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イゼルローン攻略(前編)<今更ながら銀英伝ノイエテーゼレビュー>

アスターテ会戦にて味方の全滅を防いだヤンは、新設された第13艦隊の司令官に任ぜられ、同時に帝国軍の拠点であるイゼルローン要塞の攻略の任をも命ぜられることとなった。
前作では艦隊の結成式が行われたが、今作では冒頭からキャゼルヌとの作戦の準備にあたることとなる。同じく幕僚の人事も行われ、先の艦隊運用を買いフィッシャーを副司令官に、参謀長にムライ、パトリチェフを、そして副官には優秀な若手ということでフレデリカがそれぞれ着任した。ムライ、パトリチェフは後に発表された外伝のエピソードも交えられ、フレデリカはエル・ファシルでの出会いのエピソードが語られた。
さておき作戦の準備も続けられるも、やはり内外からは成功の可能性は低いとみられた。ことに他の将校は陰口を叩かれる中、古参のビュコック提督がそれをたしなめる。その時点ではビュコックからもまだまだヒヨッコと目されてるとヤンも自覚もしているのだが。
さておき作戦の実働部隊としてさらにローゼン・リッターを自らの艦隊に取り入れることになる。
その同盟軍屈指の白兵戦部隊・薔薇の騎士:ローゼン・リッター連隊、帝国からの亡命者から成る部隊で、それゆえに再び帝国に寝返った者も数知れず、現在もいつ裏切るかわからない危険な存在と怖れられていた。そんな彼らをヤンは今回の作戦に登用せんとするのだ。
まずは連隊長のシェーンコップと面談すべく連隊の詰所を訪れるも、隊員の一人にちょっかいを出され、フレデリカが退けんとする。そのうちに当のシェーンコップがとりなし、ひとまずの面談にこぎつけることになった。
ここでもシェーンコップがヤンにこの作戦をはじめ、戦いの意義とヤンの真意を問い、ひとまずの回答を得た後に協力を約束する。
とはいえ、他の幕僚たち、ことにムライに至ってはローゼン・リッターへの懐疑を拭い去れないでいた。
こういった状況の中、本作戦のため、13艦隊は出撃する。
そのイゼルローンでは二人の司令官、シュトックハウゼンとゼークトがまたいつも通りに反目しながらもまたもや敵襲かとの知らせを受ける。そこにゼークト配下として、あのオーベルシュタインが意見を具申する。反目しいがみ合っていたゼークトに煩わしい意見を述べるこの幕僚を煙たがりながらもまずは敵襲に対処するために出撃する。
そこに傷付いた帝国艦が救援を求める。それこそが今回の作戦にて潜入任務を受けたシェーンコップらローゼン・リッターの変装であった。こうして過去幾多の犠牲を強いられながら攻略できなかったイゼルローン要塞の攻略が始まるのだった。

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