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ONE・PIECE反省会:STAMPEDE編

さてみなさん、今回は先年公開された映画“STAMPEDE”についてのレビューをお送りする運びです。それでは、ごゆっくり。
 
数年ぶりに開催される海賊たちの祭典“海賊万博”
お祭り好きなルフィたち麦わらの一味も様々なお祭りに興じたのち、とある孤島に隠された“海賊王の秘宝”をめぐっての争奪戦が繰り広げられることとなった。しかし、やがては海軍の介入を招いての混戦となったこの争乱こそ、世界を戦乱の渦に巻き込まんとしたブエナ・フェスタ、そして海賊王ロジャーの跡目を継がんとしたダグラス・バレットの陰謀でもあったのだ。
先述のあらすじから、海賊王の秘宝並びに鬼の跡目という鳴り物入りで公開された当作品について、まずキャラクター関係からは、たしかに最悪の世代やら七武海やらの勢揃いも、原作の世界会議や四皇編等の本編とは別の、いうなれば夢の対戦と見られればいいかもしれない。
たとえばカイドウのもとで暗躍するアプーやホーキンズ。実は海軍の間者でもあったドレーク。ついでに言えばドレークのもとで特務として働いているコビーたち。そして四皇の座を狙うため着々と力をためているクロコダイル、あとバギー、ハンコック、ミホークら現職の七武海などなど、本当ならばこのようなお祭りに付き合っている暇もないはずである。
しかしながら特筆すべきは敵味方入り交じっての混戦から今回の宿敵バレットに対しかつての対戦相手の共闘といった、ある意味ファン待望の展開となったともいえる。
その一方でCPー0のロブ・ルッチと革命軍のサボ。成り行き対戦することとなる二人の因縁もストーリーを彩っているだろうもいえる。たしかに原作において心配事もあるけれど。
その宿敵たるバレットも、言ってしまえばシキ、ゼットと同じ古いツワモノということで、ルフィとしても乗り越えなければならない壁として立ちはだかったことだろう。
一方のブエナ・フェスタも、今回の争乱の仕掛人ということである意味色を添えているともいえる。その一方でサボたち革命軍も排除せねばならない危険分子ということで対処されてしまったのだが。
危険分子といえばやはりバレットについて、あくまで正義に逆らう悪として排除せんとバスターコールをかけて抹殺せんとしたサカズキ。それに対して過去のいきさつに同情しながらもあくまで平和と秩序の敵としてコールをかけたセンゴクとガープ。ここでも海軍において両者の温度差、言ってしまえばより武断的の色を濃くした現体制とあくまで仁義に基づいた旧体制との温度差も醸し出されている。これは原作通りだがいずれそのほころびが今後に影響を及ぼすであろうと示唆してもいる。その上で先の共闘に関してスモーカーが海軍の代表としていずれは頭角を現すであろうとこれまた示唆しているかもしれない。
そして件の秘宝、それこそがあの伝説の大秘宝に連なる指針だったのだが、ルフィには過ぎたお宝だと今後の冒険のためとあえて捨て去ったのだ。こればかりは今回大活躍したウソップはもちろん一旦抗議したナミも結局は納得をしたのだ。
いずれにしてもお祭り騒ぎを経て次なる航海に向けてルフィは再び旅立つのだった。

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