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エピソード19:力の滓(その27)<namco×CAPCOM・SNK>

さてみなさん、今回のナムカプケイはついに侍魂の宿敵アンブロジアとその眷属たちとの決戦に臨む様をお送りいたします。これにて一応のケリも着くかもしれないけれど、はたしてどうなることやら、といったところで、それでは、ごゆっくり。

MAP:無限屋敷中枢

・中枢のコアを中心に、腐れ外道以下魔物たちがひしめいている。
覇王丸「ようやくここまで来たな」
ナコルル「はい、自然の声とはまるで正反対の禍々しい声が聞こえるのみです」
柳生「このようなる異界に流れる気、何としても払わねばならぬな」
覇王丸「ああ、まだ先はあるがこれが俺たちにとっての最後の戦いだ」
・プレイヤーを数チーム選出後、戦闘開始
覇王丸「まずは外道の群れか、とっとと祓って楽にしてやろうぜ」

・一定数の敵を撃破後、傀儡の剣士の群れが現れる。
覇王丸「おいでなすったな傀儡ども、しかし思えばこいつらも戦うのみのため創られた哀れな奴らだ。ここはさっぱり倒して祓ってやろうぜ」
色「・・・怖く、ないのよ、あなたたちも、己の魂を、解き放って」

・続いて数匹の犬が現れる。
ガルフォード「おおっと、こんなところに結構いい犬が現れたな、ってこいつは魔界の魔物だな」
半蔵「このただならぬ妖気、気をつけよ、これこそ暗黒神の眷属ぞ」

・更には巌堕羅の群れも現れる。
覇王丸「まったく次から次へとせわしねえなあ。こうなったら最後まで付き合ってやるぜ」

・その後で1ターンごとに歴代ボスが現れる。
天草「忌まわしき封印は消え去った。今こそ汝らに死と恐怖の罰を与えん」
半蔵「笑止千万なり、罪は己を律するものなれど、罰は他人を制する優越感が故のもの。ぬしの優越のための贄となるわけにはいかぬ」

・続いて壬無月斬紅郎が出現する。
斬紅郎「我は鬼、我は鬼、今こそうぬらの血と魂で、我が剣を極めん」
柳生「やはり来たか壬無月よ、剣を極めんがために災いと成すか。なればこそお主の剣、我が新陰流にて鎮めてしんぜよう」
・続いて魔界の瘴気を取り込んだゴルバも現れる。
ゴルバ「我が剣も地に伏すこともはや一たびならず。なればこそ我が剣、我が覇道、そして我が生、もはや退かぬ、媚びぬ、そして容赦はせぬ」
覇王丸「いかに魔の力を得て無限の強さを得ようとも、結局は雲を、そして天をつかむこともままならぬものさ」
・さらには魔界の瘴気をまとった我旺も現れる。

我旺「これほどの戦いの気が高まり、我が心も歓びで打ち震えておるわ。そして今こそ人の心捨てる覚悟もでき、この魔界の瘴気をすべて取り込んでくれたわ。汝らの侍魂、今こそ示してもらおう」
覇王丸「とうとう魔物にもなり果てたか、だがあんたの心意気もひしひしと感じられるぜ。ここは最後まで付き合ってやろか」

・そして羅将神ミヅキがさらに多くの魔獣を従えて現れる。
ミヅキ「ラキ、ラキキキキ、これほどの妖気を吸い取りこれらも強大化した。あとはそなたらの血を取り入れさらなる力、そしてアンブロジア様の復活をならしめるのだ」
ナコルル「ああ、こうまで魔の瘴気が渦巻いているのですね。こうなれば私たちのできうる限りの力を合わせて」
リムルル「うん、姉さまだけを戦わせたりしないよ、あたしだってアイヌの戦士にして水の巫女だから」
ミナ「もとよりその覚悟、私も妖滅士、そして風の巫女として、世を騒がすあやかしよ、我が弓にてかくり世に帰せ」
チャムチャム「チャムチャムも炎の巫女だよ、ぶつけて燃やして鎮めてあげるんだから」
葉月「皆さんも意気上がっているのですね。それなら私も風間の忍、そして大地の巫女として最後まで戦います」
ガルフォード「彼女たちだけを戦わせるわけにはいかない。せめて彼女を護るため、俺は戦おう」
火月「おうよ、葉月はともかく他のお嬢ちゃんもまとめて護ってやるぜ」
蒼月「ふふふ、彼女たちだけではなくそなたも守らねばならぬようですね。しかしそれはそれで楽しいものです」
タムタム「ウム、ナラバ話決マッタ、露祓イナラたむたむ任セル。皆モソレゾレ力合ワセル」
覇王丸「みんな覚悟は決まったな、それじゃああらためて全力でいこうぜ」

・数ターン後
覇王丸「やはりあのばかでかい珠がやけに響きやがるな。もうそろそろいいだろう、とっとと姿を現しな暗黒神の」
奥の妖珠の共鳴から、ひとつの人影が現れる。
色「やはり、貴方なのね、アンブロジアの陰で、蠢いていた、魔の眷属を、統べしもの、壊帝・・・ユガ・・・・・!」
ユガ「正と負の気のぶつありあいより我が糧なる神魔の気、今ここに高まった。今こそ我が復活の刻(とき)。我が名は、壊帝ユガ。今、人の世は終焉を迎えん。我が意によって・・・・・」
覇王丸「ああ、今こそ思い出したぜ、和狆師匠の言葉を。大日の陰に魔界の力の源ありってな」
ガルフォード「それじゃあ、それがアンブロジアか」
半蔵「その言葉通りならば“あんぶろじあ”は魔界そのものであり、それを糧に蘇りしもの、そしてあれなる壊帝ユガとやらも」
柳生「うむ、彼奴等こそが“あんぶろじあ”であり“あんぶろじあ”こそが彼奴等であるか」
覇王丸「いずれにしてもすべて鎮めるまでだな」

・闇天草撃破
天草「まさか、我が、滅びるのか、いや、そんなはずは、ない、いずれ、蘇り、汝等に、災いを、成さん・・・・・!」
半蔵「なればこそ、蘇るたび鎮めてみせよう。それこそが、この半蔵のそして影に生きるものの、定めなり」
葉月「私も及ばすながら、魔を鎮める光となりましょう」

・鬼斬紅郎撃破
斬紅郎「災いを退けしものたちよ、真の敵は己の中にあり、一点の曇りなく、我が路歩むこと何と難しいものか、よくぞ、我を、討った・・・・・」
柳生「たしかに心致さねばならぬか、されど己を律してこそ、魔を祓うべきことだな」
リムルル「何かを護るために、業だけじゃなく心も強くしなきゃいけないね」

・真ゴルバ撃破
ゴルバ「やはり滅びの運命は避け得られぬか、なれど我は魔界に鎮むのみ、その上で其方等の滅ぶさまを見届けてみせよう」
タムタム「たむたむ、死ヲ怖レナイ、コノ世ヲ滅ボサセヌタメ、コレカラモ戦ウ」
チャムチャム「ボクももっと強くならなきゃ、あと心も高めないとね」

・魔界我旺撃破
我旺「世の哭き声は、未だ止まず、なればこそうぬらは、それらを鎮めることが、できるのか・・・・・」
狂死郎「そういうならば鎮めてくれよう、今更ながらにそれこそが、我が狂死郎歌舞伎、そして退魔の舞の使命なりぃ」
ミナ「これからのことは分からないけれど、私も、この弓にかけて、世を護ってみせるわ」

・羅将神ミヅキ撃破
ミヅキ「ラ、ラキキ、アンブロジア様がいる限り、我は、決して、滅びぬ・・・・・」
覇王丸「それならば俺たち人間も滅びることはないさ」
ナコルル「自然の力を、人々が受け入れ続ける限りには」

・壊帝ユガ撃破
ユガ「おお、我が身に、光が、差し込んでいく」
色「大日の、影たる、貴方も、大日そのものに、取り込まれて、いくのね・・・・・」
覇王丸「これですべてが終わった、ともいえないが、魔界も鎮まれば、まず大丈夫だろう」

・敵全滅後
覇王丸「これですべてが終わった、かな」
ガルフォード「Oh、この部屋そのものが揺れているな、まさかここも崩れ去るってところか」
半蔵「アンブロジアの沈黙ゆえ魔界そのものも鎮まり、この部屋も魔界の淵に沈むもまた時間の問題か」
チャムチャム「ここも崩れちゃうってことは、ボクらも危ないってこと。どうしよう」
タムタム「ウム、ココハ巫女ノ力デナントカナルカモ、シレナイ」
リムルル「ええっ、でもどうやって」
ナコルル「たしかに自然の力を借りようとも、これはままなりません、でも、できる限りは」
ミナ「そんな悠長なことはできないわ。せめて崩れるがれきを退けられれば」
天井が崩れ、そこからゲゼルシャフト号が現れる。
コブンの声「みなさーん、ここも崩れちゃいそうなので、回収に来ましたぁ。すみやかに乗ってくださーい」
覇王丸「おお、これぞ渡りに船か、それじゃあみんなゆっくりと乗り込んでいこうぜ。しんがりは俺でいいだろう」
プレイヤーが次々と乗り込んでいき、最後に覇王丸が乗り込んでいく。
コブン「これで全員乗り込みましたぁ」
覇王丸「そうか、これでこの地ともおさらばだな」
ゲゼルシャフト号が飛び立つと同時に、魔界の無限城も大地ごと崩れ去っていく。

MAPクリア

TO BE CONINUED

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