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流血の宇宙(そら)<今更ながら銀英伝ノイエテーゼレビュー>

ガイエスブルクに立て籠る貴族連合軍。当初持久戦を基本としたが、功にはやる貴族は積極的に打って出んとした。意気揚々と発進する貴族たちだったがこれもまさにピクニック気分。対してそれを迎え討つは速攻を旨とする疾風ウォルフことミッターマイヤー。しかし彼がとったのはこれまた持久戦。結局貴族に対する侮蔑を込めて手玉に取りつつ、散々に打ち負かしてくのだった。
そのラインハルト軍は、今後の拠点としてレンテンベルグ要塞を後略せんとするのだが。
挙げるべきはやはり肝心のオフレッサーとの死闘だろう。今作では白兵戦用の装甲服は前作よりも近未来的、行ってしまえばSFロボット物に近いかなといった感もしないでもない。それらの兵士たちがまさに刃を交える中、序盤のオフレッサーの暴戦から、ラインハルトをアンネローゼごと非難してから彼の逆鱗に触れての捕縛戦、そして利用されての味方からの抹殺と、たしかに見所といえばこんなところだろうけれど。
その際の旧知のミュッケンベルガーを説得するも参戦を拒否される際の元帥の忠告をいまわの際に思い起こすことになる。真実を見ようとしない者たちの一掃、オフレッサーもその一人だと思い知ることになったのだ。
オフレッサーもまた見方によっては忠実な帝国の武人であったが、その暴虐性から忌み嫌われたことには変わりはなかった。
いずれにせよ、ラインハルトにとって最大の難敵は討ち払われた。しかし彼らにとって最悪の難敵はずっと寄り添っていくのだ。
そういえば作戦行動中にフェザーンのコーネフの輸送船と遭遇しいろいろと配慮した後の、コーネフのキルヒアイスの評価。これも尺の関係だといえばそれまでだけど、これもまた先の事情を踏まえての予感と思えば暗澹たる思いさえ感じるのだが。

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