探偵と悪党<今更ながらルパンレビューPART6>
鉢合わせたルパンとホームズ、その際リリィが怯えるような悲鳴とともに気を失う。なんとか追跡をかいくぐったルパン。しかしホームズもルパンとはどこかしら因縁があったのは推して知り得ていてが、これもただならぬとみたが。警部は銭形に任せるよう引き留めるが、あらためて爆殺の現場を検分し犯人が大胆で巧妙な手口であることで、リリィ、そしてルパンとの関連も核心に変わりつつあるか。
一方ルパンも件の絵については未だわからずじまい、そもそもレイブンというのは第二次大戦よりイギリスの陰で暗躍する組織でそれが隠した財宝が目的であるとか。しかしルパンの方もホームズにコンタクトを取らんとするか。
そのホームズについて、いくらかのニセモノと対峙したことのあるルパンにとっては本当の意味でかの名探偵の名を受け継いでいるとか。それが10年前にある事件、相棒のワトソンを失った件で一戦を退いたとか。やはりレイブンと関連ありなのか。
一方のリリィも目覚めたさいにルパンのことを問うも再び頭痛とともに父親の記憶を取り戻さんとする、やはりワトソンの娘で間違いないか。そしてホームズも誓いを新たに街に繰り出さんとするのだが。
独自の捜査を続ける銭形を制肘しつつ、協力を持ち掛けるレストレイド、そして街をさまようホームズもまた何かを求めんとするのだが。
次元たちの抗議をよそに荷物をまとめて一時撤退を決め込むルパンのもとついにホームズが訪れる、綿密な捜査と推理の末の特定なのだが。なにより中破した車がモノをいったな。
ともかくも乗り込まんとするホームズを五エ門と次元が対峙するもひとまずかいくぐるも部が悪いとみてこちらも一時撤退、不二子たちの追跡も切り抜けつつレディの不二子には程よく接していく。
しかし胸元の絵には目もくれず、まっすぐ廃ビル内のルパンと対峙、やはり10年来の因縁とともに銃口を向け合う二人、誇りを取り戻したホームズと、自らを悪党と嘯くルパン、お互いリリィを絡めた因縁をほのめかしつつの駆け引きの口上、そのうちに銭形の介入を招いていく、これもホームズの切り札だというが、結局最初の宣言通りビルを爆破しまんまと逃げおおせる。
リリィの悪夢の中、倒れたワトソンを足元に立つルパン、まさか彼に手を掛けたのはルパンだというのか。
そしてそれらの動向を病室で傍観していたアルベール。彼もこれからどう関わるのか。
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