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序章・永遠の夜の中で<今更ながら銀英伝ノイエテーセレビュー>

さてみなさん、今回から今や日本SF小説の金字塔とうたわれる『銀河英雄伝説』の新たなるアニメ作品。『銀英伝ノイエテーゼ』のレビューをお送りする運びとなりました。
およそ近未来のSFを描く際には、現代をベースにいかに文明描写を派生させるかが課題となる。今作もいわゆる80年代の近未来宇宙のイメージからいわば現代風のイメージに一新したということか。
それでいて人々のキャラ設定においても、ことに帝国側は前作アニメシリーズの19世紀ごろの近世をを中心とイメージでの描写から、今作は近世から現代、いわゆる20世紀初頭頃の描写と相成った。
そういった設定で今作が進行し、当ブログにおけるレビューの一助となったということで。
それでは本編のレビューをば。あらためてごゆっくり。
 
同盟領アスターテ星系にて同盟軍討伐にあたったラインハルト。対する同盟軍は三個艦隊での包囲殲滅作戦を敢行する。この事態にラインハルトに対し旗下の提督たちは撤退を進言する。それに対しラインハルトははじめ理で戦略を語り、そして威で不満を退ける。これは原作通りのセオリーだったが、前作ではオミットされたシチュエーションだった。ともかくも提督たちを退けたラインハルトは同盟軍に対し正面進攻を試みる。退出の際にラインハルトに不満を述べる提督たちに今作ファーレンハイトは彼に同意しメルカッツもそれに頷きつつもたしなめる。
一方の同盟軍もあまりにも早い突出に戸惑い気味。加えて前もって張り巡らされた通信妨害でまさに孤立無援と相成った。そこに帝国軍の一斉砲撃でまさに数で撃砕される。ようやく防戦に転ずるも帝国軍艦載機ワルキューレで懐を突かれてしまう。
かくして同盟第4艦隊はほぼ壊滅し帝国軍は初戦をかざる。しかし若いファーレンハイトはともかく老将たちはセオリーを無視した戦術になお不満を表すのみだった。
続き返す刀で第6艦隊への攻撃にあたる。
対する第6艦隊。幕僚のラップが司令官ムーア中将に反撃を進言するも聞き流されるのみでまともに受け入れずじまい。そのうちに帝国軍の砲撃が襲い掛かる。その後も反転しての逆撃を進言するがこれも退けられ、結局正面での防戦を強いることになる。こうして追い詰められた第6艦隊、降伏勧告をも突っぱねて結局全滅の憂き目にあう。その際にラップ少佐も戦火に巻き込まれて戦死する。彼もまた司令官に柔軟な戦法を進言するも却下され続け、今回の事態に陥り、結局ラインハルトの戦略よりも味方の無能により命を落としたのだ。
こうして敵の3分の2を撃破した帝国軍は、残る第2艦隊を殲滅すべく更なる攻勢に転ずるのだった。
砲撃により第2艦隊に多大なる損害を与える帝国軍。しかしその第2艦隊には後年無視できない存在がいたのだ。半ば絵空事の如くにその存在について語るラインハルトとキルヒアイス。その後同盟軍から流された通信を傍受する。その声の主こそ二人が懸念した無視できない存在。ヤン・ウェンリー准将のものだった。
ラインハルトも不敵な笑みを浮かべて一気に艦隊を進める。それはまさに、永きにわたるラインハルトとヤンとの対戦のはじまりであった。

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