9月のおしらせ
さてみなさん、ようやく9月、夏休みも終わり新学期に臨まれる方もおられる一方、まだまだ残暑も厳しい中でも仕事に打ち込まれる方もおられることでしょう。しかし暑さ寒さも彼岸まで、あとひと月しっかりと生きていきましょう。
さて当ブログにおきましてはスケジュールの都合、更新も滞っている今日この頃、なるべくペースを乱さず進めていきたいと思います。さておき今月から侍魂系にて新企画も本格的に始動します。
その他盛りだくさんの企画もありますので、それでは、9月もごゆっくり。
さてみなさん、ようやく9月、夏休みも終わり新学期に臨まれる方もおられる一方、まだまだ残暑も厳しい中でも仕事に打ち込まれる方もおられることでしょう。しかし暑さ寒さも彼岸まで、あとひと月しっかりと生きていきましょう。
さて当ブログにおきましてはスケジュールの都合、更新も滞っている今日この頃、なるべくペースを乱さず進めていきたいと思います。さておき今月から侍魂系にて新企画も本格的に始動します。
その他盛りだくさんの企画もありますので、それでは、9月もごゆっくり。
今回の平成こち亀は、この当時テレビアニメもレギュラー放映もひとまず終了し、原作の方も落ち着いてもいいと思いつつも、大活躍というか大暴れというよりも、ほどよいギャグやらズッコケでお話を進めようというつもりで描かれたはずだが、やはりサンタ大会やらゴルゴ十三やら海パン刑事の取り調べやらの三文コントに陥ってしまった感もぬぐいがたい。
挙句の果てには擬宝珠家スキー旅行の巻での伝説のオープニングが繰り広げられてしまった。
まあこのようにインスタントラーメンよろしい両津のイジられっぷりがすさまじかった印象でもあるのだが、それでも昔の想いで話やらスキー旅行の最後の辺あたりで語られた人情話もしっかりと描かれたことも忘れてはならないだろうけれど。
さて今週のジャンプレビューは、
<ONE PIECE>
大看板二人に立ち向かうゾロとサンジ、スーロンと化し宿敵に立ち向かうイヌアラシとネコマムシ、ことにソロはいにしえの剣士リョーマの面影と瓜二つと人はいうが。そして巨大な龍とかしたモモの助とともに、ルフィも再び戦場に戻らんとするが。
あと『ビビの冒険』のリメイクが語られたが、彼女もいずれルフィたちと再会できる日が来るだろうか。
<WITCH WATCH>
つかまえた魔女の(いちおう)壮絶なる過去、一方モイも拳と拳での語り合いが激しさを増していったか。
<あやかしトライアングル>
加勢したのは何とよみがえった日喰だったか。そしてオモカゲの狙いはすず。祭里の救援もむなしく取りつかれてしまったか。
<高校生家族>
なにか部活を始めようとする春香だが、お子様ゆえなかなか入れない。そこで将棋部に目をつけ、はじめ乗り気でなかったが、徐々にはまってついには周りも巻き込んじゃったか。
といったところで今週はここまでで。
さてみなさん、今回は細田守カントクの名作『サマーウォーズ』についてひとまず述べることにしましょう、それでは、ごゆっくり。
コンピューターネットワークが人の生活に密接に関わっている近未来、数学が得意な反面内向的な少年健二は、学校の先輩である夏希に誘われて、信州の旧家に身を寄せることになった。しかしそこで謎のメールの応対から、やがては世界を巻き込んだ争乱に巻き込まれることとなる。
そんな主人公の健二ははじめ先輩の夏希の恋人だと公言されちやほやされていたが、先述の事件に巻き込まれて嘘がばれて一時険悪なムードになるも、次第に自身の居場所を築くにいたり、やがては事件の元凶たるネットワーク世界のOZに巣食うラブマシーンと紆余曲折の末に陣内家を巻き込んで戦うことになる。
続いてひょんなことで顔を合わせた佳主馬、実はネットワーク世界でのゲームチャンプ“キングカズマ”と謳われるほどの有名人でもあり、はじめ健二とは冷淡だったが、先のいきさつを通じて次第に通じ合っていく。
続いて陣内家の面々、時には足を引っ張ることもあるがいざとなれば家族が一致協力して健二とともに敵に立ち向かう。そんな一家の主たる栄ばあちゃんは、かつての教え子で今や政府の中枢に名を連ねている連中を叱咤激励しつつ状況の打開を呼び掛ける。残念ながら途中病で他界してしまったが、その影響が、ことに残した手紙から家族を力づけたことは言うまでもない。そして爺ちゃんの連れ子の侘助はラブマシーンの開発者としてはじめ家からはつまはじきにされるも、幼い頃より慕っていた夏希の説諭で舞い戻り、マシーン打倒の最後の力となる。
こうして健二と陣内家とラブマシーンの幾度かの対戦で、次第に強大化した敵にも最後まで立ち向かい。その熱意が世界中の人々にも伝わり、力になっていきついには敵を倒すに至る。決め手はまず花札勝負で無力化に尽力した夏希と、落下する人工衛星を得意の数学で軌道を曲げ、被害を最小限にとどめた健二だろう。
こうして世界の危機、ひいては陣内家の面目も保たれ、平穏な日々とともに栄婆ちゃんの葬式並びに誕生日に、はれて二人はひとまず結ばれたのだった。
こういったストーリーが昨今人間のつながりが希薄になったご時世に一石を投じてくれればと思い、あらためて勧めたい一本ではあるまいか。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、CSNよりセリス=ハワード対ストZERO及びⅢ系キャラのシナリオをお送りいたします。
ストⅡに続きもう一つのストⅡとしてリリースされたこの2作品、そこに登場するつわものたちにギースの娘たるセリスもいかにして立ち回るかを乞うご期待といったノリでお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>CAPCOM VS SNK・namco>セリス=ハワード>かCAPCOM・ストリートファイター系キャラ
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<MAO(サンデー)>
菜花に仕掛けた罠で迫る蓮次に、駆け引きの末に一旦は追い詰めるも、まだまだ隠し球を持っていたとか。
<君は008(サンデー)>
今度の任務は校長直属のチームアルファとの共同作戦。ひとまず打ち解けんとする中、敵もさりげなく襲いかかるが。
<浦筋(チャンピオン)>
夜中に訪れた小鉄と迷惑気に対するのり子。でも結局曹長のプールに付き合うか。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
夏祭りの縁日を楽しむ旭先生。しかし独り身をかこう身としてたまに訪れた大祐に男を求めるのも女として無理からぬことか。
そして今週連載開始の<ルパン三世(チャンピオン)>
存在しない国のコインをめぐっての争奪戦から、何とお決まりの異世界転生に話が転がっていく。そしてここでとらわれのプリンセスをめぐっての陰謀に巻き込まれるか。
といったところでまた来週。
さてみなさん、マーヴルヒーローズの一人たるスパイダーマンの映画最新作『ノー・ウェイ・ホーム』が今冬劇場公開される運びとなりました。
気になるストーリーは、自分の正体を明かされたスパイディがその記憶を消してもらうも時空が歪み更なる窮地に陥ってしまうというということで。
先のアベンジャーズに通じ人間的にも成長したかと思いきや、戦いを繰り広げるごとに苦悩する様を中心に繰り広げる人間ドラマもまた見どころだとは思いますが。
はたして重大な選択を迫られるスパイディの運命やいかにということで、機会があれば劇場に足を運んではいかがでしょうか。
さてみなさん、今回も遅ればせながらもこの記事をお送りする運びとなります。
これも前回の記事からもう少し読める記事を目指して改訂をしました。それでは、ごゆっくり。
先にのび太くんのワルい所を指摘し、本当の意味で悪い子なのかを検証したが、先の二本から検証した結果、知らず知らずに悪い子に仕立て上げられ、いうなれば悪い意味での勧善懲悪のお話にあてはめられたといったところだろう。
たしかにダメな自分なりに一歩ずつでもよくしていこうといった気持ちが描かれたお話もちらほら描かれているのも無視できないものなのだが。
そんなのび太くんだが本当はどうなんだろうと、これもあらためて検証していきたい。
これもまた結論からいうには、タイトル通りに本当はいい子で、それなりにがんばることも忘れてはいないということである。
そこでこの二本を通じて検証をしてみたい。
『悪魔のパスポート』(要点のみ)
どうしても欲しいマンガ本のためにちょっと魔が差してから、実際悪いことをしようと偶然“悪魔のパスポート”なる道具を手に入れていろいろ悪いことをしたのだが、流石に自分の良心が痛んできて使うのをやめたそうな。
『悪の道を進め』(要点のみ)
ある日自分がよい子になろうとして、進んでよいことをしようとしようとするも、どれも失敗ばかり。それならばいっそ悪いことをしようとして、心配になって駆けつけたドラえもんに“よいこバンド”をつけて結局どれもよいことになってしまう。結局よいことも悪いことも思うようにならないのかと悩むのび太くんに、今自分ができることからやっていこうとドラえもんは励ますのだったそうな。
この二本から描かれたように、結局のび太くん自身は多少のいたずら心やらちょっと魔がさすことがあっても、進んで悪いことはできない性格なのだなということで。
ことに『悪の道を進め』のお話は、最初からバンドを出せばある程度活躍できたのにという想いを抱いた方もおられただろうが。やはり素直に評してみれば、人が何かを成そうとする時に、ある程度の挫折を一度ならず味わうこともあるだろう。そんなときにも誰かが支えてくれるといったことを教えたかったのだろうと藤子F先生は描きたかっただろう。
あともう一つ『のび太の結婚前夜』にて結婚を間近に控えたしずかちゃんが父親に不安をたれると、その父親は旦那になるのび太くんのことを「あの子は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる子だ、それが人間にとって一番大切なことだ」と説いたということ。
つまりのび太くんは優しくて思いやりがある子なのだけれども、日常の困難やズッコケなどでそれを忘れがちになって、ちょっといたずら心や魔がさすことがあるのだろう。
それをドラえもんの道具や、時にはしずかちゃんたち周りの友達、たまにではあるけれどジャイアンやスネ夫などの助け、そして何よりのび太くんの一握りの努力で人間的に成長したのだなということで。
ともかくも、本当はよい子ののび太くんを通じてある程度勇気づけられた読者(編者含む)は本当に数多くいると思う。
辺境星系を平定し、ラインハルトの陣営に帰参したキルヒアイス軍。一方でラインハルトはビデオレターにてヒルダとアンネローゼのメッセージを受ける。姉の最後の一文がラインハルトの心に妙に引っかかる。
そんな中キルヒアイスと再会したラインハルトは先のヴェスターラントの件を問われる。そもそもがかの強行を黙殺したことから始まり、それについて政治的効果をもたらすなら未遂でもよかったではないか。それはそうとしてキルヒアイスは凶行を止めなかったことを咎めラインハルトはそれに反発した。それが言葉がこじれ二人の間に隙が生じた。
一方でその政治的効果で追い詰められた貴族連合軍は半ば自棄で最後の決戦に臨む。勝ち目なしとみてのファーレンハイトの制止をよそに無謀な突撃は、それを待ち臨んだラインハルトの綿密な戦略に大敗し、まず急進派のフレーゲルはなおも抵抗を続けんとするも結局部下に射殺され、形式の司令官たるメルカッツは部下の進言で戦場を離脱し、同盟へと亡命する。
そして盟主のブラウンシュヴァイクは、結局腹心のアンスバッハの手により自決させられた。
こうしてリップシュタット戦役は終結した。それは単に貴族の反乱にとどまらず、ゴールデンバウム王朝そのものの屋台骨の倒壊、そしてミッターマイヤーがいう新たな時代の幕開けでもあった。しかしその扉を開くにはさらにより濃い血が必要だったのだ。
さて今週のジャンプレビューは、
<ONE PIECE>
サムライたちの激闘に合わせ、ホーキンズに手こずるキッドとキラー。そしてカイドウ軍の強敵に残るはキングとクイーン、そんな折ゾロが復活し、サンジとともに立ち向かうのだが。
<WITCH WATCH>
暴徒の大軍をかいくぐり、核心を見つけ出しすもあっさり倒した、はたしてその結末やいかに。
<あやかしトライアングル>
あられもなきすずの姿で祭里に迫るオモカゲをひとまず二ノ曲が救い出すが、もう一人の人物が助太刀をする。それは何をものがたるのか。
<高校生家族>
保険の男女の性についての授業は思春期の若人には少しハードルが高いものだったな、それは光太郎と学級長も例外ではなかったか。
といったところでまた来週。
さてみなさん、今回のクレイドルエンドは、いよいよセイラとミネバの会談の手はずを整える一方で、この物語の根幹をなすであろう一人の少女の存在が明かされ、それが今後にどう影響するのか、そしてのちの物語のキーパーソンたる一人の少年のご登場とも相成ります。はたしてそれらを含めてどう帰結するのか、といったところで、それでは、ごゆっくり。
ちなみに前回までのストーリーはひとまずここに(都合により一部割愛)。
イントロダクション
第1話:ホワイトベース最後の勇者(その1)
第2話:生きるということ(その1)
第3話:継ぐものたち(その1)
第4話:月で待つもの(その1)
第5話:ガンダム、行きます!(その1)
第6話:忘れられた地で
(その1)
(その2)
(その3)
第7話:古き友来たる
(その1)
(その2)
(その3)
第8話:老兵は語らず
(その1)
(その2)
(その3)
第9話:リッド奮戦
(その1)
(その2)
(その3)
第10話:宿敵の刃
(その1)
(その2)
(その3)
それでは本編をば、あらためてごゆっくり。
今回の話の数か月前、舞台はインドのムンバイで始まる。
その郊外に一人の女性が白いMSドムに乗って訪れ、それを現地の村人が迎え入れ、彼が乗るジープでとある村に向かう。そこで一人の女の子が待っているという。
「本当にこの子でよろしいのですか」
その女性、アストライア財団のエージェント“伍長”が問う。
「はい、もともとこの子の母親は彼女を産んですぐ亡くなり、父親もその後病で亡くなりました。その上で村人こぞって面倒を見たのですが」
「それが最近になって彼女の身に何かが起こったと」
“伍長”の問いに、村人は軽い咳払いの後に応える。
「はい、最近になってこの子がその、村に起こる悪い出来事を言い当てるようになりまして、はじめ我々も気休めではありましたが備えを行ってから、やがてあの子の言う通りになり、以後この村や村人に起こること、すべてあの子の予言通りとなったのです」
「予言、ですか」
「そしてそのうちに、近々自分を迎えるものが来るとも言い出し、今日にいたってあなたが訪れたのですが」
「そうですか、それならまずその子に会うことにしましょう」
と、村人に促されるまま“伍長”は村の一軒家に足を踏み入れるのだった。
一連のアフリカでの任務を終え、TWはまずシャイアンの連邦軍本部にとどまっていた。
ここ最近のテロや叛乱の鎮圧の報告と、セイラことアストライア財団総裁アルテイシアの関しての交渉の承諾を取り付けるためである。
「・・・以上の事情により、ミネバ姫殿下とアルテイシア総裁との会談が、今後の情勢を打開する上で重要と判断しました」
会議室にて居並んだ連邦の高官は軽いどよめきとともにひとまず問う。
「それはそうとして、君が直接女史の交渉に臨む必要があるのかね」
「はい、たしかに公私混同の非難は受け入れます。交渉の場である財団の本部は非常にデリケートな場所で、かくいう私もまた軍人ということもありまして」
「よく分かった、我々としても今の状況を打開したい気持ちは変わりはない。本日はご苦労だった、下がってよろしい」
「はっ」とキッカは敬礼とともに退出する。その直後高官たちは口々にキッカに対する感慨を述べる。そもそも高官の大半はキッカとは知らぬ仲ではなく、かつてWB時代のブライトやフラウを通じて顔を見知っている仲でもある。
「しかしあの幼子も今では大した女性になったものだ」
「しかもセイラ=マスと負けじと重き荷を背負わんとはな」
あえてWB時代の名前で呼んだのもひとまずの好意の表れであろう。
「ともかく我らも協力を惜しむべきではないな。もっともさらに上の連中がどう動くかも注意すべきだが」
というわけで、高官たちもキッカとセイラの交渉を承認するに至る。
後日TWはシャイアンからベルファストへとその機体を移し、かねてから予定していた任務にかかることにした。
まずブリッジにて任務の概要をキッカが説明する。しかしキッカの出で立ちはなぜか平服であった。
「今回の任務はアストライア財団本部において、アルテイシア総裁と今後の会談における交渉を行います。なお今回赴く場所の関係上、私服での任務とします」
軽くうなずくノックスとトーレス。そういえばクムとアレンもまた私服であり、今回の任務においてキッカと同行するのだ。
「しかし戦災孤児院とは、たしかに軍人たる我々もそうそう立ち入るのもはばかられるな」
「今でも予断は許されないが、そうそう警戒はしなくてもいいかな、でも気を付けて」
「そうね、それでは、行くとしましょう」
「はっ」とクムとアレンが財団本部運営の戦災孤児院へと赴くことになった。
南仏の郊外に位置するこの施設、近隣の戦災孤児並びに混乱によって困窮する10歳未満の子供とその家族を保護している、孤児院としては大規模でもあるこの救済施設、別名を『望まれし子の家』と呼ばれていた。
ここにキッカ、クム、アレンの3人が訪れた。まずはキッカにとっての懐かしい人物が待ち構えていた。
「・・・お久しぶりです、せんせい・・・・・」
「・・・まあ、キッカさん、本当にお久しぶりねえ」
その壮年の女性はかつてのジャブローにて一時キッカたちを預かった元育児官だった。
「お騒がせをして申し訳ございません。今回の件において前々から告げている通りです。ところでセイラさんは、まだ居合わせていないようですが」
「ええ、急用で東欧の方に赴いているとか、じきに戻ってくるはずですよ」
「東欧、か・・・・・」
ふと多くの想いがキッカの脳裏をよぎる。それをクムたちも感慨をもって見守っていた。
そこに多くの子供たちが施設の建物から駆けつけてきた。
「わあ、キッカ大佐だ」
「すっげえ、本物だ」
「でもガンダムはいないよ」
「何言ってんだ、ここが戦場になるわけないだろう」
「それに軍人の制服じゃないね」
「ばっかだなあ、軍人さんも休暇が必要なんだぞ」
「本当にそうなればいいですね」と、アレンがキッカに小声で述べ、キッカも「そうね」と応える。
「はいはい、キッカ大佐もお仕事があるからみんなも中に入りなさい」
「はーい」
と先生が子供たちに言いつけ、中に入る子供たちとともにキッカも建物の中に入る。
当然のことながら外にいた子供たちより中の子供の方が多かった。彼らの中には外に出た子のようにキッカに好意的ではいられず、むしろ警戒心をあらわにするものも多い。
部屋に向かう中、一人の女の子が胸に抱えていた大きなぬいぐるみ、それはまさに幼き日のキッカ自身の姿そのものだった。
「あら、これって子供の頃の私よりかわいいわね、この子を大事にしてね。あなたたちのことは、私がきっちりと・・・・・」
「キッカ大佐ですね」
唐突に声を掛けた少年がいた。なぜか黒いサングラスをかけたその少年に、キッカは何やら後ろ暗い気を感じた。しかしそれを感じてかその少年が応える。
「はい、生まれつき片目が不自由なので。このメガネが必要ですが」
「うん、そうなのね」
自分が気にしているのはそこではないのだが、ひとまずキッカもこう応えるしかなかった。
「カガチ君、こっちはいいからそっちをお願い」
「あ、はい」
先生に言い渡されこの場を離れる少年。ふとキッカも彼のことを訪ねる。
「あの、先生、あの子はどういった・・・・・」
「ええ、フォンセ=カガチ君といって、あの子も孤児の一人なのよ」
「そうですか」
それ以上キッカも言い出せなかった。たしかにその少年についてどこか後ろ暗い所があったが、今のところはこれ以上の詮索はできない。
ひとまず彼のことは後回しにして、談話室に腰を落ち着かせ,セイラの帰りを待つ。
ややあってセイラ=マス、ジオン=ズム=ダイクンの娘にしてシャア=アズナブルことキャスバル=レム=ダイクンの妹、アルテイシア=ソム=ダイクンが東欧での用を済ませ姿を現した。
「キッカ、前はあんなに小さかったのに、よくここまで大きくなって」
「セイラさんも、お変わりなく」
「ううん、私も変わったつもりだけど」
お互い感慨とともに再会を喜んだ。その上でこれからの会談の手はずを整えることになる。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、今やもう一つのガンダムSEEDとして製作したDESTINY REVENGEの続編的作品『機動戦士ガンダムSEED CRISIS』を概要ながらお送りいたします。
REVENGEの結末に先立ち、ひとまず立ち上げる運びとなり、本格的なストーリーはまた日を置いてお送りする予定ですのであしからずお願いいたします。
というわけですので、それでは、ひとまずごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>アニメ・テレビ番組・映画>機動戦士ガンダムSEED CRISIS
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<MAO(サンデー)>
ひとまず地血丸を封印することになった菜花。一方で一敗地にまみれた双馬も、白眉に利用される身をあらためて思い知り、残った弟たちを守らんと決意する。一方で不知火配下の蓮次も再び菜花に手を伸ばさんとするのだが。
<君は008(サンデー)>
洗脳され、あやめを襲わんとするエイトを己の想いを込めてその洗脳をひとまず解く。その想いはひとまず忍ばせてから、最大の危機は脱したやもしれないが。
<バキ道(チャンピオン)>
強大なる打撃の末、打ち倒すも倒れぬスクネ。去り行くオーガに何を想うか。それはそうと勇次郎、何気にちょっぴりキャラ崩壊していないか。
<浦筋(チャンピオン)>
相変わらず抜けている花丸木にいっそのこと小鉄たちも調子を合わせるか。とはいえやはり昨今女の子はまずいっしょ。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
盛況の喫茶店に、麗子も心は許せないが一肌脱いで助っ人となったか。
といったところで今週はここまで。次回チャンピオンはあの大作が登場だ。
さてみなさん、令サムことサムライスピリッツ・しずか千年歌においてファン待望の追加キャラクターとして、これまた人気武器格闘ゲーム、ギルティギア、隻腕の女剣士梅喧がリリースされる運びとなりました。
たしかにギルティギアといえば流れ剣士のソルや騎士系のカイなどの人気キャラが主流だけど、やはり侍魂にはサムライ系がしっくりいくだろうとは思いますが。
それならばいっそ侍魂とギルティとのコラボゲーも考えられることでしょうがこれはまた次の課題ということで。
ともかくも何かに導かれ侍魂の世界にてひと暴れせんとする彼女の活躍やいかにということでこれまた期待をしてもいいでしょう。
ハンスたちが危険なアスレチック大迷宮と化した場内をさまよい、ドラリッヒとドラッケンが対戦をしようとしている中、まず場内の壁に閉じ込められたロッテを会長が壁伝いにさまよっていた。
会長「ロッテ君、無事だったら返事してくれ。それに子供たち、これはきっと寂しくて怖い想いをしているに違いない」
ふと会長は40数年前、自分が幼い子供の頃を思い出す。
ドイツの黒い森にて家族でピクニックに行ったとき、自分が森に迷い途方に暮れていた。
そんな時どこからか自分を呼びかける声が聞こえた。
「おやどうしたの、こんなところで泣いていて」
子供「道に迷っちゃって、もう動けないよお」
「大丈夫だよ、ここからまっすぐ進めば森に出られるよ」
子供「う、うん・・・・・」
子供も残った力を振り絞って前を進まんとする。しばらくして母親が自分を呼ぶ声がした」
母親「・・・ビッヒ、ルードビッヒ」
子供「・・・ママ!」
子供もその声のする方に駆け付け、そこには母親が待ち構えていた。
母親「ああ、ルードビッヒ、無事でよかった。あれだけ奥に入っちゃいけないって言ったでしょう」
ということで、ルードビッヒ坊やは無事母親の元に戻ることができ、会長の回想から晴れる。
会長「あの時もおそらく妖精の導きで家族のもとに戻ることができた。あの妖精のように、わたしが子供たちを助けるのだ」
と、足取りは遅いながらも会長は場内を進む。
一方ハンスは迷っているうちにどこからか声がする方に気が付く。
ハンス「あれ、あっちにクララがいる」
すかさずハンスも駆け付ける。そこにはクララが床を跳ねつつ廊下を進んでいたのだ。
ハンス「ああっ、クララ、大丈夫」
クララ「だ、誰かとめてえ」
そのうち思わずクララを抱きとめるハンス。
クララ「え、大丈夫、ハンス」
ハンス「う、うん、大丈夫。でもこれってどういうこと」
クララ「どうしたもないわよ。これってどうも変よ、いつものお城の中じゃないもの」
ハンス「そうだね、こんなふしぎなことが起きてるなんて。でもドラリッヒがこんなことするなんて思えないし」
クララ「ともかく先を急いで、ってちょっと足が動かない」
先のトランポリンの廊下での疲れか、床に座り込んで動けなくなったクララをハンスが支え出す。
ハンス「心配ないよ、僕が付いているから」
クララ「それは一番心配なのよ。ハンスだって体いい方じゃないでしょ」
少し文句を言いながらもハンスとクララは先を進んでいく。
変わってグスタフたちも、
カール「何だよこれ、階段が速くなっていく」
グスタフ「ぐずぐずしてると下におっこっちゃうぞ」
しかしそのうちに途中の扉から、サミュエルが出てきて、はずみで3人とも階段を転げ落ち、下の踊り場の壁にぶつかり、はずみで回転する壁に閉じ込められる。
一方でドラリッヒとドラッケンの対戦も次第に熱を帯びていく。しかし傍らの“ホームメイロ”と“アスレチックマシン”は何やらカチカチと音を上げていく。
戻って会長、おそるおそる階段を下りるが、やがて吊るされた大きな革袋が襲いかかり、会長もそれをよけんとするのだが、そのうち足を踏み外したか、階段を転げ落ちてしまう。
そして再びドラリッヒたち。やがてドラッケンのビリビリサーベルがドラリッヒの電光丸をはじき落とす。
ドラッケン「ふふ、もう後がないぞ」
ドラリッヒ「くっ、こんなはずじゃ」
しかしそのうちに上から何かの物音がして、それが大きくなり、サーベルを構えてドラリッヒに迫るドラッケンに、何やら球体の物体がぶつかった。それは先に階段から転げ落ちた会長だった。
ドラリッヒ「えっ、会長、どうして」
会長「あいたたた、何のこれしき。しかしクッションになった者がいたが、君、大丈夫かね」
と、下敷きになったドラッケンを気遣う会長。その直後、空間から時空の穴が開き、そこからドラミちゃんが出てきた。
ドラリッヒ「あれ、ドラミさん、どうして」
ドラミ「虫の知らせがして来てみたの。やっぱり大変なことになってたわね」
会長「うむ、君も妖精さんかね」
ドラミ「えっ、私は未来の世界のロボットです」
会長「おお、ロボットの妖精さんかね。ところで何の用で来たのかね」
ドラミ「はい、今回の事態を収めるために来ました。まず“ホームメイロ”と“アスレチックマシン”ね」
と、ドラミちゃんは傍らの道具ふたつを調べる。
ドラミ「よかった、タイマー機能が働いててもうすぐこのお城も元通りね。あとこのドラッケンね」
と、伸びているドラッケンを“ピーヒョロロープ”でしばり上げる。
ドラミ「これで未来の世界に戻して、と」
会長「君、そのドラッケン君を、どこかの施設に送るのかね」
ドラミ「はい、ロボットの学校で勉強をさせ直します」
会長「ああ、そうだったのか」
と、ひとまず会長も安心する。
ドラミ「ともあれご迷惑をおかけしました。それでは私はこれで。あとドラリッヒ、後のことはお願いね」
ドラリッヒ「あ、はい」
こうしてドラッケンを引き連れてドラミちゃんは未来へと戻っていくのだった。
ドラミ「あとドラッケンの裏で糸を引いていた人がいたわね。ちょっとお節介だけど」
街の郊外では、あのウィルヘルムが不良仲間を引き連れて城に乗り込まんとしていた。
ウィル「くそっ、ドラッケンめ、連絡をよこさないとはどういうことだ、こうなったらおれたちが直接乗り込まなきゃ」
その時、ドイツ警察のパトカーとともに、数人の警官が現れた。
「警察の者だ、何やらよからぬことを企んでいる連中がいると聞いたが、一体どういうことだ」
ウィル「え、僕たちが何をしたっていうんですか」
「詳しいことは署で聞く、おとなしくしろ」
と、ウィルたち不良グループは警察に連行されるのだった。
「しかし、何やらの通報で駆け付けたが、なるほど、あれは以前脱税で捕まったヨーゼフの息子だったな。いずれにしても以前より街じゅうで悪さをしている連中だから、当面はじっくりしぼることにしよう」
というわけでウィルたちもドラミちゃんの通報でかたが付いたのだった。
タラテクトの群れの中心に君臨するマザー。そこに彼女の並列意思たちがマザーの意思に干渉せんとする。しかし当のマザーは反応なし。それをいいことに精神を徐々に浸食せんとするのだが。
一向に動かないマザーに意志たちは思案にふける。そのうちについにマザーが動き出す。その咆哮は地底を貫き、眷属たちが一斉に彼女本体に襲撃せんとする。一方地上で悠々自適に時を過ごす彼女についにマザーの爪が襲い掛かる。流石に勝ち目がないとみてはじめから逃げにかかる。やがてはマザーの一撃が彼女を襲うも間一髪地底に逃げ込むも、そこにはアークの大隊が待ち構えていた。いきなりの攻撃に一気に手負いとなる彼女。このまま追い詰められるもむざむざやられるわけにはいかない。
逃げ延びんとする果てに何と謎の一方人形。それが微小のタラテクトを内蔵する人形である。挟み撃ちの中死中に活を見出さんと渾身の魔力を放つ。まさに己が命を削りつつ敵を殲滅せんとする。
しかし善戦むなしくついに捕まって食べられたと思いきや、それは彼女の幻影でその隙に一気に畳みかけんとした。しかしまだパペットが巧妙な罠を張っていて、アークの屍で押しつぶされんとするが、起死回生の邪眼でなんとか撃破し、一気に形勢逆転。アークとの交戦中襲い掛かるパペットの攻勢をかいくぐり、マグマ地獄へアークの1匹を叩き落として難を逃れる。
こうして彼女はさらなる進化、ザナ・ホロワとなるのだった。
そしてシュン。逃げ延びた小屋で体勢を立て直さんとする。国を掌握したエルフの里への路は件の大迷宮を通過しなければならないが。その前にやらねばならぬこと、それはユーゴーを討つことでもあるのだが。
鬼ヶ島の討ち入りにおいて圧倒的不利の麦わら、侍連合軍、一時形勢逆転に相成ったかと思いきや、まさかのルフィの敗北と赤鞘の侍たちの全滅と、再び絶望的不利に陥った。そこにカイドウに刃を向ける娘ヤマト。ついで麦わらの一味は闘志を失わず、大幹部飛び六砲を倒していくなど最終的な勝利へと向かわんとしていく。そしてルフィもまた再び立ち上がらんとしていく。
さてみなさん、今回の反省会も半クール強の進行から述べることはそうそう多くはないものの編者の感想を込めて述べたいと思います。それでは、ごゆっくり。
・ルフィの敗北と赤鞘の侍
海賊王を目指すための布石のためにカイドウに立ち向かうルフィだが、何故かあっさりと敗れ、海中へと陥ってしまう。
一方で赤鞘の侍もおでんに化けたカン十郎の卑劣な手によって菊の丞が倒され、しかしカン十郎自身の最期の舞台として錦えもんが討ち取るも直後にカイドウに斃される。
いまだ雷ぞうや河松らの侍が健在なものの、彼らが斃れた中での赤鞘も事実上瓦解を喫したと言えるだろう。
とはいえ今までのワンピの作風からこうもあっさりと斃れてもいいのかという意見もあるが、これも最後まで期待は持ちたい。
一方でルフィ、モモの助に呼び掛けつつ海底に待機したハートの海賊団に助けられ、その傷を回復して再び戦場に復帰せんとするのだが。
・百獣海賊団対麦わらの一味
カイドウ配下の一人当千の百獣海賊団。彼らと麦わらの一味との激闘の中、敵の大幹部飛び六砲を次々と倒していく。
これもまた今までのいきさつから実力ある彼らも倒してみれば、といった具合かもしれない。
まず力業で倒したうるティ、ササキともかく、気になるのはページワンと対したジンベエである。
元CPのページワンの口からルフィのゴムゴムの実が政府の重要機密であることを告げ、さらにはタイヨウの海賊団の心の支えとなっている太陽の神ニカについて問わんとするもあっさり拒絶し倒された。これも今後の展開を待ちたいが、そのためにはあとで述べる勝利の方程式を経ての勝利を期待したい。
もう一つはブラックマリアと対したサンジとロビン、先のサンジはマリアが女性なだけに明らかに分が悪く先に述べた悪態をついてしまった。それを踏んで続いて対したロビンも彼女なりにサンジのフォローをしつつマリアに対した。そんなサンジは何やら因縁がありそうなもっと格上の大看板クイーンに対し汚名返上といきたいのだが。
・さしあたって勝利の方程式
錦えもんたち赤鞘を斃して後のヤマトとの骨肉の争いも、ヤマト自身が述べた通り何かの~この場合ルフィ復帰のための時間稼ぎであるとして抵抗を続け、ルフィ復帰のため、しのぶの力で大人になって力を得んとするモモの助。彼らの助けに応えるべくルフィも鬼ヶ島に復帰し、再びカイドウとの決戦に臨むのだ。
このようないきさつからカイドウとの決着は今年中に、否決着そのものが付けるのか。そしてすべてが終わった後でひとまずの大団円が迎えられるのか。
それらの懸念をはらみながらも年末の反省会に移したい。
さて今回のおためし紀行は、少し公表が遅れましたが8月半ばにお邪魔いたしました下記の2店をお送りいたします。
まずは西尾のショッピングセンター・シャオ近くのピリラニさん。こちらのお店ではハワイアンのかき氷を味わえるところでしたが、あいにくシロップを切らし、その次に人気のこの品をオーダーしました。
これもなかなかの味で一時の量を楽しむことができました。後機会があれば本命の五色を味わいたいものです。
次に日を改めこれまたシャオちかくのSaLADeLiさんです。
こちらはプリンとティラミスをかき氷にして味わうことができました。
以上2店は最寄りということで少し日を改めながらもまた立ち寄りたいものですね。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、バトルコロシアムD.A.Sより草薙条対龍虎、MOW、ボス系キャラのシナリオをお送りいたします。
下町の不良からヒーローズへと巣立とうとする条にとっては彼らとの闘いこそ大きく羽ばたく機会となりましょう。はたしてその行きつく先やいかにといったところで、それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>バトルコロシアムD.A.S>草薙条>VS SNK・KOF系キャラ
となっております。
さてみなさん、今回のオルフェンズDAWNは、いよいよGHとの対峙を控えた暁たち鉄血隊。
かつて宿敵ともいえる彼ら。その試練を受けねばならぬ身としてまずはGHの英雄の一人ジュリエッタとの対面に臨まなければなりません。はたして彼女は暁にどのような裁定を下すことか乞うご期待ということで、それでは、ごゆっくり。
あと今までのストーリーもこの場を借りて紹介したいと思いますので、ご興味があればそれらもお目通し下さい。
第1話:暁に立つ
第2話:汚名
第3話:世界を知れ
第4話:アステロイドの猫
第5話:テイワズの息子
第6話:マクギリスの遺産
第7話:散る命、守る命
第8話:鉄血の志
第9話:クアールのガンダム
第10話:再び赤き星へ
第11話:出会いと再会と
第12話:復讐こそ我がのぞみ
第13話:明日への誓い
以上をもとに今回のストーリーをお送りいたします。あらためてごゆっくり。
アーブラウでの一件から一月あまり、あらためてライドが先の件と合わせ、ここ最近の事件についての対策を練ろうと持ち掛ける。
まずジュニアが反乱軍の再結成についてのいきさつを語る。そもそも“事件”において落ち延びた旧マクギリス派の残党を核に、この十数年において火星木星の圏外圏の海賊たちをはじめ、ノブリス派やジャスレイ派などの不穏分子をも取り込んだ末に指宿が、巧妙な計略をもって自分に都合が悪い因子を排除し組織の統一を図ってGH、ひいては自分たち鉄血隊に対するのだ。
続いてライドが自身の推測を踏まえて述べる。指宿らについておそらくGHでも懸案となっているだろうと踏み、おそらくはマクギリス以上の策士だろうとも踏んでいる。
その論拠に先の“事件”についてはマクギリス自身の計画事態が単純だったのでラスタルも簡単に対処できたとのことだが、ここ最近の事件の巧妙さはやはり侮れない。
いずれにしても彼らとの本格的な抗争は結局攻防逆で“事件”同等もしくはそれ以上の争乱に巻き込まれんとするだろうが、それについてはひとまず覚悟は決めている。
そして彼らの主力について、いくらか縮小化したとはいえGHに対して兵力が乏しい指宿派はいくらかの搦め手、そしてダインスレイヴ等の禁じ手までも主力にするだろうと踏み、それにも対しなければならぬと告げるが、それはあくまで表向き。下手をすればGHとの撃ち合いになるのでこうなれば指宿も不利となるのは百も承知。それならば切り札がかつての機体となるだろう。ともすれば厄災戦の再来ともなりかねない。それは極力防がなければならず各位あらためて気を引き締めんとする。
そうこうしているうちに日が改まり、夜明けの散歩がてらに暁は今後訪れるだろうジュリエッタについて、同じく散歩に加わったライドに聞かんとする。父三日月のバルバトスを倒した人物だとは聞き及んでいるが、聞かれたライドも感慨を込めて、
「彼女もまた真の戦士だった。俺たちはまんざらではないが、彼女に敵対する者はこう呼ぶだろう、悪魔を喰らう鬼・・・・・!」
突如ライドの背後に飛び掛かって羽交い締めにしたのは他ならぬジュリエッタだった。
「誰が鬼ですか」
「・・・いや、鬼という者もいるが女神という者もいるって言いたかったんだ、当然俺たちもそれなりに・・・・・」
「私は鬼はともかく女神ではありません、私は私ジュリエッタ・ジュリスなのです」
このようなやり取りの中、駆け付けた雪乃になだめられるままようやく落ち着きを取り戻したジュリエッタも、あらためて会談を、近くの木陰で座り込んでの話し合いを持ち掛けるにいたる。
まずはライドたち鉄血隊をGH本部に招聘し、今までの行動と今後の状況を踏まえての対策を話し合いたいということだ。
それに続いて“事件”のことに話が移る。
後半の戦闘でマクギリスの特攻の後に彼が討ち取られ、ジュリエッタが鉄華団殲滅にあたる。その実は仲間を逃がすため、バルバトス、グシオンがGHの大軍を食い止める防備戦であった。
それを踏まえ、戦闘の早期終結のためにあえてダインを使用したラスタル。それでも最後まで踏み止まらんとした三日月と昭弘。途中タービンズの仇とばかり昭弘がイオクを討ち取り、ジュリエッタも満身創痍のバルバトスを食い止めんとし、最後に力尽きたバルバトスを討ち取った。
回想とともにジュリエッタの真意が語られた。
「この私、ジュリエッタ・ジュリスはかのバルバトスルフスレクス・三日月・オーガスを討ち取った者として謳われてきましたが、今こそ真実を語りましょう。
かつての殲滅戦に先立って何度か彼と対戦したことがありますが、どれも圧倒され続け、時には彼に殺されかけもしました。そして殲滅戦に至り、ラスタル様の援護もあっても手負いに至るにすぎず、辛うじてその動きを封じるのがやっと、やがてその動きを止め、その首をとったに過ぎないのです」
ジュリエッタの感慨にライドも続ける。
「その隙に俺たちも逃げおおせ、今に至ったわけだ。周知のとおり俺は無茶をやらかしたが、普通の生活に落ち着いた以上、監視をとどまらせて生かされたってことだがな」
「・・・みんな、苦労したんですね」
三日月が感慨めて応える。その言葉に敵意がないことにジュリエッタが驚きとともに返す。
「私などの苦労など、取るに足らぬものです。まして私はあなたの父、三日月を・・・・・」
「いや、父さんもあなたたちに討たれることを覚悟でみんなを逃がしたんです、その結果母さんも助かって後に俺が産まれて、いずれにしても俺たちもGHとことを構えることはないです。ただこれからの働きで名を上げて、父さんたちの名誉を回復できたら」
その言葉に失望とも安堵ともいえぬ表情で、ジュリエッタは肩を落とす。
「ずいぶんと、望みは小さいのですね、やはり私は、あの三日月には遠く及ばなかった・・・・・」
「それでも、何というか、そうだ、あなたはサムライでしたよ」
ジュリエッタも力なく礼を述べ、ライドもまた感慨を述べる。
「あの時あんたたちに秩序を守る大義があったように、俺たちチンピラも仲間を明日を守る大義があったってわけだ。結果あんたたちの大義が勝ったが、負けた俺たちも犠牲付きだが仲間と明日、そして大義は守られた。完全じゃないものの俺たちチンピラとGHもうまくいけるだろうが、あとはエリオン公の胸先三寸だな」
「そのラスタル様については、いえ、私がとやかく申すまでもないでしょうが・・・・・」
そこに現れたのは一人の女性士官を引き連れたアルミリアだった。久しぶりですねと呼び掛けた彼女に暁も「そういえばあなたへの落とし前もまだだったね」と返す。
それに対しアルミリアもおもむろに暁に近付き、軽く腹を打つ。
「落とし前ならば兄上がつけてくれましたから、私もこれで精一杯です。先の戦い、私の負けは負けです」
アルミリアもひとまずの手打ちと相成り、つづいて件の女性士官もライドに近付き、
「私はかつてあなた方に対したアイン、ダルトンの従兄弟の娘、マノン・ダルトン。アイン叔父と同じく名を上げんと、そして先の戦いで負った汚名を晴らさんがためにこの地球に降り立ちました」
と切り出し、かつての戦いにて三日月とクランク二尉とのこと、アイン自身の戦いのことを踏まえ、先の鉄華団、今の鉄血隊に敵意も怨恨もないとも告げる。
その言葉にライドも、結局マノンもアルミリアもサムライであったと改めて感じ入った。
そんなライドたち、ことに暁にマノンが、何とラスタルとの対面を望んでいると告げる。
かつて本当の意味で父三日月を倒したラスタルとの対面、暁にとってある意味最大の試練が待ちうけるのであった。
次回 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズDAWN
ラスタル・エリオン
今こそ俺も、俺たちも世界を知ることになるんだね、父さん。
さてみなさん、ちょっぴりお茶目でドジで憎めないあのお騒がせなミニオンズたちが、年明けに劇場公開される運びとなりました。本来今年の公開となるはずでしたが、やはりご多分に漏れずの騒動で延期の憂き目となりましたが。
気になるストーリーはリーダーのボブが70年代スタイルに身を包んでいることから、その70年代が舞台となり、若き日の怪盗グルーをはじめ床なキャラがスクリーン狭しと大活躍を繰り広げていくことでしょう。
この作品もできれば劇場で楽しんでいきたいものですが、その時までいくらか収まればいいとも思いまず。
さてみなさん、当サークルにおいていわゆるサムライスピリッツ系のシナリオ研究をいくらか行いましたが。最近の侍魂、いわゆる令サム・しずか千年歌のリリースを受け、当サークルにおいての新企画をこの度立ち上げる運びとなりました。
その名もサムライスピリッツ剛!
ある意味歴史的に語りつくした感もある中、物語としての侍魂を目指して一つの形となりました。
まずは気になるストーリーと世界観をば。
刻は江戸中期、処は“ぺるしあ”
その街の民を虐げる悪徳の領主あり。
領主の脇には“じぱんぐ”の商人、そして世界各地より集うた悪逆なる用心棒あり。
それらを討ち敗らんと一人の男子が立ち上がる。強大なる力に対せんとすべく、剛なる侍を頼り“じぱんぐ”に渡りたり。
同じ頃、“ぺるしあ”の街近くのいにしえの都“ばびろにあ”にて凶事の影も目覚めんとしていた。
はたして男子の行く手に待ち受けるは修羅か羅刹か。
これより侍魂“ぎるがめっしゅ・さーが”の開幕なり!
今まで魔界のものたちとの熱き闘いを繰り広げた覇王丸ら侍たち。今回はいわゆる神話の世界に挑戦する運びとなりました。
神話といえばギリシャ・ローマ神話や北欧神話などが有名ですが、本記事においてはもう少し掘り下げて文明発祥のバビロニア神話を織り交ぜてお送りすることになりました。
その特徴として少し掘り下げれば、
・バビロニア神話ということでそれに近いペルシア地方から後に語られるだろう主人公的キャラをはじめオリジナルキャラを若干名設定し、それと合わせて覇王丸ら従来キャラも大半の発表を目指す。
・今回各キャラごとにキャッチコピーを用意しており、それはまた後に語らえるだろうゲストキャラと関連していると述べたい。
・そして気になる敵キャラについてについて、神話関連のキャラはともかく、中ボスの中には初代からの侍魂ファンとしては大いに期待していい要素を用意しているつもりです。
ひとまずそんなところで新たな侍魂ワールドを編者なりに繰り広げたいと思い、ひとまず乞うご期待、との文句にてしめることにします。
さて今週のジャンプレビューは、
<ONE PIECE>
ロビンの奥義炸裂といきたいが、対するマリアも飛び六砲の一人。そう易々とはかかれない。しかし今までの経験から積み重ねた修行の成果で、傷つきながらもそのうっぷんも込めてついにはマリアを討ち負かすか。そしてルフィ、モモの助もまた再び戦いの場に乗り出さんとするのだが。
<WITCH WATCH>
魔女との決戦に臨むモイたち。しかし魔女の罠と狼男と化したケイゴとの対戦にモイもついに本気を出すのか。
<あやかしトライアングル>
泉での水浴びの少女、それは命依の姿をした妖であった。過去の因縁も含めて祭里はどう立ち向かうのか。
<高校生家族>
一足早く二学期に臨む家谷家に、今度は祖父までもやってきた。年甲斐もなくハッスルしたが体がもたなかったか。
といったところでまた盆明けにて。
今回はスケジュールの関係で本日の公開といたします。
同盟、救国軍事会議の反乱もいよいよ終息に向かい、ヤン艦隊は首都ハイネセンを擁するバーラト星系にさしかかる。
しかし惑星ハイネセンは惑星防衛システム“アルテミス”の首飾りがその守りを固めていた。その陣容は球体を基本にまさしく宇宙ゴマの形状から無数の防衛兵器を擁して、まさに鉄壁の守りを固めている、かにみえた。
反乱の鎮圧を目指すヤンとしては何としてもこれらを攻略しなければならない。
先の惨劇の傷心から立ち直らんとするヤンは、先の刺客として差し向けられたバグダッシュに自ら推測した反乱の真相を語るよう言い渡す。
首都では情報統制を敷いていたが、災害用の回線を利用され、バグダッシュの放送を流される。根も葉もないと反発する軍事会議の幹部たち。しかし指嗾したリンチはそれが真実だとも告げるが。
その一方でヤンの首飾り攻略が実行に移される。その計画とはかつての同盟の建国者ハイネセンが帝国脱出に利用した氷の塊を利用した宇宙船の故事にちなみ、その氷の塊をぶつけんとするのだ。
いかに首飾りの防衛が鉄壁だろうが、対して巨大な質量の氷の塊相手ではどうすることもできず、衝突され首飾りは、すべて撃破された。
この様を見せつけられ。もはやこれまでと判断したグリーンヒルは、せめて証拠を隠ぺいせんとリンチを始末せんとするが、逆に返り討ちにされる。しかしリンチも他の幹部に射殺されるのだが。
後に幹部のエベンスが全面降伏とグリーンヒルの死を告げる。そして最後の問答もヤンに論破されて通信を切り、おそらくは彼も自らを決するだろう。
そして残されたフレデリカの嘆きも深い。反乱鎮圧のために父親と戦わねばならず、その結果が最悪のものになっただけにこれは今でも辛すぎる。そんな中ビュコックを助け出したことはひとまずの救いとなったか。
しかし戦後処理の中で、最も厄介な相手が今頃になって姿を現した。最高評議会議長のトリューニヒトだった。
変わってフェザーンでは一人の貿易商人がヤンとの関係を調べられての同盟の弁務官との要請が下される。半ば強いられたものでもあり、もともと自由の気風が強かったその男コーネフの不満もまた大きいのだが。
さてみなさん、今回のストロングワーズは、絶望的なまでの不利に陥る中、わずかながらの反撃に転じんとする麦わらの一味、その面々の強き意志を手短ながらお送りする運びとなりました。それでは、ごゆっくり。
・智慧の言葉
「おんどれ歴史を口に挟むなら・・・!!
ハンパな覚悟で踏み込んでくるな!!(ジンベエ)」
第1018話:ジンベエVSフーズ・フー
ジンベエと飛び六砲フーズ・フーとの激闘の中で、自らが囚われたなか太陽の神ニカの伝説を語り出すフーズ・フー。その真意を問う彼に対しジンベエは強く重い意志で拒絶し、ついには彼を撃破する。その想いには口にした通り、魚人族の苦難の歴史が込められ、敵意と怨念のみのフーが軽々口にするべきものではないのは言うまでもない。
・絆の言葉
「いいえ、彼は優しい人・・・!!
サンジが私を頼ってくれた意味を、あなたが知る必要はない・・・・・!!!
彼こそ海賊王の両翼にふさわしい男(ニコ・ロビン)」
第1020話:ロビンvs.ブラックマリア
飛び六砲ブラックマリアと激闘を繰り広げるロビン。幻術を伏兵で彼女を追い詰める敵に対し、ブルックの手助けもあり難なく振り払う。その一方で先に対したサンジの醜態を語り揺さぶるマリアに対し、そのサンジの処世術を込めながらの彼の真意を理解し、再びマリアに立ち向かうのだった。
さてみなさん、今回のホームページ更新は、ゲーム予想の新企画を二本まとめてお送りする運びとなりました。
これら二本はいずれ続編を期待されながら結局今に至って実現しなかったものを編者なりに立ち上げたものです。
とはいえ二本とも概要を立ち上げたのみで、いかなる内容になるかはこれも乞うご期待というしかありませんが。
しかしなにはともあれ、それでは、ごゆっくり。
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>月華の剣士・あかり陰陽記及びサイキックフォース2024
となっております。
さて今週の各誌レビューは、
<BLACK TIGER(グラジャン)>
偽札騒ぎを受けての捜索にて不覚を取ったティガーたち。待ち受けたのは子供たちとはこれはいかに。しかし当時のアメリカの経済はたしかに不安定な要素がいろいろあるからなあ。あとあのマジシャンが準レギュラーになったな。
<MAO(サンデー)>
妖刀地血丸(あかねまる)を手にした菜花。その威力は双馬の式獣を瞬殺するほどだったが、それは菜花自身の血と命を削るものだった。その諸刃の刃に真緒はいかなる裁定を下すのか。
<君は008(サンデー)>
先のミッションでなんとドグラの暗示にかけられたエイト。その暗示は近しいものの命を奪いうものだった。はたしてその術中から脱する術はあるのか。
<バキ道(チャンピオン)>
投げ伏せられたスクネも黙って倒れてはいられない。仕切り直しからの蹴りを放つも、ものの見事に受け流されてしまう。直後の勇次郎の逆撃にはたしてスクネは耐えられるのか。
<浦筋(チャンピオン)>
久々のボギー愛子、霊にまみれた墓地にて仁ママごと、そして建て替えたバチ当たりの家ごと除霊してしまったか。
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
先週に続いてのキャンプ。和香の特製花火もまとめて引火してしまったらとんでもない花火爆弾になっちゃうのは自明の理だったか。
といったところでまた盆明けにて。
さてみなさん、先週公開された『ジャングルクルーズ』について編者としてもひとまず述べることにいたします。それでは、ごゆっくり。
ジャングルクルーズといえば、日米のテーマパークたるディズニーランドのアトラクションの一つから派生した映画として上映されたことはすでに周知のこと。
主演は今やアクション俳優としても勇名をはせている、ザ・ロック様ことドゥエイン=ジョンソン。
ジャングルの秘宝たる不老不死の花をめぐって、クルーズ船を駆り秘境大河を渡る痛快娯楽大作でもある当作品。まさに夏休みにふさわしい一作ともいえましょう。
とはいえこのご時勢、お体を気にしつつ、近隣の映画館に足を運んでご覧になるか、あるいはネット配信をご利用するのも手かもしれません。いずれにしても一見の価値がある作品と信じております。
さてみなさん、今回のナムカプケイは、いよいよ魔界城玉座の間にて魔皇との対戦が待ち受けております。はたしてアーサーたちはどう立ち回るのか、といったところで、それでは、ごゆっくり。
MAP:魔界城:玉座の間
・一面暗黒が広がっている空間にアーサーたちを中心に数チーム選択の後に現れる。
アーサー「いよいよ魔皇との対戦、とうとうこの刻が来たな」
ガンツ「しかし辺り一面真っ暗だ、こんな場所で魔皇に攻められちゃたちまち追い詰められるぜ」
「よくぞ来た、我と戦うにあたりしかるべき場を与えよう」
アーサー「うむ、やはり魔皇か」
「いかにも、我が名は魔皇ルシファー。さあ、真の宴のはじまりだ」
・その時、数枚の円盤が空間に広がっていく。
クロノア「なにこれ、足場みたいだけどうっかり乗っちゃっていいのかな」
レオ「うむ、たしかに罠かもしれんが乗ってみるしかないだろう」
アーサー「さて、どう飛び移るかな、おっと」
・アーサー、突然目の前の足場に瞬間移動する。
アーサー「これは、隣り合った足場なら臨む通りに移動できるな。それを踏まえればいつもの戦いと同じだろうが」
ルシファー「汝らの舞台、気に入ってもらえたか、まずは彼らと戦ってもらおう」
・まずはサタン、ドラゴン群を引き連れた巨大な魔物が現れる。
小牟「ややっ、今度は特大サイズの魔王が現れたぞ」
ルシファー「これぞ魔王たちの集大成、人呼んで魔帝サマエル。汝らを討ち取るにこれ以上の戦力はないが、そうそう易々と倒れてくれるな」
アーサー「こちらの望むところ、いくぞ」
・他のプレイヤーもそれぞれの足場に飛び移っていき、その直後最初の床が崩れていく」
ガンツ「くっ、逃げ道はふさがれちまったな」
レオ「これも彼の者を討たねばならぬということか」
クロノア「どっちにしてもやるしかないよ」
・敵キャラクター紹介(その1)
魔帝サマエル(超魔界村):大魔王アスタロト、超魔王ネビロスの究極進化形と目される巨大なる魔物。その姿はまさしく彼らを越えた魔の帝と呼ぶにふさわしい。
・プレイヤーは隣り合った足場に任意に乗り移り、隣接する敵と戦うことになる。
・サマエルはほぼランダムに瞬間移動していくので、随時近付いて攻撃しなければならない。
・サマエル1体撃破後、増援が出現する。
ルシファー「まずは一人倒したか、だがまだまだいるぞ。せいぜいあがくがいい」
・その後1体ずつ倒すごとに増援が出現し、最後には巨大な紅い魔物が現れる。
アーサー「ううむ、これこそが魔皇ルシファーか」
ルシファー「いかにも、我こそ魔皇ルシファー。まずは称えよう、汝らの戦いを。そして寿ごう、汝らの死を。汝らの血涙こそ我が糧となり、この魔界より地上を征せん」
レオ「そううまくいくかな」
ワルキューレ「そうです、闇に生きるものは闇に帰すのがさだめ。さあ、貴方も己が闇に眠りなさい」
・敵キャラクター紹介(その2)
魔皇ルシファー(大魔界村):魔界の深淵に巣食う魔の皇。人々の魂を狩り集め、さらなる強大化をもくろむ。
・ルシファー撃破後
ルシファー「まだぞ、我が滅びんとも、更なる闇が、汝らを、覆うで、あろう・・・・・」
ルシファー、そのまま姿を消すも、今だ闇が晴れていない。
アーサー「今だ闇が晴れぬか、まだ新たな敵が待ち受けているのか」
レオ「ちょうどこちらの戦力も底をつきかけているが、いかなる相手とても、やらねばならぬか」
・そして闇の魔物の頭と腕が現れる。
魔物「魔皇ルシファーよ、汝の魔力受け入れ、いまこの魔界の深淵より甦り」
アーサー「今度は何者だ」
魔物「我が名は、暗黒神ハーデス。汝らつわものの魂をも取り込んでくれん」
・敵キャラクター紹介(その3)
暗黒神ハーデス(極魔界村):もとは天界の神の一柱だったが、闇に堕ちて暗黒神となる。
・ハーデスは頭と腕を駆使して襲い掛かり、プレイヤーはそれらに対さなければならない。
アーサー「暗黒神ハーデスか、奴を倒すにもあの腕が厄介だな」
ワルキューレ「何とか頭を倒せればいいのですが」
・ハーデス撃破
ハーデス「闇は、滅びぬ、いつの日か、我らも、魔界とともに、蘇らん・・・・・」
アーサー「その時は、堂々とお相手しようぞ」
レオ「うむ、足場が揺らいでおる。もしかすると落ちるやもしれぬな」
クロノア「うわっ、どうしよう」
アーサー「ややっ、この魔界に光が差し込んでいる」
ワルキューレ「この光は、みなさん、光の導きに従いましょう」
レオ「おお、体がみるみる浮かんでいく」
アーサー「魔界も闇に沈んでいく。これでひとまずは終わりか」
エピローグ:ギネヴィア城
プリンセス「みなさま、よくご無事で、それにアーサー、また旅立つのですね。これからこの地を守ってほしかったのですが」
アーサー「お言葉ながら姫、今だ幻想界、魔界の不穏は振り払われてはおりませぬ。それらを晴らして後、すみやかに帰還しこの地を鎮護奉りましょう」
グレイ「それからユンナが振りまいた災厄も、ザサラメールを通じて未だ蔓延っている。そいつも片付けなきゃならねえ」
レオ「今しばしのご辛抱ですぞ。なにそんな永くはかかりますまい」
プリンセス「はい、みなさま、ご武運を」
アーサー「ははっ、では皆の衆、参ろうか」
魔界村編、完
TO BE CONTINUED
今回の平成こち亀は、先に登場した御堂春ら通天閣署の面々、そこに出向する両津の活躍、というか振り回された悪態をギャグとなしている様がもっぱらとなっている。
たしかに表紙の煽り文句では日本一のスーパー警官と称しているがその実イジられっぷりで勝負する感もしないでもないのだが。
対して春としても先回で述べたけれどそれなりに活躍しているのも認めるところだけれど。
ともかくもこの調子が長く続くとそれが常態化し、ますますとんでもない事態になるのもここで述べておき、その詳細を来月に譲りたい。
さて今週のジャンプレビューは、
<ONE PIECE>
ロビンとブラックマリアとの決戦は、幻影と妖怪変化、そしてロビンの心の隙をつく攻撃で攻めるも、ブルックの援護に加え、ロビンの強き意志で反撃に転ずる。一方でカイドウとヤマトの骨肉の争い、そして復活したルフィもまた戦場に復帰せんとするのだが。
<WITCH WATCH>
再起をかけたケイゴの助けを借り、敵の手がかりを探らんとするニコたちだが、一方でねむも敵の動向を探らんとするも、決起の報せを知りつつ敵に捕らわれるか。
<あやかしトライアングル>
一応女同士の一夜のひと時、いつも通りのいい雰囲気で過ごし、明けて弥生も弥生なりに納得してくれたからひとまず良しとするか。
<高校生家族>
家族そろって、友だち同士での夏祭り、かえって迷子になっちゃうもここは父の機転でひとまずまとまったか。しかしいろんな意味で現実でもまとまって欲しいな。
といったところで今週はここまで。
さてみなさん、ようやく8月、夏真っ盛りと待ち望んだ方がおられる一方、今年の夏も暑すぎるとしり込みする方もおられるでしょう。それでも健康管理にお気を付けて、乗り切っていきましょう。
さて今月はワンピの反省会やらオルフェンズDAWN等の夏休み企画を中心にお送りする運びです。
さてなにはともあれ、それでは、8月もごゆっくり。
最近のコメント