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ラスト・ブレッド<今更ながらルパンレビューPART6>

深夜の銃撃戦に臨む次元、先だって愛銃の疲弊を指摘され、修復に伴って威力の少ない弾しか使えない。それでも敵の殺し屋を機転で倒したのだが。
ところ変わってイギリス郊外の小学校、とある少年が見とれているのはリリィ。そんな彼らのやはりルパンが見守っていた。
しかし美術館の見学にてリリィが何者かにさらわれてしまう。それを少年が、そしてルパンが阻む。その際に自身のことを伏せるようケニー少年に言い付けるのだが。
誘拐未遂のことはホームズ、そしてヤードにも知らされる。そのころからもレイブンのことが懸念されているか。
警部との相談の末リリィをロンドンに戻すことになりケニーともお別れとなる。その際伏せておいた足長おじさんの話を切り出すのだが。
ダイナーで食事を取る二人の男、彼らが警部がよこした移送役の刑事たちだが、謎の男たちに拘束され再び誘拐計画が実行されんとする。
しかしその計画もまたルパンには筒抜けで、移送の途上には次元が待ち構えていた。しかしもう一人、冒頭の殺し屋も立ちはだかっていたのだ。しかもリリィ抹殺の指令を受けて。
その殺し屋ロークと男たちが対峙し、リリィに銃口を向けるも、すかさず遠方から次元の狙撃で阻んでいく。ロークは脱出し、残されて怯えるリリィ自身は次元が助け出した。
しかしその先の苦難をほのめかしつつ、敵の追跡を振り切って己の生き方をも語る次元。
ついには最も厄介なロークとの追撃にあい、リリィをかばいつつ踏みこたえる。傷付いたマグナムを案じるリリィだが、いまだ立ちはだかるロークの前に、リリィが正体を現す。なんと自ら身代わりを引き受けたケニーだった。本物はすでにルパンの手引きで先生によって安全に移送されたのだ。
ともかくロークとの決戦も繰り広げられ、ケニーに男の生きざまを胸に刻ませつつ、最後の弾丸を込めてついにはロークを撃ち抜くのだった。
一つの戦いが終わり、次元も新たに新調した銃で再び戦いのただ中に踏み入れるのだった。少年の心に強き男の意思を込めつつ。

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