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休めない国、ニッポン<本当は怖いドラえもん>

今回は祝祭日を中心として、いわゆる休む日についての必要性とそれに対してあえて述べるならばの“弊害”について、このお話を中心に述べたいと思う。
 
ぐうたらの日(てんとう虫コミックス第14巻)
6月にどうして祝日がないかと嘆いているのび太くんだったが。ドラえもんが日本標準カレンダーを出して、明日ぐうたらと働かなくていい日をと定め、その翌日休みとなったのだが。いざ休日でみんなで遊ぼうにとするもみんな外に出たがらず、途中お腹が減ってしまうも、ご飯を作ることもままならず、結局祝日を解除してしまったそうな。
~このお話は勤労感謝の日にちなんでぐうたらの日を制定して休もうとして、かえって面倒に巻き込まれたお話であり、我らがF先生もたまにはぐうたらと休んでいきたいと思いこのお話を創られれたが、オチ的にこういった笑い話に落ち着いたとか。
ちなみにユダヤ人では安息日という宗教上のしきたりがあり、その日は一切の労働等の行動をしてはならないというのがあり。藤子F先生がそれを知ったかは知らないけれど、なにもしないことのいわゆる弊害をめぐってはユダヤ人の人たちと他の人たちとの衝突等もお話にもつながっているかなと思う。
 
祝祭日をふやそう(旧々アニメ版オリジナル)
今年のゴールデンウイークでは休日が飛び飛びなのを憂えたのび太くん、そこでみんなを呼んでポータブル国会を使って飛び飛びの日に祝祭日を定めて休もうとするも、結局みんながみんな勝手に祝日を定めようとしてかえって道具が壊れてしまい祝日どころじゃなかったそうな。
~このお話は当時(80年代半ばまで)のゴールデンウイークを風刺したお話ともいえ、休日になったらどんな日がいいかということでお話が進んだけれど、いつも通りのズッコケオチはともかく、実際の国会での法改定でGWにおいての休日で飛び石の状態が解消されたこともやはり興味深い。
 
それらのお話において子供の感性から祝祭日は(学校が)休みの日といったところだろうけれど、大人の理屈としてはそもそも休日については実際の社会生活に適合させなければならない。
例えばかつてのコンビニ24時間営業についても、時間帯ごとの店員の交代で成り立っているのは周知のことだろうが、規模も小さい店ではそれがままならず、下手をすれば本当に四六時中店に立たなければならない事態にもなり現在大きな社会問題になっているだろう。
つまりは平日に仕事をこなし休日に余暇なり休息を取る人があれば、休日の社会システムを維持するために働く人だっている。その人も平日の他の日にお休みを取っているだろうと思うけれど。たしかに週に1日は休日を取った高度成長期では一週間ぶっ通しで仕事をしている人もいただろうけれど。
さておき社会全体が休んでしまったら社会も死んでしまうも同然である。つまりは安易に国家システムをいじくると、とんでもない結果になりますよ、とある意味常識論をマンガで表現したお話ということで。

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