蜘蛛ですが、何か?のレビュー(その9:やったー、外だー、私は自由だー?)
ひとまずの宿敵アラバを倒した彼女はついに地上に抜け出せることとなった。暗き迷宮から抜け出せついに自由となったと浮かれるが、
抜け出せた先は城壁の中、しかもそこを守る兵士の迎撃を受け、やむなくそれを退けとりあえず窮地は脱したのだが。
気を取り直してあらためて外の世界を満喫する彼女。街を見付けるも魔物である身ゆえうかつには近づけない。
さしあたり進化形態を改めるもその究極かつ人型に近いアラクネを目指すことに。
そのうちに自分がマザーへの支配を受けていることを感じ、その支配を脱せんとするのだが。
人間界のシュンは、フェイの卵の前で侍女のアナに呼び出される。途中ハイリンスにも話しかけられるもひとまず流し、父兄とともにエルフの族長との会合に臨む。先生を伴ったその族長のポディマス、人と魔族の戦争についての話し合いを通じ、最善を尽くさんと語るポディマス。その中でシュンを投入する話が持ち掛けるも、対する魔王も今まで以上に強大だとポディマスも返す。ここでも真言教の影が浮かんでくる。
去り際にハーフエルフについて蔑むような視線を向けるポディマスだったが。
一方シュンのことを気遣うカティアとスー。そこにユーゴーが襲来する。先に能力を封じられたはずなのだが、やはり先の少女が絡んでいたか。
一方彼女に破壊された迷宮出口の砦にタラテクトの大群が湧いて出て、目指すはその彼女だという。それを知らず浮かれて歩き回る彼女に襲来するタラテクト群。普通に考えて多勢に無勢。しかも張っていた罠も断ち切られてしまう。しかし彼女も負けていられない。今まで培った能力で応戦するも主力のアークらも同じ蜘蛛ながら操糸で追い詰める。負けじとこちらも搦め手で逃げ切ろうとする。ひとまずは糸で絡め、まずはアークをマグマ地獄に陥らせんとするも、アークも魔法陣で抵抗する。しかし彼女も魔法で応戦するもアークも抵抗を続ける。まさに攻防の力業と力業の末ついには討ち取り餌食にする。ついでにグレーターも屠って餌食とするも、マザーの思念が相変わらず煩わしく通じる。そこで彼女も一計を案じ、並列思念にマザーに対するように指示。さしあたり適当ながらもある程度決死の作戦はまさに開始されんとしたのだ。
そしてユーゴー、なんと兄も居合わせてスーたちを拉致しシュンを待ち受けるが、はたしてどう転ぶというのか。
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