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ザ・ドラえもんズオリジナル:ドラリーニョ編・ノビーニョとふしぎカーニバル(その1)

さてみなさん、今回のドラえもんズは、ブラジルドラリーニョと仲間たちが年に一度のカーニバルに臨むお話をお送りいたします。
今回のお話に登場するキャラクターについては以下の通りです。
ノビーニョ(のび太):ドラリーニョがお世話になっている家の男の子、やはり少し頼りない雰囲気だが隠れた努力家でもある。母親がデザイナーのお仕事をしている。
プリシラ(しずか):ノビーニョの近所に住んでいる女の子。シャワーと食べるのが好きだが、時々はモデルのアルバイトをしているほどスタイルに気を使っている。
パウロ(スネ夫):近所の農園の地主の息子でなにかと自慢話をするのが好きだが、結構しっかり者。
ロベルト(ジャイアン):近所のガキ大将的存在、お祭り好きな性格でみんなを引っ張ったり引きずったりする。
エンリケ(出木杉):役所の職員の息子で物知り。時々プリシラと付き合っているのでノビーニョも面白くないがやはり友だちなだけにいろいろ教えられているので、やはり付き合いもいい。
このような面々ではたしてどのような活躍を見せてくれるか、というわけで、それでは、ごゆっくり。
 
その日もノビーニョ相手にサッカーの練習に余念がないドラリーニョ。パスの練習のつもりが時折ボールの追っかけっことなって良くて悪戦苦闘の感も禁じ得ない。
そのうちにノビーニョのママが呼び掛ける。
ママ「二人ともおやつの時間よ。その前にシャワー浴びていらっしゃい」
「はーい」
とシャワーを浴びてから食卓に腰を下ろす。
食卓にすわったお更にはフルーツとフルーツどら焼き~日系人の知り合いから教わったパンケーキをもとにつくったもの~が盛り付けられていた。
ママ「ところで来週はいよいよカーニバルね。ところでノビーニョたちはどんな出し物をするの」
ノビーニョ「うん、まだまだ決まっていないけどね。今からプリシラたちと相談していくよ」
ママ「そうね、前から楽しみにしていたからね」
とまあ、おやつを頬張る二人とママの会話が弾み、いよいよ外に出ようとしていくとき」
ママ「ところでドラリーニョ、またおヒゲを束ねちゃって、エラそうな大人に見えてカッコ悪いわよ」
と、ドラリーニョのヒゲをブラシでとく。
こうしてプリシラの家に向かう中で、ドラリーニョも面倒くさそうに手でヒゲを手入れし直す。
ドラリーニョ「このヒゲの形も気に入っているけれどなあ」
ノビーニョ「仕方がないよ。ママもデザイナーのお仕事で調子がいいんだから」
そうこうと二人はプリシラの家に到着する。
二人「プリシラ、いる」
と、扉をノックして呼び掛ける。当のプリシラはその時シャワーを浴びていた。
プリシラ「あっ、ノビーニョね、ちょっと待ってて」
とシャワーをそこそこに部屋で待っていたノビーニョたちのもとに向かう。
プリシラ「今年のカーニバルは何を出そうかしらね。たしかに今から楽しみだけど」
ノビーニョ「・・・うん、プリシラはうれしそうじゃないみたいだね」
ノビーニョもプリシラの憂いを込めた表情が気になったみたいだった。
プリシラ「うん、お父さんの言葉から今年は不景気で出し物を造るおカネが出ないかもしれないって」
ノビーニョ「ええっ、それじゃあ今年のカーニバルは出来ないかもしれないの」
とノビーニョが失望をあらわにする。そこでプリシラは身を乗り出してドラリーニョに話をかける。
プリシラ「そこでドラリーニョに何かふしぎな力でどうにかできないの。出しものとか衣装とか」
ドラリーニョ「え、何がどうしたの」
ドラリーニョもプリシラが出したお菓子を食べていてプリシラの言葉を聞いていなかったきらいがあった。
ノビーニョ「ドラリーニョの道具で何かできないかって言ったんだよ」
ドラリーニョ「ああ、そうだったね。まず衣装はこれで大丈夫だよ」
と“きせかえカメラ”を出してプリシラに向けて映し出す。
ノビーニョ「わっ、なんだかきれいでかっこいい、ってこれはちょっと」
プリシラ「何よこれ、帽子とシッポはいいけど、これじゃあハダカとおんなじじゃない」
ドラリーニョ「あ、ごめん、これは大人用だった」
と、前もってセットした写真を取り出し、代わりの写真をセットし直す。今度は衣装そのものが落ち着いたスタイルになったが。
ノビーニョ「これならいいんじゃない」
プリシラ「うん、これも大胆すぎるかな。でもちょっとかわいいかも」
ドラリーニョ「よし、これで衣装の問題は大丈夫だね」
ノビーニョ「あと出し物についてどうしようか」
ドラリーニョ「あっそうだったね、それならこれでどう、“水加工ふりかけ”」
と、とあるふりかけの瓶を出してきた。
ドラリーニョ「これを近くの川にふりかけて」
川にふりかけをまき、そこから数個の水玉が浮かんできた。それを取り出して各々の形につくっていく。
ノビーニョ「こんな出し物なんかはどう。これより大きなものが欲しいんだけど」
ドラリーニョ「それなら、“水細工用ポンプ”」
水細工にポンプを付けてから空気を送ると、水細工はみるみる大きくなっていく。
プリシラ「すごい、これなら次のカーニバルでいい出し物になるわね」
ドラリーニョ「これよりももっと大きくて丈夫なものを作りたいよね」
と、“水戻しスプレー”を出して水細工に吹きかけて、水しぶきとともに消えていく。
ノビーニョ「それじゃあ、みんなを集めて次の出し物を決めていこう」
というわけで後日みんなで出し物の衣装と出し物を作ってから来るカーニバルに臨むのだった。

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