蜘蛛ですが、なにか?のレビュー(その20:まだ蜘蛛ですが、なにか?)
魔王アリエルの深淵魔法でその身を滅せられた彼女、だったが迷宮内で自らが前もって産み落とした一体として蘇った。
しかも最後の進化条件を満たし、ついに自ら定めた究極形態アラクネへと変化するのだ。
一方シュンのサイドでは、明らかに場違いなメカ群及びエルフの大軍に囲まれたソフィアとラース。しかし繰り出した魔剣ミサイルと血の魔法でそれぞれ屠っていく。これ以上の攻勢を防ぐべくシュンも再び立ち向かわんがやはり埒がわかない。更にアナが加勢せんとするも致命傷を負いそれをシュンがなんとか癒さんとする。しかしその際に禁忌のスキルによってあの知識が刷り込まれ、一時パニックに陥る。
一方で再び起き上がったユーゴーがソフィアに襲い掛かるもやはり返り討ちに、その際発した言葉に癇に障ったか、とどめを刺さんとするも、それを止めた者がいた。ソフィアがご主人様と呼ぶその女性。彼女こそが死んだはずの若葉だというが。
戻って彼女、ついにアラクネへと進化を遂げ、自らのステータスを確認するも未だ魔王アリエルには届かない。当面アリエルを避けつつ次の手を考える。一方で他の個体への餌付けをしつつこの場を後にする。これがのちに彼女の戦力となるというが。
続いてかの吸血っ娘の屋敷を調べるも、なんとエルフの集団に襲われているというが。
その屋敷内では領主が逃げられないと悟り、せめて赤子を使用人に託し脱出を図る。
しかし敵の襲撃を受け致命傷を受けるメラソフィス。しかし起死回生の手としてソフィアが彼を咬みなんと吸血鬼の眷属とする。その力を得て敵を屠るも、そこに現れたのはポディマスだった。後々の禍根として抹殺せんとするも、そこに現れたのは彼女。成り行きソフィアたちを助けんとするも、そのポディマスも魔王並みに強く、苦戦を強いられるも、自身に完結するスキルを頼ってなんとか渡り合わんとする。
しかしそのポディマスはなんとやはり場違いなメカ人間。上の頭を犠牲にして再び食らいつかんとするもこれでも埒が明かない。
そこに現れたのはやはりなんと魔王、先に対したイメージとは明らかに違うアリエル、さらにはポディマスとは面識があり、その真意をたださんとするもさらに襲い掛からんとする彼をやむなく斃す。しかし彼もあくまで分身、本体は別の場所にあり、おそらくかの森の中の地下の施設にて分体の一つが目覚め、逆襲の機会をうかがっているとか。
彼女にとって天敵たるアリエルだったが、実は彼女の体担当と融合し彼女に対する敵意も喪失してか休戦を持ち掛ける。そして何とか助かったソフィアたちを引き連れ魔族領へ旅立つことになる。強大な力を持つアリエルに対し回避をするしかなかったものの、先の事情で事実上攻略がなった。しかし世界の危機は刻一刻と迫りつつあり、その一因たるポディマスの根絶のためにはさらなる力を得なければならない。いずれにしてもアリエルの提案を受け入れ、彼女も共にするのだった。
魔王と手を組みともに旅立つ彼女、その魔王の軍勢を苦戦しつつも立ち向かうシュンたち。はたしてこの先どんな運命が待ち構えているのか、そしてそのふたつの運命が交わる先に何があるのか、といったところで先行きも不透明な展開だが、まあまずは彼女なら大丈夫だろう、というわけでこの物語は一旦閉じることになる。
というわけで本編の記事も、今後のストーリーが再びアニメ化するのかとひとまずの期待を込めてしめることにしましょう。それでは、また会う日まで。
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