令和のスケバン刑事及びページ改訂
さてみなさん、今回のホームページ更新は、スケバン刑事のマンガレビューより、令和のスケバン刑事をはじめページの改定等を行う運びとなりました。
ネットにて入手した情報をもとに最近続々リリースされたスケバン刑事のスピンオフ作品を編者なりに紹介したく思いましたが。
とまあなにはともあれ、それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>マンガ・ノベルス>スケバン刑事
となっております。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、スケバン刑事のマンガレビューより、令和のスケバン刑事をはじめページの改定等を行う運びとなりました。
ネットにて入手した情報をもとに最近続々リリースされたスケバン刑事のスピンオフ作品を編者なりに紹介したく思いましたが。
とまあなにはともあれ、それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>マンガ・ノベルス>スケバン刑事
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<MAO(サンデー)>
仮面の男はかつて村から虐げられた怨みをもってその村を乗っ取った。その怨念で村を縛り、今まさに真緒をも圧倒する。そんな彼を仮面ごと付け狙う流石、そして不知火なのだが。
<君は008(サンデー)>
己の想いとともに名乗らんに立ち向かうルルス。しかし名乗らんもドグラの子としての矜持が芽生えんとした。一方でエイトたちは出会ってはならぬアンガストと出くわしてしまったか。
<バキ道(チャンピオン)>
老公のもとを訪れたのはケバヤなる人物、なんと彼がかの殺生岩を割ったというが、そんな彼のもとにあの勇次郎が顔を合わせるか。
<浦筋(チャンピオン)>
すっかり腰がよくなった順子母ちゃん、昔のことを思い出すもやはり大鉄とは相変わらずだ。
<ジーニアース(チャンピオン)>
暴漢に絡まれた佐和を鈴木が顔を出し、肉体の中の人格に興味を示す。一方トージにも新たな敵意が芽生えるが。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
田植えの手伝いに臨む大祐だが、ハプニングの後の役得の後なら素直に働かざるを得ないか。
そして<ルパン三世>
見張りをかいくぐり王女と鉢合わせ多不二子。ここに名コンビの誕生なるか。
というわけでまたGW明けにお目にかかりましょう。
さてみなさん、今回GW進行の一環ということで、先に述べたKOFⅩⅤのレビュー、特に旧SNK最後期に発売された『餓狼MARK OF THE WOLVES』を通じてそこの登場人物やストーリーについてあらためて述べたいと思います。それでは、ごゆっくり。
いうまでもなく餓狼MOWは餓狼伝説の新シリーズとして、餓狼伝説3(95年)から約10年後のサウスタウンの衛星都市セカンドサウスを舞台とする作品でもある。
サウスタウンの支配者ギースの忘れ形見ロックが、子供の頃から父の宿敵たるテリーと行動を共にして成長し、自らの出生において街の支配者カインを自らの宿命に立ち向かうというのが主なストーリーだけれど。ちなみにネタバレ承知で述べるなら、ⅩⅤのMOWチーム(ロック、牙刀、ジェニー)のストーリーはある程度のストーリー進行における座興的存在かもしれない。
そういえば2002(Ⅹ)とⅩⅠでも牙刀とジェニー、ついでにグリフォンが登場したけれど、やはり原作MOWからみれば番外的扱いになるのはやむを得ないかもしれない。そういえばストーリー上でほたる、マルコが登場したけれど、彼女たちの登場も期待している人たちも少なくないはずでもある。
やはり原作MOWにおいて99年の発売以来、続編のリリースを期待するファンもこれまた少なくはない。そういえば2000年あたりに続編の構想は立っていたけれどやはり旧SNKの倒産でお流れになったことだろう。しかし私見ながらある程度設定等を目にしたけれど、あのまま続編をリリースしてもどこか物足りない感もしないでもなかった。新しい餓狼を目指す意気込みは今でも理解できるけれどそれだけでは心もとないのは他の作品を取り上げるまでもなくやはり心もとない感もあった。もっともこれはMOWに先立って月華もある程度期待はされたけれど、次作であっさりシメとされたのでその点も心配をしてのことだけれど。
ともかくも旧からプレイモア、そして現在のSNKに至り、現在リリースされているKOFと侍魂、盛り上がりようによっては餓狼ひいてはMOWも新作がリリースされることだろうから、その点は本当に期待はしたい。
さてみなさん、今回のドラえもんオリジナル大長編は、しずかとミノタウロスの皿の第3回のストーリーをお送りいたします。
原作のお話は当時よりかなり問題がありいろいろと制約がある中、できるだけその魅力を引き出せられるかに心を砕いたつもりです。
はたしてズン類たちの儀式に供せられるしずかちゃんたちをのび太くんたちはいかに助けるか乞うご期待といったところで、それでは、ごゆっくり。
ちなみに前回までのお話はこちらから。
しずかとミノタウロスの皿(その1)
しずかとミノタウロスの皿(その2)
というわけで、あらためてごゆっくり。
突然の事態に戸惑うばかりのしずかちゃんたちに、ズン類の一人が近付いてきた。
しずか「あの、これは一体どういうことなんですか」
麗子「というより、これでは私たちがごちそうみたいじゃないですか」
するとそのズン類はやけに穏やかな口調で応える。
「そうだよ、君たちこそ僕らのためのごちそうなんだ。それためのこの“ミノタウロスの皿”なんだよ」
その言葉に誰もが信じられない表情をあらわし、それでも彼の言葉を理解しようとするしずかちゃんは憮然と、麗子は内心の怒りを込めて彼の言葉を聞き続けるのだった。
「前にも言った通り、僕らの星のウスは絶滅しちゃって、僕らズン類も衰退の一途をたどりつつあるんだ。それでも食用の植物を育てて食いつなぎながら今まで生き延びてきたんだ。
しかしそれでは僕らもいずれ滅び去る運命にあるかもしれない。そこで僕は他の星でスバラシイ技術を学んだんだよ。
それは体の一部分を同じ材料で創り出す技術なんだ。つまりは君たちの手足や頭、そして胴体を寸分たがわぬコピーを創り出して、僕たちの宴に供するんだよ」
そのうちに立花さんと乙梨さんは気を失い、そんな中しずかちゃんたちがすべての勇気を振り絞って抗議する。
しずか「そんな、それじゃあ私たちは・・・・・」
「もちろん君たちはケガをするわけでも、まして死ぬわけでもないよ、僕たちの宴に参加して君たちの体のコピーを提供するんだ」
麗子「それでも私たちを食べるのには変わりはないじゃないですの」
「分からないなあ、痛みはないって言ってるだろう」
まるで考えそのものが違うことについて、もはや二人は何も言えない。
しかしその時である。
「おい大変だ、空から何かが近付いてくるぞ」
「なんだと、どういうことだ」
少し話を戻して警備隊の宇宙船の中、ドラえもんのポケットの中から何やら警報が鳴り響く。
のび太「うん、どうしたのドラえもん」
ドラえもん「まずいな“虫のしらせセンサー”が鳴って、しずかちゃんたちの危機を伝えてる」
のび太「ええっ、それじゃあしずかちゃんたちは・・・・・」
リイナ「どっちにしても急がなきゃいけないみたいね、今から飛ばすからしっかりつかまってね」
二人「あ、はい・・・・・」
こうして宇宙船はアルデバランに突っ込んでいく。
その宇宙船はまっすぐミノタウロスの祭壇に突っ込み、ミノアの像はそのまま倒れていく。
それからややあって宇宙船からリイナが現れる。
リイナ「私は宇宙警備隊のリイナ、アルデバランのズン類一党、あなたたちを誘拐の現行犯及び宇宙医療法違反の容疑で逮捕します」
「ええっ、何で宇宙警備隊が、僕たちはズン類の復興に力を注いだだけなのに」
リイナ「医療目的以外での部分的クローンは禁止されているはずよ。ともかくおとなしくしなさい」
手にはショックガンが握られていたこともあり、たちまちズン類たちはおとなしく手を上げて降伏していく。
そのうち警備隊の宇宙船が続々降りてきて、ネズミ型の捜査官たちがズン類のクローン装置を押収していき、ブタ型の捜査官もズン類たちを確保していく。
のび太「でもしずかちゃん大丈夫かな」
ドラえもん「とにかく助けに行こう、でもその前に、祭壇に突っ込んじゃったから上の像も倒れちゃった。ここは“復元光線”で」
ドラえもんが復元光線で祭壇を修復し、あのミノアの像ももとの姿に戻っていった。
のび太「でもこの女の人の像。本当にきれいだなあ、ってそんなこと言ってる場合じゃない。急がなきゃ」
こうしてドラえもんとのび太くんは山車にのぼり、しずかちゃんたちのもとにたどり着いた。そこにはしずかちゃんたちがぐったりと座り込んでいた。
ドラえもん「大丈夫しずかちゃん、ってこれは恥ずかしい格好だなあ」
のび太「手足が鎖でつながれちゃってる。カギをさがさなきゃ」
ドラえもん「待って、こういうときは“ゴマロック”これで鎖を外すんだ」
ドラえもんとのび太くんがこの道具で手かせ足かせにタッチして「ひらけゴマ」ととなえると、はたして手かせ足かせは外れ、しずかちゃんは自由の身となった。
「しずかちゃん、だいじょうぶ」
しかし気が付いたしずかちゃんは、目の前ののび太くんを「いや~!」と押しのけてしまった。それをすかさずリイナが受け止めたのだが。
リイナ「あらあら、今度はのび太くんが助けようとしたのにね」
しずか「えっ・・・・・」
しかしそこにすかさず、前もってドラえもんに助けられた麗子がのび太くんのもとに飛び込んでいく。
麗子「のび太さぁん、助けに来てくれたのねえ」
しずか「ああっ、もう麗子さんったら」
こうしてミノタウロスの皿事件はひとまず解決し、しずかちゃんたちはもちろん地球に帰されることとなった。立花さんと乙梨さんはワルいユメを見たのだと言い聞かせることにして、麗子としずかちゃんもそれぞれ自分を落ち着かせることはできた、のだが。
後日麗子はひんぱんにのび太くんのもとを訪れるようになる。先のお礼ということでデートに付き合わせることとなったのだ。
麗子「・・・それで敵の只中にのび太さんたちが飛び込んで牛のズンルイたちをなぎ倒して・・・・・」
のび太「ああ、しずかちゃん」
しずか「どうぞ、ごゆっくり」
当面は麗子に付き合わなければならなくなったのび太くんだった。
しかしもうちょっとお話を述べることにして、しずかちゃん家でバーベキューに呼ばれたのび太くんたち。焼き上がったお肉をみんながおいしそうに頬張る中、何故かしずかちゃんはお肉を口にするうちに涙が流れ落ちていく。
のび太「あれ、どうしたのしずかちゃん」
しずか「うん、なんだか食べてるうちに涙が止まらないの、でも、大丈夫だから・・・・・」
そんなしずかちゃんの様を誰もが見守って気づかいつつ、みんなバーベキューのお肉を楽しむのだった。
おわり
ある雨の日、便箋に添えられた一輪の鈴蘭を道端に投げ捨てた次元。その思いに浸ってか、ルパンにはやされるまま同じく雨の日にたそがれる次元。
そこにルパンが次の仕事を持ちかける。ある伯爵の花嫁に添えられる宝石を狙わんとするのだ。多少の下心を交えての仕事ながら、次元としては何やら思うところありに見えるが。
婚前のパーティーにて伯爵の友人にその花嫁を紹介し、もとは町医者だった彼女は、事故に遭った伯爵を助けて以来付き合って今回の結婚と相成ったわけだが、やはり次元も顔馴染みだったが、その一方同じく彼女に目をつける一人の男、彼はジャッカルという営利誘拐を専門とする犯罪人である。狙われれば命までも危うくなるということで、何としても次元の手でカタをつけなければならない。
その日も医者の仕事に出掛けた彼女を見守る次元だったが、折しも雨が降ってきて、かつての想いが脳裏をよぎる。銃撃で深手を負った次元を助けたのだ。非情の世界に生きる次元に差し込んだ優しさを守っていきたい、その想いもあったのだろう。
やがて雪景色とともに再び回想に、治療を続ける中、自らの心のうちを読みつつも、貧しい幼少期から医者を志すも踏ん切りがつかない彼女に、やはり自分の生きる世界と合わせて彼女の決意を促す。あの鈴蘭の花の香りとともにやがて二人の心も通い合うも離れていったのだ。
後に街のカフェにての祝福を受ける彼女と伯爵。そこに例の一団が狙わんとするも、次元が賊のアジトに乗り込んでいく。銃撃にて手下を退け残るはジャッカル兄弟。弟のナイフ捌きをかわして倒すも当のジャッカルは取り逃がしてしまう。
そして結婚式の日、ジャッカルを警戒しつつ、恵まれた環境ゆえ、自身がミレーヌに釣り合わぬと戸惑っているフェルナンにも決意を促す。
こうして式は滞りなく行われ、祝福の花火が打ち上げられたまさにその時、神父に化けたジャッカルが花嫁のミレーヌを狙わんとするも、変装した次元に倒されるのだった。あの時手紙にはなにも書かず、ただ鈴蘭を添えたように、彼女には気付かれずに始末していったのだ。否、別れた後もずっと見守った次元にはミレーヌは気付いていて、なんとひそかにルパンを通じ自らの護衛を依頼したのだ。
次元への想いを胸に秘めつつ彼女は新たな幸せに歩み、次元もまた彼女の想いを踏み越えて新たな刺激ある日々を歩んでいく。
さて今週のジャンプレビューは、
<ONE PIECE>
息詰まるカイドウとルフィの攻防、悪魔で己の覇気を誇示しルフィを押し返そうとするもルフィもそれなりのノリで返していく。一方炎と崩壊のあえぐ城内の味方もルフィの勝利を信じ、そしてモモの助もかつての母の言葉に己の心の弱さを乗り越えんとする。そしてルフィの一撃がカイドウに降りんとするのだが。
<あかね噺>
己の進路を決めるべく学校に告げるあかね、しかし先生もそうすんなり認めてはくれず。友達のサポートであかねの高座に先生を招くことになるのだが。
<WITCH WATCH>
今まで母の言いつけで己を押し殺してきたネムも、体を張って守ったケイゴにはひとまず心を許すも、もう少し距離を置いて付き合うか。でもこれは第一歩になれば。
<高校生家族>
将棋部にも新入生が入部し、かわいい後輩ができたと上機嫌の春香だが、その新入生の子はなにやら裏があり。その裏と向き合うことになるのだが。
というわけで、またGW明けにお会いしましょう。
さてみなさん、今回は先日亡くなられた藤子不二雄Aこと安孫子元雄先生について一言二言と語りたいと思います。それでは、ごゆっくり。
藤子A先生といえは今の若者からみれば「もう一人の藤子不二雄」といった認識でしかないやもしれない。
そもそも藤子A先生は藤子F不二雄こと藤本弘先生と小学生のころに知り合い、後にともに上京して漫画家の道を歩み、長じて藤子不二雄の名で世出したのはご存知のところ。
それから各自の代表作をA先生は『怪物くん』『忍者ハットリくん』『プロゴルファー猿』と次々と送り出していった。
そんな中、両者合作というのもしばしば行われ、パーマンとハットリくんとの合作も2本上映され、ドラえもんにてもハットリくんから『ニンニン修行セット』、怪物くんから『怪物くん帽子』などのエピソードが生まれた。
それが80年代半ばになり、いわゆる藤子ブランドも肥大化して利権というものも出来てしまったこともあれ、それぞれの仕事と著作権を分化しようとあえてコンビを解消してしまったということであった。しかしその友情は終生変わらなかったことはここで一マンガファンとして明記したい。
そんな藤子A先生の作品について、まず『怪物くん』は人とは違う生物の怪物たちが住む怪物ランドからやってきたランドの王子様怪物くんが人間界にやってきて奇想天外な活躍を見せるお話で、『忍者ハットリくん』は伊賀の里からやってきたハットリくんが奇想天外な活躍を見せるお話でもある。
他にも、ゴルフに際して天才的な才能を持つ猿丸が裏のゴルファー組織と死闘を繰り広げると『プロゴルファー猿』や、自身の漫画人生を描いた『まんが道』も忘れてはならない。
その反面『魔太郎がくる!!』は生来いじめられやすいほどの気弱な少年魔太郎は実は魔族の血を引いていて、夜な夜な「うらみ念法」なる魔術でいじめっ子たちを凝らしめるというお話である。これはひとまずの勧善懲悪が成されているからいいけれど。
同じく『笑ゥせぇるすまん』は、現代社会の片隅でいろいろな悩みや鬱屈抱える人たちに喪黒福造なる人物が取り入ってその心の隙間を埋めるべく様々なサービスを提供するも、やがてはその欲望に呑み込ませて破滅に追い込むといったある程度の陰鬱さがうけたものだった。
そういった作品群もあれ、F先生に対してA先生はある程度の陰を背負っているとも受け止められる。
ともあれマンガ史の一時代を築いた藤子不二雄A先生に際し感謝の言葉を添えて、この記事をしめたいと思います。
藤子不二雄A先生
数多くの作品を我々の感動とともに
お送りしていただき
本当にありがとうございました。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、バトルコロシアムD.A.Sより草薙条対侍魂、月華系キャラのシナリオをお送りいたします。
今や駆け出しのヒーローとして活躍せんとする条のもと、侍魂のつわものと月華の志士たちが立ちはだかるも、度胸と根性で切り抜けていく様をここにお送りできればとは思っておりますが。
まあなにはともあれ、それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>バトルコロシアムD.A.S>草薙条>VS SNK・各種ゲーム系キャラ
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<MAO(サンデー)>
火を吹く仮面を操る村の謎を探らんとする真緒だが、ここでも御降家の陰が。
<君は008(サンデー)>
終始詰めが甘い上月を退けた名乗らんのもと、今度は本気のルルスが挑んできたか。
<浦筋(チャンピオン)>
お手製のチャンピオンベルトにご機嫌の小鉄だったが、やはりその道のプロには敵わないか。
<ジーニアース(チャンピオン)>
甲斐に打ちのめされ、仲間のもとに送り返されたトージ。すべては彼の進化を促すためのネロの配慮というが、その実ネロ自身の野望でもあるのだが。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
遊園地で千晶に振り回される大祐、しかし日頃振り回されっぱなしだから大概のことは慣れっこになったか。
そして<ルパン三世>
とらわれの姫君もかつてのルパンとの会話に、悪党としての矜持を見て、自分なりに強くなろうと欲する。一方ついに不二子も動き出さんとするのだが。
といったところでまた来週。
さてみなさん、90年代を代表するスクウェア・エニックスの問題作『ライブアライブ』が今夏リメイクとして発売される運びとなりました。
先に当作品のレビューをお送りしましたが、まず気になったのがキャラクターデザイン関係にて、現在のデザイナーさんのデザインでお送りする運びで進行し、さらには各キャラに声を出して喋ることもストーリーにのめりこむことができましょう。
こうなれば本当のメインたる中世編、主人公たるオルステッドのストーリーはいかにリメイクしてくれるのかもファンならずとも気になるところ。本当のファンとしても彼の運命について今少し転んでほしいというのが正直なところかもしれない。
ともかくも新たなるライブアライブがいかなるものへと生まれ変わってくれるか。刮目して見るべし、と述べておいてキーを放します。
さてみなさん、今回の侍魂剛は、零のラスボスたる日輪の領主、兇國日輪守我旺の前編パートをお送りいたします。そういえば零勢のキャラとしてはミナ、いろはががんばっていますが、彼我旺も“しずか”以降の登場を期待したいものですが。
かつてその手に握りし鬼十字とともに強大な妖力をも弄するも。今回は基本の槍と気合で真っ向からの勝負にてこの戦いを切り広げる所存です。はたして彼の新たなるいくさの行く末やいかに、それでは、ごゆっくり。
ちなみにグランドオープニングはこちら
ベースストーリー・オープニング
日輪國の大名にして後にいう日輪の大乱を引き起こした武人、兇國日輪守我旺
乱の平定後しばらく身を隠していたが、此度の抜け荷事件を機に再び姿を現す。はたして彼の目的やいかに。そしていかなる大乱を引き起こすというのか。
第一~第三・第五・第六回戦(抜粋)
・対覇王丸
我旺「また会うたなますらおよ、うぬの自由闊達なる剣技、この我旺、ひとりのもののふとしてうぬと対しようぞ」
覇王丸「そいつは光栄だねお殿様、あんたの野心なき剣技とやらも一度倒してみたいものだな」
「これぞ無頼にして堂々とした剣技よ、うぬこそ我が片腕に欲しかったがこれは次の機会と致そう」
・対柳生
我旺「久しいな柳生の隠密よ、うぬがごときが国賊の狗を成り下がるはまこと惜しいがまずはその腕見せてもらうぞ」
柳生「我らを賊と成すもぬしこそ世に讐なす逆賊に代わりなし、今こそ我らの正道をぬしの魂に刻み込んでやろう」
「新陰流、これしきの斬撃でわが身には刻み込まれぬ、泰平に溺れ正道を見失うはうぬらと思い知れい」
・対ミナ
我旺「やはり我が闇キ力の残滓をたどったか妖滅士よ、うぬがをとめの弓がはたしてこの我旺の身に届くものかな」
ミナ「あなたの邪気が弱まったのは私にも感じている、でも未だ世に讐成さんとするら、この弓であなたを狩るわ」
「我をあやかしと同等に扱うは致し方なし、されどうぬの弓ではこの我旺みじろくことは許されぬわ」
・対雲飛
我旺「御身には大恩あれど我が望みはとどまることを許されぬ、今こそ我が大望の鬼十字、貴殿の大望に応えんや」
雲飛「未だ野心はとどまらぬかもののふよ、なれば其方の心の赴くままに振るえるその槍存分に受け止めてやろうぞ」
「天下に覇を唱えるも我が大望のひとつ、この我旺をもののふと称するならばその戦の行末存分に御覧じろ」
・対夢路
我旺「未だ俗世にたゆたうておるか夢路よ、されどこの我旺をいかに導くつもりで参ったものか」
夢路「この夢路も己が路は定まらぬもの、されどかつて路を示された我旺さまの路を拓く力添えいたしたく思いますが」
「今は導きはいらぬが、あらためてうぬの忠義は有難し、なればうぬも我が路見届けていくがいい」
第四回戦(対夜叉丸)
・仕合前
我旺「やはりうぬであったか夜叉丸よ、俗世との関わりを断ち切れねば、うぬの父も苦しんだ挙句に命を落とさずに済んだものの」
夜叉丸「言うな、我が父上はひとえに民の為を想いその身を投じた、その民をも渦に巻き込まんとするなら、俺がお主を討つ」
・仕合後
我旺「力なきものが苦しむ世を糺さんと欲するなら、世を変え、民をも変えねばならぬ。それすなわち民そのものが己が弱さに甘んじてはならぬのだ」
夜叉丸「くっ、それゆえに民の命を落とすも厭わぬというのか」
我旺「己が命を護るは所詮己自身、うぬ自身もそのことに想いをいたすであろうか」
第四回戦終了後
(ここまでストレート勝ち、もしくは武器破壊技もしくは秘奥義でフィニッシュ3回以上で特別戦に移行可能)
我旺のもとに1枚の大型じゅうたんが舞い降りる
我旺「ほう絨毯か、ここに舞い降りんとなればこれに乗れというか」
我旺、じゅうたんに乗り、そのまま空を飛ぶ。
我旺「うむう、いずこへ飛ぶというのか」
(条件未達成時:そのまま共通パターンに移行)
我旺「むう、わしの他にも彼の地に向かわんか、いずれ劣らぬますらお揃いよ」
(条件達成時)
突然、天空から何者かが落ちてくる。
「うわああああ!」
それは頭からじゅうたんにめり込み、それから起き上がる。
「いたたたた、もうリスキーったら、有無を言わさずぶっ飛ばすんだから」
我旺「うむ、名乗れいをとめよ、うぬの名を」
「あれ、ええと、私はシャンティ。歌って踊れるガーディアンジニーでーす」
我旺「いずれこの我旺とまみえんは、死合う覚悟で来たのであろうな」
シャンティ「何だか物騒なお殿様みたい、でもここで怖じ気づいたら女がすたる、て言ってみたりして」
特別戦(対シャンティ)
・仕合後
我旺「見事な散り際であった、よき闘いであったぞをとめよ」
(共通パターン)
魔法のじゅうたんはやがてペルシャにたどり着く。
我旺「ここが“ぺるしあ”の地か、彼の地で覇を唱えんもまた一興か」
つづく
先の事件で負傷したマティアをルパン本人が見舞う。贈られた彼女自身の店の花、その想いとともに、ルパンを受け入れ、彼も事件の真相を探っていると理解するが。
連日出される五エ門のソバに文句をたれつつも、先の賊の正体をつかみ、次の狙いがメキシコだという情報をも得る。これがいかなる意味をなすかはともかく、同じく情報を入手した銭形たちも向かうことになったが。
漠然とした気分で現地に向かうルパン、その途上今度の件はルパン自身が目的と語る。かつて祖父一世が彼によこした教育係がその巴だというのだ。もっともルパン自身の過去は未だ謎なのはともかく、尋常でない教育だったのは間違いはなく、ともすれば今の人格と生き方の片鱗は彼女自身が形成し、かつての襲撃に身を呈して守ったこともあった。その意味でもルパンの母といえば納得はいくのだが。
最後、一族の宝を奪って姿を消した。果たして彼女の真意と謎の女メルセデス、そして組織との関わりやいかに。あのダイヤとともに真相を突き止めんとするのだが。
現地メキシコの銀行、ものものしい警備の中、ルパン、そして件の組織を待ち構える銭形たち。対するルパンも警戒しつつ待ち構えるも、今度は装甲車で現れ、襲撃の後目標物を奪わんとするがこれもまた囮か。
追跡を銭形に任せ、自身は先回りでアジトに潜入するルパン。罠にはめられるもものともせずメルセデスを追う。
軽い小細工とともに追い詰めんとしたルパン。今度こそ巴の真実を問い詰めんとする。メルセデスもまた巴に教えを受けたものだという。
ルパンに凄まれ圧倒されるかにみえたメルセデス、彼女の身柄を銭形に任せ、金庫内の置き手紙とともに、新たなる謎に挑まざるを得なくなった。
巴は生きている、その懸念とともに。
さて今週のジャンプレビュー、まずワンピがお休みということで、
<あかね噺>
あらためて兄弟子の噺に圧倒され己の芸を磨くことを心に刻むあかね。彼もまた師匠の教えを愚直に学んだうえでのほどよい厳しさで彼女を導く。そんな兄弟子もいずれの大望における大いなる力になるだろう。
<WITCH WATCH>
空を飛ぶ魔法を託され、ものにしようとするケイゴのもとをネムが訪れる。互いに距離を置いている二人だが、とうとうその距離を縮めるのか。
<高校生家族>
目出高の新入生二人、ともに入部テストの末バレー部に入部するが、いずれはある意味破天荒な父の洗礼を受けるか。
そして<あやかしトライアングル>
結局今までの思い出を選んだすず。その上でこれからのトラブルを乗り越えていこうと心に誓い、祭里とともに歩んでいこうというわけであった。
あと次回からジャンププラスでの連載に移行するということで、こちらも機会があれば目を通しますので。
といったところでまた来週お目にかかりましょう。
さてみなさん、今回のクレイドルエンドは、かつて女スパイミハルの弟、今では情報屋として暗躍するジルの先導で危機を回避せんとする様を、そして現在の情勢を鑑みてのギルダスたちの決意をお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
ちなみに前回のストーリーはひとまずここに。
第12話:蠢くものたち
その1
その2
それでは本編をば、あらためてごゆっくり。
地下道を歩む一行。ふとギルダスが先導のジルに話しかける。
「ところでジルさん、あんたとは他人のような気がしないんですけど」
「ええ、実は僕とキッカ大佐とは縁がありまして、といってもカイ=シデンさんを挟んでのことですが」
「ああ、カイさんか・・・・・」
行く先に気を配りながらもジルはかつて一年戦争のこと、彼が知りうる限りを語り出す。
かつてWBがベルファストに寄港した際、彼の姉、ミハルがジオンの諜報員として潜入するも、その先で知り合ったカイに協力する形となり、ジャブローでの移動時の戦火に巻き込まれ命を落としたいきさつがあった。
はじめジルたちもミハルの死のこともあってかカイには恨みすら覚えたが、セイラを通じて財団の援助とともにカイも親身になって気遣ってくれたこともあり、次第に彼の力になろうとも思い始め、表向きは小さな商売を営みつつも彼なりに情報活動を裏で行うことになっていった。
「今回このベルファストにおいて不穏な動きありとの情報を入手し、何とか伝えたいともいましたが、実際その騒乱に巻き込まれ、この地下道に逃げ込んだ先にみなさんと出くわした次第です」
「そいつはラッキーだなあ、なんせ現役の軍人がいるから」
「そいつはどうかな」
友人の安堵をギルはたしなめつつ、銃片手に先へと進む。
「相手がどう出るかが分からないし、俺もどうなるか分かったもんじゃない。ともかくみんなの命に責任があるのには変わりないさ。そいつが軍人の使命って奴だから」
そのうち、先に人影を認め、ジルがテーザーを構え、ギルダスも改めて銃を手に踏み出す。しかしその相手はギルダスたちを認めるや、
「待て、撃つな、連邦軍の者だったら降伏する」
「どういうことだ、そちらはいわゆるテロリストじゃないのか」
「お、俺は単なるバイヤーだ。武器の件で交渉が決裂してドンパチになったところ、ここに逃げ込んでこのザマだ」
「なろほど、そういうことか」
ギルダスのうなずきとともにウィルが男の身辺を調べ、さしあたり武器になるナイフを押収してから手を後ろに組ませつつ前を歩かせつつ出口へと向かう。
そこにはすでに警察に身柄を確保された密売人たちと、現場に派遣されたトーレスがいた。
「・・・ご協力感謝いたします・・・・・」
男を警官に引き渡し、連行された後でギルダスはあらためてトーレスに謝する。
「お騒がせしました、申し訳ありません」
「いやいや、休暇中にとんだ災難だったな」
そこに友人たちが控えめながらも割って入る。
「もしかしてグリプス戦役の英雄、トーレス大尉じゃないですか」
「いかにも自分はトーレスだが、英雄というのは少し違うな。君たちがどう評するかは別として、あの戦いで仲間をずいぶん失ったからな」
「はあ・・・はっ!」
彼らもトーレスの心情に感じ入りつつ応える。
そこに南仏での任務を終え、基地に帰る途上のキッカたちも合流した。
「何か騒がしいと思ったら、一体どういうことかしらトーレスさん」
「ああ、キッカか、実は・・・・・」
そこでトーレスが、この街で起こったことを説明する。武器の横流しの決裂にての騒動を受け、現地警察から基地内のTWにも報せが届き、ひとまずトーレスが現地に向かうことになったのだ。
「なるほど、これは災難だったわね。でも事態が事態だから着実な対処も必要だったかしら」
「はっ、申し訳ありません」
「ええ、無事でよかったわ」
ギルダスの謝辞をキッカがうける中、そこに友人たちが割って入る。
「あの、キッカ大佐ですね、あのWB最後の・・・・・」
「おいおい!」
ギルダスがたしなめようとするもそれを抑え、キッカは応える。
「ええ、皆さんはギルダス少尉のお友だちですね、私からもお騒がせして申し訳ありません。ところで失礼ながら南仏で財団の孤児院の子供たちと同じに感じられましたが」
「恐縮です。自分たちもそれなり子供たちの力になろうと思っておりましたが」
ということで、トーレスやギルダスを交え、談笑に華を咲かせつつも、事態の収拾を受け、キッカたちはTWへと帰還後につくのだ。
「それじゃあ、元気でな」代表でギルダスが告げる。
「ああ、俺たちも信じてるから」と仲間たちも見送るのだった。
そしてジルも、妹のミリーと数人の男女が駆けつける。彼らもジルたちの情報活動を支援するメンバーたちで、無論戦乱の収束のために日々活動続けている。
「行ってしまったな」
「ええ、あの人たちもこれから忙しくなるのね、もちろん私たちもそれなり忙しくなるけれど」
ミリーの言葉に他のメンバー、中には二人と付き合っている者もいて、彼らもそれに頷いた。そこに友人たちが声を掛ける。
「あの、俺たちも力添えしていいでしょうか」
「ええ、あまり無理をなさらずに。こういうのも綺麗事ではすまないですから」
というわけで、ジルたち兄妹にささやかながら同志が加わることになる。この後も連邦有志内外での情報活動を続け、連邦弱体後に新たな秩序を形成する萌芽ともなるのだが。
「ということで現在の状況もただならぬことであるのには変わりはないけれど」
「そうだね、一つずつ摘み取るしかないんだね」
戻ってTWの食堂、今までの事項を鑑みてこれからの対策を練らんとする。そこにウィルが入る。
「次の任務は中米の武装組織の調査だというよ。そこにも多数の戦力を有してるから」
「とりあえず今回も治安維持だ。なるべく楽に仕事をしたいけど、これは中佐のお知恵次第だからなあ」
「それは最善を尽くすよ。俺としても全能というわけじゃないが」
「はっ、中佐!」
割って入ったノックスに三人が敬礼とともに迎え、食事を交えての談笑がてらの作戦会議を開くのだった。
中米にての武装組織攻略にかかるキッカたち特務隊。
そこには忘れられた英雄が孤軍奮闘していた。彼の危機にキッカたち、そして彼の娘は。
次回、機動戦士ガンダム・クレイドルエンド
父と娘と
君は、生き延びた先に何を見るのか。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、バトルコロシアム外伝・ADKうお~ず!から、西村アクジ・セカンドサウス編の後半パートをお送りいたします。
サウスタウンの衛星都市ながら、サウスタウン以上の無法都市となりつつあるセカンドサウスの暴動を食い止めるため奔走するアクジとテリーたちの活躍、そしてそこに巣食うカイン一党との決戦に臨む様をお送りする運びとなりました。それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>バトルコロシアム外伝・ADKうお~ず>西村アクジ編・その3
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<君は008(サンデー)>
忍の者を起源とする上月の一族、それが中野のテクノロジーにも影響を及ぼし、上月自身も中野のエージェントとして活躍をしている。そんな彼も己の思いとともに名乗らんに制裁を与え続けるが、最後で詰めを見誤ったか。
<浦筋(チャンピオン)>
久しぶりのノブも現在の浦安の日常に溶け込んで、小鉄をそれなりあしらいつつそれなりに対処し切り抜けていってるか。
<ジーニアース(チャンピオン)>
周囲の理不尽な大人に耐えつつ妹の厘と生きてきたトージだが、いざフォルセティの元に戻ると厘はネロのもとで新たなエージェントとなり、自分はお払い箱となったというか。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
麗子のサムアップの挑発に御弄される千晶たちだが、相手が相手なのでこれまたシャレにならない事態になっちゃったな。
そして<ルパン三世>
城の魔女と対面し姫誘拐の真意を問うも、当の魔女はあずかり知らぬという。これまた裏があると一旦は引き下がるルパンだったが。
というわけでまた来週のお楽しみにといったところで。
さてみなさん、ファン待望の『機動戦士ガンダム・水星の魔女』について、また一つ述べることになりました。それでは、ごゆっくり。
その水星の魔女、先の記事でヒロインがストーリー等世界観の鍵を握っていると述べましたが、なんとそのヒロインがメインを張るということで、それにかかわるキャラクターや世界観をいかに渡り合うかが期待してもいいところ。
そしてそのヒロインが駆るモビルスーツ、ガンダム・エアリアル
その機体が持つテクノロジーをして彼女を魔女と呼ぶならば、彼女を利用するもの、彼女と敵対するもの、そして彼女の力となるものが入り交じってのストーリーが分かり切ったことながらも予想され。否が応にも期待を持たずにはいられない。
ともかくも今後公開されるであろうプレストーリー等の関連情報にも期待を持ち、来秋の本編を待とうではありませんか。
さてみなさん、今回のナムカプケイ、ついにエピソード19のエピローグパートをお送りする運びとなりました。かつての強敵ながら今や大いなる協力者たる男がもたらした情報により、世界の乱の根源と戦う決意を新たにしたものたちの様をしかとご覧あれ、といったとろで、それでは、ごゆっくり。
インターミッション:ゲゼルシャフト号ブリッジ
コブン「トロン様ぁ、3羽の鳥が近付いてきますぅ」
トロン「なんなんですの、これは」
レオ「おおヴァルドールよ、ようやく戻ったか。なれば直ちに収容されよ」
コブン「はーい」
ゲゼルシャフト号に案内されるまま3羽の鳥が船に近付き、代表の青白い男がレオと対面する。
ヴァルドール「レオ王よ、ようやくそなたのもとにたどり着けた」
レオ「それで、今回の凶事について何か知り得たことがあるのかね」
ヴァルドール「うむ、まずは神界へと連なる塔に、多数の魔物が集っていると聞き受けた」
ヴァルドールのうなずきによりロンベルトが前に出て説明を始める。
ロンベルト「俺が調べたのは塔の下なんすけど、まずそこは小さな街のようで、そのドラクマーの塔みたいでして、あと上は上でまさに天高く建っていてまさにあのドルアーガの・・・・・」
ヴァルドール「そこまで述べれば分かるだろう。ドラクマー、ドルアーガの塔がそれぞれ幻想界、魔界より展開へと至らんとすると同じように・・・・・」
ワルキューレ「やはり、神界へと至らんとしているのですか」
ヴァルドール「そういうことだ」
レオ「やはりザサラメールの目的が神界なら、我らも一刻も早くたどり着かねばならぬ」
ヴァルドール「いや、真の目的があれなら、我らをおびき寄せるも目的でもあろうが。いずれにせよここは俺たちも力となろう」
レオ「うむこれは有難い。それはそうと、物質界のお歴々はいかがする。ここまで来れば後戻りもままならぬゆえ」
ハイデルン「いや、ここまで来ればこそ我らの任務なり使命なりを完遂せねばならぬからな」
京「まあ、俺としてもまだまだ燃え足りねえからな」
テリー「まあ乗りかかった舟ってわけだからな」
リョウ「力を振るって大いなる敵と戦うのも俺たち極限流、そして武道家の本懐って奴だ」
覇王丸「未だ凶事のもともあるっていうから、片っ端から斬り拓いてみせるぜ」
ナコルル「大自然のために私たちができることなら」
フェリシア「みんなあたしたちに任せなさいってことね」
デミトリ「勝手に取り仕切るな、しかしあのジェダが未だ沈黙を守っているのも気にかかる」
モリガン「あの人のことだからいろいろ便宜を図っている一方何やらを企んでいるみたいだからね」
春麗「ねえリュウ、私たちも力を振るわなきゃいけないみたいね」
リュウ「そうだな、この先の大いなる戦いを経て真の格闘家への路があるならば」
ケン「相変わらず真面目だな、しかし俺たちも最後まで付き合うぜ」
レオ「話はまとまったな。なれば彼の地へと船を進められよ」
トロン「はーい」
シオン「ところでどしたの、ジュニア君」
ジュニア「ああ、かつてU-TICの奴らと戦った際に、どこか引っ掛かったものがあるんだ」
ジギー「うむ、かつて俺も感じた、大いなる闇に蠢く“何か”の存在、だな」
シオン「おそらく、それがすべての糸を引くもの、なのね」
ケイオス「・・・・・」
一方その時、神界近くの一室にて
ザサラメール「そうか、ユンナが逝ったか・・・・・」
ティラ「まあ、今まで好き放題やってたから、あいつも満足だろうよ」
ザサラメール「所詮“うつろわざるもの”は単なる幻想にすぎぬか。いやそれに近き“存在”ならば・・・・・」
レオリナ「ああ、そのためのお膳立ては整っているだろう」
ザサラメール「無論だ、そのための舞台は整っている」
ティラ「そのための下準備に手間取っちまったがね」
そこに武装化装備を整えたサッカバスが現れる。
サッカバス「いずれにせよ、こちらの準備も万端さ、そちらの方も抜かりはないようだな」
静かに頷くザサラメール、その手には武器の代わりにワインがなみなみと注がれたグラスを持っていた。
ザサラメール「そう、大いなる“存在”のための盛大なる宴、存分に催そうではないか、諸君」
他の三人もまたグラスを持っていて、ザサラメールがワインを口に含むと、三人もそれに倣う。そしてそのグラスを床中央に投げ捨てる。光彩を放ち砕けるワイングラス。
NEXT EPISODE FINAL:Far Away
今回から後半戦、ルパンに絡んでいく女たちを中心に描いていくというが。摩天楼の厳重な警戒をかいくぐり、ルパンの謎の集団との銃撃戦が繰り広げられる。しかし敵はみな同じ顔の女たち、これは一体何をものがたるか、そして警備の中ルパンを見かけた女刑事は何を想うか。
銃撃戦に巻き込まれた一人の少女、それをルパンが助けるも、おそらくリーダーの女が立ちはだかるが。
そもそものいきさつはレイブンの事件からしばらくたち、ニューヨークに新たなねぐらを構え、日々を暮らしヒマをもてあましていたルパンたち、そこに不二子が訪れ、歴史上いわくつきのお宝の情報をもたらし、その中の赤いダイヤを気にかけつつ行動を起こすところから始まる。
それこそが何もかのルパン一世のコレクションで何者かに奪われたダイヤという。一世の誇りにかけて奪い返さなければならない。
件のオークション会場に予告状を届け、駆け付けた銭形たちを横目に展示された美術品とともに飾られた花をたよりにそれを飾った花屋に接近する。花屋の少女との語らいの後で一通りの小細工に取りかかるルパン。件のダイヤの出品者の手がかりは未だつかめぬ中、会場に謎の女も訪れていた。
ルパンの方も着々と準備を進め、花屋の少女マティアに近付いて虫型のマシンを使って内部を調査し、不二子も警備の内情をさぐっていった。それにしても銭形も念のこもった警備だがマティアもいい迷惑だな。
さておき作戦は実行に移されることになるが、まずオークションが開かれる中。会場の目をくらませる。そこでルパンたちが突入するも、謎の爆発とともにあの盗賊団が介入してきたわけだが。
それにしても銭形とともに警備にあたる女刑事はともかく一連の騒動を傍観する女たちにも気になるが。
そこにたまたま居合わせたマティアも騒動に巻き込まれ、あわや瓦礫の下敷きになるもルパンによって助けられる、しかしマティアは頭を打って深手を負い、さらにあの女、奪ったダイヤとともにルパンの時代は終わったと吐き捨てつつ去っていく。しかし彼女がもうひとつ口に出した“巴”なる名前は、ルパンの母親だというのだがこれも一体何をものがたるのか。
様々な謎を秘めて物語は続くのだった。
さて今週のジャンプレビューは、
<ONE PIECE>
炎に包まれる鬼ヶ島、各員が襲い来る炎に対する中、雷ぞうがかつての無念を込めての水流の術をジンベエのサポート込みで鎮火にあたる。しかし落ち行く島を食い止めるのはモモの助だとヤマトは告げるのだが。
<あかね噺>
己のペースを保ちながら、勝つ老人たちの気持ちにあわせて噺を進めるあかね。これも修行の成果と感心しつつ、兄弟子の高座を迎えるのだが。
<WITCH WATCH>
苦手なバイト仲間に対して感覚を真逆にする魔法で対するカンシ。しかしそれなりに話しを進めることができ、ついでに苦手な彼女とひとまずお近付きになったな。
<あやかしトライアングル>
ひょんなことから過去の世界に紛れ込んだすず。そこにはまだ男のままの祭里が。はたしてこれから起こりうる未来にどう対するのか。
<高校生家族>
新学期のレクリエーションで悪戦苦闘、結局はみんなある程度打ち解けられてよかったかな。
といったところでまた来週。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、CSNよりMOWのオリキャラたるアムリタ対ストZERO、Ⅲ系キャラのシナリオをお送りいたします。
今や後述のⅣ並びにⅤにても活躍する彼らと翻弄せんと暗躍するアムリタとの駆け引きも一層楽しんでいただけるようにとシナリオを組みましたが。
ともあれそんなこんなで、それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>CAPCOM VS SNK・namco>アムリタ>CAPCOM・ストリートファイター系キャラ
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<BLACK TIGER(グラジャン)>
偽ダイヤをめぐる様々な人間模様、その輝きに弄ばされるものもあれば絆を深めるものもある。それをいかに付き合うかはその人次第か。
<MAO(サンデー)>
姉綾女の横やりで引き下がらずを得なかったかがり、このままでは済まされないと今度は不知火に取り入らんとする。その一方で御降の屋敷跡に謎のお面が、これは何をものがたるか。
<君は008(サンデー)>
アララギ校長も裸足で逃げだすというドグラのアンガスト。彼とか変わらぬように告げられるエイトたち。その一方名乗らんとかつて関わった上月がまさに対峙せんとするんだが。
<バキ道(チャンピオン)>
スクネとの激闘を制し、久々の勝利の高揚感を味わったのもつかの間、その余韻に浸る間もなく、なんとバキとの再戦にもつれ込むのだが。
<浦筋(チャンピオン)>
野球仲間を増やそうとする勇子だが、先方には戦法の事情があるからこれまた難しいところ。
<ジーニアース(チャンピオン)>
鈴木とネロの対峙をよそに次々現れる能力者。身を守るためとはいえ一般人に被害を与え続けていくのだが。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
クマ殺しの噂を聞いてまさかの大祐がやり玉に、でも結局いつものノリで切り抜けられてしまったか。
そして<ルパン三世>
キシャラが召喚した精霊は何かとお調子もので、なだめすかすのも何かと大変だったが。
といったところでまた来週。
さてみなさん、ONE PIECE本編もいよいよ佳境に入ったかと思いきや、なんと今夏その新たな映画『FILM RED』が公開される運びとなりました。
気になるストーリー、といっても今までのストーリーが「古いつわものとの対戦」がメインとなっており、今作もこういったきらいがあるとは踏んでおりますが、
なんと今作のキーキャラたる一人の少女、ルフィの海賊の足を洗うよう促す物言いはたしかに肚に一物ありそうな感じがするも、ここから波乱を引き起こすことは間違いない。はたしてその背後にはいかなるつわものが隠れているのか、とひとまずの期待を込めてひと時キーを放しましょう。
<続報>
なんと件の彼女の名はウタ。ワンピ世界の歌姫と謳われた、なんとシャンクスの娘だという。その事実に海賊や海軍につけらわれているらしく。それを守らんとするルフィの大立ち回りが期待で機ということで。いずれいかなる展開になるかは8月を待て、ということでしょうか。
よくドラえもんのひみつ道具の中で、おもむろに置かれていたのを、のび太くんあたりがたまたま動かしてお話が進むシチュエーションがある。
結論から言ってしまえばこれも「お約束」の類いであろうというのはいまさら述べるまでもない。
これまた知る人ぞ知るものだが、ドラえもんのひみつ道具は四次元ポケットにあらかじめ収まっているものや、途中で未来のデパート等にて購入したり借りたりするものがある。今回取り上げるのはそれら後者のものでもある。これは先に述べた事情から、のび太くんが何らかの問題にあってからドラえもんと相談の末ひみつ道具を出してもらうということの簡略化だろう。
と、そこまではいいけれど、問題はその置きっぱなしでトラブルにつながるといったことである。
その代表が大長編の『のび太の大魔境』にて空き地に置きっぱなしの“どこでもドア”を近所のおじさんたちに燃やされたり(原作)壊されたりして(新旧映画)帰れなくなり、『魔界大冒険』では置きっぱなしの“もしもボックス”をママが捨ててしまい、もとの世界に戻せなくなったというくだりである。
これは物語の中で冒険における「退路を絶つ」つまり「後戻りができなくなる」というシチュエーションで、それなりの緊張感を得られたこともある。
それはそうとこれら二つの事柄をまじめに検証すれば、別に置きっぱなしにしなくてもよかったのではないか。そうしないと道具の効き目がなくなる、とも描かれていないのでそう考えられる。
とはいえこれも最初の事情も相まっての、結局は作者の藤子F先生の漫画を描く際の、あえて言えば悪いクセから生じたものであったともいえるかもしれない。これを持ち味ととらえるかどうかはやはり読者の判断に任せてもいいことだけれど。
さてこの時期のこち亀は何かとイジられキャラとなりつつあった両津の存在意義について、もともとが破天荒ながらも己の生き様については筋が一本通っていたが、その信念も曲げられヘタレキャラと見られがちなので今一度見直そうといった試みがなされていた感もあった。しばしば描かれるズッコケ話の反面一応活躍を差せようといった意気込みも認めるところ。それでも悪戦苦闘には変わりはないだろう。
その影響からか、この年もいわゆるオリンピックイヤーということで前回ぞんざいに扱われがちになった日暮を一応活躍させようといったストーリーも一応は評価もできるかもしれない。
ともあれそんなこんなで無難に進行できたこの時期だったが、やはり両津に関わる一部のキャラ、その売り込みを狙おうとして大きな問題となったのを次回に向けて述べておきたい。
さて今週のジャンプレビューは、
<ONE PIECE>
覚醒したルフィ、倒れても立ち上がり打たれてもはね返す。そのデタラメな実力をもってカイドウを翻弄する。このまま一気に討ち倒すことができるのだろうか。
<あかね噺>
先回学んだ人とのふれあいについて、まずは老人ホームにての高座、一人一人との対話のつもりで噺を進めることを身をもって学んだか。
<WITCH WATCH>
生徒会に付き合うことになったモイ、たしかに彼に足りないのが人とのコミュニケーションといったところなのだが。
<あやかしトライアングル>
何かと不器用なところもある恋緒、しかしいざとなれば祭里も頼りにするのだからこれには希望を持つことができたか。
<高校生家族>
新学期に臨む家谷家、光太郎も新たなクラスにて家族が離れ離れになることに不安を覚えるも、家族とともに付き合ってる友達ともまた一緒になったことにまずは一安心なのだが。
というわけでまた来週。
さてみなさん、今月のストロングワーズは、ルフィまさか三たびの敗北でカイドウの勝利に帰すと思いきや、そこからまたもや復活し新たな力に覚醒するまでのいきさつを遅ればせながらもお送りする運びとなりました。それでは、ごゆっくり。
・悪意の言葉
「お前らはおれに歯向かい、怒りを買った!!!
“敗戦”とはこういう事だ!!!お前らが敗けた代償に差し出すものは「人権」と「希望」!!!
モモの助を連れてこい!!!それまで戦いはやめねェぞ!!!(カイドウ)」
第1043話:一緒に死のうよ
ルフィとカイドウとの三度の対戦ははからずもルフィの敗北で幕を閉じた。それを機にカイドウは一抹の失望を胸に秘めつつ未だ城内の反乱軍に最後の攻勢、そして支配と蹂躙を圧倒的の悪意を込めてかけんとする。それは強きものとして他人の死をも支配せんがごとくに。
・覚悟の言葉
「ダメだ、許さない!!生きて何になる!?また奴隷に戻って力尽きて死ぬ日を待つのか!?
降伏が命を救うとは限らない!!!
オロチに屈せず弔いに散った各郷の“大名”達の無念もそう!!
この戦いは「ワノ国」の20年を背負ってるんだ!!!
ここで手を引くくらいなら、一緒に死のうよ!!!(ヤマト)」
第1043話:一緒に死のうよ
カイドウの圧倒的な攻勢に反乱軍も命運も突き、もはやこれまでと降伏を決するモモの助に対し、今までのカイドウへの抗いを無にすることを潔しとしないヤマトはそれを思いとどまらせようとすべく叱咤する。たとえ命を捨ててもこの国を支配蹂躙したカイドウへの抗いを最期まで全うせんとすることこそ、今まで散っていった魂に報いるべき路ということだが。
・智慧の言葉
「どうしたんだ?おれ・・・・・
何で?・・・また立てる。
敗けたのに、楽しくなってきた」
「おれのやりたかった事全部できる・・・・・!!もう少し戦えそうだ。心臓の音も面白ェ!!
これがおれの最高地点だ・・・・・!!これだ・・・・・!!!
“ギア5(フィフス)!!!」
「以上2つモンキー・D・ルフィ)
第1044話:解放の戦士
カイドウに三たび敗れ倒れ伏したはずのルフィだが、気が付けば己の中の高鳴る鼓動とともに起き上がっていた。それはこれから起こりうるであろう四たびの戦いに備えんがため、そして己の力の高まりをも楽しまんが為でもあった。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、ONE PIECEレビューの総集編、第97~99巻分をお送りいたします。
ついにカイドウの本拠鬼ヶ島に討ち入ることとなった海賊・侍連合、しかしそんな中のカイドウの陰謀、それに抗うルフィたちの奮闘、そして本編も記念すべき1000話にかかりあらためてのルフィの強き意志をここにお送りできればということで本記事をお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>アニメ・テレビ番組・映画>ONE PIECEレビュー総集編・その7
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<MAO(サンデー)>
かがりの猛攻で苦戦の菜花に駆け付けた真緒。かがりの呪具を封じるもそれを収めた姉。これはまだまだ予断は許されないか。
<君は008(サンデー)>
敵基地に乗り込んだエイトたち。そこにたちふさがったのは名乗らんことアスヤ。かつての友との対戦だが、そうそう熱くはならずひとまずはあしらって次に進むか。
<浦筋(チャンピオン)>
毎度のことながらエイプリルフールのウソはお遊び程度にした方がよく、本当に騙せばあとで怖いことになるからな。
<ジーニアース(チャンピオン)>
鈴木とネロ、太古からの因縁でこの星の命運も定まっていくが、今は水面下での折衝で済まそうとするがこれもいかに。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
突然のクマの来襲にさしもの鈴も手も足も出なかったか。これも千晶たちのサポートで事なきを得たのだが。
そして<ルパン三世>
とらわれの姫の前で自らの魔法の秘密を明かし、いずれはこの魔法でこの王国をも乗っ取ろうとするのか。一方の不二子も何やら悪だくみを始めんとする。これもいつものことだろうが。
といったところでまた来週。
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