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蜘蛛ですが、なにか?のレビュー(その5:アイキャントスピーク、イセカイゴ?)

今回から1話のみということで、
久しぶりに帰還したユリウスのもとに駆けつけたシュン。久しぶりの再開にユリウスもシュンに微笑みかけるが。近況のことを問うも流石にユーゴーのことも言うわけにはいかず、対してユリウスもその帝国領に行くことになりシュンもそれが気がかりだというが。
よればユリウスのマント、15年前の蜘蛛の魔物の巣から手に入れたもので造られたという。同じく手に入れた卵のいきさつから、まさかそれが彼女ということか。それなら時を隔てた彼女とシュン。その因果がものがたるものとはいかに。
一方彼女、竜のブレスが直撃しあわやお陀仏かと思いきや機転での幻影魔法で回避しつつも毒攻撃をくらわせた。
しかしまだ竜は死んではおらず対して彼女のHPはわずか。しかし先に出番がなかった二人目の魔法担当とともにとっておきの地獄門の魔法を放つ。
これは相当効いていたみたいで、わずかの耐力の竜に最後のとどめを刺し、ついに竜は斃れた。
変わってどこかの場所で何やらに気が付いた謎の男が扉から別の場所へと向かう。
新たな邪眼を手に入れた彼女も竜を解体せんとした時、何かが近付いてくるが、しかもただならぬ雰囲気にも気が付いた。それはやはり件の男だった。
圧倒的な実力を感じながらなにやら敵意を感じない。何やら彼女には理解不能な言葉で語る男。ていうかそもそもヒト(?)と蜘蛛とで会話が成立し得ないともいえるが。そこで何故かスマホを落とし、それと通話する男。
次いでスマホから話しかけるのは管理者Dなる人物、彼女を今まで監視しているきらいを感じるが、
そして先に魔王を名乗った彼女。数多の男女から戦況の報告を聞かんとする。それぞれの思惑が交錯し、一触即発の事態に陥るも、その魔王が圧倒的な実力で鎮める。
その一方で先の男と白い衣の女。彼らも何やら一物を抱えているきらいがあるのだが。ともかくも魔王の人間界侵攻が始まろうとしている。
一方ユリウスも魔王の動きに反応する。そしてシュンにも“勇者”の称号が「降りた」。
それが何を意味するのか、それを理解し得た時、シュンの心に絶望が走るというのだか。

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