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ドラえもんとゆかいな仲間たち:エスパー魔美<本当は怖いドラえもん>

今回は藤子F先生の80年代初頭の名作『エスパー魔美』について少し語りたいと思う。
『エスパー魔美』は、当時小学館の青年誌たる『マンガくん』(後の少年ビッグコミックからヤングサンデー、そしてゲッサン)に連載された、少し若者向けの作品でもある。
ある日自分が超能力者であることを知った女子中学生の佐倉魔美。はじめ自分が超能力者であると思うもそうでないことに失望しつつも、マミのサポート役を買って出た高畑くんとともに、身の回りの降りかかる事件を解決しようというのが大まかなストーリーでもある。
そのストーリーの根幹はかつて子供のヒーローながら、身の回りに降りかかる事件(中にはどこかの国の大事件もあるけれど)を解決する『パーマン』にも通じているかもしれない。
事件にあたる際、マミ自身もそう意識してはいないが、パーマンのミツオくんよろしく自分の正体をなるべく明かさずに行動しているのも、その当時は常態化していたがヒーローの守秘性というのがある。
そんなこんなで、マミも藤子F先生の“すこしふしぎ”な物語として、同じくパーマンのようなヒーロー、というより今でこそ魔法少女ものでも通用し得るかもしれない。
さておきマミのもう一つの魅力として、時折画家たる父親の絵のモデルとしてその艶姿を魅せてくれて、これを目当てに買い求める当時の若者も少なくなかった。これもまたドラえもんにおけるしずかちゃんのお風呂のシチュエーションと同じものだろうし、まあ中高生がメインの読者ということもあり、しずかちゃんよりも顕著かなとも思っている。
余談ながらマミもなんとNHK教育(現Eテレ)でテレビドラマ化されていて。マミ自身の活躍はともかく、先のモデルの事情はそれなりに落としどころを見出していただろう。
少し遅れながらマミもアニメ化されオリジナルのストーリーを交えてこれまた当時中高生の視聴者の心を躍らせたのはともかく、当時小学生の心に甘酸っぱい思い出を与えてくれたのは言うまでもなかった。

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