過去からの招待状<今更ながらルパンレビューPART6>
今回から後半戦、ルパンに絡んでいく女たちを中心に描いていくというが。摩天楼の厳重な警戒をかいくぐり、ルパンの謎の集団との銃撃戦が繰り広げられる。しかし敵はみな同じ顔の女たち、これは一体何をものがたるか、そして警備の中ルパンを見かけた女刑事は何を想うか。
銃撃戦に巻き込まれた一人の少女、それをルパンが助けるも、おそらくリーダーの女が立ちはだかるが。
そもそものいきさつはレイブンの事件からしばらくたち、ニューヨークに新たなねぐらを構え、日々を暮らしヒマをもてあましていたルパンたち、そこに不二子が訪れ、歴史上いわくつきのお宝の情報をもたらし、その中の赤いダイヤを気にかけつつ行動を起こすところから始まる。
それこそが何もかのルパン一世のコレクションで何者かに奪われたダイヤという。一世の誇りにかけて奪い返さなければならない。
件のオークション会場に予告状を届け、駆け付けた銭形たちを横目に展示された美術品とともに飾られた花をたよりにそれを飾った花屋に接近する。花屋の少女との語らいの後で一通りの小細工に取りかかるルパン。件のダイヤの出品者の手がかりは未だつかめぬ中、会場に謎の女も訪れていた。
ルパンの方も着々と準備を進め、花屋の少女マティアに近付いて虫型のマシンを使って内部を調査し、不二子も警備の内情をさぐっていった。それにしても銭形も念のこもった警備だがマティアもいい迷惑だな。
さておき作戦は実行に移されることになるが、まずオークションが開かれる中。会場の目をくらませる。そこでルパンたちが突入するも、謎の爆発とともにあの盗賊団が介入してきたわけだが。
それにしても銭形とともに警備にあたる女刑事はともかく一連の騒動を傍観する女たちにも気になるが。
そこにたまたま居合わせたマティアも騒動に巻き込まれ、あわや瓦礫の下敷きになるもルパンによって助けられる、しかしマティアは頭を打って深手を負い、さらにあの女、奪ったダイヤとともにルパンの時代は終わったと吐き捨てつつ去っていく。しかし彼女がもうひとつ口に出した“巴”なる名前は、ルパンの母親だというのだがこれも一体何をものがたるのか。
様々な謎を秘めて物語は続くのだった。
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