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蜘蛛ですが何か?のレビュー(その2)

地竜(龍)、ヤバい?
レベルアップの末進化をした彼女。思わず気を失ったが外見的には何も変わっていないかに見えたが、各能力が格段に上がった等パワーアップを感じることもできた。とはいえ冒険者や他の魔物から見れば未だ弱小の魔物に過ぎず、彼らに囲まれて絶体絶命と思いきや、わずかな隙を見計らって脱出を試みる。
一方で人間界、そこの主人公たるシュンらは魔法の演習を受けることになる。単調な授業に辟易しつつ、それでいてシュンへの対抗心からより強大な魔法を駆使して彼に見せつけては教官にたしなめられたりもする。
そのうちに何と地竜が姿を現して襲いかかってきた。並の術者でも歯が立たないこの強大な魔物を相手にシュンたちが全力を尽くさなければならない。しかしユーゴーはあくまで自身で倒すべくスタンドプレーに徹しては返り討ちにあい、対してシュンは仲間の助力で徐々に竜を抑え、何よりも旬のペットの竜フェイの攻撃からの連携でついには竜を討ち取るに至る。しかしそのフェイも肉親殺しのレッテルを張られ、自らの境遇と合わせて重く受け止めんとする。
いずれにしてもフェイの名は上がり、対してユーゴーは更なる敵愾心を募らせる。
一方敵の包囲から逃れた彼女。さらなる深部へ、さらなる強大な魔物の巣窟へと陥るのだった。
 
猿、ホアー?
地竜と遭遇した彼女、その強大さとともに自分の無力さをあらためて思い知ることになり、ひとまずは身を隠すことに専念するのだが。
その逃げ延びた先でも蜂やら蟷螂やらそして巨大な蜘蛛やらと強大な魔物ひしめく迷宮の下層の迷宮で、時には食うに堪えぬ虫や適度な強さのトカゲやらを喰らいつつ、着実にレベルを上げていく。彼女も軽いノリで話を進めているが、素直に見れば凄惨な喰い殺し合いであることには変わりはない。
ここでも前世での想いを馳せるが、やはり現実の彼女の面影がこの場で見られたのか。
その後探索を再開する彼女、その終わりなく対策と放浪の末強大な猿の大群と出くわし、続いて一回り小さな猿と遭遇。ひとまず斃したはいいがその断末魔からさらなる大軍を呼び寄せることになるとは。
ひとまずの休息の末、猿の大群の襲撃が、退路も断たれてやむなく応戦することになる。まともに当たれば多勢に無勢。ひとまずは罠を張るも彼女を斃すため個の犠牲をも厭わぬ行動に彼女もたじろいたがこちらも黙ってやられるわけにはいかない。
猿の猛攻に傷つきつつも着実に猿を斃してはレベルアップで回復していく。これも昨今のRPGならではか。しかしそこに件の大猿も現れ彼女に襲い掛かる。その圧倒的パワーに押されつつも身に着けた毒魔法で着実に仕留めていく。これもまた深手を負いつつも結局はほぼ全滅することに成功する。
こうしてこれまた凄惨なる生き残りゲームに勝ち抜いた彼女。進化可能なレベルに達するもひとまずは後回しにして上り坂のルートを見付けそこへと上っていく。
しかしそこはさらなる過酷なマグマの海だったのだ。

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