即発の事態に陥るかにみえるがという展開をお送りする運びとなっております。多はしてその顛末やいかにということで、それでは、ごゆっくり。
 
あと今までのストーリーもこの場を借りて紹介したいと思いますので、ご興味があればそれらもお目通し下さい。
 
第1話:暁に立つ
 
第2話:汚名
 
第3話:世界を知れ
 
第4話:アステロイドの猫
 
第5話:テイワズの息子
 
第6話:マクギリスの遺産
 
第7話:散る命、守る命
 
第8話:鉄血の志
 
第9話:クアールのガンダム
 
第10話:再び赤き星へ
 
第11話:出会いと再会と
 
第12話:復讐こそ我がのぞみ
 
第13話:明日への誓い
 
第14話:女神再臨
 
第15話:ラスタル・エリオン
 
以上をもとに今回のストーリーをお送りいたします。あらためてごゆっくり。
 
 
ラスタルとの会談を終え、オーストラリア、ネオシドニーへとついた鉄血隊。そこではジュニアらネオ・タービンズをはじめ、近隣の表裏あわせての各都市の実力者が顔を合わせて待ち構えてきた。彼らは鉄華団の悪名や勇名を前々から見知っていて、最近の鉄血隊の活躍、そして先日のラスタルとの会談を受け、今回の出迎えと相成ったのだ。
ちなみにかつて鉄華団に一時近付いた火星の企業団は大半がノブリスの息がかかった者たちで、彼の死後にロウ社とアトモス商会、そしてファクトリーが整理統合を行い、ノブリスの影響はひとまず払拭されたのだが。
それを踏まえてまず地球の表の企業団や裏と関わる各組織はGHと距離を置きつつ、かといって私益に走り過ぎずに近隣の発展と安定に心を砕いているとも告げて、あらためて鉄血隊にあいさつを交わす。
そして暁が応えるかのごとく彼らにあいさつを交わすと、代表たちは一斉それにならう。ことに三日月の悪名と勇名も彼らの知るところで、会談の件であらためて暁の勇名も否が応に高まったのだ。
ともかくも鉄血隊にとっても少し肩がこる祝宴交じりの会見を済ませ、後日久しぶりの自由時間を取ることに相成ったのだ。
お忍びでネオシドニー市街に繰り出した暁たち、それぞれショッピングや観光を楽しむことと相成った、しかし時折彼らが件のサムライなのかと噂する者もいて、おそらくアーブラウの一件を知ってか、大半が好意で囁いていることにはこれまた少し窮屈な感じを各々が受けていたのだが。
しばらく各々がしばらく歩き回っているうちに、何故か暁が独りきりで行動していた。暁自身観光にはあまり興味がなくショッピングといっても軽食を中心とした食べ歩きで済ませ、近くの公園のベンチで一休みをしていた。
そこに一人の青年が暁に近付く。
「そこ、空いてますか」と暁が座していたベンチの隣端に腰を下ろす。
「このネオシドニーは初めてですか」と青年は暁に問いかけ、暁もまた「ええ」と応える。暁としても青年にはそんなに嫌悪は感じないが、どこか引っ掛かる感もあった。
「俺、いや自分も任、仕事が忙しかったので、久しぶりの休暇を楽しんでいるんですが」
「それは何より、これからが忙しくなりますから、暁くん」
「やはりあんただね、たしか指宿って人」
そう、隣に座している人物こそ反乱軍のリーダー、指宿・カミーチェである。
「今までいろいろとやってたみたいだけど、今度は何の用」
と問いかける暁、手には銃どころかテーザーも持っていない、徒手空拳で渡り合おうにも、指宿自身はともかくどこかで護衛がひしめいているか分からず。やはり手を出せずじまいだ。
「いえ、僕も観光ですよ。たしかにこれから行うことについて、まず市街を襲うほど愚かではありません。僕らの目的はあくまでエリオン公の首ひとつですから」
「でも火星のハーフメタル鉱山はしっかり襲ったよね、あれで友だちの家族がいっぱい死んだんだ。それにドルドの件、フミタンさんの像がなければどれだけ被害が広がったか」
「実際僕らも大きくなりましたからね、僕もやりやすいようお邪魔になる人は早々に退場願ったのですが」
半ば不敵に応える指宿に苦い怒りで対する暁。しかし指宿のやけに落ち着いた態度に徐々にその怒りを鎮め、彼自身の深慮に暁自身も思いをいたす。
かつてマクギリスは己の情念とともに野望を進め、それがもとでラスタルに隙を突かれて敗れ去った。そんなマクギリスの失敗を学びつつ己の野心をはぐくみ計画を進めたのだろう。
「今日は君と出会えてよかったですよ、お父上なら有無を言わさずズドンといったところでしょう。ここは退散するとしましょう、もうすぐお友だちも駆けつけることでしょうし」
「そうだね、それじゃあ戦場なりでまた会おうか」
と、指宿がこの場を去る。ややあってラッシュや陽日らも駆けつける。
「大丈夫、兄貴」とラッシュが声を掛け、
「あらためての挑戦状ってところさ。俺一人じゃ彼にも敵わないからね」と暁も応える。
実は先日の会見で要人の一人に、反乱軍のリーダーが近々この街に現れるとライドに告げ、ライドも暁たちにそのリーダーの動向を探るべく自由時間がてらにそのリーダー指宿の動向を探るべく行動を起こしていたのだ。
実際ラッシュたちも指宿派のメンバーの監視を受け警戒をしていたが、ひとまず監視どまりということで、暁のセンサー~各々前もってヤマギたちに手渡された、異変が起きれば(この場合暁が一定時間一か所にとどまった)報せる機能を持っていた~が反応して駆けつけたのだ。
ともかくも反乱軍の動向を知ることができ、今後の対策をとタービンズ支部へと戻る。
 
一方で反乱軍も指宿の指令で宇宙各地のアリアンロッド艦隊に襲撃を仕掛ける。前もって艦隊の動向をさぐり、無人操作の砲艦を差し向け、搭載したダインスレイヴで甚大な被害を与える。
こうして着実にGHにダメージを与え続け一気に追い詰めんとしていた。
そういえばGH本部も人員が避難していたのはこのためだったとあらためて気が付いたが。
「奴らが着実にGHにダメージを与え続け、最後にはGHの中枢、ことにエリオン公の首を討ち取ろうとするのは間違いない」とライドが告げるが、
「気に入らないな」と暁が返し、
「先生やオジキらが言ってたように、ファリド公は本気で世界を変えようとするきらいがあった、最後エリオン公に倒されたけど、その代わりに改革は成ったんだ、もっともファリド公の考えとは違ったようだけど。いずれ指宿のやってることは単なるゲームだ。世界を弄ぶ、ひいては先生や母さんたちにも被害が及ぶかもしれないやり方が許せないな」
その言に誰もが賛同する。
「ともかく今は、奴らの動向をGHの対策と合わせて見守るしかない。エリオン公の矜持もあるだろうが、必要に応じて俺たちも動く時もある。その時が本当の勝負だ」
ライドが告げた言葉に一同が強く頷き、暁を中心に沈みゆく夕日に想いを馳せるのだった。
そして一連の襲撃事件を経て、艦隊の再編成をラスタルが命じ、それに合わせて指宿派もそれを追い、事態は急展開を告げるるかにみえた。
 
次回、機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズDAWN
助けて、マッキー
マクギリス、これが貴様の遺産ならば、堂々と受けて立とうではないか。

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新生ウイングマン、ですか

さてみなさん、やはりこれもネットで入手した情報ながら、80年代新たなヒーロー像を確立した『ウイングマン』が復活するという運びではありませんか。
ウイングマンといえば、ヒーローに憧れる少年が異次元から現れた美少女がもたらした不思議なノートで自らのヒーローたるウイングマンに変身し、少女を付け狙う敵と激闘を繰り広げるといったストーリーの作品でもあるけれど。
これもネタバレながら、敵を倒し、今までの出来事をリセットした少年が、再びあのノートを手にウイングマンへと変身する。それに関してもひとまずのパラドックスがもたらされると思うけれど、はたしてどのような事件が起きるのか、やはり電影少女やらZETMANやらの作品を経て、令和の今どのようなウイングマン、そしてどのようなヒーロー像を描いてくれるのかをこれまた期待して見てみたいものです。

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ぼくらの宇宙戦争番外編:ハロー地球人たち<本当は怖いドラえもん>

ドラえもんのお話の中には魅力的な宇宙人が多数登場している。
その中には宇宙開拓史や宇宙漂流記やらの友好的な人たちもいれば、地球を侵略せんとする危険な奴らもいる。今回はそんな宇宙人たちからの視点で地球と地球人たちをどうみているのかを考察したい。まずはその代表例たるこのお話をば、

『ハロー宇宙人』
スネ夫たちのインチキUFO写真に対抗するために、のび太くんたちも火星のコケから宇宙人を進化させ、UFOで地球に来てもらおうとした。はたして宇宙人たちも自前で宇宙船を開発し、地球へと調査のために訪れたのだが、その地球人を好戦的な生物と思い込んで、宇宙のさらなる彼方に旅立ってしまったそうな。

えてして(我々地球人が想像する)宇宙人というのは地球人よりも能力や文明レベルが優れており、地球人を能力、ことに心のレベルが劣っていると見なしているきらいがある。その代表例なのがウルトラマンの宇宙人たちだが、彼らの場合はそれなりの人格描写があるものの結局は毎回登場する怪獣とさして代わりはないだろう。
さておき前述のお話の宇宙人が調査したのがのび太くんたちとその界隈だったのが、いわゆる漫画的滑稽さを表していたかもしれない。これは『天井うらの宇宙戦争』などや大長編『のび太の小宇宙戦争』も同じことだろう。
それでもドラえもんたちと先述のロップル(開拓史)、パピ(小宇宙戦争)やリアン(宇宙漂流記)たち宇宙人たちとの交流を通じて、地球と宇宙との交流も決して夢ではないことをこれらのお話を通じてあらためて信じてみたい。

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中抜け両さんの好色一代記<平成こち亀21年上半期>

この時期のこち亀はある程度の試行錯誤がなされていて部長署長が両津とともにいろんな事柄にチャレンジしている意気込みも感じられた、のだが、その結果が2010年代に引きずってしまったのは後に語るとして。
さて今回から新キャラも盛り込んでいったことだろうけれど、まずネガテブ巡査はある程度ボルボと被っているので失敗に終わり、天国からきたスッポン君はある程度のキャラは立ってるけどいかんせん弱かった。
ともかくも主役たる両津も昔日のオーラ萎え果てて、どういうことか単なる好色オヤジ隣果ててしまった感もあり、当時話題となった飛行機の自動車はやはり自動車といったカテゴリーから抜け出せなかった。
ともかくもこの時期もひとまずは切り抜けられたといってもいいかもしれないけれど。

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ONE PIECE反省会:ワノ国編第三幕

大看板クイーン、キングを筆頭に、大半の百獣海賊団幹部、そして四皇ビッグ・マムをも倒され、残るはカイドウただ一人、しかし鬼ヶ島はまさに崩壊の一途をたどりかつ祭に興ずる花の都にも落ちんとしていた。すべてに決着をつけんとするべく最後の決戦に挑むルフィだったが、CP-0の横やりでまさか三度の敗北を喫してしまう。
いくばくかの失望とともに侍たちに最後の攻勢をかけんとするカイドウだったが、名とまたまたルフィが覚醒とともによみがえり、その秘められた能力でカイドウを圧倒し、今度こそ決着をつけんとするのだが。

今回の反省会で特に取り上げたいのはまさかの三度の敗北の後の、ルフィの覚醒である。 それはかつてのドフラミンゴの覚醒とはまた一味違う、まさに新たな力を得た本当の意味での覚醒なのである。一見するとデタラメな戦闘力ながらもカイドウを圧倒し着実にダメージを与えていく、否それ前からもダメージは与え続けていたか、どれも決定打には欠けていたのだが。しかしその激闘の最中での島の落下が迫り、まさに絶体絶命の危機の中、関わる人々もその対応に迫られていた。

・ルフィの覚醒とジョイボーイ、そして太陽の神ニカ
ルフィの能力たるゴムゴムの力、それは覚醒した能力の一側面にすぎなかった。
それが覚醒し真の能力が顕現したその力こそが、世界政府がもっとも危惧した「ヒトヒトの実」の太陽神ニカの能力だった。その太陽神ニカのもうひとつの呼び名こそが、たびたび作中にも名前が出てきた「ジョイボーイ」でもあった。
そういえばジンベエと対した飛び六砲フーズ・フーが魚人の伝説にてのニカについて問おうとするも、にべなくはぐらかされたが、これについてもジンベエの口から明かされることがあるだろうか。

・ジェルマ外伝
今回の扉絵外伝について、サンジの家族たるジェルマ66率いるヴィンスモーク一族。あわや取り入られんとしたホールケーキアイランドから抜け出さんとするも、イチジら兄弟がマムの一族にとらわれてしまった。ジェルマの居所を聞き出すべくいろいろ拷問を受けるもやはり動じない。そこからどのような動きを見せることやら、ついでに今後来るべき大決戦にてどちら側につくのかもこれも興味があるということで、ひとまずの期待を持ちたい。

・決戦のゆくえとこれからの展開
太陽神ニカ、ジョイボーイ、いずれならずと究極に近い能力に高まり、カイドウと互角に、ともすれば圧倒もするであろうルフィだが、首尾よく夏までに決着をつけ、ワノ国を解放すればとは思うけれど、かの五老星が危惧した通りなら、海軍ひいては世界政府もだまってはいられないか。
それに伴いワノ国のポーネクリフとをあわせて、かつての海賊王の最終目的地たるラフテルへの路が拓けるだろうが、先にCP-0によるロビン捕獲の指令があり、その点について一波乱があるかもしれない。
その腕で世界政府との直接対決もいずれ必然であろうが繰り広げられることだろうが。

いずれにしてもそれまでの展開を次回夏の反省会で述べたいと思う。

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5月のおしらせ

さてみなさん、ようやく5月、ちまたではゴールデンウィークの真っ最中。行楽やレジャー、そして休息と、中には仕事に打ち込まれている方もおられることでしょう。かくいう編者は3月から4月あたりで体調を崩し半ば療養の日々を送っております。そんな中にもブログの記事を徐々に保管を行っている今日この頃です。
さておき今月はワンピの反省会とオルフェンズDAWNなどの企画を盛り込む運びです。それでは、5月もごゆっくり。

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