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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):21年度7月号

さてみなさん、今回のストロングワーズは、まさかの敗北により動揺を隠せない海賊、侍連合。しかし最後まで闘志を捨てない者たちの強き意志に対し、それにとどめを刺さんとする者たちのこれまた強き悪意をお送りいたします。それでは、ごゆっくり。
 
・悪意の言葉
「“覇王色”をまとってみせた・・・だがその操作は、お粗末なものだったな・・・・・!!
“ゴムゴムの”・・・・・何だって?
お前も“ジョイボーイ”には・・・・・なれなかったか・・・・・!!(カイドウ)」
第1014話:人生の大根役者
ルフィを討ち倒し、島外の海へと突き落とすカイドウ。その言葉にはあざけりよりむしろ失望の意が込められていたのだ。おそらくある程度の期待、ともすれば自分に対する脅威たらんとする存在にならんとするも、それが外れたことに対する失望だろうか。
 
・別れの言葉
「カカ・・・カカカ・・・・・。そうだ・・・!!
おれの舞台の幕を引くなら・・・・・!!お前がいい・・・!!
舞台上じゃあ・・・・・親友だったもん・・・な・・・・・!!!(カン十郎)」
第1014話:人生の大根役者
カイドウに敗れた傷をいやす錦えもんたちに現れたおでんに化け菊を討ち取り、返す刀で錦えもんを討と取らんとするも返り討ちにあうカン十郎。
倒れざまに自らの散り際に満足の言葉を発して倒れていく。
それは断腸の思いで討ち取った錦えもんには重くのしかかったものだった。
 
・悪意の言葉
「時間を稼いでどうなる?逃げて何がかわる!!?
武士らしく潔く散れ!!!“敗北”とはいつも、信じ難いものだ!!!(カイドウ)」
第1015話:“縁(くさり)”
カン十郎を討ち取ったのもつかの間、侍たちにとどめを刺さんとカイドウの痛恨の一撃を喰らわされた錦えもん。なおも食い止めんとする様に最後のとどめを刺し言い放つ。敗北よりも死を選ぶ侍の闘いに、これもまた脅威の表れだろうか。それはカイドウにとっても煩わしきものを振り払わんがためでもあったかのごとく。

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