蜘蛛ですが何か?のレビュー(その3)
なまずって、おいしい?
上層へと抜け出せた先に彼女を待ち受けたのはさらに過酷なマグマ地獄だった。燃え盛る炎の大地もさることながら、そこに住まう魔物も彼女に襲いかからんとし、ひとまず安全な場所へと脱出を図るのだが。
ひとまずは作戦会議がてらポイズンタラテクトへと進化して、さらなる強さを得たのだが。
あらためて空間に浮かんだ文字ってのはファンタジーよりもある程度のSFでのシチュエーションだろうけれど。
さしあたり傲慢のスキルを得てそれなりのステータスになった。しかし相変わらずのノリの軽さだけれど。それがどのような結果をもたらすかやはり定かではないが。ともかくもさらなる強さを得るためひとまずトレーニングに励むのだが。
一方で人間界、一回り大きくなったフェイの強さをたしかめるシュン。この時点では彼女よりは上だし、それに際するシュンの懸念も言い得て妙だけど。
そのシュンも周囲からの称賛もひとしおだが、中でも声をかけたユーリなる少女。天の声を宗教の対象となっていて、ことに勇者の条件でもあり禁忌のステータスを排除の対象として目の敵にしているのだが、これも彼女にどう影響するか。
戻って彼女、使えそうなステータスを確かめつつ狩りに興じんとするも、またもや地竜と出くわしなし崩しにマグマの海に、対するタツノオトシゴの魔物と対してそれを倒すのはいいけれど、次はナマズの魔物と出くわすもこれは回避せんとするが結局対する羽目になりこれも何とか倒す。傲慢のスキルを確認しながらも久しぶりのうまい獲物を堪能する。しかし蜘蛛の捕食がこうまでうまい表現となるとは。
ともかくもすっかりテンションも上がった彼女だが、迷宮の奥に踏み入れたのは冒険者の一行、その中の一人が勇者のユリウスなのか。
勇者と、魔王?
冒頭人間界、兄ユリウスに憧れるシュン。そのユリウス一行は周辺の魔物を片付けつつ迷宮の中層へと足を踏み入れる。討伐対象は蜘蛛の魔物だというのだが。
一方のすっかり上機嫌の彼女、己の成長を確かめつつ今度はウナギの魔物と遭遇する。ひとまず強大なそれも彼女に襲い掛かる。その間に自らのスキルを成長しつつ、ウナギのMPの消耗を待ち、一瞬のすきを狙い毒撃を放つもウナギも体力を回復させ反撃に転ずる。しかし彼女も己の体力の限り抗いついには倒す。レベルアップの末進化の路を得てから早速ウナギを巣代わりにしてから能力が高そうなゾア・エレなる魔物に進化する。
こうして首尾よく進化を完了しより強大な魔物になった彼女。いつの間にウナギを食してから手に入れた探知のスキルを使用し、なんと並列思考なるもう一人の自分と対話する。いずれにしても強くなった彼女もひとまずは上機嫌だが。
変わって勇者サイト。キャンプ中に強大な蜘蛛とそれの束ねの白い蜘蛛。応戦するもいかんせん素早い動きでほんろうされる。あとは白い奴だがユリウスが対することになるもひとまず動きを封じてとどめを刺すも、斃され際に感じたそれの怯えはいかに。
それにしてもあの白い蜘蛛は彼女とは別物だった。とはいえ彼女の場合はあの造形は主人公補正とやらでああいう形になっているが、本来はユリウスたちが対した形であることは少し複雑な気分か。
また一方、とある居城にて軽めに指示を出す一人の少女、魔王と呼ばれているがこれもいかに。
そしてもてはやされるシュンにまさに敵愾心を募らせるユーゴーは何を企てんとするのか。
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