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2021年6月

新・のび太は悪い子?:概要<本当は怖いドラえもん>

さてみなさん、今回の記事は先の『のび太は悪い子?』を今少し読める記事を目指して再構成したものです。
ひとまずの再構成について編集に手間取り、その結果掲載が大幅に遅れてしまいましたことをまずはお詫び申し上げます。本当に申し訳ございません。
さて気を取り直して本編をば。
 
先に述べた『役回りの本末転倒』やら『のび太の堕落論』やらで、お話の後半あたりで何かとトラブルメーカーに陥って結局ひどい目にあうシチュエーションが中後期辺りでしばしば見受けられる。
これはつまり全体的に見て“ズッコケの要素”の一つと見てもいいだろうけれど。やはり一つの傾向として、のび太くんがいわゆる“悪い子”に陥ってしまってるのではないかと見えてしまう。どうしてこうなったのかを考えるに当たり、これもまた「小学館の事情」特に当時周りの大人たちの思惑あってこういったお話がしばしばとなってしまった。あと当の藤子F先生はどうだったかといえば、まずは当の本人でさえ答えが浮かばないというのが一般的で、言い換えればやはり純粋に漫画を描くことで周りが見えなかったのが実情でもある。それがオチとして悪い子のび太を懲らしめる、というかやっつける、行ってしまえばいじめの一環としてと会えても差し支えない事態に一時期なってしまったのだ。さてこういう「悪い子」に先立つ、ジャイアン以外の敵役、いわゆる「悪い奴」について、まずはジャイアンですらかなわない隣町のガキ大将やら、実際の犯罪者やら、果ては未来から来た本当の悪人(未来世界の怪人)などがあり、それらが町を騒がせてはドラえもんたちがなんとか退けんと悪戦苦闘するお話が連載の初中期にはしばしば見受けられた。ちなみにこのシチュエーションは大長編並びに映画のお話にも初代の『恐竜』のドルマン一味やら、『小宇宙戦争』のギルモア軍やらで描かれたりもしたのだが。しかしこれらもご多分に漏れず、80年代の全般から言うなればお話の安易化において、先述の悪人やらガキ大将やらの敵役の要素が次第にのび太くんに負わせちゃったという感さえある。ついでにジャイアン等の役回りも背負わせちゃって、これこそ役回りがあべこべになったともいえるだろう。

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ドーリア星域の会戦<今更ながら銀英伝ノイエテーゼレビュー>

帝国内で凄惨な武力抗争が繰り広げていると同時に、同盟でも救国軍事会議の反乱を鎮圧すべく、いわゆるヤン艦隊が出撃する。
まず反乱部隊が立てこもる惑星を、シェーンコップ率いるローゼン・リッターが武力で制圧する。その手際のよさの反面、ささやかな御乱行に眉をひそめるものも少なくなかった。
時を同じくして現れたのはバグダッシュという将校。ハイネセンから首都の窮状を訴えたというが、実は彼こそ軍事会議の放った刺客であった。しかしその目論見は容易に感化され、一時拘束する羽目となり、その後も周囲の不審を買いつつもヤンに帰順し自らの地歩を固めていくのだが。
その一方で実働部隊たる第11艦隊と会戦を繰り広げることになる。会戦の前にそれぞれが訓示を行い、その中でヤンは祖国の存亡と個人の自由とをはかりにかけ、それが将兵の気をいくらか紛らわしたが、その後ヤンにとっては敵の敵たる者たちの忌避を買う結果となるのはこれまた皮肉なことになるのだが。
ともかく戦いは始まり、分艦隊の猛将、というより本当の猪武者タイプのグエンの突撃で戦端を開き、アッテンボローらの分断作戦によって翻弄され、多大なる犠牲を払った後にヤンに降伏を告げて自決する。そしてそれはその場に居合わせたユリアンにも衝撃をもたらしたのは言うまでもない。しかしそれを支えたのはフレデリカだったのだ。
いずれにしても軍事会議の戦力はハイネセンにいる本隊のみとなった。しかし同じ頃一つの悲劇がもたらされた。
軍事会議の施政に反対すべく集会が開かれ、それを主導したジェシカだったが、鎮圧にあたった将校に撲殺され集会も鎮圧された。しかしその結果軍事会議は人望を失うに至るのだが。
死に際してもなお気丈に振る舞ったジェシカが見処があったといえばそうだろうけれど。いずれにしても過酷な運命に散ったジェシカ。これも無情だが歴史の流れということだが。
そしてヤンもまた、その知らせを受け、内心悲しみに沈んだが、表面上は平静に振舞うのみだった。

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今週の神様21年度30号:初夏の襲来の巻

さて今週のジャンプレビューは、
 
<ONE PIECE>
ようやくステージにたどり着いたたま。号令とともに一斉にギフターズが反乱を起こし再び形成が逆転するかに見えた。しかしページワンと対峙するジンベエは驚愕すべき事実を知る。何とルフィのゴムゴムの実は政府が管理せんとした代物だというのだが。
 
<WITCH WATCH>
ニコたちのTUBE大作戦、といきたいところ長続きがしなかったのがいたかったな。
 
<あやかしトライアングル>
雨の日に祭里と一緒になることとなったラチカ。あれから男嫌いになったラチカとしても意外と優しい祭里にわずかに心を許したのだが。
 
<高校生家族>
バレー部の合宿で父とともにサメと遭遇した。確かに襲われんとした中での極限状態。やはり気が気でならなかったかな。
 
といったところでまた来週。

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今更ながらマヴァール年代記について語る

さて今回取り上げるのは、田中芳樹先生の戦記小説『マヴァール年代記』
同じ頃に執筆された『アルスラーン戦記』と同じような世界観でありながら、ファンタジー色をあえて排し、中世の歴史小説の様相を呈した作品でもある。
中世東欧をモチーフとしたマヴァール帝国の皇子カルマーンを中心に、皇位継承をめぐる争いから周辺諸国との抗争、やがては腹心あり親友であったヴェンツェル公の反乱を描いた一大歴史絵巻が主なストーリー展開といえる。
そのストーリーについて、田中先生の作風といえばそうだけれど、物語を彩る、主役脇役敵役と、現れて活躍しては消えていくといった先生ならではの皮肉を利かせたある程度のご都合主義的な無情観が幅を利かせていった。
たしかにベースの世界の社会情勢もばかばかしいくらいに悪いともいえる。これは大半の先生の作品にも当てはまることなのだが。カルマーンの野心の発端たる父先帝をはじめ、ヴェンツェルを除く公国の国公もまた悪い意味での権力者として描かれていた。それらをカルマーンらが一掃したかと思えばやはり先述の動乱から物語に悪い意味で尾を引いてしまったともいえる。
しかしそれでも最後、そのカルマーンとヴェンツェルが野心の果てに相打ちで斃れた後、残された人々がカルマーンらが築いた時代をもう一人の親友たるリドワーンを中心に受け継いでいくといった結末もまた田中先生ならではだともいえる。
ついでに言えば、アルスラーンもやはりブランクが影響してか悪い意味でマヴァールの作風が影響しちゃったのかなとも思えてならない。

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スーパー戦隊レビュー:『高速戦隊ターボレンジャー』『地球戦隊ファイブマン』

さてみなさん、今回のホームページ更新は、スーパー戦隊レビューの『高速戦隊ターボレンジャー』及び『地球戦隊ファイブマン』のレビューをお送りいたします。
シリーズとしては当時一区切りを経てのこの2作、良くも悪くも今までのシリーズのノウハウを受け継いだともいえる作品としてこれらをブログから当HPに述べる形となりました。
まずはこういったところですので、それでは、ごゆっくり。
 
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>アニメ・テレビ番組・映画>スーパー戦隊シリーズ・その2
となっております。

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各誌レビュー21年度6月号(その4)

さて今週の各誌レビューは、
 
<MAO(サンデー)>
謎の殺人事件の生き残りといわれる夫人が怪しいと察した真緒はひとつの布石を施しその婦人の動向を探らんとするが、はたしてどのような動きを見せるのか。
 
<君は008(サンデー)>
次のストーリーの前に新キャラの登場。興味本位で入ったエージェントの世界。足手まといと言われつつもあこがれの人ができ意気上がる彼女だったが。
 
<浦筋(チャンピオン)>
謎のピエロ人形に大沢木一家そろって振り回されちゃったか。
 
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
なるほど雷も怖いものか。いやマジで直近で落ちられたら目も当てられないからな。
 
といったところでまた来週。

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2012、今年の夏祭りについて<夏といえば>

さてみなさん、7月から8月にかけて、いわゆる夏祭りの季節でもあり。例年だとそれらに胸躍る方もおられることでしょう。
所が昨今のコロナ騒ぎで西尾祇園祭、安城七夕まつり、そして一色の提灯まつり(神事のみは開催)と相次いで中止の憂き目にあい、昨年に続いて失望を禁じ得ない方もおられることでしょう。しかも収束も見えないと来ています。
しかしながら収束はそう遠いことでもないと信じておりますので、去年も同じことを言っただけに恐縮ながらもやはり来年に望みを託し、再開できることを祈って本記事をシメといたしましょう。

西尾祇園祭
安城七夕まつり
一色大提灯まつり
来年こそ再開できますように。

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ザ・ドラえもんズオリジナル:ドラリッヒ編・ハンスとゆうれい城(その1)

さてみなさん、今回のザ・ドラえもんズオリジナルは、これまた編者のオリジナルのドラリッヒ編を送りいたします。
今回の舞台はドイツ。かつてのドラえもん本編のエピソード『ゆうれい城へ引っ越し』の巻から派生した作品で、そこのゲストキャラのロッテを含め、主人公のハンスとドラリッヒ、そして仲間たちが城をめぐっての騒動に立ち向かうといったストーリーをお送りする運びです。はたしてどのような展開が待ち受けるか乞うご期待、といったところで、それでは、ごゆっくり。
 
今回のお話に登場するキャラクターをひとまず紹介したいと思います
ドラリッヒ:未来の世界のネコ型ロボットの一人。少し牧歌的な性格で。それでいて正義感も強い。ここでは登場しないが、かつての預かり主たる少女からご先祖様を助けてほしいと、ドラミちゃんの紹介込みで現代に派遣された。
ハンス(のび太):マンハイム郊外に住む子供で、生まれつき体が弱いと思われがちだったが、ロッテいわく「ちゃんと体を鍛えれば人並みによくなる」とのことで、その身体づくりの一環としてひとまずは城のアルバイトをこなしている。
クララ(しずか):ロッテの遠縁の娘で、何かと面倒見がよくみんなをサポートしていく。実はかつてのドラリッヒの預り主の少女の先祖でもある。
カール(スネ夫):マンハイム在住の裕福な家の息子で、おカネにうるさいが根は真面目である。
グスタフ(ジャイアン):近所のガキ大将的な子供で、体力に劣るハンスをしばしばからかっているがいざとなると頼りになる。
サミュエル(出木杉):マンハイムの会計士の息子で意外と物知り。彼の父親はロッテの財産を管理している。
ロッテ:ミュンヒハウゼン城の現在の城主で、今や観光地となっている城の責任者でもある。城の経営と同じく子供たちの面倒を見ている。
 
ドラッケン:ドラリッヒと同じく現代にやってきたネコ型ロボット。何やらのたくらみを企てているのだが。
 
以上のキャラクターが物語を彩っていくといきます。それでは本編をば、あらためてごゆっくり。
 
マンハイム郊外のミュンヒハウゼン城
その城を相続したシャルロッテことロッテは、ここ最近家の財政難で城を明け渡さざるを得なかったところ、とある騒動の後に城にかかる税金を納めることができ、しかる後に城を観光地として改修して市民に開放し、そこの入場料等で財政を賄っていた。
そんなミュンヒハウゼン城では観光案内のアルバイトにいそしむ子供たちがいた。
まずは女の子のクララが観光客に城のガイドを受け持ち、他の子ども、カールとグスタフ、そしてハンスがパンフレットを配る。
カール「ふう、これで半分だな」
グスタフ「もう少しで昼だから、それまでがんばっていこうぜ」
そこにもう一人の子供、サミュエルが近付いてきた。
サミュエル「みんなご苦労さま、もう少しでお昼だからがんばって。あとこれは追加のパンフレットだよ」
と、パンフレットの束をハンスたちに配る。
カール「おっ、またお客さんだ」
ハンス「ああ、早く渡さなきゃ」
サミュエル「あっ、ちょっと待ってハンス」
サミュエルが呼び止めるが早いか、ハンスは床のちょっと出っ張ったところにつまづいて転んでしまう。
ハンス「いたた、もうちょっとたいらな床にすればいいのに」
「おい君、大丈夫か」と観光客がハンスに呼び掛ける。
ロッテ「ああ、申し訳ございません。ハンス、こっちはいいから向こうで休んでいなさい」
と、駆け付けたロッテがハンスをさがらせる。観光客との軽い談笑の後に、
ロッテ「みんなちょっと早いけど、そろそろお昼にしましょう」
「はーい」
と、みんながひかえ室へと足を運ぼうとする途中。ロッテがハンスを呼び止める。
ロッテ「ところでハンス、あの子はどうしたの」
ハンス「そういえばドラリッヒのこと、まだホットドックを売ってるんじゃない」
ロッテ「そうねえ、きりが付いてからでいいから呼んできて」
ハンス「うん、分かったよ」
ロッテ「あまり急いじゃダメよ」
こうしてハンスが外でフランクフルト風ホットドックを売っている水色の雪ダルマみたいな生物。つまり未来の世界からここドイツにやってきたネコ型ロボットのドラリッヒに一休みしようと呼び掛ける。
ドラリッヒ「あれハンス、もうお昼」
ハンス「ロッテさんが呼んできてといったからね」
ドラリッヒ「うん、もう少しでキリが付くから、ちょっと待っていて」
と、最後のお客にホットドックを売ってから、城へと戻っていく。
しかしそのさまを陰から見やっている人影がいた。それはドラリッヒと同じく灰色のネコ型ロボットだったのだ。
 
さておきお昼休みを過ごすハンスたち。そこでロッテを交え談笑に興じることになる。
ロッテ「でもあれからハンスのもとにドラリッヒが来たのも驚きだったけど。日本のドラえもんのこともあるけどこれも何かの縁ね」
ドラリッヒ「うん、詳しいことはいえないけど、僕もハンスの役に立とうとし現代にやってきたんだ」
グスタフ「でもそんな役に立ってなさそうだからな、でもハンスも少し動けるようになったけど」
カール「そうそう、前はいっつも本ばっかり読んでたからな」
少しふくれっ面のハンスをよそに、サミュエルが話題を切り替える。
サミュエル「でもロッテさん、今期の予算はいいけれどこれからどうするんですか」
ロッテ「そうねえ、もうちょっと手を加えてみたいけれど。ご先祖様の遺産ももう底をつきそうだし、お父様の言うとおりあまり無駄遣いもできないわね」
ハンス「それでもお小遣い程度ならなんとかできるかな。いざとなればドラリッヒもいることだし」
ドラリッヒ「僕もお金儲けのために来たんじゃないけど。ロッテさんを助ける程度ならね。あまりやりすぎると未来の世界もうるさいし」
ロッテ「ともかくみんながいてくれたから私も助かっているわよ」
とまあ話が盛り上がっているうちに、ハンスが何やらに気が付いたそぶりを見せる。
クララ「うん、どうしたのハンス」
ハンス「何か見られている気がしたけど気のせいかな。もしあれだったらまた大変なことになるけれど」
ちなみにドラリッヒの苦手なのはハエやカみたいな飛ぶ小さい虫なのだ。実際ハンスの家でカが一匹入っただけでドラリッヒが殺虫剤を片手で家中大暴れしたことがあったからだ。
それがあってかロッテを除く一同がドラリッヒを軽くにらみつける。
ロッテ「大丈夫よ、さっき虫よけの薬をまいたから。それより午後もまたお客さんが来るから、またお願いね」
「はーい」と一同は仕事に戻るのだった。
 
そんな時、城の外では件の灰色のネコ型ロボットが鉄カブトのスイッチを調整して何やらの連絡を取っていた。
「それでどうだいドラッケン。あいつらの様子は」
そのドラッケンと連絡を取っていたのは、若い青年の声だった。
ドラッケン「さしあたって子供たちをバイトに雇ってうまくいってるみたいです」
「そんなことを聞いてるんじゃない。ロッテをどうやって一人にするのかだ」
ドラッケン「今はちょっと無理みたいですよウィルぼっちゃん。夜は城の宿舎で寝泊まりするというから、そこが狙い時かもしれないです」
ウィルヘルム「頼むぞドラッケン、お前だけが頼りだ。親父の仇を取る絶好のチャンスだからな」
と、ウィルという青年の通信が一旦切られる。そんなドラッケンもめんどくさそうに鉄カブトのスイッチを再び調整してロッテたちの動向をさぐる。やがて周りにヤブカがまとわりつくが、スイッチでバリヤーを発生させてそれを防ぐのだった。
 
さてこの場を借りてドラッケンと彼の雇い主のウィルヘルムについて説明しよう。
ドラッケンはドラリッヒと同じくロボットスクールのライバル関係で、これまた没落した家の復興を託されて現代に向かわされた。そして家のご先祖のウィルヘルム。実はロッテの叔父ヨーゼフの息子で、ロッテの誘拐未遂と脱税の容疑でヨーゼフが逮捕され。それを恨んでひそかにロッテをつけ狙っていたのだ。
はたしてこの先どうなるかはまた次回のお話にゆずりたいと思うけれど。

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蜘蛛ですが、何か?のレビュー(その8:私の戦いは、これからだ?)

ついにアラバと対峙することとなった彼女。
はじめ魔法陣の床での空中戦から魔法での攻撃に加え、敵の巨体を活かしての攻撃をはじめブレスに加えこちらも魔法で攻めてくる。明らかに圧倒的な相手に翻弄される。
お得意の猛毒攻撃やら糸玉で果敢に応戦するも敵の接近を許してしまうが、これこそ彼女の術中で、外道魔法をはじめありったけの魔法を放つもまだまだ倒れない、それどころかステータスを上昇させなおも襲い掛かる。こちらも彼女に全力で立ち向かうということか。
全身炎をまとって立ち向かうアラバ。明らかに不利になったか、全速で逃げていく彼女。それでもアラバの攻勢を受け天井から地上の炎地獄へまた落ちていく彼女。しかしすんでで踏ん張っていく。
ついに敵の地の魔法が彼女の腹部を捕らえ、彼女も捨て身の攻勢に転ずる。薄れゆく意識の中、起死回生の攻勢に転じんとする彼女。こうして最後はありったけの邪眼をアラバに叩きこむ。
お互い満身創痍の中、最後の最期で魔法を放たんとするも、一切の抵抗をやめたアラバの最期に臨む様に奇妙な敗北感を覚える彼女。断腸の想いで邪眼を放ちアラバは斃れた。ともかくも新たなる力を苦い想いとともに得るのだが。
変わって魔王のサイド。かつて地竜と対峙していたというが、こちらも未来の時期だったのか。
そしてシュン。ユリウスのマフラーを身にまとい誓いを新たにする。それに際し、彼を取り巻く人たち。そしてユーゴーと謎の女性。
様々な思惑が交錯する中、迷宮の出口へと向かわんとする彼女だが、新たなる戦い、そして運命が待ち受けるというのか。

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今週の神様21年度29号:やはり待っていた者の巻

さて今週のジャンプレビュー、ますワンピはお休みということで。
 
<WITCH WATCH>
カラの両親の手紙に込められた秘められた想い。一時疑いをかけた父に結果親子の絆を固める結果に。たしかに素直な気持ちが大切なんだなということで。
 
<あやかしトライアングル>
昨今日照りが人々に直接災いを引き起こすことは少なくなってきたな。しかし一つ解決したとしてもまだ二つ厄介ごとが待っているからな。
 
<高校生家族>
テニス部の反省会で各々が想いを語る中、光太郎が好きな人が別にいて三角関係の様相を呈しているのだが。
 
そして今回最終回の<灼熱のニライカナイ>
めぐりめぐって鮫島がチャコの面倒を見ることになり、今でも島と海の治安を守っているということで。たしかに中盤迷走をした感もあったが、結果的にすっきり収まったから良しとすべきかもしれない。ともかくも本当にお疲れさまでした。
 
といったところでまた来週。

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第10話:宿敵の刃(その2)<機動戦士ガンダム・クレイドルエンド>

さてみなさん、今回のクレイドルエンドは旧ティターンズ系が立てこもる敵基地を攻略する際に、かつての宿敵と刃を交え始める様をお送りいたします。
そういえば最近ガンダムエースにてキッカがジャーナリストとして活躍するコミックが連載されていますが、今作品もまあ今となっては可能性のひとつとしてご了承を頂ければとは思っておりますが。
といったところで、それでは、ごゆっくり。
 
ちなみに前回のストーリーはひとまずここに。
第10話:宿敵の刃
その1
それでは本編をば、あらためてごゆっくり。
 
 
旧ティターンズ系の反乱部隊が立てこもる基地に到着したキッカたち特務隊。
一閃を交えねばならぬとの覚悟の上で、まずは基地に投降を呼びかける。
「こちらは地球連邦軍特務隊、キッカ=コバヤシ。
貴官たちのこれまでのいきさつは承知しております。
当方としても上層部への呼び掛けを検討しています。
今より投降を希望するものは武装を解除して当艦に・・・・・」
突然基地よりバルカンの斉射が放たれる。投降の拒否の表れだとひとまず理解する。
「やはり、戦うしかないな」とトーレスも軽く肩をすくめる。
「そうですね、それでは、全機発進!」
指令が下され、ライエル、クム、そしてアレンたちMS部隊が逐次発進していく。
 
特務隊の任務は反乱部隊の鎮圧で、まず敵MS部隊の無力化を前提とするものだった。
しかし敵もそれを承知の上でキッカたちと対峙するのだ。
「ジオンももはや無きに等しいことは俺たちも承知している。そして俺たちも戦う意義はもはやない。その上でキッカ大佐もなるべく生け捕って取り押さえんとするだろう。なればこそあえてそれに甘えた上で抗わせてもらおう」
誰かがそう独語した上で迎撃にあたった。
 
敵MSの攻勢は、ハイザック、マラサイ、バーサムからなる陸戦用の機体が中心でやはり現代風の性能に準じてリチューンされていた。
しかしこちらも最新鋭に近い性能で数でかからんとする相手にそう引けは取らないだろう。
まず先陣を切ったライエルのジOが数機がかりでかかってくる敵機のサーベルをこちらもメイン、サブのアームでのサーベルで受け止め、その上でクムのファンネルで手足を落とし無力化する。
その中の1機のパイロットがコックプットからはい出し、おもむろに銃を取り出すが、自らに向けられたバルカンを確認して、手に持った銃を投げすて両手を挙げ降伏する。それに倣い他のパイロットも銃を捨て投降せんとする。
抵抗した上での降伏だから罪は重いと思うのだが、これも軍人の矜持だろうと、ひとまずキッカも納得の上で受けた勝負である。
「先陣は華々しく戦って降りたか、せめて俺たちは全力で戦い華々しく散って次代への礎となろう。たとえ徒花であろうともな」
第2陣が対するはアレンたちのリ・ガズイ隊である。もともと空中戦に長ける機体に見えるだけに、敵もそれなりの対処をしてきたようだが、アレンたちもひとまずは格闘戦で当たることにした。
グリプス戦役からのつわものぞろいなだけにその戦闘力は折り紙付きで一旦は押され気味だったが、アレンたちも伊逹に訓練を受けたわけではなく、一瞬の隙を見計らい、それぞれが要所を突いてやはりなるべく無力化する。
そして誰もが「ここまで、だな」との想いで投稿をしていく。
そして第3陣が出撃し、続きてアレンたちと対峙していく中のことだった。
 
「3時の方向から何者かが急速に接近してきます」
オペレーターの報告から数瞬の後、それが交戦中のアレンと敵機との間に接近し、サーベルの一閃で機体を切り裂いた。しかしアレンはすんでのところで飛びさがり、斬撃を免れた。
「これは、まさか・・・・・」
その光景を目の当たりにしたクムは驚愕とともに機体を見やった。それはまさにグリプス戦役で猛威を振るったバイアランであった。
そういえばこの機体も最近まで改良版の機体が開発されていたが、この機体はところどころにチューンアップが成されていて、今でも通用する性能だとか。
ともかくもこちらも状況を見極めなければならない、と特にキッカ自身がそう思ったが。
 
一方切り裂かれたバーサムを足元に、そのバイアランから声が響く。
「ほう、ついてたな。しかしこれくらいはカミーユなら朝飯前だ」
その声に幾人か、かの戦役を戦い抜いた者たちは確信した。そのバイアランのパイロットが誰あろう、ティターンズにその人ありといわれた、言うなれば自分たちにとっても宿敵ともいえる存在、ヤザン=ゲーブルであると。
「それから下の貴様、死にたくなければとっとと失せろ」
ヤザンの呼び掛けに腰部を切り裂かれかろうじて爆散は免れたバーサムのパイロットも急いでこの場を離れる。
そこにすかさずTWからキッカの通信が入る。
「気を付けて、この人はただ者じゃないわ」
その言葉に全機があらためて気を引き締める。
「ほう、キッカ=コバヤシ。カツの義妹、いや今やWB最後の勇者と呼んだほうがいいな」
あらためて全機に緊張が走る。しかしわずかな動揺からのMSの動きをヤザンは見逃さなかった。まず身じろいたウィルのリ・ガズイに狙いを定める。ウィルも果敢に応戦するが、最後にはサーベルをはじき落とされ、肩の装甲からの体当たりでぶっ飛ばされる。
「まずお前も、違うな・・・・・」
続いてアレンとギルダスが同時にかかっていく。しかしその2機もヤザンのたくみな操作であしらわれ、ギルダスを蹴り飛ばしてからアレンの右腕を斬り倒す。
「やはりお前らはカミーユのゼータとは大違いだ」
そう言うや、今度はライエルに襲い掛かる。こちらも4本の腕でのサーベル裁きを駆使しつつ応戦し、ひとまずの剣劇を繰り広げたりもしたが、やはり熟練度を生かしてヤザンがサーベルをはじき落とし、突撃からジOの機体ごと基地の岩盤に押し付ける。
「ウラキ博士もよくやってくれた。だが同じジOでも、この程度じゃシロッコの足元にも及ばん」
そして狙いをクムに定め、クムもまたサザビーにて構えの態勢に入る。
かの反乱戦にてのニューと同じく最新鋭の機体だっただけにその性能も引けを取らず、クム自身もエースと謳われただけあってよくよく攻撃を受け流していく。
「やっぱりこの人も戦いを楽しんでいる。だからこそ私もここで倒されるわけにはいかない。大佐のため、そして私自身のため」
しかしそんな自身の気持ちを呼んでか、次第にあしらわれている感じを覚える。実際ヤザンも手応えのある相手に多少のは楽しもうといった想いで戦いを運んでいた。
そしてこれまた一瞬の隙をついて、クムのアクスを弾き飛ばす。
「大した娘になったものだお嬢さん。だがもう少し楽しませてもらおうか」
と、ヤザンも最後のとどめとばかりに飛び掛かり、怯んでから体勢を立て直した矢先のクムも一瞬死を覚悟した。
しかしすんでの所でシールドをかざしてサーベルの斬撃を防いだのは、キッカのニュープラスだったのだ。
「大佐!」
「ごめんクム、この戦い、私たちの負けみたい」
そんなキッカにヤザンが呼び掛ける。
「やはりおいでなすったかキッカ大佐。その負け仕合を勝ちに転じてみるか」
その挑戦に受けて立つと言わんばかりにキッカもシールドを投げ捨ててからサーベルを構える。
しかし未だニュープラスの性能は十分に発揮されてはいなかった。

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クラウン対ティンクル、どき魔女系キャラ<バトルコロシアムD.A.S>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、バトルコロシアムD.A.Sよりクラウン対ティンクル、どき魔女系キャラクターのシナリオをお送りいたします。
クラウンにとってもあしらいがいのありそうな面々。しかし軽くあしらえるようなキャラではないのも承知のはずだけれど。
とりあえずはこういうことですので、それでは、ごゆっくり。
 
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>バトルコロシアムD.A.S>クラウン>VS DECO・ADK系キャラ
となっております。

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各誌レビュー21年度6月号(その3)

さて今週の各誌レビューは、
 
<MAO(サンデー)>
百火の御降家入りとともに後継者争いの火ぶたが切って落とされた。そんな中もどかしい想いの菜花は自分でも使える武器はないかと頼むも、肝心の能力に問題ありという。しかし菜花に秘められた力に手がかりがあるかも。
 
<君は008(サンデー)>
父生存については地下の男ファントムにも知らされ、それと同じくあやめがエイトの彼女と認定されたとか。はたしてどんな展開となるのか。
 
<バキ道(チャンピオン)>
スクネが狙ったのは横綱の肉のうちの肋骨や肩甲骨。そこを投げられればさしもの横綱もひとたまりもなかったが。
 
<浦筋(チャンピオン)>
フグオのためにノムさんが給食を渡しに行ったが、やはり食欲には勝てずフルーツ牛乳の身だけになったが本人はそれでも満足げだったから良しとしているか。
 
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
ゴミ捨てにて麗子の介入で悶着に陥った。大祐もこの場を取り繕ったが彼女たちのことますますこじれてしまったのだが。
 
といったところでまた来週。

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妖怪大戦争ガーディアンズ、ですか

さてみなさん、今夏8月に劇場公開される『妖怪大戦争 ガーディアンズ』。
今人気の子役俳優、寺田心くん主演で日本を荒らし回らんとする妖怪獣に数多の妖怪とともに立ち向かうといったストーリーですが。
かつて2000年代では『帝都物語』の名悪役加藤保憲が登場し、その縁で作者の荒俣宏先生が今作のご登場と相成りましたが。今作は大映特撮のガメラと並ぶ名キャラクター、大魔人も登場するということでこれまた一層期待が持てるかもしれない。
そもかくも人々の祈りに応じ悪を絶った大魔神がよき妖怪たちの願いと心君くんじる主人公の勇気に応えて大いなる悪と戦う様をスクリーンを通じてまみえるのもまた楽しみにしても損はないと思いますが。

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橘右京<サムライスピリッツ・天下一剣客伝2>

さてみなさん、今回の剣サム2は、流浪の剣客橘右京の記事をお送りいたします。
実は右京の記事制作には編者自身も二の足を踏んでいたきらいがありましたが、ここは肩ひじを張らずにと多少の開き直りがあれこのたびの制作にこぎつけたものですが。
はたして彼の悲願はまた達せられるか、そんなところで、それでは、ごゆっくり。
 
オープニング、ベースストーリー
神夢想一刀流の門下として冷厳ながら繊細なる剣技を誇る彼、橘右京。
しかし近年胸をさいなむ病と、流派の度重なる不幸から流転の日々を送るもその剣の腕前はますます冴えわたっていった。
そんな彼が唯一望むもの、それは想い人に捧げる究極の華であり、それを求めるためにあてどもない旅を続けるのだった。
そして今回の武道会にてその華のありかを突き止め、それに到る路を歩まんとするのだが。
 
第一ライバル戦(対狂死郎)
・仕合前
右京「・・・狂死郎どのか、まずは貴殿とのお手合せをしなければならない・・・・・」
狂死郎「うむう、少しやせたがその覇気はいささか衰えていないと見た」
右京「そういうあなたの剣技、我が心をも研ぎ澄ませればいいが」
狂死郎「少し手荒となるが、わしの舞いがぬしの心を高めればよいが」
・仕合後
右京「命脈を、保ちてわが身も、美かんかな」
狂死郎「うむ、見事じゃ右京どの。しかし病も進んでいるとはいえ、これならばわしも口を出す余地もないか」
右京「・・・かたじけない、なれど次の仕合が控えているゆえ、これにて、御免」
右京、この場を後にする。
狂死郎「互いに己の路を歩まんとする。不器用なる生き方よのう」
 
第二ライバル戦(対破沙羅)
・仕合前
右京「やはり君なのか、現世の恨みつらみを未だ引きずって」
破沙羅「・・・足りない、まだ足りない。未ださまよっている魂、すべて集めなきゃ・・・・・」
右京「これ以上この地を乱させるわけには、我が剣で鎮めさせれば、しからば参る」
破沙羅「ああ、君も来るんだね、だったら存分に楽しもうよ」
・仕合後
右京「ひとまずの、手応えは、あったか・・・・・」
破沙羅「君も、まだ苦しそうだね、でも君が求めるものは、そう遠くないよ」
右京「・・・そう、なのか・・・・・」
破沙羅「今の戯れも楽しかったよ、また会えるといいね・・・・・」
破沙羅、そのまま姿を消す。
右京「この先に、あると、いうのか」
咳き込みとともに右京もこの場を後にする。
 
対中ボス戦(以下4組の中から2組と対戦)
・萬三九六編
三九六「相変わらずシケた野郎だな、金目のものはなさそうだから、軽くあしらってからブッ殺してやるか」
右京「欲のために人を傷つけるは美しくない、無駄な血を流さねばならぬがやらねばならぬか」
三九六「まさか俺様を倒すつもりじゃねえだろうなあ、そんなヒョロ長の身で俺様の肉体を斬れるたあ大間違いだぜ」
 
・黒河内夢路編
夢路「やはり右京どのですね、互いに命をかけねばならぬ身なれど己の選んだ路なれば」
右京「残り少なき命なればこそ、路を歩むもまたさだめ。なればどこからでも参られよ」
夢路「互いに不器用なる生き方もまたよしでしょうね。せめてこの仕合楽しむことにしましょう」
 
・ドラコ編
ドラコ「今まで剣で意気がってきた奴をあまた撃ち殺してきたが、死にぞこないの貴様ごときが俺の銃から逃れんとするのは気に入らんな」
右京「たしかに貴殿の銃は脅威に値うが、ここで倒れるわけにいかない」
ドラコ「やはり苦しそうじゃねえか、なに、そのつまらん生き方、今終わらせてやろう」
 
・アスラ編
アスラ「ここから先は現世の者が来るところではない。それをあえて進まんとするのは何の酔狂だ」
右京「ただ一輪の華を、それを酔狂と言うならそれもまたよしかもしれない」
アスラ「ならばこの俺との仕合も酔狂というか、しかし貴様の生き方は嫌いではないがな」

対歴代ボス戦
右京「まがつ神、足元に咲く、華一凛・・・・・」
・プレイヤー、異界へと引きずり込まれる。
「魔界への門は、今開かれた。汝の正なる気、我らの目覚めの礎とならん。まずはこの者ども我が手駒との仕合、愉しもうではないか」
・プレイヤー、各ボスと対戦。各員1本取れば勝ち抜け。すべての敵に勝ち抜ければクリア。対して2本連続で敗れた場合にゲームオーバー。

対強力ボス戦(下記5組から1組を選択)
・共通:倒されたボスの気が一人に凝縮し、パワーアップして立ち上がる。
 
・闇天草編
天草「忌まわしき封印は消え去った。今再び、大いなる主の御力により、我、目覚めたり!!!」
右京「やはり貴殿も惑うているのか、我が仕合にてその魂が鎮まればいいのだが」
 
・鬼斬紅郎編
斬紅郎「我は禍(わざわい)、我は鬼、そして我は壬無月、否、我こそは、鬼、斬紅郎なり!!!」
右京「貴殿の無限流と我が神無想流、競わんがために命をかけるもまた愚劣なれど」
 
・真ゴルバ編
ゴルバ「やはり我が命をかけねば汝は討ち取れぬか、それもよかろう、今こそ決戦の刻!!!」
右京「たしかに現世の欲にとらわれている貴殿だ、その執念こそ断ち切らなければならないか」
 
・魔界我旺編
我旺「國の哭く声、それに応えんがため、我今こそ魔界の気をも取り込み、國を制せん!!!」
右京「想えば貴殿も國を愛するがゆえのこと、しかし心を持たずして想いもまた果たされぬもの」
 
・羅将神ミヅキ編
ミヅキ「ラキ、ラキキキキ、我が力戻ったり、今こそ世を魔界に呑みこんでくれん!!!」
右京「たしかに貴女も求めるべき華だった。しかしここはその先の華のため貴女を越えさせていただく」
 
最終戦(対壊帝ユガ)
「正と負の気のぶつありあいより我が糧なる神魔の気、今ここに高まった。今こそ我が復活の刻(とき)。
我が名は、壊帝ユガ
今、人の世は終焉を迎えん。我が意によって・・・・・」
右京「私が求めるは足元の華一輪。そのため貴殿を鎮めさせて頂こう」
 
エンディング
その後、右京を見た者は誰一人としていなかった。
たしかなことは、彼の想い人のもとには絶えず華一輪が添えられていた。
月日がたち彼女のもとには贈られた華とともに、花の絵とともに彼女がしたためた歌があった。
それこそ彼女が右京ととともに生きた証であり、今でもまた華を求め続ける右京の生き様そのものであった。
 
(スタッフロールへ)

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流血の宇宙(そら)<今更ながら銀英伝ノイエテーゼレビュー>

ガイエスブルクに立て籠る貴族連合軍。当初持久戦を基本としたが、功にはやる貴族は積極的に打って出んとした。意気揚々と発進する貴族たちだったがこれもまさにピクニック気分。対してそれを迎え討つは速攻を旨とする疾風ウォルフことミッターマイヤー。しかし彼がとったのはこれまた持久戦。結局貴族に対する侮蔑を込めて手玉に取りつつ、散々に打ち負かしてくのだった。
そのラインハルト軍は、今後の拠点としてレンテンベルグ要塞を後略せんとするのだが。
挙げるべきはやはり肝心のオフレッサーとの死闘だろう。今作では白兵戦用の装甲服は前作よりも近未来的、行ってしまえばSFロボット物に近いかなといった感もしないでもない。それらの兵士たちがまさに刃を交える中、序盤のオフレッサーの暴戦から、ラインハルトをアンネローゼごと非難してから彼の逆鱗に触れての捕縛戦、そして利用されての味方からの抹殺と、たしかに見所といえばこんなところだろうけれど。
その際の旧知のミュッケンベルガーを説得するも参戦を拒否される際の元帥の忠告をいまわの際に思い起こすことになる。真実を見ようとしない者たちの一掃、オフレッサーもその一人だと思い知ることになったのだ。
オフレッサーもまた見方によっては忠実な帝国の武人であったが、その暴虐性から忌み嫌われたことには変わりはなかった。
いずれにせよ、ラインハルトにとって最大の難敵は討ち払われた。しかし彼らにとって最悪の難敵はずっと寄り添っていくのだ。
そういえば作戦行動中にフェザーンのコーネフの輸送船と遭遇しいろいろと配慮した後の、コーネフのキルヒアイスの評価。これも尺の関係だといえばそれまでだけど、これもまた先の事情を踏まえての予感と思えば暗澹たる思いさえ感じるのだが。

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今週の神様21年度28号:待つ者、待たされるものの巻

さて今週のジャンプレビューは、
 
<ONE PIECE>
祭りに沸き立つ都の上空に浮き立つ鬼ヶ島。その場内では未だ激闘が繰り広げられていた。まずは無事だったゼウスとともに、しぶとく追い付いてきたうるティをなんとか撃破、何とかたまを中央ステージにたどり着かせていよいよ反撃開始。しかし屋上ではカイドウとヤマトの親子骨肉の争いが続いていたが。
 
<WITCH WATCH>
ヒーローのバイトというがそもそもお話が破綻しているからバイトそのものも破綻するのは必然というのか。
 
<あやかしトライアングル>
水着作戦も本人たちが楽しんでいるうち、日照り神もたまらず実体化したか。まあ男(?)の欲望にはやはり勝てなかったということで。
 
<灼熱のニライカナイ>
戦いが終わり、残されたものはそれぞれの想いを胸に新たな生活を送っていく。鮫島もチャコもいかなる生き方を送るというのか。
  
<高校生家族>
田舎の祖父母のもとに帰省した光太郎たち。やはり事態を飲みこめていないだけにちょっと不安な祖父母だったが。
 
といったところでまた(再)来週。

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ギース=ハワード<龍虎の拳スペシャル>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、いよいよ龍虎の拳スペシャルにてギース=ハワードの記事を送りする運びとなりました。
おもえば龍虎2にて極限流の強さを目の当たりにしてから日本にて己の業を磨かんと修業を行い、その強さをひとまず見せつけんとするさまをここにお送りすることができます。これによりひとまず龍虎スペシャルはコンプリート。本編の実質完結編たる龍虎の拳3にも期待を持ちたいとは思いますが。ともあれこんなところで、それでは、ごゆっくり。
 
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから、
ENTER>ゲーム>龍虎の拳スペシャル>ギース=ハワード
となっております。

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おためし紀行・ちょこっとグルメ:なごみ処 善(愛知県西尾市)

さて今月のおためし紀行なのですが、昨今のコロナ騒ぎと仕事上の都合でなかなか遠出もできない今日この頃、どうせなら近所界隈でのお店ご自慢のメニューを当ブログなりにご紹介したい次第です。
Photo_20210628072601
まずは西尾市のなごみ処 善さんをば、このお店は今年頭頃にリニューアルしましたが、様々な事情で開店休業が続き、最近になって土日限定の営業と相成りました。
Photo_20210628072602
さしあたりは編者としてもご近所づきあいということで、散歩がてらに一品二品購入した次第です。
Photo_20210628072603
これが購入したみたらし団子とクリームたい焼きで、大変おいしくいただきました。
といった具合で当面は市内を中心においしいお店をご紹介する次第となりますが、そこのところはご了承のほどをよろしくお願いいたします。

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各誌レビュー21年度6月号(その2)

さて今週の各誌レビューは、
 
<MAO(サンデー)>
足手まといの菜花を下がらせ白眉と対峙するもすんでで逃がしてしまった百火。その際に百火の御降家の弟子入りにまつわるいきさつが語られることになるのだが。
 
<君は008(サンデー)>
学園に帰還したエイトたち。父の件は結局学園長に謀られる形となったが、これもエイトたちを信頼してのことだったのでひとまずは鉾を収めることとなったが。
 
<バキ道(チャンピオン)>
横綱とスクネとの取り組みは横綱渾身の投げを決めんとするも、スクネも横綱の肉をつかんで投げ落とさんとする。しかしこれも序の口に過ぎないというが。
 
<浦筋(チャンピオン)>
小便小僧の呪いをマジで受けたあかね。何とか回避できたのはいいが、結局乙女にとっての恥辱を受けることになる。
 
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
ボートに乗りたい鈴のため一緒に乗ることとなった大祐。お決まりのハプニングにあうもなんとか漕ぎきることができたか。
 

といったところでまた来週。

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ドラゴンクエストⅩⅡ、ですか

さてみなさん、日本のRPGの草分け的存在でもある『ドラゴンクエスト』の最新作のⅩⅡが発売される運びとなりました。
期待されるハードとしてはいまだ未定というだけにいずれの機種でもドラクエの世界観を十分に表現できると期待はしていますが。
気になるストーリーについては少しダークな設定となりますが、ⅣやⅤ以降のストーリーが少し陰惨なだけあってある程度プレイヤーを選ぶかもしれない。
ともあれ未だ情報が少ない中、これまた続報を待ちたい。

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エピソード19:力の滓(その17)<namco×CAPCOM・SNK>

さてみなさん、今回のナムカプケイはいよいよ90年代のゲーム史一番の忘れ物たるあの男との、ひいては人間の原罪の一つへのケリを編者なりに付ける運びとします。はたしてその行方はいかにということで、それでは、ごゆっくり。
 
インターミッション
レオ「もうすぐ魔界城だがこのあたりにただならぬ妖気が、ところで何か心当たりがおありかなグレイ卿」
グレイ「その懸念ってやつが確かなら“奴”が近くにいるかもしれない。もちろんこの地も魔物たちが守りを固めているに違いない」
ニーナ(B)「えっ、これは、姉さん・・・・・」
(ニーナ、間違いなくあの人がこの地にいます。私たちの魂をも取り込んで、あの人の望みを果たさんとして・・・・・)
アースラ「それは、間違いないのか」
リュウ(B)「間違いないだろう。多くの魂の力を糧に、魔物の力の源となしているのだから」
グレイ「ああ、今度こそ決着を付けてやる」
 
MAP:魔界村、水晶の腐海
・BOFチームを中心にプレイヤーを選択する。
グレイ「妖気のみなもとをたどってここまで来たが、いったいどこにいるっていうんだ」
レオ「うむ、その前に魔物たちを片付けねばならぬかな」
 
・まずはゴブリン、やらドラゴンヘッドやらの魔物たちが攻めてくる。
グレイ「こいつらは人の魂を喰らって強くなったんだ。ひとつ残らず片付けて取り込まれた魂を解放するか」
 
・続いて炎をまとった巨大なオオカミの群れが現れる。
アーサー「おおこれこそは地獄の番狼ケルベロス。これまた魂の力で強大化しているのか」
ワルキューレ「ここまでの強大化ならひとまずの苦戦は免れないでしょうが」
ガンツ「ここでへたっちゃいられねえぜ。だが守りに入るのは致し方ねえ」
 
・さらに最奥部から巨大な虫が現れ、そこから異形の怪物が現れる。
アーサー「うむ、これこそが腐海の主、王虫(オウム)」
レイス「しかしこれは、まさか生きる屍となって」
アーサー「うむ、胴体の生命核をすべて穿たれているからな。よもやそれをも死霊化するとは」
グレイ「これはやはり、おいでなすったな」
・そこに巨大な魔物が現れる。
サタン「待ちかねたぞ勇者アーサー、そしてフーレンの勇士グレイ。この王虫もまた死してなお強大な魔物としてよみがえった。後はお前たちが推して知るべきこと。そしてその先に・・・・・」
・そして青白い男が現れた。
男「やっ、それくらいでいいでしょうサタン殿。そしてお久しぶりですねえ、皆さん」
グレイ「やはりてめえか、ユンナ」
ニーナ「未だ姉さんの魂がこの王虫の奥にとらわれている。あなたは何をしようとするの」
ユンナ「先に言ったはずですよ、私の望みはうつろわざるものを創り出すこと。それこそは人の望み」
アースラ「それで貴様は新たなる争乱を起こさんとするのか。かつての帝国と同じように」
ユンナ「大いなる事を成すには多少の犠牲もやむを得ないでしょうが」
レオ「ありきたりの詭弁だな。いずれにしてもそなたの野望をこれ以上見過ごすわけにはいかぬな」
ユンナ「さてどうでしょう、いずれわたしもあなた方と決着をつけたいのもまた事実。今こそお見せいたしましょう。我が研究成果の総てを」
 
サタン「ではユンナよ、俺はひとまず失礼する」
アーサー「むう、逃げるのか」
サタン「なに、この先であらためてお相手しよう。くれぐれもこの程度でやられてくれるなよ」
・サタン、一旦姿を消す。
 
・王虫の中から異様な体組織で構成された魔物らしき生物が現れる。
舞「うわっ、何これ、気持ち悪~い」
春麗「悪趣味もここまでくればご立派なものね」
ワルキューレ「これも“神”を創り出すためだといいますが。これほどまでの命の冒涜とは」
グレイ「・・・そうだな、はじめ俺も“奴”に対する憎しみで動いていた。しかしレオ王の助言をはじめ、今までの戦いで、奴もまた人の意思から発した、いわば“力の滓”であると気が付いたんだ・・・・・」
 
・生物群一定数撃破後
グレイ「・・・そんな人の悪意が“奴”を生み出し、多くの争乱を生み出したんだ」
リュウ「そうだ、ちなみにフォウルの召喚もその悪意ゆえのこと。それが“彼”を超える“存在”を生み出さんとした結果そのものが“力の滓”だった」
ニーナ「終わらせましょう、まずは私たちの罪と受け入れて」
 
・そして王虫かそのものが強大な魔物に変異する。
アーサー「ううむ、これこそが奴が求めた魔物ということか」
グレイ「そうだな、これこそ奴が求めた“うつろわざるもの”いや違う。あれも一度滅んだものだ。それに手を加えこんなバケモノになったんだ」
ニーナ「バケモノ、つまりは失敗作なのね、こんなものでも、ザサラメールが言ったように」
リュウ「そうだ。奴は“神”を作るために“失敗作”を作り続けた。その帰結が、これなんだ」
ワルキューレ「止めなければなりません。うつろわざるものを作るために、終わらない駆けっこをするのを」
 
・“魔物”を撃破後
グレイ「・・・ついに、倒したか・・・・・」
タオ「見て、王虫がいた場所に・・・・・」
その場所にはかつて人だったモノが座していた。
リュウ「遠い日の亡骸だ。フォウルが召喚された時とそう変わりはない時のものだろう」
グレイ「ああ、こんな亡霊のために、多くの命と哀しみ、そして魂が呑み込まれたんだ」
グレイたちがそれに近付こうとする、しかし、
ユンナ「やっ、これに近付いてはなりません」
ニーナ「グレイ!」
グレイ「ああ、大丈夫だ、奴の最期のあがきってやつだ」
ユンナ「これに、わたしの、体に、何とします・・・・・」
グレイ「お前の、望みのために、今までむなしく突っ走っていったんだ。それを、終わらせようとするんだ・・・・・」
ユンナ「・・・わたしは、やるべきことが、あるのです・・・・・」
グレイ「そうだ、お前も、苦しみ続けてきたんだな。だからといって、いや、今なら、お前の、哀しみも、また・・・・・」
やがてユンナの本体の攻撃も止みグレイたちがそれを間近に臨む。
グレイ「なるべく、清い、炎がいいな」
途中取り出した小枝に、ワルキューレが発した炎を灯す。
グレイ「それじゃあサヨナラだ、ユンナ。これで悪い夢を見ずに済むんだ」
グレイ、ユンナの“肉体”に火をつけ“肉体”は炎を上げて燃え盛る。
ユンナ「・・・いずれ、人は、神を、うつろわざるものを、欲するものです。あなた方は、それを、ト・メ・ラ・レ・・・マ・ス・カ・・・・・」
グレイ「そんな先のことは、分からない、しかし・・・・・」
ニーナ「はい、姉さん、これで、捕らわれた人々もまた。でもそれには」
アーサー「この先の魔王を倒さねばならぬ、といったところだな」
グレイ「ああ、そうだな。すべては、そこからだ」
ワルキューレ「それでは、行きましょう。すべてはそこからですから」
 
・一同が去った後、かつてユンナが座した跡に、青白い魂が漂い、やがて消えていった。
 
TO BE CONTINUED

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蜘蛛ですが、何か?のレビュー(その7:次回、決戦?)

魔導士ロナントとの対戦の後、エデ・サイネに進化した彼女。その際に流れるステータスの傍ら“贖え”なるメッセージが流れていく。それが何をものがたるか、今はただこの世界を縛っているのは分かっているのだが。
一方でシュン。学園を後にし剣と魔法の修行に余念がない。訪れたフェイに自分の勇者としての使命とともに、
そんな中、フェイが契約するよう勧めるが、一旦戸惑うシュンだがフェイもそれなり決意を固めている。ひとまず契約を済ませたフェイだが、さらなる進化のため一旦卵の姿に戻る。
戻って彼女、禁忌のステータスが最大になるもその際に自分に降りかかる情報が氾濫し、その際に世界の崩壊をも知り得ることになる。
それを防がんがために結局自分の強さを求める彼女。そのために地竜を倒すという。しり込みする彼女の並列意思たちを説き伏せいざ下層へと転移せんとするが。そこにはもう一つの魔物、巨大な毒蛇、突然の強敵にしり込みする彼女だが、毒蛇は地竜と出くわしそのまま対峙するも、その強大な力に結局屠られてしまう。地竜アラバの強大さに憧れの感情をも抱く彼女。
シュンのもとを訪れたユリウスの仲間のハイリンス、不死鳥の羽をユリウスに託され自分が生き延びたことを悔やむ彼を労うシュンだったが。
かつての戦いでユリウスのもとに現れたのは白い衣の女性。対峙の末残ったのはユリウスの衣で、ユリウスは腐食攻撃で斃れたと語るのだが、白き衣の少女こそまさか彼女だというのか。
遠い日からのユリウスの思い出とともに、ユリウスの想いを引き継ぐことを誓い、ハイリンスもまたシュンの力となることをあらためて誓う。まずはシュンに頼もしき仲間が加わったというわけだが。
彼女の方も己のレベルを上げるためにまずは蜂の巣を擁する蜂の大軍と遭遇、そのまま対戦と相成る。とはいえ習得した肝心の邪眼攻撃は己のダメージが伴い多用ができない。
上空の蜂の群れを見やりながらアラバの攻略を考える。彼の大地魔法とブレスに攻略するべく空中での戦いが有効という判断を下しつつ、ついには蜂の群れを屠ることとなった。
そして地竜アラバと対峙することとなった彼女。はたしてその勝負の行方やいかに。

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今週の神様21年度27号:それぞれの夏に向けての巻

さて今週のジャンプレビューは、
 
<ONE PIECE>
ルフィの敗北で意気下がったのはまず反乱軍。その隙に攻勢に打って出るクイーンとペロス。しかし窮地を救ったのはサンジだった。一方で錦えもんを討ち取りまさにモモの助までも手にかけんとするカイドウに、ルフィは帰ってくると告げ味方の戦意を保とうとする。それに応えてかヤマトがまさに父カイドウに刃を向ける。そして奇跡が各地で起きんとするのだが。
 
<WITCH  WATCH>
モイへの告白に相変わらずの淡白さ。しかし己の想いを思い起こし、それを陰から見ていたニコとひとまずいい雰囲気になったか。
  
<あやかしトライアングル>
日照り神をおびき寄せんとみんなで川遊び、その色香が招くは好色か嫉妬か。
 
<灼熱のニライカナイ>
神室の力がまさに島を呑み込まんとする中、オルフェの想いを受け継ぎ海を味方につけた鮫島が神室を追い詰め、ここに決着の時を迎えるのだが。
 
<高校生家族>
家族そろってそれぞれの想いとともに夏を迎える。はたしてそれぞれの胸に去来するものはいかに。
 
といったところでまた来週。

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月刊ストロングワーズ新世界編(創作):21年度6月号

さてみなさん、今月のストロングワーズは、一気に畳みかけんとする連合軍にカイドウ側も底力を見せ再び窮地に立ち、その巻き返しを期待するとともに敵味方の強き意志を今回もお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
 
・智慧の言葉
「おめェらよォ・・・非道な海賊の世界にも・・・仁義ってモンがあんだろうが、アホンダラァ!!!(ビッグ・マム)」
第1011話:あんこの仁義
SMILEたちの反旗のため次のステージへと向かうたまたちの前に立ちはだかるビッグ・マム、ひとまずおこぼれ町の惨状をたまが語りそれに激昂したマムが一旦はページワンを粉砕する事態に転んだのだが。
 
・戦う言葉
「私・・・ダメみたい!!子供に手を上げる奴・・・!!
この女ここでブチのめす!!!(ナミ)」
第1012話:うず
弟ページワンを倒され怒り心頭のうるティ、怒りの追撃で狛ちよを倒し、たまにまで手をかけんとするも、それに激昂したナミが討ち果たさんと立ち上がるのだが。
 
・戦う言葉
「結果は見えていた・・・強ェ武器を手に入れて・・・調子に調子に乗ったな若造・・・!!
二元は希望を捨てねェ・・・いや、捨てられねェのさ・・・それが厄介・・・!!
久しぶりに熱くなって・・・おれはしくじった・・・お前の首を切って「勝利宣言」とすべきだったんだ。
でなきゃみんながp前の勝利を、信じ続けちまうだろう・・・・・?(カイドウ)」
第1013話:Anarchy in The BM
カイドウとルフィの激闘は一旦はカイドウに軍配が上がり、カイドウは久しぶりの激闘の高揚感からいざ倒してからの失望とともにルフィを島の断崖へと投げ落とす。
はたしてここからルフィは巻き返しが図れるのか。 

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デビロット&アリエータ対サムライスピリッツ系キャラ<CAPCOM VS SNK・namco>

さてみなさん、今回のホームページ更新は、CSNよりデビロット&アリエータ対サムライスピリッツ系キャラのシナリオをお送りいたします。
90年代カプコンを象徴する格ゲーリリースをある程度代表する彼女たち。今となっては少し大胆すぎるスタイルも、最近リリースの令サム(仮題:しずか千年歌)と比べてもまんざらでもないかなとも思う今日この頃ですが。
ともかくこういったところで、それでは、ごゆっくり。
 
ちなみに指定ページの行き方は、ホームページから
ENTER>ゲーム>CAPCOM VS SNK・namco>ローズ=バーンシュタイン>SNK・KING OF FIGHTERS系キャラ
となっております。

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各誌レビュー21年度6月号(その1)

さて今週の各誌レビューは、
 
<MAO(サンデー)>
白眉と対峙する百火と菜花、不知火らの野望を時代遅れと訴える菜花に対し、人の本質は変わらぬと返す白眉、その上で御降家再興を語り、その邪魔者たる百火もろとも葬り去らんとする。たしかに不知火らの野望通りなら現代にも影響を及ぼしかねないのだが。
 
<君は008(サンデー)>
父の生存はやはり校長が絡んでいた。今更ながらエイトの入学も絡んでいることだろうが。ともかく活路を開いたうえで父と別れ、前もって助けた野原とともに敵基地を後にするエイトたちだったが。
 
<バキ道(チャンピオン)>
永い四股比べの後にいよいよ対峙する零鵬とスクネ。大相撲と真の相撲道との真っ向勝負にはたして歴史はどのような裁定を下すのか。
 
<浦筋(チャンピオン)>
犬ほしさに変わりの風船犬を飼うことになったが、やはり予想通りのズッコケになったか。
 
<ふしぎ研究部(チャンピオン)>
いくら丁寧に磨いてもやはり親知らずはどうにもならない時もあるからな。
 
といったところでまた来週。

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テレビアニメ・ルパン三世PART6、ですか

さてみなさん、今やアニメファン期待のルパン三世のテレビアニメのPART6が放映される運びとなりました。今回の内容は原作のコミックの世界観に準拠、すなわち基本のハードボイルド性が濃いルパンを描く運びとなり、これは先の次元、不二子のスピンオフ作品とも連なるものかもしれない。それが新旧の視聴者に受け入れられるかは別として、本来のルパンを知る上で見ごたえのある作品ができるだろうとも期待したい。

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世の中いじめっ子だらけ:剛田・クリスチーネ・ジャイ子(仮名)の場合・改訂<本当は怖いドラえもん>

今回は先の記事の改訂版ということで、まず参照に先の記事を紹介することで、
その今回、ジャイアンの妹のジャイ子について挙げたい。
はじめに述べるにドラえもんがのび太くんを助ける前までは彼の嫁さんになる運命だった。それは本来ののび太くんの不運のひとつであることはまず言うまでもない。何せのび太くん自身その結婚は本意ではなく、背景にはやはりジャイアンが絡んでいるのは容易に理解できる(『ジャイ子の恋人=のび太』から)。それがドラえもんの活躍によって当初の不運は回避できたのだ。
次にジャイ子の性格については、はじめのうちはジャイアンに準じて少し粗暴な性格で、子供っぽいイタズラで多少なりとドラえもんたちを困らせることもしばしばあった。
それが連載中期辺り、いうなれば先の歴史改編が成された後のジャイ子はどうなったのかといえば、何と漫画を描くという趣味ができ、それに準じて性格も繊細になってきたのだ。そのマンガの腕前について、基本は兄のジャイアンと同じく下手の横好きといえるが、見た目の画力についてはまだ子供のことなので微妙なところだが、はた目から見てちょっと見れるかなというのが正直なところ(これは作画を担当したたがや健二氏によるものだけど)。
しかしながら描いているうちに自分の下手さを自覚したりとジャイアンとはちがい謙虚なところもあるので見込みはあるかもしれない。
そういえばジャイ子の本名を明かさなかったのは、その名前の子が学校でいじめられるのを防ぐための配慮だというが、結局は苦し紛れの言い訳にすぎないかも。もしもそれならばキテレツ大百科のブタゴリラ:薫、さらに言ってしまえばジャイアン:タケシの場合はどうか、ついでに小太りの女の子もジャイ子だと言っていじめられることだってあるだろう。その意味でも、当時仕事上の都合で返答に窮してある意味適当な答えを出すも「まあ藤子F先生のことだから」ということで妙に納得して受け入れられたのかもしれない。
まあそんなこんなでジャイ子もひとまずは出木杉くんほどではないが十分に脇を固めたキャラの一人であることも最後述べておきたい。

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突っ走り両さんのカタストロフィー劇場<平成こち亀15年度下半期>

今回の平成こち亀は、前回とは打って変わって突っ走って大暴れもひとまずこなしているといった感も強く。オチとしてもとりあえずはズッコケもあったけれどそれだけのb対背景のカタストロフィーも強かったなといった感も強い。
また擬宝珠家のタイ旅行で両津が旅行の代金を競馬でスったいきさつも後のしょっぱなのズッコケ話にもつながったのかなという想いもしないでもないが、それでも最後はひとまずの大団円ともなったのもやはり見逃せないのもまた事実。
ともかくもこに時期の小康状態の後にとてつもない事態に陥ったと述べておいてこの記事をシメたい。

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6月のおしらせ

さてみなさん、ようやく6月。ところによっては梅雨の真っただ中という方もおられることでしょうが、これを乗り切れば今度は暑い夏を迎えることでこれまた大変なことにもなることでしょう。でも体調の管理には気を付けて一つ一つを乗り切っていきましょう。
今回も多くの企画や記事をお送りする運びですので、それでは、6月もごゆっくり。

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